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698 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/08/29(月) 18:49:07 ID:KnP0Q1mg 僕を乗せ、緒美崎先生が運転する乗用車は、高速道路を走っていた。 どうやら、大分遠くまで行くらしい。出発直後に僕は、 「どこまで行くんですか?」 と聞いてみたものの、緒美崎先生は、 「着けば分かりますわ」 と言って、答えてくれない。 ――今日中に帰れるかな? と思った。泊りになっても僕はそう困らないけど、緒美崎先生が、明日の授業までできなくなってしまったら申し訳ない。 「あの、緒美崎先生」 先生は、前を向いたまま答えた。 「姉羅々とお呼びくださいませ」 「え? でも先生を下の名前で呼ぶなんて……」 さすがに躊躇われた。しかし、緒美崎先生は重ねて言う。 「姉羅々と呼んでくださらなければ、わたくし、返事をしませんわよ?」 どうして呼び方にそこまでこだわるのか分からないが、先生の言う通りにするしかなさそうだった。 「姉羅々、先生……」 「はぁい。詩宝さん」 姉羅々先生も、僕のことを名前で呼ぶ。これでおあいこ、なのだろうか。 「……それで、姉羅々先生」 「はい。どうなさいまして?」 「儀式に1日以上かかるんだったら、今日は引き返して、週末とかにしてもらっても……」 「一刻の猶予もないと、申し上げたはずですわよ」 厳しい口調で、僕の申し出を拒絶する姉羅々先生。 「大体、週末まであの雌む……いえ、馬鹿女共から逃げ切れる自信がおありなんですの? 詩宝さん」 「うっ……」 生徒に向かって馬鹿女とは酷い言い草だが、正論ではあった。確かに今帰ったら、中一条先輩か晃のどちらかに捕まり、二度と自由には外出できないだろう。 「このまま参りますわよ。いいですわね?」 「……はい」 僕は頷いた。みんなの為に、このワンチャンスをものにしなければならない。 「うっふっふっふ……物分かりのいい生徒は好きですわ」 姉羅々先生は、奇妙な笑いを浮かべた。僕が先生に従ったのが、そんなに嬉しいのだろうか。 まあ、僕としては、早く呪いが解けた方が助かるのは、間違いないのだが。 その後しばらく走り、前方にパーキングエリアの看板が出て来た。 そして、姉羅々先生は車をパーキングエリアに入れる。 ――トイレ休憩かな? そのぐらいに思った。確かに先が長いなら、用を足しておいた方がいいだろう。完全無欠の無一文だから、ジュースとかは買えないけど。 やがて姉羅々先生は車を停止させ、エンジンを止めた。そしてシートベルトを外す。 僕もシートベルトを外した。そして外に出ようと扉に手をかけた瞬間、 「どこに行くんですの?」 何故か引き止められた。 699 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/08/29(月) 18:50:46 ID:KnP0Q1mg 「……トイレ休憩じゃないんですか?」 「違いますわよ」 姉羅々先生は、僕の方に体を乗り出して言う。 「キスしてくださいませ」 「え……?」 藪から棒になんだろうか。さっきと違って、占いをやっているわけでもない。 「急に何を……?」 「キスですわ。分かりますでしょ?」 「それは分かりますけど……どうして……?」 困惑して尋ねると、姉羅々先生は答えた。 「解呪の儀式には、大量の霊的エネルギーが必要なのですわ。詩宝さんのキスで、それを貯めることができるんですのよ」 「はあ……」 一応理由は分かった。でもそれだったら、儀式の直前にやればいいんじゃないだろうか。 「そ、それでしたら、その霊的スポットに着いてから……」 「儀式より早くやった方が、効果があるのですわ」 「で、でも……ここじゃ外から見えちゃいます」 「スモークガラスですわ。外からは見えませんわよ」 「し、しかし……」 僕は次の言い訳を考えようとしたが、姉羅々先生は早々と目を閉じ、顔を気持ち上に向けてしまった。 「御託はもう十分ですわ。さあ!」 「…………」 もう引き延ばせなかった。僕は観念し、眼を閉じると、姉羅々先生の唇に自分の口を付けた。 チュ…… 「んっ……」 小さな声が、姉羅々先生の口から漏れた。そして頭を抱きかかえられる。かなり強い力だ。姉羅々先生がいいと言うまで止めるなということだろうか。続いて…… 「!?」 姉羅々先生の舌が、僕の口に侵入してきた。ジュルジュルという水音と共に、僕の舌が撫で回される。 認めたくないが、相当気持ちがよかった。 「…………」 そのとき、姉羅々先生が一度口を離し、こう言った。 「胸を愛撫してくださいまし」 「え?」 僕は困惑した。キスだけじゃ、霊的エネルギーは十分溜まらないのか。 「あの……」 「早く」 「…………」 根負けするように、僕は姉羅々先生の、異常に大きく膨らんだスーツの胸に手を伸ばした。 