2つ以上の制海ユニット・航空母艦あるいは輸送ユニットを用いて艦隊を編成することができる。
艦隊には戦闘艦隊(Fleet)と輸送船団護衛艦隊(Convoy)の2種があり、
それぞれ役割、性質及び仕様が異なる。
艦隊の編成に関するコマンド規則については使用コマンドの項を参照

戦闘艦隊(Fleet) [#qa74ff1f]

軍事ユニット(駆逐艦・巡洋艦・航空母艦)のみで編成することができる。
旗艦には愛称が付けられていなければならない。

艦隊編成例:
<艦隊編成>艦隊名:アストレイ空母戦闘群
旗艦:アストレイ
2.MLO-CG-Y-03
3.MLO-CG-Y-04
4.MLO-DD-X-01
5.MLO-DD-X-02

上記のコマンドによって戦闘艦隊を編成することができる。

<移動>コマンド [#j365ee2e]

<移動>コマンドによって艦隊全体を移動させることが可能となる。

<移動>アストレイ空母戦闘群、右上

指定した戦闘艦隊の全てのユニットが艦隊を維持したまま右上の海域に移動する。
ただし、艦隊を移動させる場合の移動力は、該当艦隊に所属するユニットのうち最も移動力の低いユニットに従う。
この艦隊の場合は移動力1である駆逐艦・空母の移動力に従い、移動力1となる。
(全て移動力2の巡洋艦で戦闘艦隊を編成した場合は、移動力2の艦隊となる)

また、旗艦に<移動>コマンドを与えた場合も、艦隊全体への命令となる。

一方、戦闘艦隊に所属する旗艦ではないユニットに対し個別に<移動>コマンドを入力した場合は、<移動>コマンドを与えたユニットだけがコマンドに従い移動し、艦隊から離脱となる。
艦隊からユニットの離脱があった場合は、その艦隊の隊列は自動再編成される。

例:
上のアストレイ空母戦闘群において隊列3位のMLO-CG-Y-04が離脱した場合は、
4位以下が繰り上がって、3.MLO-DD-X-01 4.MLO-DD-X-02と再編成される。

艦隊に所属するユニットが戦闘によって消滅した場合も同様の処理とする。
旗艦を失う、あるいは艦隊に所属する艦が旗艦のみになると艦隊は自動的に解散となる。

<攻撃>コマンド [#o0fe8f8f]

自軍の戦闘艦隊に所属するユニットに攻撃命令を与える場合、艦隊に属していないユニットと同様にして実行することができる。
敵の戦闘艦隊に所属するユニットを攻撃する場合もまた同様であるが、艦隊に所属する空母を攻撃する場合は、その海域に制海ユニットが存在している場合「強制敗戦」となる場合があることに注意。
戦闘ルール(TRPG):強制敗戦参照

<艦隊解散>コマンド [#tb508950]

戦闘艦隊を解散した場合、所属していたユニットは艦隊を解散した海域に留まる。


輸送船団護衛艦隊(Convoy) [#fceb5563]

輸送任務を請け負う輸送ユニットの護衛を目的として輸送ユニットと軍事ユニットで編成する艦隊は輸送船団護衛艦隊(Convoy)とする。

艦隊編成例:
<艦隊編成>艦隊名:第1輸送船団
護衛対象:MLO-Bulker-L-01
旗艦:MLO-DD-X-03.カタルニア

輸送船団護衛艦隊の護衛対象は輸送ユニットである。
旗艦は、愛称が設定されている軍事ユニットでなければならない。

なお、輸送航路が完全に一致する輸送ユニットに限り、護衛対象の輸送ユニットを複数指定することができる。(一部航路が共通だけでは要件を満たさない)

<移動>コマンド [#u6f2c40b]

輸送船団護衛艦隊に対して<移動>コマンドは無効である。
艦隊に所属している軍事ユニットに個別に命令を与えるには護衛艦隊を解散しなければ実行できない。

<攻撃>コマンド [#s725ebe3]

<移動>コマンドと同様に、輸送船団護衛艦隊に所属している軍事ユニットに個別に命令を与えるには、艦隊を解散する必要がある。

一方、逆に輸送船団護衛艦隊に所属するユニットを攻撃する場合は、輸送航路ルート上に存在する軍事ユニットを用いて艦隊(に所属するユニット)を攻撃することができる。
このとき、護衛が付いている輸送ユニットに対し、攻撃を仕掛けることはできない。
上の例で護衛対象となっているMLO-Bulker-L-01を<攻撃>コマンドで攻撃した場合は、その<攻撃>コマンドは無効となる。
(輸送船団護衛艦隊に所属している軍事ユニットMLO-DD-X-03を攻撃することは可能)

<艦隊解散>コマンド [#ac0b46e7]

輸送船団護衛艦隊(Convoy)を解散させた場合は、旗艦を始め同艦隊に所属していた護衛の軍事ユニットは全て本島に帰港する。輸送航路途中の海域に留めることはできない。
この軍事ユニットについては<艦隊解散>コマンドが実行された次のピリオドより個別に命令を与えることが可能となる。
また、護衛艦隊が解散されても、輸送ユニットの任務は継続する。


使用コマンド [#x1962e3a]

<艦隊編成> [#s6e8566a]

2つ以上の制海ユニット・航空母艦あるいは輸送ユニットを1つの艦隊として編成するコマンド。
軍事ユニットのみで編成する戦闘艦隊(Fleet)と、輸送任務を請け負う輸送ユニットの護衛を目的として軍事ユニットを随行させる輸送船団護衛艦隊(Convoy)とで艦隊としての性格、仕様が異なる。
また、本コマンドの入力規則も異なる点があるため、注意されたし。

このコマンドは改行して記述することができる。
必要な情報を漏れなく簡潔に入力すること。

戦闘艦隊(Fleet)の編成コマンド入力例
<艦隊編成>艦隊名:アストレイ空母戦闘群
旗艦:アストレイ
2.MLO-CG-Y-03
3.MLO-CG-Y-04
4.MLO-DD-X-01
5.MLO-DD-X-02

艦隊名には任意の名称を設定することができる。
次に、旗艦及び所属艦を全て記入するが、旗艦には必ず<愛称命名>コマンドによって愛称が設定されていなければならない。
旗艦の他の所属艦に関しては隊列番号を2番から順に与えることとなる。
戦闘艦隊の編成は編成時に所属させたい全てのユニットが同海域に位置していなければ艦隊は編成されない。
上の通り入力すると5個のユニットによって、旗艦を航空母艦アストレイとする戦闘艦隊「アストレイ空母戦闘群」が編成されることとなる。

輸送船団護衛艦隊(Convoy)の編成コマンド入力例
<艦隊編成>艦隊名:第1輸送船団
護衛対象:MLO-Bulker-L-01
旗艦:MLO-DD-X-03

輸送船団護衛艦隊を編成する場合は、護衛対象となる輸送ユニットを指定する。
そして、1個以上の軍事ユニット(駆逐艦・巡洋艦・航空母艦)を護衛として随行させる。
旗艦は軍事ユニットでなければならず、この場合も旗艦には愛称が与えられている必要がある。(上の場合ではMLO-DD-X-03に愛称が与えられている必要がある)
輸送艦隊の編成は、編成時に所属させたい全てのユニットが護衛対象とする輸送ユニットの母港海域(通常の場合本島海域)に位置していなければ艦隊は編成されない。

なお、輸送航路が完全に一致する輸送ユニットに限り、護衛対象の輸送ユニットを複数指定することができる。(一部航路が共通だけでは要件を満たさない)

輸送船団護衛艦隊は、護衛対象となる輸送ユニットに<輸送内容指定><輸送開始>コマンドによって輸送任務を与えた場合、<輸送内容指定>コマンドによって指定された航路を航行することとなるが、輸送船団護衛艦隊に所属する軍事ユニットには個別に命令を与えることはできない。



<艦隊解散> [#j8839139]

<艦隊編成>コマンドによって編成された艦隊を指定して解散させる。

<艦隊解散>アストレイ空母戦闘群

戦闘艦隊(Fleet)を解散させた場合は、該当艦隊の全ての所属艦は、艦隊が位置していた海域に残る。
<艦隊解散>を入力したピリオドから個別に移動命令を与えることができる。

輸送船団護衛艦隊(Convoy)を解散させた場合は、旗艦を始め同艦隊に所属していた護衛の軍事ユニットは全て本島に帰港する。輸送航路途中の海域に留めることはできない。
この軍事ユニットについては<艦隊解散>コマンドが実行された次のピリオドより個別に命令を与えることが可能となる。
また、護衛艦隊が解散されても、輸送ユニットの任務は継続する。

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最終更新:2010年12月04日 18:26