●前回までのデータ

前回までに作成したデータは以下のものです。

dem :標高
slope :傾斜
aspect : 傾斜方向
accum_10K : 水が流れているセルを数える
drain_10K : 水が流れ出す方向
basin_10K : 支流
streams : 実際の川の流れ
streams_dtl : r.mapcalcでaccum_10Kに与えた条件を満たすcellを抽出



●今週、来週の授業内容

今週は、前回に引き続き流域解析を行いました。

<流域解析>


1.flowらしきcall→flowを明確に表現 
   細線化する(rasterのデータ)
2.raster→vectorに変換
3.各支流の集水域のarea,bowndary等の抽出
            ↓
       raster→polygon
4.1)雲出川水系を形成する集水域のみを抽出(再分類:reclass)
  2)他の水系の集水域を排除(MASKをかける)

●実践


1.QGISを立ち上げる
 →GRASS Tools → shell -GRASS shell

r.thin in=stream_dtl out=stream_thin:細線化

r.to.vect -s in=stream_thin out=stream:rasterデータをvectorに変換

  既に存在するファイルに上書きする場合  --o

g.list vect:vectorデータが出来ているか確認

r.to.vect -s in=basin_10K out=basin_10K feat=area :basin_10Kをvectorデータに変換する


2.レイヤで表示する
●rasterデータ
aspect
basin_10K
stream_dtl
●vectorデータ
stream
basin_10K
Propertiesで透明度や色を調節

3.1)aspectのチェックをはずして、basin_10Kを反転させる。
  2)Identify Featuresをクリック
  3)mapをクリックすると、バンドにそれぞれ独自の番号が表示される。

課題:雲出川流域のバンドナンバーを調べてくる!

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最終更新:2008年12月09日 15:51
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