Medic
サポートの中核を成すクラスであるメディックは、攻防どちらにとっても貴重な存在だ。攻撃チームに所属した場合、敵陣内で生存を続ける(さらに攻撃能力を高める)には絶対不可欠だ。防衛では、自陣内のプレイヤーを元気に保つ能力は、彼らの持ち場を離れずに済むということだ。自チーム全体に愛されたかったり、銃撃せずに敵の大群を間接的に倒したいと願うならば、メディックはまさに医者が命じたものだ(=願ってもないものだ)。
プライマリ武器
武器画像 |
名称 |
装弾数 |
ダメージ |
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注射銃 |
40/150 |
近距離10-15 中距離5-10 遠距離5-6 クリティカル30 |
ネイルガンのようなもの? 弾は重力の影響を受けて弾道がかなり下がっていく。
連射系武器なので援護に適しており、メディックの特性と非常に噛み合ってなかなか馬鹿にならない。
また、遠くの敵も攻撃できる数少ない武器の一つなので、離れた味方が攻撃中の敵への追い打ちも可能。
特にスカウトはヒールしている相手よりもメディックのことを優先して狙ってくるので、
味方と一緒にスカウトに攻撃を加え、一刻も早く殺す(ないし追い払う)のは有効。
しかし、威力を比較してもらえるとわかると思うが、スナイパーのSMG(セカンダリ)に毛が生えた程度の威力しか無く、弾速はなんとソルジャーのロケットランチャーよりも遅い*1のである程度接近しないと命中しづらい事も。
そんな武器をプライマリに装備しているメディックがいかに直接戦闘に向いているクラスと言えないのがわかるだろう。
「護身用」にこれを極めたメディックは非常に硬いのだが、
だからと言って回復もせずにこればかり撃つのは絶対にNG。
そんなメディックなどいない方がマシと言っても過言ではない。
繰り返すが、これを撃つよりもメディガンでの回復を極力優先するべきである。
セカンダリ武器
武器画像 |
名称 |
装弾数 |
回復量 |
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メディガン |
- |
ダメージを受けてから 10秒以内 24点/sec 12.5秒以上 48点/sec 15秒以上 72点/sec |
味方に当てると、HPを回復させることができる。また、火炎放射で火事になった仲間の鎮火を早める効果もある。
回復速度は回復対象が最後にダメージを受けた時から何秒経過したかによって変化する。10秒以内であれば24点/秒、10秒を超えると回復速度が徐々に増加し、12.5秒でおよそ48点/秒、15秒で最大の72点/秒に達する。
これはメディックよりも回復される方が意識しておいた方が良い事だ。
前線で敵と交戦している時は回復する人は経過時間に関係無く交戦している人を回復しよう。
回復される側はメディックの回復が間に合っていなさそうなら、一旦下がって回復速度が上がるまで待つと良い。もしディスペンサがあるならそこで待ってればいい。そして時間が経過したならメディックコールで回復して貰おう。
味方に回復ビームを当てている間は、対象のヘルス値に関係なくユーバーチャージが溜まっていき、完全に溜めると任意のタイミングで無敵効果(通称:ユーバー)を発動できるようになる。ユーバーチャージの充填量は、
- ヘルスを回復・増幅しているときは2.5%/秒(クリティカル時も同様)
- 増幅しきった状態(150%)を維持しているときは1.25%/秒となっている。
- 一人に対して複数のメディックが回復していると、回復速度は上がるが、
チャージ充填速度が常に通常の半分に下がる。
また、対象がディスペンサーやロッカーから回復中の場合も同様である。
近接武器
武器画像 |
名称 |
装弾数 |
ダメージ |
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骨用電ノコ |
- |
近距離59-72 クリティカル195 |
殺傷力だけでなく、挑発時にはヴァイオリンにもなる優れもの。
パイロのエアギターと違い、こちらは本物と同じ音が出る。
足のすばやさと相まって「状況によっては」かなり活躍できる武器だが、
回復もせずにこればかり振り回していると味方から顰蹙を買うだろう。
味方がいない状況で隠れる場所があるなら足の速さを生かしてこれで後ろから攻撃。
固有能力
通常は1秒ごとに2~4点ずつ回復する。回復量はダメージを受けずにいると増えていくが、過信は禁物。
この能力の為、パイロに燃やされた時の延焼ダメージに対しては他のクラスに比べて少しだけ強く、追撃されなければ致命打にはなりにくい。
最終更新:2011年03月03日 20:35