「ヤンデレ世紀第二話」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ヤンデレ世紀第二話」(2010/05/27 (木) 08:02:34) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

466 :名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 21:12:17 ID:QElPBcRU ふう…今日も朝からいい天気だな。 「ねえ、しー君。昨日公園のベンチでしー君と一緒にいた女誰?」 こんないい天気の日には「待て!!しおり!!あれは違うはばばばばっ!!!?」して1日を過ごしたいな。 …そして僕の目の前でまた1組のカップルが誕生した。……確かあれは隣のクラスの石田君と木根さんだったけ。仕方ない先生に二人は欠席です。と伝えてあげるか。 これで今月の登下校中、5組のカップルが誕生した。 の内僕の学校から2組。 「本当にすご「よっ、瀧斗~。」 ……僕の数少ない友達(ほとんどの友達が不登校?になってしまったから)の中林 拓海(なかばやし たくみ)が声をかけた。 「おはよう。」 「おはよう!おい、見たか!?またヤンデレが動いたぜ!」 「見たよ。僕らの学校からだったね。」 「最近多いよな。」 うん。後さk「お~い!」 …二回目だよ言葉遮られたの。トホホ… 「wwwよっ土田ww」 シュビッ 「おはようっ!佐藤君!偶然だね♪」 手を挙げて挨拶した中林を無視し、僕だけに挨拶をする土田 祥子(つちだ よしこ)さん。 大きな目を爛々と輝かせながら、肩よりも少し長い茶毛を揺らし、僕(中林もいるが)の方へ走って来た。 「アタック~♪」 「!!!」 …訂正、僕(もちろん中林もいます)の方へ飛び付いてきた。 「い‥痛いよ、土田さん……。」 「もうっ!佐藤君そこは『おはよう』でしょう。」 「そのコメントだと、昨日『違うでしょ!そこはもっと親しみのある言葉……』って言っていたよね?」 「昨日は昨日、今日は今日だよっ」 相変わらずのテンションのおかしさだ。 「W「俺の存在がwww」 …中林、次僕の言葉遮ったら、 「ただじゃすまないよ?」 「「何が?」」 中林と土田さんがハモってそう言った。面白い。 「………おい、しげみっ、何ハモってんだよっ」? 「す・すいません…」 土田さんが中林とハモったことが大層気に入らなかったのか、かなりドスの効いた声で中林を圧倒していた。………仕方ない。数少ない生き残りの友だ。助けるか。 467 :名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 21:44:52 ID:QElPBcRU 「それよりも土田さん。いつもいつも偶然って感じだけど、いや偶然じゃないよね?」 えっ?偶然だよ~♪」 ダキッ 「うんわかった。とりあえず、抱きつかないで」 「偶然だよ~」 どんな偶然!? こんなやり取りをしていたらいつの間にか酒屋さんの前にまで来ていた。僕の中ではこのやり取りは楽しいのかな? と、そこで 「おはよう」 「おはよう」「オッス!」「それでね~昨日は… 数少ない友達パート2の井上 聡(いのうえ さとし)が僕達と合流した。三者三様の挨拶……一人違うか…今なお僕の隣にいる土田さんだけが井上を無視して、僕に話しかけている。挨拶ぐらいしようよ…。 「相変わらずだな」 「そっちもね」 「~♪」 井上の後ろから抱きついている一人の女性に挨拶をした。 「おはよう、都塚さん」 「おはよう、佐藤」 「おい、玲お前いつからいた?」 「今さっき♪」 都塚 玲(とづか あきら)さん。容姿端麗、文武両道、クールキャラの人だ。 とても長い黒髪をなびかせながら歩く姿は本当に華麗で現代の大和撫子みたいな人だ。常にクールだが井上の前だと、メチャクチャデレるのがギャップ萌というのか、本当に可愛いらしい方だ。 「おい、都塚さん。私の佐藤君に媚びいれないでよ…」 土田さん、僕はあなたの物じゃありません。 もうおわかりだと思うけど、土田さんはヤンデレです。僕に対する。過去の出来事で危うく童貞が奪われる時もあった。 都塚さんも今は過激な動きを見せていないが、多分井上loveのヤンデレだろうと予想している。 「何を言うの?佐藤はあなたの裸体でも妄想していたんだろう」 してません。 「えっ!?マジ…!?」 違うよ。 「キャ♪佐藤君たら~…見たい?」 「全然」 「恥ずかしがっちゃって~♪」 ダメだ。聞く耳持ってくれない。 「玲離れてくれ」 「なんでだ?」 「邪魔」 「またまたそんなこと言って、本当は嬉しいのだろう?」 「俺空気?」 向こうも向こうで大変そうだな。てか中林、泣きそうになんないでよ。毎度。 468 :名無しさん@ピンキー:2010/05/25(火) 22:23:43 ID:QElPBcRU 「早く離れろ」 「いやだ」 「いいから早く、この貞子」 「ぷっwww」 「!!!!!!」 ぶんっ 「コペルニクス!?」 井上の発言に笑った中林が突如地面にへばりついた。 「何がおかしいんだ?しげみ?」 ちなみに中林が何故女子から“しげみ”と呼ばれているかというと 「“中”途半端な“林”だからっ」と、この前土田さんから聴いた。 「何もおかしくありません…」 地面にへばりつきながら喋るなんて器用だな。 「なら何故笑った?……しげみ覚悟しろ。今日こそお前を……」なんか展開ヤバくない? 「イケイケ~玲ちゃん!」 応援やめて!くそ、また助けなけなきゃ。 「そ・そういえば、井上はポニーテールが好きだよね!メチャクチャ?」 「ああ、大好きだ」 「いえ~い!!ポニーテール最高!愛してる!」 「可愛いもんね!」 「「!! 」」 よし、なんとか食いついた。都塚さんが中林への攻撃を中断し、ポニーテールにしていた。…ついでに何故か土田さんも食いついた。 「…うん!どうだ似合うか?」 「ああ////」 なんかいい感じになったな。 「 」いそいそ …土田さん、それはちょんまげだよ…。 「…ああ、もう別にいいもん!素の自分で頑張るし」 まあ、今のままでも可愛いと思うけど。「助かった…サンキュー瀧斗」 「どういたしまして」「いつつ…俺先に学校行って保健室寄るわ」 「ああ、うん」 小走りで先を急ぐ中林。 「おい、しげみ」 しかし、都塚さんが中林の前に立ちはだかった。 「ひっ…なんでしょう?」 「…私になんか言うことあるだろう」 「!!す・すいませんでした-」 おお!見事に90度だ。上手いな中林。「……ちっ、まあいいよ」 都塚さんはまだ納得のいかなそうな顔でしぶしぶ井上の隣に戻っていった。 「ねえ、佐藤君はこのままでも大丈夫だよね?」 土田さんが自分の髪の毛を触りながら尋ねてきた。 「うん」 「へへへ♪」 「どうした玲?浮かない顔して」 「………」 パサッ 「やっぱり私も素で頑張る」 都塚さんは変に土田さんに対抗意識があるのか、ポニーテールをやめていつも通りになった。 そして中林は先に学校に向かったので、その後、中林を除いた4人で登校しました。 以上登校中の出来事でした。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: