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160 : ◆72dS1d8NQQGM [sage] :2010/08/06(金) 19:42:06 ID:qSf5ubLR
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学校
俺達はなんとか学校に着き、由美子と別れ、自分のクラスに入ると、数人の男子に囲まれた
やはりバレていたか
「おい!崎山!お前、今日山本さんと登校してただろ!!しかも何だよアレ!?頭撫でるとかお前、山本さんとどういう関係なんだ!!」
しかもナデナデもバレていたとは……マズいな
「落ち着けって!別に、ただの幼なじみだよ!」
流石にこれだけじゃ無理があったか?
「なぁにぃぃ!?『ただ』の幼なじみだとぉぉ!?うらやましい!!うらやましいぞぉ!崎山ぁぁ!!」
俺は、凄まじい気迫によって、顔を合わせることも出来ず
思わず時計を見ると、既に8時35分を過ぎていた
先生はそろそろくる筈だ……
「おい、もういいだろ?そろそろ先生来るから座れって」
「ちっ……まぁ今は勘弁してやるよ」
ふぅ……案外、あっさり引いたな、アイツら
「ただの幼なじみか……」
ん?今、由美子の声が聞こえたような気がしたが……
気のせいか?
161 : ◆72dS1d8NQQGM [sage] :2010/08/06(金) 19:44:07 ID:qSf5ubLR
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放課後
俺が、校門を出ようとすると、そこには何故か妹がいた
妹は俺に気付くと、こっちに走って来た
「お兄ちゃ~ん、一緒に帰ろ?」
「まて、何で風奈がいる」
コイツの中学はもっと遠い筈だ
「お兄ちゃんと一緒に帰りたいからだよ!」
風奈が顔を赤くして言った
それにしても……そんな理由でわざわざ電車に乗ってまで来たのか……
こいつの名前は 崎山 風奈
俺の三つしたの14歳だ
身体はとても小柄で、中学生とは思えない程幼い顔立ちをしていて、とても可愛らしい
そしてこいつは重度のブラコンであり、俺とは血が繋がってない。
風奈は、親に捨てられた。
俺はそれしか知らないし、風奈を捨てるような親がどんな奴かなんて、知りたいとも思わない
「まぁ、ここまで来たんなら仕方ないか……」
「ねぇねぇお兄ちゃん」
風奈が、俺の裾を掴んできた
「ん?どうした?」
「風奈はね?お兄ちゃんのことが大好きなんだよ!」
相変わらず可愛らしいなぁ、下手したら小学生に間違えられるんじゃないか?
それと、一応言っておくが、俺はロリコンじゃないぞ
162 : ◆72dS1d8NQQGM [sage] :2010/08/06(金) 19:46:09 ID:qSf5ubLR
「そっか、俺も大好きだぞ」
結局、そう言うと、風奈は顔を真っ赤にして俺の手を握ってきた
「えへへ~両想いだね!」
う~ん、何かが違う……違うけど、違うって言えない……
「そうだな~、じゃあ帰ろっか?」
そう言って、俺は風奈と一緒に帰った
風奈は終始笑顔だった
163 : ◆72dS1d8NQQGM [sage] :2010/08/06(金) 19:48:06 ID:qSf5ubLR
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由美子
今日は優君と一緒に帰りながら、キャッキャウフフしようとしたのに、優君は教室に居なかった。
でも優君は校門のところですぐに見つかった。
私が声をかけようとしたら、どこからともなく、あの糞虫がやってきて、あろうことか優君と一緒に帰ろうとしてる。
崎山 風奈
私たちが、中学三年生の時にいきなりやってきて、私と優君の仲を邪魔してきた。
ああもう、邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔!!
しかも優君と手を繋いでる!?
さらに大好きとかほざいてる!!
……優君も何で大好きなんて言うの?
……あ!!そっか~優君ってば、あの糞虫の毒に犯されてるんだね!!
……
許さない……絶対に殺してやる……
でも、簡単に殺しちゃつまんないなぁ
そうだな~……例えば、自殺まで追い込んでやるとか……
それとも、後輩に頼んでいじめさせようかなぁ
えへへ~楽しみだな~
……優君は、私だけのモノなんだから、他の誰にも渡さない
もしも、私と優君の邪魔をしようものなら
殺す
誰であろうと、たとえ、それが優君の妹でも親でも友達でも先生でも……誰だって!
殺してみせる