「違う!」 「ひいっ! ごっ、ごめんなさいっ!」 いきなり怒られた僕は、訳も分からず、反射的に目を開けて謝罪していた。 「違いますわ。ちゃんと服をはだけさせて、乳房を直に愛撫してくださいまし」 「は、はい……」 もう言われるままだった。姉羅々先生のスーツとブラウスのボタンを外し、ブラジャーをたくし上げて、再びおっぱいと対面する。 そして、豊満過ぎるバストを揉み、乳首をつまんでいじり回す。 「あうんっ! いいっ!」 姉羅々先生の甘い声が、車内に響き渡った。 700 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/08/29(月) 18:51:28 ID:KnP0Q1mg 「舐めて! 吸ってくださいまし!」 「はっ、はいっ!」 僕はすぐに、姉羅々先生の乳首に吸い付いた。赤ん坊がするように吸ったり、舌で舐めたりしてみる。 「あふぅん……凄いですわぁ……」 姉羅々先生の表情は緩み切り、口元からは涎が垂れていた。さすがに不安になってきたので、僕は尋ねてみた。 「どっ、どうですかっ?」 「とってもいいですわぁ……もっと続けてくださいまし……」 「違いますよ! エネルギーちゃんと溜まってるんですか!?」 「ああんっ……エネルギー?」 「そのためにしてるんですよね!?」 「ああ、まあ、そうですわね。ぼちぼちですかしら」 意味がよく分からないが、どうもそんなに溜まってはいなさそうだ。僕は落胆した。 「まだ、続けないといけないんですか……?」 「実は、もっと効率のいい方法がありますわよ」 「本当ですか!?」 それを先に言ってほしかったが、済んだことはもういい。僕は勢い込んで、その方法を尋ねた。 「どうすればいいんですか?」 「おちんちんを出してくださいませ」 「……え?」 「おちんちんですわ。女に何度も言わせないでくださいます?」 「…………」 ペニスを出させて、一体何をするんだろうか。 僕が迷っていると、姉羅々先生は少しいら付いた様子で催促してきた。 「時間がありませんわ! さあ早く!」 「はっ、はいっ!」 抗し切れなくなった僕は、仕方なく、ズボンと下着を下ろしてペニスを出した。 情けないことだが、今までの行為で、かなり硬度が増してしまっている。 「でへへへへ……これが……」 僕の股間を凝視する姉羅々先生。かなり恥ずかしい。 「こ、これからどうするんですか……?」 「こうするのですわ」 姉羅々先生は上体を倒し、僕の実物の先端に口を付けた。 「ひいっ!?」 さっきまでとはまた違う快感が走り、思わず声が出てしまう。 「あん……おいひい……」 ジュルッ……ジュルルッ 姉羅々先生の舌が音を立てて、表面を蠢く。さらに、口の中に深く咥え込まれた。 「あううっ!」 「んん~」 荒々しく吸引される。気を抜いたら、すぐに放出してしまいそうだった。 「んっ! んっ! んっ! んっ!」 姉羅々先生は、今度は頭を上下させ始めた。屹立は先生の口に、出たり入ったりを繰り返す。 「ううっ!」 もう限界だった。 「で、出ますっ! 離れてください!」 僕は叫んだが、姉羅々先生は逆に、口の奥深くまで咥え込んだまま動かなくなってしまった。そしてとうとう、先生の口の中に放ってしまう。 「!」 「んんっ……」 701 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/08/29(月) 18:52:58 ID:KnP0Q1mg 放出が終わると、疲労感がこみ上げて来た。僕はシートに背中を預ける。軽い放心状態だった。 「…………」 姉羅々先生は顔を上げると、ニイッと笑ってから、僕に向かって口を開けて見せた。桃色の口の中に、僕が出した白濁が一杯に溜まっている。 先生は口を閉じると、ゴクリと喉を鳴らした。そして、もう一度口を開けて見せる。 そこには何もなかった。全て飲み干してしまったのだ。 「ふふふ……美味しゅうございましたわ」 「先生……姉羅々先生……」 僕の為に、フェラチオから精液を飲むことまでさせてしまった。本当に申し訳なく思う。 「ごめんなさい……」 うつむいた僕の目から、少し涙が出るのが分かった。 「どうして謝るんですの?」 「だって、僕のせいで先生は……」 「いいんですのよ……詩宝さんのためでしたら、わたくし、何だってしますわ」 「先生……」 姉羅々先生の本心は、分からない。でも、言葉だけでも、僕は少し救われたような気がした。 「ありがとうございます……」 「うふふ。どういたしまして。ただ……」 「ただ?」 「今ので霊的エネルギー、ほとんど溜まってないんですのよね」 「え!?」 さすがに僕は驚愕した。何か僕に、落ち度があったのではないか。 「な、何が悪かったんですか!?」 「何も悪くありませんわ。口から精を入れても、霊的エネルギーは溜まらないのですわ」 「じゃ、じゃあなんでやったんですか!? あれは効率のいい方法だって先生が……」 「些細な思い違いをしていましたわ。