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571 :ドナドナドンナ! 中編 [sage] :2009/03/21(土) 16:40:13 ID:xgt+CiJx 夢の一人暮らしを提供してくれるこのアパートはそれなりに受験を頑張った証だ。 進学祝いで懐も暖かいので今のところ順風満帆って奴で、飯の準備や洗濯はともかく自由の選択肢は大幅に増える。 二週間前に決まっていたことだったから多少のごたつき(小説家の端くれになったこととか)はあったが、荷物も届いているので明日片付ければ良い。 「ダンボールばっかり!」 「当然だろ、引っ越したばっかりなんだ」 下手に私物をひたちに見られるよりは多少の動き辛さなんて関係無い。 あれだけ様子がおかしかったひたちは、そんなことも忘れたようで引っ越しに付いて来た。 俺の両親は女の子が欲しかったらしくひたちを娘のように思っていたし、この幼女体型では俺に懐いていても微笑ましい光景にしか見えないので面倒を見てやれと押し付けてきやがった訳で。 後で家まで送ってやる身になってみろ、片道一時間半かかるんだぞ。 「何か飲むか?」 「ううん、要らない…それより目を瞑って手を出して」 「何で?」 「良いから…プレゼントにはドッキリさせたいもん」 成る程、ひたちもそれなりに祝いの品とやらをくれるらしい。 クレヨンで描いた似顔絵でも貰ってやろう…まぁこいつはそんなことする年齢ではないが。 俺は本が詰まったダンボールに腰掛けたまま、両手を差し出して目を瞑った。 572 :ドナドナドンナ! 中編 [sage] :2009/03/21(土) 16:40:41 ID:xgt+CiJx 「二千円あれば手錠は買えるんだよ」 カシャ、カシャン。 「…は?」 呆然とする俺にひたちは顔色を変えずににっこりと微笑んだ。 そのまま手元にあったガムテープを引き伸ばして器用に俺の両足に巻きつける。 俺が浅く腰掛けていた為に、ひたちが足にぐるぐるとテープを巻きつけることはたやすかった。 「ひたち、一体何の真似だ?」 「おにぃちゃんがいけないんだよ」 ひたちは小さな手を俺の不自由になった手に重ねる。 「おにぃちゃんがひたちを助けてくれた時からずーっと好きなのに」 「いや、お前ならもっと年相応な…」 「そんなこと言うからこうしたんだよ」 ひたちは俺がからかうように、見かけは幼女同然の小学生だ。 それがどうした、何でこんな女のような顔をして俺を見てるんだよ。 「…ひたちが子供だから、大きくなるまではしょうがないって思ってた」 「ひたち、大きくなったらお前は変わって俺じゃない誰かに、」 「だからッ! おにぃちゃんしか居ないのにそんなこと言うんだもんッ!」 烈火のごとく怒りを叫んだひたち。 俺は初めて見るひたちの変化に戸惑うことしかできなかった。 「おにぃちゃんが書いたお話もひたち大好き…でも、それだって最初に読ませてくれなくなるんだよね」 「落ち着けひたち、プロットと完成稿は別…」 「他の女に読ませちゃうから、ひたち悔しいの」 ひたちは俺にのしかかる。 別に重くなんてないし、どうってことない。 無いのに、何でこんなにこいつは威圧感があるんだ? 573 :ドナドナドンナ! 中編 [sage] :2009/03/21(土) 16:41:16 ID:xgt+CiJx 「だから別の初めてを貰うの」 丸い目が近付いて、すぐに閉じられた長い睫毛は俺に当たりそうだった。 変わりに当たったのは唇で…舌まで入れてきやがった…さようなら俺のファーストキスと図書カード。 「っ、お前…こんなのどこで調べて…!」 「ひたちのケータイとお友達から」 頼むから藤代家の誰か、ひたちの携帯と交友関係にフィルター付けてくれ。 「あはっ」 細くて小さい手は俺のジーンズに落ちてきた。 まさか、 「ちょっ、止せひたち!」 チューくらいなら良い。 まだ可愛らしい。 だがしかしひたちは俺の制止や身じろぎ(やりすぎてダンボールから落ちてしまった)をものともせず、小さい手が社会の窓を開けてきたのだ。 