測地系,座標系,投影法の変換,流域解析


今までは緯度・経度座標系(X,Y)で行っていたが,変換を行いたい.
前期の授業(地理情報システム学2)の測地系のところを呼んで勉強しておくこと.
Moodleに上がっている.

今回の授業では,緯度・経度座標系→平面直角座標系←横メルカトール
測地系は日本測地系→世界測地系
に変換する.

Geographic Coordinate Systems = 緯度・経度座標系


今回は緯度経度測地系以外の平面直角座標系なので
Projected Coordinate Systems

Transverse MercatorのJGD2000/Japan Plane Rectangular Id:417

QGIS SRSID: 417
PostGIS SRID: 2448
  1. proj=tmerc +lat_0=36 +lon_0=136 +k=0.9999 +x_0=0 +y_0=0 +ellps=GRS80 +towgs84=0,0,0,0,0,0,0 +units=m +no_defs

平面直角座標第Ⅵ系,原点(136°E,36°N)



QGIS上で設定のProject Propatyで
Projected Coordinate Systems

Transverse MercatorのJGD2000/Japan Plane Rectangular Id:417
  1. proj=tmerc +lat_0=36 +lon_0=136 +k=0.9999 +x_0=0 +y_0=0 +ellps=GRS80 +towgs84=0,0,0,0,0,0,0 +units=m +no_defs
の部分をコピーして
設定のCustam Projectionのテストの中のパラメーターの欄に貼り付け
そして,今回扱う範囲(リージョン)の各点の計算を行う
35N,136E (0,-110939)
35N,137E (91281,-110482)
34N,136E (0,-221859)
34N,137E (92377,-221408)

だが,細かい値は今回必要ないので
北-110000,南-221000,西0,東90000
にする


座標系を変えるので,新しくMAPSETを作成する
location nameはMie_central_plane
にする

投影法はProject Propatyで
Projected Coordinate Systems

Transverse MercatorのJGD2000/Japan Plane Rectangular Id:417
にする(探し方として,下のほうにあるSerchの欄にQGIS SRSIDにチェックして417と入力すると出てくる)

リージョンを先ほど決めた値を入力して
マップセットは前回と同じにしておく(変更すると,不具合が起こることがある)


完了したら,open grass toolsのshellを開いて
g.region -p
を入力して確認する
レゾリューションがデフォルトだと90mぐらいになっているから変更したい
g.region -p res=50
でneres,ewresが50になってるか確認する
レゾリューションを今回変更した50mを名前をつけて保存する
g.region save=Mie_central
これで,50mのレゾリューションが保存された

前のロケーションから新しいロケーションに同じラスターを作る
r.proj in=dem lo=Mie_central

r.proj complete
と,出てきたら
g.list rast
で,demというラスターができているか確認する
そして表示する
スケールバーが出ていない人はプラグインのプラグインマネージャーで
スケールバーにチェックを入れる
縮尺の単位がmでない人は設定のproject propatyの一般で変更する

r.slope.aspect el=dem sl=slope as=aspect
で,demからslopeとaspectを作成する

しかし,前のロケーションで作成したのと違うので,
demの情報を見てみる
r.info dem
demの中身が見れる

すると,標高の最大値が65534なので
この値をnull値にする
r.null dem set=65534
すると
r.info dem
で確認すると
標高の最大値が1690という現実的な値になった
なので
r.slope.aspect el=dem sl=slope as=aspect --o
で,slopeとaspectを上書きする

で,新しいレイヤーを表示して透過度を変更して遊んでください

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最終更新:2008年11月04日 17:20