わたくし、解呪師としては、まだ仮免なんですのよ」 「仮免!?」 姉羅々先生は、占いの名人で呪いのスペシャリストだと思っていた僕は、すっかり気が動転した。 このまま頼っていて、本当に大丈夫なのか。 「…………」 茫然自失の僕に、姉羅々先生は言った。 「大丈夫ですわ。わたくし、呪術には物凄く詳しいんですのよ」 「今、仮免って言ったじゃないですか……」 「仮免でも詳しいのですわ。さあ、今度こそ霊的エネルギーを溜めますわよ」 「こ、今度は大丈夫なんですか……?」 不安を隠し切れずに尋ねると、姉羅々先生は頷いた。 「あの馬鹿女どもの顔を見たくないのなら、わたくしの言うことを通してくださいまし」 別に、中一条先輩や晃の顔を見たくない、なんてことはない。 ただ、考えてみると、姉羅々先生意外に呪いを解く人を見つけるのは、無理としか思えない。先生に賭けるしかなかった。 「分かりました……」 「おほほほ……では、後ろに来てくださいまし」 702 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ:2011/08/29(月) 18:53:27 ID:KnP0Q1mg ズボンを上げて後部座席に移ると、姉羅々先生もやってきて僕の隣に座った。 「何をやるんですか?」 「すぐに分かりますわよ」 見ていると、姉羅々先生はスカートを脱ぎ、ショーツ(黒のTバックだった)も脱いで、下半身裸になってしまった。 「ま、まさか……」 僕は焦った。そこまでやる必要があるとは思いたくない。 「そのまさかですわ。もう一度おちんちんを出してくださいまし」 「……本当に必要なんですか?」 「必要ですわ。早く」 「でも……」 「あんまりグダグダ仰ると、負の呪文をかけて、呪いを増幅させますわよ?」 「うっ……」 さすがにそれは、やられたら洒落にならない。姉羅々先生が本当にそんな呪文を使えるのか分からないが、試してみる勇気はなかった。 「わ、分かりました……」 僕は仕方なく、またズボンを下ろして物を露出させた。 「うふふ……何度見てもかわいらしいですわぁ……」 また舌で舐められる。固さを取り戻すのに、さほど時間はかからなかった。 「では、いよいよ参りますわよ」 姉羅々先生が、僕の腰にまたがってくる。先生の股間からは、熱い粘液がポタポタと滴っていた。 「…………」 「ちなみに、わたくしこれが初めてですわ。優しくしてくださいましね」 「そんな……それだったらもっと自分を大事に……」 「はあ、はあ……これがついにわたくしの中に……」 姉羅々先生は僕の話を聞かず、シャフトを握って先端を入り口にあてがった。 「や、やっぱり待っ……」 「あうんっ!」 「ひいっ!」 姉羅々先生は、一気に腰を沈めた。 屹立が、あっという間に先生の中に呑み込まれていく。 破瓜の血が流れているのが見え、先生が本当に初めてなのだと分かった。 「せ、先生……痛いんじゃ……?」 「少し痛いですけど、気持ちいいですわあ……」 入れてからほとんど間を置かず、姉羅々先生は腰を動かし始めた。襞が僕のに絡み付き、激しく放出を迫ってくる。 「あっ、あんっ! いい……凄いですわ! 初めてなのにこんなに……」 「ぎいいい……」 必死に腰に力を入れ、僕は耐えた。なるべくなら出したくない。 「おっ、おおお……詩宝さん……素晴らしいですわ……おおおんっ!」 「うがああっ!」 「が、我慢なさらないでくださいまし! 中に出していただかないと霊的エネルギーが、おおおお……」 「ううっ、でも……」 とうとう姉羅々先生は、体を大きく上下に動かし始めた。ムチムチした大きなお尻が、際限なく僕の腰の上でバウンドする。 僕の頭より大きなおっぱいも、凄まじい迫力で暴れ踊っていた。 ――だ、駄目だ…… そして、終焉が訪れた。 「で、出るっ……」 頭の中が、真っ白になった。 「あああっ! おおっ! いくいく、いくいくうっ! ご主人様ああああっ!」 姉羅々先生が何を叫んでいるのか分からないまま、僕の記憶は飛んだ。 ………… PPPP…… 「ん……」 電子音がして、僕は目を覚ました。 携帯の着信音だ。僕は持っていないから、姉羅々先生のだろう。 「あんっ……」 僕に覆いかぶさっていた姉羅々先生が、のそっと動いた。先生も、今まで失神していたらしい。 姉羅々先生はスーツのポケットから携帯電話を出し、気だるそうに通話に出た。 「はい。もしもし。わたくしですわお姉様…………ええ。もう捕獲済みですわ。でもまだこれから調きょ、いえ、なんでもありませんわ…………そんなに急かさないでくださいまし…………はいはい。一定の目処が付いたら、お連れしますわよ…………一定の目処は一定の目処ですわ。切りますわよ」 それだけ言うと、姉羅々先生は通話を切った。 僕には、その会話の意味は分からなかった。

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