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**0. イントロ 本日は座標系についての説明と統計データのダウンロードを行います。 **1. 前回の復習 前回の授業で取り込んだ活断層のデータを、add vector rayerのアイコンをクリックして画面に表示させます。表示し終わったら、活断層がどのような地形の場所にあるのかを確認してください。 例えば、dem・coast・faultsの3つをチェックしておき、他のもののチェックははずしておきます。(活断層を見やすいようにpropertyで2・3ポイントまで線を太くさせると良いです。) さらにaspectにチェックを入れ、透明度を変えてみます。aspectの上にdemをのせ、さらにその上にfaultsをのせます。すると山や谷、山と谷の境目に活断層が多いことが分かります。 さらに自分で工夫をして、どのような傾斜方向に活断層が集中しているかを見てみてください。 **2.統計データのダウンロード 今回はプリントを配布しました。 「統計GISプラザ」http://gisplaza.stat.go.jp/GISPlaza/にアクセスします。ここには過去の国勢調査のデータが置いてあります。画面内の「データをダウンロードする」をクリックします。 ここで別ブラウザを立ち上げて、授業のwikiページへアクセスします。 左の「データ」→「2007-12-13」の順にクリックします。ページの下の方に添付ファイル h12ka24201.dbf h12ka24201.shp h12ka24201.shx の3つがあると思います。 これらのファイルはC:¥GRASS¥DATAに保存しておきます。 ここで「統計GISプラザ」に戻ります。 データの取り方を説明します。しかし今回は既にデータがwiki上にありますので、上のデータの保存のみで結構です。 step1:「地域選択」→三重県の上でクリック→「市区町村・合併市区町村」で「津市」をクリックします。すると、画面右の地図の該当部分が赤く色づけされます。 画面右下の「次へ」をクリックして次のステップに移ります。 step2:「集計表選択」→「項目階層」のところで「平成12年国勢調査(人口)」の5つすべてにチェックを入れます。 右のstep3で、「統計データの「-」及び「Null値(空白)」の取扱い」のところで「-」及び「Null値(空白)」にチェックが入っていることを確認したうえで、「確定」をクリックします。 **3. 測地系についての説明 細かい内容に関しては配布したプリントを見ていただければいいかと思います。 □ポイント□ ・多くのデータはshape形式、世界測地系の方が良い。 ・shape形式…ある企業(ESRI)が作った形式 ・XML形式…日本が決めた形式(HTMLの拡張系で、地理情報だけでなくHTMLでも使える形式) 測地系 ・世界測地系…1984年に設定され(WGS84)、現在も使われている ・日本測地系…2000年まで日本で使われていた(ベッセル楕円体) 座標系 ・緯度経度 ・UTM(汎用横メルカトル)座標…縮尺:1/(25000~200000)  地形図、地勢図として利用されている **4.ファイルの確認と表示 Open mapset でLocationをMieにして、ロケーションを設定します。 Open Grass toolsのアイコンをクリックし、一番上にあるGrass Shellを起動させます。 ここでこのプロンプト(shell)画面は置いておいて、Import vectorの上から2番目をクリックします。 v.in.ogrの説明を見てみます。「手動」をクリックし、下のEXAMPLESを見ます。 shellに戻って、自分が今どこにいるのかを確認します。 pwd 今いる場所から移動します。 cd /c/GRASS/DATA 「DATA」の中身を確認します。 ls さきほどダウンロードした3つのファイル名を見つけることができれば大丈夫です。 ※ 「ls」はファイルを移動するごとに行う習慣を身につけるとよいです。 v.in.ogr -e dsn=. layer=h12ka24201 out=tsu location=Tsu -o コマンドの説明をします。 「新たにロケーションをつくる」=「-e」 「.」は自分が今いる場所を表しており、さらに「..」は1つ上の階層を意味します。 ここではC¥GRASSがこれにあたります。「dsn」はファイルのある場所、「layer」は元データを表しています。shellを終えます。 exit 最後に、画像を表示させてみます。 open mapsetで位置を「Tsu」にしますが、この時点ではmapsetには「permanent」しか存在しないはずです。 Add GRASS vector layerで「tsu」を選択して「了解」をクリックします。 すると、画面に画像を表示させることができます。 さらにIdentify featuresで地図の紫色の部分をクリックすれば、その場所についてのさまざまな情報を見ることができます。 今回の作業は以上です。お疲れ様でした。
