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183 :相反する2人 [sage] :2009/12/02(水) 23:24:06 ID:mF+T5XD6 5月になった。 約束の日か・・・。 さーて、一体何を頼まれるのだろうか。 奈々枝には、メシだけではなく家事も世話になっている。 なんつーかなぁ。 アイツには、頭が上がんないね。 よし、地獄の宿題でもなんでも来い。 おじさんがんばっちゃうよ~。 と、アホな事を考えていると、奈々枝が部屋にやって来た。 「また、ボーっとしている。 早くご飯食べて学校行こーよ。」 「うぃ。」 奈々枝は、約束のことを一切口にはしなかった。 部活は、何に入る?などや晩ご飯何がいい?など。 もしかして言いにくいのかなと思って登校中に聞いてみた。「あのな・・・。」 「うん?」 その時、曲がり角から声が聞こえてきた。 「これは、試練だ。 不細工に負けてはならぬという試練と俺は受け取った。 えっ、お前もそう思うだろう? 天宮 奈々枝。」 「やかましいわ。」何だか、失礼なことを言われたので右ストレートをお見舞いしてやった。 「痛いじゃないか。ほんのちょっとした挨拶ジャマイカ。」 うるせー。人が結構気にしてることを言いやがって。 「それは、悪かった。悪気があって言ったんだ。許してくれ。」 尚更、ムカつくわ。 184 :相反する2人 [sage] :2009/12/02(水) 23:28:44 ID:mF+T5XD6 こいつは、保坂 一(ほさか はじめ) 成績優秀、スポーツ万能、髪が長ければボーイッシュな美人にも見えないことはないぐらい顔は整っている。 「保坂君、 おはよー」 「天宮さん。O・HA・YO!」 言動は、おかしいがルックスがかなりいいから、女子のファンは非常に多い。 非公認のファンクラブが出来ているぐらいだからな。 昼食中に俺ら三人で一緒にいたとき周りの奴らが「うわぁ、あの2人絵になるね。」 「うん、美男美女だね。」 という感じで、噂が噂を呼び、わずか1ヶ月たらすでベストカップルに認定された。 俺が奈々枝と2人でメシを食っていたときは、あの2人がカップル?ありえん(笑)とか言われてたのに。 やっぱり、人間は顔ですか。そうですか。 まぁ、保坂はバカだけどいい奴だしな。 俺から見ても2人はお似合いだし、良いんじゃないかなとは思っている。 俺は、奈々枝とは釣り合わないしね。 そして、俺は2人の邪魔にならように距離をとって歩く。 人の恋を邪魔して馬に蹴られる予定は、俺の人生スケジュール表には入っていないんでね。 少し、2人から距離を取りつつ、部活何に入ろうかなぁと考えながら歩いた。 奈々枝が、おれの方を見ていたような気がするが、俺の自意識過剰だろう。

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