問題点パワポ版

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&bold(){問題点の指摘} &bold(){(1)調査対象に問題がある} &bold(){高校三年生が大半である(3年生が125名、2年生が46名)} 高校三年生の11月といえば、一般的には進路に関して特に大きなストレスがかかるが、このストレスが学校適応感に不必要な影響を及ぼす可能性がある。 ⇒このストレスは、全生徒に等しくかかるものではなく、おかれた状況(進学就職等進路の違い、推薦の決定、進学であれば大学のレベル等々)によって違いが出てくる。 ⇒今回用いられた「学校適応感尺度」は進路意識のみでなく、「友人関係」「教師関係」「規則への態度」等も尺度に織り込まれており、ひとつの尺度の影響が大きく出ることは好ましくないはず。 &bold(){まとめと課題において、「今回は、ごく普通に学校生活を営んでいる比較的健康な高校生の適応感とPRASの関係を論じ…」(p.191)と述べている。} ⇒そもそも「ごく普通」「比較的健康」の定義があいまい。 ⇒方法の調査対象の項から、調査対象を選ぶにあたり、身体的・精神的健康に関して全く考慮されていないことがわかる。 &bold(){(2)下位尺度の解釈方法についての問題} 結果と考察において、「適応援助は親の他人や外的環境との共存思考を表している」と書かれている。 ⇒谷井・上地が1993年にPRASを作成した際には、適応援助を”「子供が新しい経験や状況に出会った時親がそれを援助する傾向を示」す因子(p20)”と定義しており、どうすれはこの解釈が導き出せるのか疑問。 &bold(){(3)使用する尺度の問題} 本来5件法として構成された学校環境適応感尺度を、PRASの回答方法とあわせるため3件法に変更して使用している。 ⇒5件法を3件法に変更することで、データの散らばりが小さくなることなどが予想される。 ⇒信頼性を検討する必要があるのでは。

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