**0. イントロ 本日は座標系についての説明と統計データのダウンロードを行います。 **1. 前回の復習 前回の授業で取り込んだ活断層のデータを、add vector rayerのアイコンをクリックして画面に表示させます。表示し終わったら、活断層がどのような地形の場所にあるのかを確認してください。 例えば、dem・coast・faultsの3つをチェックしておき、他のもののチェックははずしておきます。(活断層を見やすいようにpropertyで2・3ポイントまで線を太くさせると良いです。) さらにaspectにチェックを入れ、透明度を変えてみます。aspectの上にdemをのせ、さらにその上にfaultsをのせます。すると山や谷、山と谷の境目に活断層が多いことが分かります。 さらに自分で工夫をして、どのような傾斜方向に活断層が集中しているかを見てみてください。 **2.統計データのダウンロード 今回はプリントを配布しました。 「統計GISプラザ」http://gisplaza.stat.go.jp/GISPlaza/にアクセスします。ここには過去の国勢調査のデータが置いてあります。画面内の「データをダウンロードする」をクリックします。 ここで別ブラウザを立ち上げて、授業のwikiページへアクセスします。 左の「データ」→「2007-12-13」の順にクリックします。ページの下の方に添付ファイル h12ka24201.dbf h12ka24201.shp h12ka24201.shx の3つがあると思います。 これらのファイルはC:¥GRASS¥DATAに保存しておきます。 ここで「統計GISプラザ」に戻ります。 データの取り方を説明します。しかし今回は既にデータがwiki上にありますので、上のデータの保存のみで結構です。 step1:「地域選択」→三重県の上でクリック→「市区町村・合併市区町村」で「津市」をクリックします。すると、画面右の地図の該当部分が赤く色づけされます。 画面右下の「次へ」をクリックして次のステップに移ります。 step2:「集計表選択」→「項目階層」のところで「平成12年国勢調査(人口)」の5つすべてにチェックを入れます。 右のstep3で、「統計データの「-」及び「Null値(空白)」の取扱い」のところで「-」及び「Null値(空白)」にチェックが入っていることを確認したうえで、「確定」をクリックします。 **3. 測地系についての説明 細かい内容に関しては配布したプリントを見ていただければいいかと思います。 □ポイント□ ・多くのデータはshape形式、世界測地系の方が良い。 ・shape形式…ある企業(ESRI)が作った形式 ・XML形式…日本が決めた形式(HTMLの拡張系で、地理情報だけでなくHTMLでも使える形式) 測地系 ・世界測地系…1984年に設定され(WGS84)、現在も使われている ・日本測地系…2000年まで日本で使われていた(ベッセル楕円体) 座標系 ・緯度経度 ・UTM(汎用横メルカトル)座標…縮尺:1/(25000~200000)  地形図、地勢図として利用されている **4.ファイルの確認と表示 Open mapset でLocationをMieにして、ロケーションを設定します。 Open Grass toolsのアイコンをクリックし、一番上にあるGrass Shellを起動させます。 ここでこのプロンプト(shell)画面は置いておいて、Import vectorの上から2番目をクリックします。 v.in.ogrの説明を見てみます。「手動」をクリックし、下のEXAMPLESを見ます。 shellに戻って、自分が今どこにいるのかを確認します。 pwd 今いる場所から移動します。 cd /c/GRASS/DATA 「DATA」の中身を確認します。 ls さきほどダウンロードした3つのファイル名を見つけることができれば大丈夫です。 ※ 「ls」はファイルを移動するごとに行う習慣を身につけるとよいです。 v.in.ogr -e dsn=. layer=h12ka24201 out=tsu location=Tsu -o コマンドの説明をします。 「新たにロケーションをつくる」=「-e」 「.」は自分が今いる場所を表しており、さらに「..」は1つ上の階層を意味します。 ここではC¥GRASSがこれにあたります。「dsn」はファイルのある場所、「layer」は元データを表しています。shellを終えます。 exit 最後に、画像を表示させてみます。 open mapsetで位置を「Tsu」にしますが、この時点ではmapsetには「permanent」しか存在しないはずです。 Add GRASS vector layerで「tsu」を選択して「了解」をクリックします。 すると、画面に画像を表示させることができます。 #ref(Image8-1.jpg,,width=400) さらにIdentify featuresで地図の紫色の部分をクリックすれば、その場所についてのさまざまな情報を見ることができます。 今回の作業は以上です。お疲れ様でした。

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