「2008-1-24:三重県大紀町錦地区の避難経路」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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*データの取り込み
**1.データの取得
今回新しく使用するデータが[[2008-01-24]]にUPされていますので,ダウンロードしてください.
また,同じ名前のデータなどもありますので,これを期にデータの整理もしておいた方が良いと思います.
Networkというフォルダを新規作成してそこに今日のデータを格納してください.
**2.ロケーションの作成
[New Mapset]>
#ref(new_mapset.jpg,,width=300)
Create new location[Network]>投影法>
#ref(new_location.jpg,,width=300)
Project Coordinate System>Tranverse Mercator>Tokyo / Japan Plane Rectangular CS VI>N:-197150 S:-198650 W:36600 E:37600>
マップセット名>Finish!
**3.シェイプファイルの取り込み
GRASS Tools>GRASS shell
まず,[cd]を使って,データの保存したディレクトリを選択します.
私の場合はドライブCの[GRASS\Data\Network]にデータを収納していますので,
>c:\GRASS\Data\Network
と入力します.
続いて[v.in.ogr]でデータを取り込みます.
>v.in.ogr -o dsn=. layer=road out=road
>v.in.ogr -o dsn=. layer=house out=house
>v.in.ogr -o dsn=. layer=coast out=coast
>v.in.ogr -o dsn=. layer=evac out=evac
#ref(shp.jpg,,width=500)
データの入力が終わったら表示させてみましょう.
[Add GRASS vecter layer]をクリックして表示させてください.
#ref(add.jpg,,width=500)
#ref(Image11-1.jpg,,width=500)
*ネットワーク解析
**1.避難所と道路をつなぐ
ネットワーク解析をするために,道路と避難所をつなぐ必要があります.
道路と避難所がつながってないと,解析ができないからです.
まず,どの避難所が何番の避難所であるのかを見てみましょう.
凡例の[evac]を右クリックして,プロパティを開き,ラベルを表示させてみましょう.
#ref(Image11-3.jpg,,width=500)
どうやら番号は下の方から順に振られているようです.
道路と避難所をつなぐために,この2つのレイヤーを1つのレイヤーにします(現在の状態は[evac],[road]という2つのレイヤーに分かれています).
まず,避難所のレイヤーのコピーを作成します.
>v.category evac out=evac2 layer=2 op=add
#ref(make_evac2.jpg,,width=400)
作成したevac2には2つのレイヤーがあります(layer=2なので).
しかし,カテゴリー番号は1つ目のレイヤーにしかコピーされていません.
そこで,2つ目のレイヤーにもカテゴリー番号をコピーします.
>v.category evac2 layer=1,2 op=print
#ref(cp_category.jpg,,width=500)
では,roadとevac2を1つのレイヤーにします.
>v.patch in=road,evac2 out=road_evac
一度表示させてみましょう.
[Add GRASS vecter layer]でroad_evacを選択します.
このとき,レイヤが3つあることを確認してください.
これは,
||layer||
|BGCOLOR(pink):road|BGCOLOR(pink):1||
|house|1||
|coast|1||
|evac|1||
|BGCOLOR(pink):evac2|BGCOLOR(pink):1|BGCOLOR(pink):2|
#ref(v.patch.jpg,,width=500)
ところで,ここで一度,エクスプローラを使ってドライブCにあるGRASS\Network\vecter\dbfを見てましょう.
実は,先程作ったroad_evacはdbfに名前がありません.
これから行っていく解析にはデータベースが必要なので,v.db.connectを使ってデータベースをつなぎます.
>v.db.connect road_evac table=road layer=1 key=cat
>v.db.connect road_evac table=evac2 layer=2 key=cat
#ref(v.db.connect.jpg,,width=500)
今日はこれでおしまいです。
*データの取り込み
**1.データの取得
今回新しく使用するデータが[[2008-01-24]]にUPされていますので,ダウンロードしてください.
また,同じ名前のデータなどもありますので,これを期にデータの整理もしておいた方が良いと思います.
