「題名の無い短編その五十五」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

題名の無い短編その五十五」(2010/02/05 (金) 12:49:58) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

374 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/12/25(金) 17:28:11 ID:rOM14Ba2 12月25日。 世間一般ではYES様の生まれた日でありクリスマスと呼ばれている。人々は前日の24日と続けてこの日を家族や恋人と楽しむ。 しかし、そんなの俺には関係のないことだ。友人達は彼女とデートするやつばかり。 どこか適当に飲みにいくか、と考えていたが、彼女のいない俺に目をつけた上司が残業をまわしてきやがった。 まったくついてない。そう思うしかないのが少し悲しかった。 やっと片付いたときには既に11時。もう今年のクリスマスも終わる。 「○○くん、残業ご苦労様」 「あれ、ヤン美さん?どうしたの?」 「いやぁ、財布忘れちゃってさ。ところで○○くん、これから暇?飲んでかない?」 社内の美人ランキング上位に位置するヤン美さんの、そんな誘いを断るはずもなく。 どこに行こうかと尋ねたら、半ば強引にヤン美さんの家に連れてこられた。 女の子の、それも美人の家に入るのは初めてだったので緊張した。しかしそれも酒を飲んでいるうちに段々と気にならなくなった。 もうクリスマスも終わってしまった時間、突然眠気が襲ってきた。おいとましようと思ったが体が動かない。 「やっと薬が効いてきた。ふふっ、1日遅れだけど、最高のプレゼントね」 薄れ行く意識の中でヤン美さんの笑い声が頭の中に響いた。 ついカッとなってやった。後悔はしていない。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: