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*●前回までのデータから,各集水域の平均標高と傾斜を求める. Quantum GISを開き,open mapset から mie_central_planeを開く. grass toolのshell-GRASS shellを使用する. **各集水域の平均標高を求めるための操作 コマンドstatisticsを使い,それぞれの平均標高値の計算を行う. その過程で,rasterデータbasin_10Kとdemから,各集水域の平均標高値のrasterデータのdem_avgを作成する. 手順 shell-GRASS shellを開き,以下のコマンドを入力する. r.statistics base=basin_10K cover=dem method=average out=dem_avg もしくは r.statistics ba=basin_10K co=dem me=average out=dem_avg "basin_10K"のKは作成時の通り大文字で入力してください. 以上の操作でrasterデータのdem_avgが作成される. また作成されたかどうか確認のため以下のコマンドを入力し, g.list rast dem_avgが表示されるか確認する. Quantum GISでbasin_10Kとdem_avgを表示させる. dem_avgを反転させ,Identify Featuresでクリック. mapをクリックすると… **平均標高ではなく,カテゴリー番号が表示されてしまう! <categoryではなく,labelを表示させる> shellで以下のコマンドを入力する. r.category dem_avg 以下の結果が表示される. 16 5.9509… 18 30.7013… ・   ・ ・   ・ ・   ・ 36 270.2065… この,左側がcategory,右側がlabelになっている. 今,Quantum GIS上ではcategoryが表示されるので,labelの値が表示されるようにしたい. コマンドmapcalc(地図代数)を使い,categoryをlabelに変換する. shellで以下のコマンドを入力する. r.mapcalc "dem_avg_by_basin=@dem_avg" ここで,@はcategoryからlabelへの変換を意味している. 新しくrasterデータのdem_avg_by_basinを作成したので, g.list rast で確認する. Quantum GISでdem_avg_by_basinを表示. 表示された図の色を変えたいときは,dem_avg_by_basinをダブルクリックし,プロパティで変えられる.今回はグレーから原色に変えた. 先ほどのcategoryとlabelの表(?)をファイルとして保存する. shellで以下のコマンドを入力する. pwd    今自分のいるところを表示 cd /C/GRASS/data  /C/GRASS/dataへ移動 r.category dem_avg > dem_avg これで/C/GRASS/dataに,dem_avgが作成された. ls で,ファイルがあるか確認. less dem_avg で,dem_avgの中身が見れる.終わるときはqを押す. **各集水域の傾斜を求めるための操作 /C/GRASS/dataから,さっきいたところに戻る. shellで以下のコマンドを入力する. r.statistics base=basin_10K cover=slope method=average out=slope_avg すると,エラーが出る. これは,slopeのデータが小数の形で,計算できないからである. 先ほどのdemのデータは,整数なので計算できた. まず,slopeの値を整数に直す. shellで r.mapcalc "slope_int=round(slope)" と入力する. ここで,ruondは四捨五入の意味である. g.list rast でslope_intが出来ているか確認. これで,slopeの値が整数になったので,shellで r.statistics base=basin_10K cover=slope_int method=average out=slope_int_avg と入力する. g.list rast でslope_int_avgが出来ているか確認. 標高のときと同様に,categoryではなくlabelを表示させたいので,shellで r.mapcalc "slope_avg_by_basin=@slope_avg" と入力. g.list rast でslope_avg_by_basinが出来ているか確認. Quantum GISでslope_avg_by_basinを表示. Identify Featuresでクリックすれば,傾斜が表示される.
*●前回までのデータから,各集水域の平均標高と傾斜を求める. Quantum GISを開き,open mapset から mie_central_planeを開く. grass toolのshell-GRASS shellを使用する. **各集水域の平均標高を求めるための操作 コマンドstatisticsを使い,それぞれの平均標高値の計算を行う. その過程で,rasterデータbasin_10Kとdemから,各集水域の平均標高値のrasterデータのdem_avgを作成する. 手順 shell-GRASS shellを開き,以下のコマンドを入力する. r.statistics base=basin_10K cover=dem method=average out=dem_avg もしくは r.statistics ba=basin_10K co=dem me=average out=dem_avg "basin_10K"のKは作成時の通り大文字で入力してください. 以上の操作でrasterデータのdem_avgが作成される. また作成されたかどうか確認のため以下のコマンドを入力し, g.list rast dem_avgが表示されるか確認する. Quantum GISでbasin_10Kとdem_avgを表示させる. dem_avgを反転させ,Identify Featuresでクリック. mapをクリックすると… ***平均標高ではなく,カテゴリー番号が表示されてしまう! <categoryではなく,labelを表示させる> shellで以下のコマンドを入力する. r.category dem_avg 以下の結果が表示される. 16 5.9509… 18 30.7013… ・   ・ ・   ・ ・   ・ 36 270.2065… この,左側がcategory,右側がlabelになっている. 今,Quantum GIS上ではcategoryが表示されるので,labelの値が表示されるようにしたい. コマンドmapcalc(地図代数)を使い,categoryをlabelに変換する. shellで以下のコマンドを入力する. r.mapcalc "dem_avg_by_basin=@dem_avg" ここで,@はcategoryからlabelへの変換を意味している. 新しくrasterデータのdem_avg_by_basinを作成したので, g.list rast で確認する. Quantum GISでdem_avg_by_basinを表示. 表示された図の色を変えたいときは,dem_avg_by_basinをダブルクリックし,プロパティで変えられる.今回はグレーから原色に変えた. 先ほどのcategoryとlabelの表(?)をファイルとして保存する. shellで以下のコマンドを入力する. pwd    今自分のいるところを表示 cd /C/GRASS/data  /C/GRASS/dataへ移動 r.category dem_avg > dem_avg これで/C/GRASS/dataに,dem_avgが作成された. ls で,ファイルがあるか確認. less dem_avg で,dem_avgの中身が見れる.終わるときはqを押す. **各集水域の傾斜を求めるための操作 /C/GRASS/dataから,さっきいたところに戻る. shellで以下のコマンドを入力する. r.statistics base=basin_10K cover=slope method=average out=slope_avg すると,エラーが出る. これは,slopeのデータが小数の形で,計算できないからである. 先ほどのdemのデータは,整数なので計算できた. まず,slopeの値を整数に直す. shellで r.mapcalc "slope_int=round(slope)" と入力する. ここで,ruondは四捨五入の意味である. g.list rast でslope_intが出来ているか確認. これで,slopeの値が整数になったので,shellで r.statistics base=basin_10K cover=slope_int method=average out=slope_int_avg と入力する. g.list rast でslope_int_avgが出来ているか確認. 標高のときと同様に,categoryではなくlabelを表示させたいので,shellで r.mapcalc "slope_avg_by_basin=@slope_avg" と入力. g.list rast でslope_avg_by_basinが出来ているか確認. Quantum GISでslope_avg_by_basinを表示. Identify Featuresでクリックすれば,傾斜が表示される.

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