ダンボールに囲まれた部屋のフローリングで、ひたちは俺に乗っかった。 「たってない…」 「勃ってたまるか馬鹿!」 「別に良いもん」 舐めるから。 手首が纏められている所為で上手くひたちを退けられない。 腕を降り下げれば確かにひたちには直撃するだろうが、頭の打ちどころが悪かったらと思うと下手にできなかった。 「んぁ…入んない」 そりゃあそんな小さい口に収められてみろ、別の意味で泣く。 ひたちはペロペロと舐めながら服を脱ぎだした。 俺は悲しいかな、確実に反応してしまってひたちを説得する所か息を詰めるのが精一杯で声すら出ない。 「ちゅっ、」 「いっ!」 亀頭にキスして吸いやがった。 駄目だ、気持ちいい…ひたちの動きには全く躊躇いなんて無かった。 「ふぁ…ほにぃひゃ…ふっ」 クチャクチャとひたちの左手は自分を慰めている。 「ぅっ、あ…止めろひたちッ…あ…!」 幼いひたちの口に出したくは無い。 その願いが伝わったのか、イきそうになって身震いした所で小さな唇は離れた。 574 :ドナドナドンナ! 中編 [sage] :2009/03/21(土) 16:41:59 ID:xgt+CiJx 「ひたち…?」 我ながら情けない声だが許して欲しい、生理現象だ。 「やっぱり…手錠は嫌だよね」 そう言って真後ろに積み上げられた鞄をゴソゴソと漁りだした。 何をしているか見えないかわりに、ひたちの太股からはテラテラと濡れているのがわかる。 「手錠のカギ…!」 「その前に…おにぃちゃんの初めて、もらうんだよっ」 ひたちはすっかり勃っていた俺にピタリと乗っかってゆっくりと腰を沈めた。 「はひゅっ!」 狭くて熱くて、ぬるぬるした。 「あ…ぁ…」 「おにぃちゃぁんッ」 処女膜なんて破れて当然だ。 ひたちの太股はぷるぷると震えていて、小さな腰が受け入れようと煽動する。 「はぁ…んっ」 ひたちの涎がだらしなく開いた口から垂れてきた。 「これでっ、おにぃちゃんの初めて貰っちゃったぁ…あはっ!」 手が震えながら俺の手錠を外す。 「ハァ、ハァ…ひたちのこと好きだよねっ、好きだよねっ、好きだよねっ!」 ひたちは確かに泣いていた、痛みかもしれないが嬉しそうな顔をしていると思った俺はどうかしているのかもしれない。 まずい。 引き離さないと、まずい。 575 :ドナドナドンナ! 中編 [sage] :2009/03/21(土) 16:43:00 ID:xgt+CiJx 「やだっ、もっとするのぉ…ッ!?」 「暴れるなひたち!」 上下左右に動くひたちの所為で、俺はどうにかなりそうだった。 膣内から抜け出す前に、両手でしがみついて来るひたちをなんとかしないといけない。 外されて俺の手元に転がっていた手錠を使って、ひたちを覆い抱き細い後ろ手を纏め掛けた。 「ヤダっ、おにぃちゃ…やだあっ!」 「良いから黙れ!」 ひたちの細い腰に両手を置いた途端、狙ったように強い締め付けが襲って来て免疫の無い俺は直ぐにイってしまった。 「ッあ…?」 「おにぃちゃぁ…ん」 置いた手はビクビクとひたちの痙攣を伝える。 中に出し…た? ひたちはすりすりと頬擦りをした後、あれだけ嫌がっていた筈なのにゆっくりと腰を上げた。 カタカタと生まれたばかりの小鹿か起き上がるようだったが、毛の無い恥丘からはコプリと俺の、 「おにぃ…ちゃん…好きぃ…」 とろんと赤らんだ顔とか、口端から垂れた涎とか、ピンと張った乳首とか、汗ばんだ白い肌とか、そして太股を伝う白いそれが。 まさか。 俺は荒川さんみたいな大きなおっぱいが好きだ。 ペドフィリアの気なんて欠片も無いんだ。 なのに、 「あ…おにぃちゃんコーフンしてるんだ、ひたち見て」 「違…ぁ、」 勃ち上がってしまっていた俺に微笑んで、ひたちが小さな舌を出して綺麗に精液を舐める。 ヤバい、イったばかりだからヤバい。 なのに何で自由な筈の両手はひたちの顔を離さないんだ、何で緩く押さえてなんかいるんだ。

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