FXサヤ取り


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サヤ取りについて

FXにおけるサヤ取りを考えてみよう。ここで考えるのは、二つの通貨の差が開いたり閉じたりするのを両建を用いて利益を取る。例えば分かりやすい例でスイスフラン/円(CHFJPY)とカナダドル/円(CADJPY)のサヤ取りを考える。

2009年一年間のCHFJPYとCADJPYを比べた場合、わずかながら(しかし常に)CHFJPYがCADJPYを上回っている。サヤ取りは

①差が狭まったときに新規ポジションを取り、差が広がったときに手仕舞いする方法と、逆に、
②差が広がったときに新規ポジションを取り、差が狭まったときに手仕舞いする方法がある。

まず①の場合を考えてみよう。


7月30日に両通貨の差がほぼゼロになっている。ここでCHFJPYに1枚買いポジを持ち、CADJPYで1枚売りポジを持つとする。そうすると、
CHFJPY 87.79L*1
CADJPY 88.10S*1
という2つのポジションを持つことになる。ここでスプレッドは考慮していない。次にこの二つの通貨の差が約5円広がった、9月25日に手仕舞うとする。このときのレートは、
CHFJPY 87.27
CADJPY 82.32
である。CHFJPYは買いポジなので損益は、
(87.27-87.79)*10,000=-0.52*10,000=-5,200円
である。一方CADJPYは売りポジなので、
(88.10-82.32)*10,000=+5.78*10,000=+57,800円
となる。したがってトータルでは、
57,800-5,200=52,600円
の利益となる。

次に②の場合を考えてみる。


先ほど手仕舞いをおこなった9月25日に新たにポジションを持つとする。このとき、サヤは広がった状態である。このときは、レートが高いスイスフランを売り、レートが低いカナダドルを買うことになる。
CHFJPY 87.27S*1
CADJPY 82.32L*1
次に二つの通貨の差が狭まる10月12日に手仕舞うとする。このときのレートは、
CHFJPY 87.47
CADJPY 86.79
である。損益は、CHFJPYは売りポジなので
(87.27-87.47)*10,000=-0.20*10,000=-2,000円
一方CADJPYは買いポジなので、
(86.79-82.32)*10,000=+4.47*10,000=+44,700円
となりトータルでは
44,700-2,000=42,700円
の利益となる。