Networkというフォルダを新規作成してそこに今日のデータを格納してください.
**2.ロケーションの作成
今回は新しくNetworkというロケーションを作成します.
まず,[New Mapset]をクリックし,Create new locationを選択,名前を[Network]として入力してください.
#ref(new_mapset.jpg,,width=300)
続いて,投影法を選択します.
#ref(new_location.jpg,,width=300)
真ん中にある[Project Coordinate System]の左にある+マークをクリックします.
続いて,[Tranverse Mercator]の中にある[Tokyo / Japan Plane Rectangular CS VI]を選択し,NEXTをクリックしてください.
すると,コーディネートの選択画面が出てきますので,そこに東西南北の座標値を入力します.
>N:-197150
>S:-198650
>W:36600
>E:37600
NEXTをクリックしたら,続いてマップセット名(自分のユーザー名です)を入力しFinish!
以上でロケーションの設定は終わりです.
**3.シェイプファイルの取り込み
GRASS Tools>GRASS shell
まず,[cd]を使って,データの保存したディレクトリを選択します.
私の場合はドライブCの[GRASS\Data\Network]にデータを収納していますので,
>c:\GRASS\Data\Network
と入力します.
続いて[v.in.ogr]でデータを取り込みます.
>v.in.ogr -o dsn=. layer=road out=road
>v.in.ogr -o dsn=. layer=house out=house
>v.in.ogr -o dsn=. layer=coast out=coast
>v.in.ogr -o dsn=. layer=evac out=evac
#ref(shp.jpg,,width=500)
データの入力が終わったら表示させてみましょう.
[Add GRASS vecter layer]をクリックして表示させてください.
#ref(add.jpg,,width=500)
#ref(Image11-1.jpg,,width=500)
*ネットワーク解析
**1.避難所と道路をつなぐ
ネットワーク解析をするために,道路と避難所をつなぐ必要があります.
道路と避難所がつながってないと,解析ができないからです.
まず,どの避難所が何番の避難所であるのかを見てみましょう.
凡例の[evac]を右クリックして,プロパティを開き,ラベルを表示させてみましょう.
#ref(Image11-3.jpg,,width=500)
どうやら番号は下の方から順に振られているようです.
道路と避難所をつなぐために,この2つのレイヤーを1つのレイヤーにします(現在の状態は[evac],[road]という2つのレイヤーに分かれています).
まず,避難所のレイヤーのコピーを作成します.
>v.category evac out=evac2 layer=2 op=add
#ref(make_evac2.jpg,,width=400)
作成したevac2には2つのレイヤーがあります(layer=2なので).
しかし,カテゴリー番号は1つ目のレイヤーにしかコピーされていません.
そこで,2つ目のレイヤーにもカテゴリー番号をコピーします.
>v.category evac2 layer=1,2 op=print
#ref(cp_category.jpg,,width=500)
では,roadとevac2を1つのレイヤーにします.
>v.patch in=road,evac2 out=road_evac
一度表示させてみましょう.
[Add GRASS vecter layer]でroad_evacを選択します.
このとき,レイヤが3つあることを確認してください.
これは,
||layer||
|BGCOLOR(pink):road|BGCOLOR(pink):1||
|house|1||
|coast|1||
|evac|1||
|BGCOLOR(pink):evac2|BGCOLOR(pink):1|BGCOLOR(pink):2|
#ref(v.patch.jpg,,width=500)
ところで,ここで一度,エクスプローラを使ってドライブCにあるGRASS\Network\vecter\dbfを見てましょう.
実は,先程作ったroad_evacはdbfに名前がありません.
これから行っていく解析にはデータベースが必要なので,v.db.connectを使ってデータベースをつなぎます.
>v.db.connect road_evac table=road layer=1 key=cat
>v.db.connect road_evac table=evac2 layer=2 key=cat
#ref(v.db.connect.jpg,,width=500)
今日はこれでおしまいです。