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776 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/03/01(土) 19:58:07 ID:s1JwMypw ヤンデレに後ろから『だ~れだ』ってされたい で、間違えたい 778 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/03/01(土) 22:56:57 ID:dLP8n0o6 「だ~レダっ」 後ろからふわっとシャンプーの香りがした。と思ったら視界が少し汗ばんだ手で覆われた。 真っ暗ではなく、細い指は陽に透けて赤みを帯びている。生命の赤だ。 首筋のあたりに柔らかい髪が触れ、吐息もかかる。 走ってきたのだろうか、後ろの少女の息は上がっていた。 声音を変えていて誰だか分からない。 だが、おそらく待ち合わせの相手だろう。 「ことみだろ?」 「うふふ」 風が背後から吹いてきた。 生臭い風だ。 片手が外れた。 半分の視界の後ろから、放物線を描いて、丸い、ものが。 丸い、モノが。飛んで、きて。 視界の真ん中に落ちた。 「やっぱりことみちゃんと間違エタ……」 視界の真ん中に落ちていることみと目があった。 続かない。反省はしている。

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