「ヤンデレの小説を書こう!Part34埋めネタ②」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
669 :名無しさん@ピンキー [sage] :2010/08/25(水) 09:44:51 ID:uJmQMA4y
死の際にヤンデレが見るのはどの夢か。
彼とのファーストコンタクトか。
彼との嬉し恥ずかし連絡先交換か。
文化祭の準備で彼と居残りして作業をした夢のような時間か。
それとも、朝早く彼のためを思って手作り弁当を作ったことか。
いや、昼休みに他の女に弁当を食べさせられてもらっている光景かもしれない。
ヤンデレは最初から病んでいたわけではない。
愛する男を奪われる不安に苛まれた、またはいつまでも振り向いてくれない男に業を煮やし、その結果病んだのだ。
彼女たちが病んでしまったのは、いわば不幸な出来事だったのだ。
望んで病んだわけではない。
同じ男を好きになった女が、他にも居ただけだ。
好きな男が酷い鈍感で、彼女の思いに気づかなかっただけだ。
いつか彼女たちに救いが与えられることを願い、この言葉を贈ろう。
彼女たちに限らず、誰にでもいつかやってくる最期。
散っていった三十三の彼女たちと、いままさに消えんとしている三十四人目の彼女のために。
「これが私の、最高の埋めだ」