「2011-11-17:旧津市内の避難所のデータ(CSVファイル)と道路のデータ(平面直角座標系)の使用」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

2011-11-17:旧津市内の避難所のデータ(CSVファイル)と道路のデータ(平面直角座標系)の使用」(2011/11/30 (水) 17:14:33) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*避難所のデータ(CSVファイル)と道路のデータ(平面直角座標系)を用いる **避難所.csvと道路.zipをダウンロードする 授業中に津市内の避難所のデータ(避難所.csv)と道路のデータ(道路.zip)を配布しました。今回はそれを使って解析していきます。 ここで出て来るCSVとは、comma separated valueの略称で、コンマ(,)で区切られたデータのことです。 **CSVファイルをQGISで表示する + 上方のメニューの「レイヤ」をクリックする。 + 「デリミティッドテキストレイヤの追加」を選択する。&ref(1.png) + 上の方にある、ファイル名の欄の「参照」をクリックして、「避難所.csv」を選択する。 + 「選択されたデリミタ」で「カンマ」にチェックを入れる。 + Xフィールドが「Longitude」、Yフィールドが「Latitude」になっていることを確認する。&ref(2.png) + OKをクリックすると避難所.csvが地図上に示される。 #ref(3.png) **道路の表示 + 道路.zipを解凍する。 + QGISに戻り、ベクタレイヤの追加&ref(4.png)をクリックする。 + 「ブラウズ」をクリックし、「道路」のフォルダ内の道路_面.shpを開く。 上記の作業では、「道路_面」は地図上に表示されません。なぜでしょう。 それは、座標系が関係しています。「道路_面」以外のデータは緯度経度座標系で示されています。それに対して、「道路_面」は平面直角座標系が用いられています。この座標系の違いにより、「道路_面」が表示されません。 では、「道路_面」の表示は諦めなければならないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。QGISには、座標系の異なるデータを表示する機能がちゃんと備わっています。次の方法を採ると、緯度経度座標系の地図上に平面直角座標系のデータを表示することができます。 + 上方メニューの「設定」から「プロジェクトのプロパティ」を選択する。&ref(5.png) + 「座標参照系(CRS)」のタブを選択する。 + もしくは、画面の一番右下にある&ref(6.png)をクリックすると同様の画面が現れる。 + 「'オンザフライ'CRS変換を有効にする」のチェックボックスにチェックする。 + JGD2000の座標系を選択する。 + OKをクリックする。 + QGISの左の方の、レイヤパネル中の道路_面をダブルクリックし、レイヤプロパティを出す。 + 「一般情報」のタブをクリックする。 + CRSの設定&ref(8.png)をクリックする。 + JGD2000 / Japan Plane Rectangular CS VIを選択する(平面直角座標系を選択する)。 + OKをクリックする。&ref(9.png) + 道路が表示される。 #ref(10.png) この状態でQGISを保存する。名前は「20111117.qgs」にしました。 今日はここまでです。お疲れ様でした。
*避難所のデータ(CSVファイル)と道路のデータ(平面直角座標系)を用いる **避難所.csvと道路.zipをダウンロードする 授業中に津市内の避難所のデータ(避難所.csv)と道路のデータ(道路.zip)を配布しました。今回はそれを使って解析していきます。 ここで出て来るCSVとは、comma separated valueの略称で、コンマ(,)で区切られたデータのことです。 **CSVファイルをQGISで表示する + 上方のメニューの「レイヤ」をクリックする。 + 「デリミティッドテキストレイヤの追加」を選択する。&ref(1.png) + 上の方にある、ファイル名の欄の「参照」をクリックして、「避難所.csv」を選択する。 + 「選択されたデリミタ」で「カンマ」にチェックを入れる。 + Xフィールドが「Longitude」、Yフィールドが「Latitude」になっていることを確認する。&ref(2.png) + OKをクリックすると避難所.csvが地図上に示される。 #ref(3.png) **道路の表示 + 道路.zipを解凍する。 + QGISに戻り、ベクタレイヤの追加&ref(4.png)をクリックする。 + 「ブラウズ」をクリックし、「道路」のフォルダ内の道路_面.shpを開く。 上記の作業では、「道路_面」は地図上に表示されません。なぜでしょう。 それは、座標系が関係しています。「道路_面」以外のデータは緯度経度座標系で示されています。それに対して、「道路_面」は平面直角座標系が用いられています。この座標系の違いにより、「道路_面」が表示されません。 では、「道路_面」の表示は諦めなければならないのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。QGISには、座標系の異なるデータを表示する機能がちゃんと備わっています。次の方法を採ると、緯度経度座標系の地図上に平面直角座標系のデータを表示することができます。 + 上方メニューの「設定」から「プロジェクトのプロパティ」を選択する。&ref(5.png) + 「座標参照系(CRS)」のタブを選択する。 + もしくは、画面の一番右下にある&ref(6.png)をクリックすると同様の画面が現れる。 + 「'オンザフライ'CRS変換を有効にする」のチェックボックスにチェックする。 + JGD2000の座標系を選択する。 + OKをクリックする。 + QGISの左の方の、レイヤパネル中の道路_面をダブルクリックし、レイヤプロパティを出す。 + 「一般情報」のタブをクリックする。 + &ref(8.png)をクリックする。 + JGD2000 / Japan Plane Rectangular CS VIを選択する(平面直角座標系を選択する)。 + OKをクリックする。&ref(9.png) + 道路が表示される。 #ref(10.png) この状態でQGISを保存する。名前は「20111117.qgs」にしました。 今日はここまでです。お疲れ様でした。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: