「ヤンデレの小説を書こう!Part4-Page4」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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<p>501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 02:22:19 ID:x1fv1e7I<br />
>>496<br />
青天の霹靂って感じですな。儀介さっさと告白しとかねえか、ダメなやつめ!<br /><br />
>>498<br />
全裸よりぱんつのほうが好きな俺<br /><br />
502 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 11:43:15 ID:4J/lvCUb<br />
このペースだと今週末にはこのスレも埋まることになるな。<br />
2・3スレ目よりはスローペースだったが、<br />
一ヶ月ならエロパロ板ではかなり早いほうだな。<br /><br />
503 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:04:25 ID:te4Gve8c<br />
投下しますよ<br /><br />
504 名前: ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:05:18 ID:XjUBHhrl<br />
投下します。おにいたん2、5話。<br /><br />
>>444<br />
今回行頭にスペースかましたが読みやすさはぜんぜん変わってないと思う。<br />
漏れは大抵1文を40字前後で終わらせて改行するスタイルだから<br />
スペースはわざとかまさなかったんだ。<br /><br /><br /><br />
505 名前:『首吊りラプソディア』間幕[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:05:32 ID:te4Gve8c<br />
それは唐突にやってきた。<br />
少女はいつも通りに暮らしていた、そのつもりだった。実際にその通りだった。しかし<br />
突然、何かのスイッチが入ったかのように、思考に不安がよぎる。大切なあの人が、急に<br />
去ってゆくかもしれない。自分の前から姿を消すかもしれない。<br />
そんな馬鹿な、と思う。<br />
そんなこと有り得る筈がない、そう思い直して再びペンを取り、ノートに文字を綴って<br />
想い人への恋文を完成させてゆく。これを受け取ったときの反応はどのようなものだろう、<br />
そんなことを考えながら、鼻唄を歌いながら、文字を綴ってゆく。<br />
きっと悪い結果にはならないだろう、と思う。彼と両想いなのは普段の生活でも充分に<br />
分かっている。あと一歩、恋人となるのに必要なのは僅かな勇気だけだ。勇気を持ち一歩<br />
を踏み出すことが出来るのならば、全てが上手くいくだろう。<br />
先程の悪い考えを振り払うように、少女はポジティブに考えを繋げてゆく。<br />
だがそれは、不安の裏返しだということだ。<br />
振り払うということは思考の中にネガティブな考えが残っているというこであり、それ<br />
が少しずつ根を伸ばしているということでもある。気持ちというものを養分に成長し、心<br />
の隙間を埋めるように肥大して、やがては全てを侵食して埋め尽くそうとする。<br />
その現象は、彼女の中で発生していた。<br />
胸の軋みを感じて、筆が止まる。<br />
彼は自分の気持ちを受け止めてくれるのか、肯定だった気持ちは猜疑心へと変わり始め、<br />
否定の考えが幾つも浮かんできていた。もしかしたら他に好きな人が居るのではないか、<br />
自分に向けられているのは愛情ではなく他のものではないのか。<br />
その理由は、何なのか。<br />
彼女は結論する。<br />
殺さなければ、奪われてしまう。<br />
少女は少しずつ、だが確かに狂ってゆく。<br /><br />
506 名前: ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:07:43 ID:XjUBHhrl<br />
ロボさーん?お先にどうぞー?<br /><br />
507 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:08:11 ID:te4Gve8c<br />
「ほ、本当でござるか!?」<br />
フジノの叫びに、サキは頷いた。<br />
フジノの驚きはもっともだ、俺自身も報告書を読んで驚いた。俺の場合は驚きすぎて、<br />
声が出なかっただけのこと。そこに記されていたのは、予想を遥かに越える結果だった。<br />
32人、それが昨日『首吊り』に殺された者の人数だ。<br />
一晩でそれだけ殺すなんて、幾ら何でもふざけている。中には模倣犯の犯行もあるかも<br />
しれないと思ったが、共通点が幾らかあったらしい。殺された対照が全員女性だという事<br />
の他に、結び目が特定のもの、ということだったらしい。多少のずれはあるものの、どれ<br />
も同一人物の手で結ばれたもののようだった。角度や強さが一致するのは他人では有り得<br />
ない、という判断からだ。<br />
しかし、疑問もある。<br />
今までは老若男女関係なく殺して回っていたのに、年齢の差こそあるものの被害者全て<br />
が女性なんてことは実際に有り得るのだろうか。いや、有り得ると言うしかない。現実に<br />
そんな状態なのだから、認めるしかないだろう。<br />
だとしたら、<br />
「目的が変わったのか?」<br />
「恐らく、決まったと言った方が正しいのでしょうね。何かのきっかけがあって、目的が<br />
生まれたのでしょう。多分結び目を同じくしているのも、自己を表す為のものです」<br /><br /><br />
508 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:09:26 ID:te4Gve8c<br />
ということは、『首吊り』は俺達管理局員に向けて何かのメッセージを送ってきている<br />
ということだろうか。他の人間に何かを示したいのなら『首吊り』をしていることくらい<br />
しか伝えられないし、結び目が共通していることは、外部に漏らすような内容ではない。<br />
そもそも事件が解決した後にならなければ犯行の詳しい内容は外に流れないし、そのこと<br />
で伝えたいならば寧ろ自首をしてくる筈だ。だから、これは管理局員に向けたもので多分<br />
間違いないだろう。<br />
「問題は、奴の意識が誰に向いているのか、でござるな」<br />
管理局全体に向いたものか、それとも個人に向いたものか。<br />
個人的には、特定の誰かに向けられたものだと思う。管理局に対するものならば、今更<br />
女ばかりを殺すということは何の意思表示にもならないからだ。弱いものを狙ったなんて<br />
考えは、とうの昔に議論され尽くしている。一般人が確率システムを使うようになって、<br />
女性が弱いなんて意識は無くなった。それに被害者の中には『月の魔女』の片割れも居た<br />
らしいので、弱さなどは殆んど無縁のものになっている。だからと言って強い者が対照か<br />
と言えば、それは絶対に違うだろう。殺された者の殆んどは、普通の人だからだ。つまり<br />
女性であれば誰でも良く、それがメッセージになる誰か。<br />
さっぱり分からん。<br />
「サキ、どんな意味があると思う?」<br />
「女性に恨みがあるとか、その線では? 女なんて皆消えてしまえ、という」<br />
「ならば犯人は男でござろうか?」<br />
全員で首を捻り、唸る。<br /><br /><br />
509 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:12:25 ID:te4Gve8c<br />
カオリは今日は仕事が入っているらしいので来れないとの話だったが、今のような事態<br />
ならば寧ろ丁度良かった。サキは元よりフジノも捜査に協力してくれることになり、皆で<br />
考えているのだが、カオリだけは居てはいけないからだ。そんな意味ではある程度自由に<br />
なることが出来るから、申し訳ない話だが少しありがいと思った。<br />
「しかし、性別か」<br />
これは意外と良い線かもしれない。俺の第一目的は表向きには『首吊り』の捜査、逮捕<br />
となっているが、個人の考えとしては二番目だ。本当の目的はカオリにかかっている容疑<br />
を外すことであり、『首吊り』が男であると証明が出来るならば、カオリの容疑は完全に<br />
晴れることになる。全て確率システムを使っての犯行なので身体的特徴を掴めず、それ故<br />
にカオリが容疑者となっている訳だが、逆に言えばそれだけなのだから。<br />
「フジノはどっちだと思う?」<br />
「ん? よく考えたら、女かもしれんでござるよ」<br />
「どういうことだ?」<br />
出来れば男だと予想してほしかったが、何か考えがあるのだろう。尋ねると、フジノは<br />
俺の腕を掴んで抱き寄せた。突然のことにバランスを崩して膝枕の世話になったが、これ<br />
と『首吊り』が女であることと何の関係があるのだろうか。<br />
「例えば、例えばの話でござるよ?」<br />
こちらに冷たい視線を向けるサキを見ると、念を押すように言い、<br />
「拙者はこの虎吉殿と触れ合っているときが、一番幸せでござる。それがもし誰かが奪う<br />
としたら、それはもう怒り心頭でござるよ。今のパターンで言えば、拙者を抜けば虎吉殿<br />
に一番近いのはサキ殿でござるから、警戒すべきはそこでござるな」<br /><br /><br />
510 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:13:55 ID:te4Gve8c<br />
フジノが言いたいことは大体分かってきたが、果たしてそれは有り得るのだろうか。<br />
「拙者は違うと思いたいが、嫉妬深い娘ならば他の女に注意が向いたら、それだけで気分<br />
が悪くなる者も居るのでござる。疑ってしまえばキリが無く、疑いの視線はやがて全ての<br />
女に向けられてゆき、積もりに積もった怨念やら何やらで……」<br />
ブスリ、でござる。<br />
そう言って、サキに軽く手刀を突き出した。<br />
無いことも無いかもしれない、ここに居るのは管理局員を除けば罪人ばかりだ。中には<br />
嫉妬のあまり間女を殺して入ってきた者も居るだろうし、重度の者ならば連続しているの<br />
も説明がつく。理屈は通るのだが、しかし人数がおかしいと思う。距離の問題は空間転移<br />
を利用すれば解決出来るが、一晩で32人は無理がある。単独でそこまで殺すのは、まして<br />
証拠を何も残さずに連続で続けるのは無理がある。複数での犯行、となればどうだろうか。<br />
「それも無理か」<br />
そんな人間が集まればその場で即殺し合いになってしまうだろうし、人を殺してしまう<br />
程に嫉妬深い人間がそうそう居るとは思えない。偶然に起こることも有り得ないだろう。<br />
そうだと仮定しても、結び目の条件が同じなら『首吊り』の役目という人物が必要になる。<br />
リスクを犯してまで、そんな必要があるとは思えない。あるとするならば自己を示す為で、<br />
それならば他人は邪魔になってくる筈だ。<br />
思考が無限ループを起こしそうになり、考えることを一旦止めて体を起こす。フジノが<br />
一瞬残念そうな顔をしていたが、サキの視線が毎秒ごとに冷たくなってきているような気<br />
もするし、こうしている自分も何だか馬鹿みたいなので続けるのは駄目だ。<br />
「気分転換にメシでも行くか」<br />
「あ、私はパスです。やることがあるので」<br /><br /><br />
511 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:15:29 ID:te4Gve8c<br />
視線で尋ねると、サキは自分の首に首輪を填めた。色は透明、ランクの外。監獄都市で<br />
生まれた二世が着けているもので、聞き込み調査などでよく使われるものでもある。サキ<br />
は前者には当てはまらないから、どこか特別な場所に用事があるのだろう。<br />
珍しくスーツではない私服姿なのも、その為か。<br />
「ん?」<br />
それを見て、何だか妙な感じを受けた。昔どこかで見たことがあるような気がしたが、<br />
気のせいだろうか。記憶を辿ってみるが、思い出すことが出来ない。喉元まで上ってきて<br />
いるのだが、他人の空似という可能性もあるし、全然違う人物かもしれない。<br />
「そんなにジロジロ見ないで下さい、また罪を重ねるつもりですか?」<br />
「いや、カオリは居ないから罪人扱いも無いだろ」<br />
それにしても気になる、何とも気持ち悪い。さっきまでは『首吊り』で一杯だったが、<br />
今は別の意味で頭が一杯だ。尋ねれば一発で分かるのだろうが、人違いならば藪蛇で妙な<br />
ことを言われかねない。こいつは何故か俺に対してだけは、そんなタイプだ。<br />
「どうしたでござるか?」<br />
「何でもない」<br />
不思議そうな目で見てくるフジノに答え、再びサキを見た。<br />
「何ですか?」<br />
どこか不満そうな表情を浮かべているサキに首を振り、俺は部屋を出た。<br /><br />
512 名前:ロボ ◆JypZpjo0ig [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:16:28 ID:te4Gve8c<br />
今回はこれで終わりです<br /><br />
第二章開始<br /><br />
513 名前: ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:17:15 ID:XjUBHhrl<br />
んじゃ、改めて投下開始<br /><br />
514 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:18:18 ID:XjUBHhrl<br />
「ふくちう、でつ!」<br />
和室。座卓にはフルタワーサイズの巨大パソコンが2台・・・1台はRAIDサーバーのようだ。<br />
20インチはある大ディスプレイは贅沢にもSVGA。字が大きくて目には優しそうだ。<br />
部屋には巨大なページプリンターが鎮座。時折紙を吐き出している。<br />
OA用紙が詰まった段ボール箱が積み重なって壁を形成。まるでどっかの会社の事務所である。<br />
唯一、布団とそこにおいてある2、3のぬいぐるみがここの主がどういう人物かを表している。<br />
「復讐とはいうけどね、薫ちゃん」<br />
ここは禾森邸にある薫の部屋。ぬいぐるみがなかったらとても幼稚園児の部屋ではない。<br />
「どうするの?」<br />
この日、休みの耕治とあずさは薫と話し合っていた。<br />
6畳間はパソコンと関連機器、それとダンボールに囲まれ、座るところは薫の布団しかない。<br />
そこに3人は座り込んで話をしている。<br />
「あのおんなには、ちかるべきむくいをあたえるでつ!」<br />
その邪悪な(笑)正体を晒した後、笑留は禾森邸に入り浸っていた。<br />
もー毎日食いたい放題、ソドムやゴモラも裸足で逃げ出す痴態が繰り広げられていた。<br />
「ちょっと・・・薫ちゃん?まさかあの男みたいに・・・」<br />
旧山那邸の地下にねむる誰かさんを思い出し、あずさが不安を述べる。<br />
「みづからてをかけるなんて、ぐのこっちょうでつ!」<br />
エヘンと威張る薫。<br />
「てをよごちゃづ、つまーと(スマート)にいきまつ!」<br />
「て、手を汚さずって・・・」<br />
「とのためのきりふだは、もうちゅうもんづみでつ♪」<br />
「ちゅうもん?」<br /><br />
ちゃちゃっ、ちゃちゃっ、ちゃららら~♪<br /><br />
薫の大好きなアニメのOP曲が流れる。薫の携帯の着信音だ。<br />
「あい、かぁる、でつ♪」<br />
「・・・」<br />
「あい!とどきまちたか?つぐとりにいきまつ♪」<br />
短い会話ですぐに電話を切る薫。<br />
「『だいがち』のおぢたんからでちた。かぁるのきりふだがとどいたらちいでつ」<br />
「『代貸』・・・って、・・・の事務所から?」<br />
「とうでつよ?」<br />
「まさか・・・拳銃じゃないでしょうね・・・?」<br />
あまりに物騒な薫の発言にまた不安の声を上げるあずさ。<br />
「ちゃっきもいいまちたよ?みづからてをかけるのは、げたく(下策)でつ」<br />
人指し指を一本だけ立てて、ちっちっちっ、の動作をする薫。<br />
「とれに、ぱんぱん(銃のことらしい)なんかつかったら、だいがちやくみちょうたんまでめいわくかかるでつ」<br />
「そりゃそうだけどな・・・」<br />
「ちょっと、『ぢむちょ』いってきまつ」<br />
よっこいしょ。薫は立ち上がり、愛用のバッグを首から提げる。<br />
「その荷物、重いの?ついていこうか?」<br />
場所が場所だけに気は進まないが、一応大人の耕治が薫に言ってはみる。<br />
「かぁるの、てのひらにのるぐらい、かるいでつ」<br />
「そっか」<br />
「あ、おにいたん?」<br />
「なんだい?」<br />
「おねがいがあるのでつが」<br />
「俺に出来ることなら・・・なぁに?」<br />
「おにいたんにちかできないことでつ」<br />
「?」<br />
薫は一度は出て行きかけたが、思い出したことがあり耕治に話しかける。<br /><br />
515 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:18:50 ID:XjUBHhrl<br />
「でんわちてほちいとこがあるでつ」<br />
「電話?」<br />
「てれびきょくでつ」<br />
「TV局?フラムーン(薫の好きなアニメ)の放送を野球中継で中止するなとか?」<br />
「とんなことつるぐらいなら、『きゅうぢょうにばくだんをちかけた』といたづらでんわちたほうがはやいでつ」<br />
「おい・・・」<br />
「あのね、おにいたん、○○○○○○○○が、あちたのなんぢからながれるかきいてほちいのでつ」<br />
「え?○○の○○?明日は確か・・・・があるから、いつもなら10時半ぐらいじゃない?」<br />
「あちた、かくぢつに、ながれるよういってほちいでつ」<br />
「うーん?聞いてくれるかなぁ?」<br />
「みたとおねえたんのなまえをだつでつ。おねえたんはかいちゃのえらいちとでつから」<br />
「そうなの?」<br />
これはあずさの声。<br />
「おねえたん・・・みたとおねえたんは、『ちーえむ』とかもやってるでつよ?」<br />
「初めて知った・・・」<br />
「そういやうちの店にテレビ局の人連れてきて打ち合わせしてたっけ」<br />
「とうでつ。あと、だんぼーるに『ばつ』がついたのがあるのでつが」<br />
そういうと薫はダンボールの中の一つを指差す。黒マジックででっかく『×』が描かれてある。<br />
「とのなかのかみを『ちゅれっだー』にかけててほちいでつ」<br />
「わかった」<br />
「つぐかえってきまつからね♪」<br />
そして薫は出て行った。<br /><br />
「おお、薫ちゃん」<br />
「あ、『くつりや』のおぢたん!おひたちぶりでつ♪」<br />
某『反社会的団体』事務所内。そこにいたのは代貸と呼ばれている人物と、もう一人。<br />
通称『薬屋』。めったに事務所に出てこない、この団体における麻薬のエキスパートである。<br />
「薫ちゃん、この前はえらい目にあったな」<br />
「へいきでちた」<br />
薫は事務所のソファーに座り、対面の2人と話し始める。<br />
「あそことはもう話し合いがついたからな。よく勉強させたし」<br />
というと代貸と薬屋はにやりと笑う。<br />
(たぶんかぁるがもらったおかねのばいいじょうをもらったか、げんぶつでもらうことにちたか、でつね)<br />
とは薫は思ったが、口には出さない。不用意な発言が命にかかわる世界である。<br />
「で、おぢたん、たのんでたのはできまちたか?」<br />
「おう、もちろんよ!」<br />
というと薬屋は懐から粉薬の袋を取り出した。全部で5つ。<br />
「薫ちゃんの注文どおりのもんだ。粉薬にして、服用後5分で効果開始、10分後に切れる。バックファイヤはなし」<br />
「ぱーふぇくと、でつね♪」<br />
「感謝の極み」<br />
おどけて紳士の礼をする薬屋。<br />
「普通効果は長いほうがいいんでな。失敗作の中に丁度いいレシピがあったんで作ったけど・・・」<br />
そこで言葉を切り、薫のほうを覗き込む薬屋。<br />
「しかし、なんに使うんだい?まさか、これで一服もって誰かを交通事故にするとか?」<br />
「とんなつかいかたはちまてん」<br />
薫は言い切る。<br />
「とれだと、くつりがからだにのこりまつ。そこからここにたどりつかれたらこまりまつ」<br />
「OK。それならいい」<br />
「言っただろ。この子は並みのガキじゃないって」<br />
これは代貸の言葉。<br />
「しかし、なんに使うんだ?俺にはそういう使い方しか思いつかなかったけどなぁ」<br />
「ひみつ、でつ♪」<br />
そういうと、薫はないしょ、のポーズをとる。そして立ち上がる。<br />
「では、かえるでつ。おかねは、いいんでちたね」<br />
「今日はサービスだ。とっときな」<br />
「ありがとでつ♪」<br /><br />
516 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:20:29 ID:XjUBHhrl<br />
一方、主が一時不在の部屋ではシュレッダーがうなりをあげていた。<br />
「ちょっと、これ、ドイツ語よ?」<br />
「読めねぇ・・・いったい薫ちゃんはなにをやってたんだ?」<br />
薫に言われたとおり、耕治とあずさは『×』と書かれたダンボールの中身をシュレッダーにかけていた。<br />
中にあったのはコピー用紙の山。インターネットからプリントアウトしたものらしいが中身が何か全く検討つかない。<br />
「あ、これ日本語・・・、んん?『自白剤の歴史と効果』?」<br />
「これもだ・・・『MDHDの人体における効果時間と調整レシピ』?」<br />
「これは・・・は?『誘導尋問を行なう上での質問技術とミスリーディング』?」<br />
「麻薬と尋問・・・誰かの本音を聞きだすのかなぁ?」<br />
「あれだ。耕治が浮気してないか、一服もって拷問するんだ」<br />
「笑えねぇ・・・あ」<br />
「ただいま、でつ♪」<br />
部屋の主が帰ってきた。かばんをかけると寝床の布団にどっこいしょと座り込む。<br />
「かぁるちゃん、おかえり~」<br />
「おねえたん、ごみとうじできてまつか?」<br />
「ごめんね、まだなの」<br />
「ゆっくりでいいでつ。ただ、かくぢつにつててくだたい!」<br />
「ヤバイの?中身見られたら捕まるとか」<br />
「よむだけならつみにならないとおもいまつが、これがよめるちとなら、あくようができるでつ」<br />
「悪用・・・」<br />
「ねぇねぇ、薫ちゃん?」<br />
麻薬の使い道が分からないあずさがもう一度聞く。<br />
「文章ちょっと読んだんだけどさ・・・これでさ・・・耕治を拷問するの?」<br />
「おにいたんに、でつか?」<br />
ケラケラと笑い出す薫。<br />
「おにいたんのことはちんじてまつから、とんなひつようないでつよ?」<br />
「あのさ・・・薫ちゃん。さっきから気になってたんだけど」<br />
と耕治はパソコンの画面を指差す。<br />
「この『おにいたん店で盗聴3/1.mp3』ってファイル、なに・・・?」<br />
「おとめのひみつ、でつ♪」<br />
そういうと薫はいそいそと問題のファイルをゴミ箱フォルダに移動した。<br />
(不用意な発言はできないな・・・)<br />
「あ、おにいたん。でんわのけんはどうなりまちたか?」<br />
「その件?間違いないよ。それは明日22:40ごろ放送だって」<br />
「よろちいでつ」<br />
「そういえばさっき薫ちゃん宛に荷物が届いたよ?」<br />
あずさは薫が出て行った直後に来た宅配便の荷物を取り出す。<br />
「送り主が『バラエティショップ防犯用品研究所』・・・だって」<br />
「あい。これでふくちうのどうぐ、でんぶとろいまちた♪」<br />
嬉しそうに言う薫。<br />
「バラエティショップって・・・中身はあれ?スタンガンとか?」<br />
「ちがいまつ。これは、えみるおねえたんへのぷれぜんと、でつ」<br />
「笑留さんの?あの人に護身グッズとかいらないんじゃない?」<br />
「逆に襲うほうだろうな」<br />
あははははは・・・と乾いた笑い声を上げる耕治とあずさ。<br />
「でさ、薫ちゃん。復讐って、いつするの?」<br />
「あちたでつ♪」<br />
「明日?!」「早っ!」<br />
あまりの急展開に驚く二人。<br />
「あちたでないとだめなのでつ。このきかいのがつと、つぎのらいげつではできないかもなのでつ」<br />
次の来月では出来ないかも?変な日本語に首をかしげる二人。<br />
「あちたは、えみるおねえたんが、こられないひでつ」<br />
そうなんだろうか?再び首を傾げる二人。<br />
「かくぢつにちたいので、おにいたんにおねがいがあるでつ」<br />
「なんだい?」<br />
「みたとおねえたんの、でんわばんごうをおちえてほちいでつ」<br /><br />
517 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:21:17 ID:XjUBHhrl<br />
(かいわのないようは、おにいたんたちはちらないほうがいいでつ)<br />
そういって部屋を出て行った薫は、外に出て美里と話をしているようだ。<br />
「しかし、なに考えてんだろうな薫ちゃんは・・・?」<br />
「明日なんかあったっけ?」<br />
「確かグループ店長会議、19時から・・・そっか!明日は笑留さんは実家に確実に泊まるんだ」<br />
「そっか。本部からだとここより自宅のほうが近いからか。それを念を押しに言ったって事?」<br />
「だろうねぇ。何で聞かれたくないかわかんないけど」<br />
口を動かしながらも、二人は例の×印ダンボールの中から取り出した紙をシュレッダーに投入していく。<br />
やがて、箱の中から、1冊の本が出てきた。<br />
「これ・・・捨てたらヤバイんでしょうね・・・」<br />
「どした、あずさ?」<br />
ダンボールから出てきた文庫本を手に、首をかしげるあずさ。耕治はそれを取り上げる。<br />
「うーん、とき子さんの持ってる推理小説じゃない?」<br />
「あのひと、サスペンスドラマ好きだもんね」<br />
「これはとき子さんに聞いてから決めたほうがいいな」<br />
「そうね」<br />
耕治はこの本だけを薫の机のうえに置いた。<br />
「面白いんだったら、借りてみよ」<br />
「おもしろいんじゃない?なんかのミステリー大賞とったとか帯に書いてるし」<br />
「へー?!・・・タイトルなんていうんだったっけ?」<br />
「えっとな・・・」<br />
耕治は再び取り上げて題名を見る。<br />
「・・・?『魔術はささやく』・・・?」<br /><br />
「あ~らかぁるちゃん、いらっしゃい」<br />
「こんにちわ、でつ♪」<br />
次の日の夕方、薫はテュルパンを訪れた。店の事務所にはフロアでの仕事を終えた笑留がパソコン相手に格闘していた。<br />
「おねえたん、おちごとでつか?」<br />
「今日会議でねぇ~資料がまとまらないの~」<br />
といいつつキーボードを叩く。<br />
「おねえたん、おつかれでつね」<br />
「おつかれなの~だけど薫ちゃんが来てくれたら疲れも吹き飛ぶの~」<br />
笑留は椅子を回転させて薫のほうを向き微笑む・・・涎を垂らしながら。<br />
「かぁるちゃんのおしっこ飲んだら元気出るの~」<br />
「え、えみるおねえたん・・・」<br />
さすがにドン引きする薫。<br />
「お、おねえたん。だいどころにいってこーひーでも、もらってきまつ」<br />
「ああ~ん、かぁるちゃんのほうがいいのに~」<br /><br />
薫は事務所から厨房に移動する。<br />
「おねえたん、てんちょうたんに、こーひーをいれてくだたい!」<br />
「うん、わかった!ちょっとまっててね」<br />
偶然食器を返しに来たあずさがいたので薫は笑留用のコーヒーを頼む。<br />
あずさは食器棚からコーヒーカップ一式を取り出す。<br />
「かぁるちゃんは牛乳でいい?」<br />
「あい!あいつでおねがいちまつ!」<br />
「はーい」<br />
あずさは大きな薬缶に入ったコーヒーを保温のため弱火にしていたコンロからとり、コーヒーに注ごうとする。<br />
「あ、おねえたん、ちょっとまってくだたい」<br />
「どうしたの?」<br />
薫はポケットから薬の入った包みを取り出すとそれを開け、中にある怪しげな粉をコーヒーカップにいれた。<br />
「か、薫ちゃん・・・それ、毒じゃないでしょうね?」<br />
「とんなわけないでつ!おみちぇがつぶれるでつ!」<br />
「な、ならいいんだけど・・・」<br />
といいながらあずさはその問題のカップにコーヒーを注いだ。<br />
そして冷蔵庫から牛乳パックを取り出し、グラスに注ぐ。<br />
あずさはカップとグラスを小さなお盆の上に置いた。<br />
「薫ちゃん、これ、持てる?」<br />
「あい!」<br />
薫はあずさから貰った盆を手に再び事務室に向かう。<br /><br />
518 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:22:00 ID:XjUBHhrl<br />
「えみるおねえたん、ただいまでつ」<br />
「あん、かぁるちゃんありがと~」<br />
笑留は席からたち薫の前に立つと盆からコーヒー一式を受け取った。<br />
薫は盆を地べたに置くとグラスだけ両手で持つ。<br />
「では、いただきます。んぐんぐんぐ・・・」<br />
笑留はホットをブラックのまま飲んだ。<br />
「おねえたん・・・にがくないでつか?」<br />
「これがいいのよ。このほうがコーヒーの味が分かるし」<br />
2、3口で飲み干すと笑留はまたパソコンの画面に向かう。<br />
「さーて、飲んだら気合入ったぞー!やるぞー!」<br />
笑留はまたキーボードを打ち始めた。<br />
「こっぷ、かえちてきまつね」<br />
薫は笑留のコップをのけ、厨房に持っていった。そして、帰ってきたとき。<br />
「えみるおねえたん、ちょうちはどうでつか?」<br />
「抜群抜群・・・って、あれ・・・あ・・・なんか目が回ってきた・・・なんで?」<br />
「おねえたんはつかれてるのでつよ・・・」<br /><br />
がばっ!<br />
気がついたら笑留はキーボードの上に突っ伏して寝ていた。<br />
「え?あたし、なにしてた?」<br />
「おねえたん、つかれてねてたのでつよ」<br />
「え・・・そうなんだ。何分ぐらい?」<br />
「20ふんぐらい・・・でつね」<br />
「よかった~」<br />
笑留は胸をなでおろす。<br />
「おねえたんがちんぱいでちたが、もうだいぢょうぶでつね?」<br />
「うん!だいじょうぶ!」<br />
笑留は薫に対し力こぶを作る動作をする。<br />
「じゃーやるぞー!あと30分!」<br />
「がんばってくだたい!かぁるは、これでかえるでつ」<br />
「うん!今日はおうちにいけないけど、またね~」<br />
パソコンに体を向けてるので後ろを向いたまま笑留は手を振る。<br />
「あい!おねえたんも、がんばってくだたい!」<br />
そういって出て行った薫の瞳には月色の光がともっていたが、笑留はそれに気づけなかった。<br /><br />
519 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:23:01 ID:XjUBHhrl<br />
その夜、22時過ぎ。禾森邸。薫は携帯で笑留に電話した。<br />
ぷるるるる~、がちゃ。<br />
「あ、かぁるちゃんだ~」<br />
「えみるおねえたん、かぁるでつ♪」<br />
「きゃ~かぁいい~♪」<br />
「おねえたんと、てれびでんわではなちたいでつ」<br />
「わかったぁ、ちょっと待っててね」<br />
薫は居間のパソコンを操作し、大画面のテレビをパソコン画面に切り替えテレビ電話を起動する。<br />
すると、画面にでっかく笑留の姿が映し出される。<br />
「あ~かぁるちゃん映った~♪あれ、耕治君にあずさちゃんたちもいるの?」<br />
「あい♪みんなでいまにいまつ」<br />
笑留は画面の中で手を振っている。ちなみに声はテレビのスピーカーから流れている。<br />
笑留は自室のパソコンからテレビ電話をしていた。後ろに部屋の風景が映っている。<br />
風景といっても、後ろに映っているのはベッドとその上に乗った笑留がいつも持っている鞄ぐらい。<br />
ちなみに彼女はスーツ姿のまま。もしかしたら今帰ったばかりかもしれない。<br />
「おねえたん、いまかえったとこでつか?」<br />
「そ~なの~、お兄ちゃんはもう帰ってきてるんだけど、お姉ちゃんがまだ帰ってきてないの」<br />
「おにいたん・・・ゆういちてんちょうたんでつか」<br />
「うん!でさー、せっかくみんないるんだしさ~」<br />
そういうと笑留はいきなり服を脱ぎだそうとする。<br />
「お、おねえたん!ちょ、ちょっとまつでつ!」<br />
「えー?!どうしたの、かぁるちゃん?」<br />
「あのね、おねえたん。ゆういちてんちょうたんとおはなちちたいのでつ」<br />
「え~!!」<br />
明らかに不満の声を上げる笑留。<br />
「てんちょうたんとおはなちがあるのでつ。かぁるのおねがい、だめでつか?」<br />
「うーん、ちょっとまっててね」<br />
そういうと笑留は画面から姿を消した。部屋の外に出たようだ。<br />
画面から小さく「おにーちゃーん!」って声が聞こえる。<br />
「おにいたん、いまなんぢでつか?」<br />
「10時半に少し前・・・25分」<br />
「ぎりぎりでつね・・・」<br /><br />
520 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:24:08 ID:XjUBHhrl<br />
1~2分して画面の前に元店長-樹元雄一が現れた。後ろには笑留がベッドの上に座っている。<br />
「はーい、おまたせー薫ちゃん♪」<br />
「ゆういちてんちょうたん、よびつけてごめんなたいでつ」<br />
「いいよ~」<br />
そういって雄一は笑う。<br />
「いつも妹が迷惑をかけてるからね」<br />
「おにいたんからいちどきつくいってくだたい!」<br />
「うんうん、いっておくよ」<br />
後ろでは笑留が口を膨らましてプーと怒った表情。<br />
「でね、てんちょうたん」<br />
「なにかな、薫ちゃん?」<br />
「てんちょうたんたちのおへやに、てれびはありまつか?」<br />
「あるよ?」<br />
「ちょっとつけてくだたい」<br />
「テレビ?そういや今の時間帯だと・・・笑留、テレビつけて」<br />
「テレビねー、おっけい」<br />
笑留はベッドに転がっていたリモコンをとると画面から見て右にリモコンを向けた。この画面からはテレビは見えない。<br />
「あ、うちのCMやってる」<br />
「ほんとだ」<br />
『ぐるぐるきょうも~♪』<br />
ウエイトレスが複数お盆に料理を載せてクルクル回転している。テュルパンのCMだ。<br /><br />
”きていぢぢつ、つくるでつよ・・・”<br /><br />
「え?」<br />
「笑留、どうした?」<br /><br />
”おねえたんは、ゆめをみてたのでつ・・・”<br /><br />
笑留はテレビを見たまま動かなくなる。<br />
「笑留、おい!」<br />
雄一は画面から離れると、その手を笑留の肩にかける。笑留は雄一の手を自らの手で払うと、その手首をつかんだ。<br /><br />
”いまは、あくむをみてるでつ・・・”<br />
”ゆめは、ちゃめるでつ・・・”<br /><br />
「うん・・・ゆめだから・・・さめるよね・・・」<br />
「笑留、どうしたんだ、おい!」<br />
笑留は雄一の手首をつかんだまま雄一のほうを振り向く。<br />
その瞳は月色の光を灯していた。明らかにヤバい瞳だ。<br />
「え・・・え・・・えみるさん?」<br />
「おにいちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!」<br />
笑留は、雄一をベッドに押し倒した。 <br /><br />
521 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:25:46 ID:XjUBHhrl<br />
以上です。<br />
次回、完結。またエロ。そして修羅場。<br />
・・・新スレが起つまでに間に合えばいいが。<br /><br />
522 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:27:28 ID:XjUBHhrl<br />
・・・だめだ。もう450KB使い果たしてる・・・orz<br /><br />
523 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 04:47:06 ID:7yxgMxT1<br />
>>512第二章キタ━━(゚∀゚)━━!!GJ!<br />
開始早々サキが嫉妬?<br />
過去に虎吉と関わりがあったようだし今後の展開がますますwktk<br /><br />
>>521遂に病みが来るかと思ったら次で終わりとはw<br />
大爆発に期待w<br /><br />
524 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 12:49:49 ID:0xGFv+j9<br />
サキが急に可愛く見えてきた俺ガイル<br />
ロボ氏GJ!<br />
◆dkVeUrgrhA氏もGJ!次回最終回?<br /><br />
450&#13189;越えたし次スレ立ててきていいのかな? <br />
問題ないようなら行って来ますね<br /><br />
525 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 13:29:22 ID:0xGFv+j9<br />
立ててきました<br /><br />
ヤンデレの小説を書こう!Part5<br />
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174364890/<br /><br />
526 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 15:58:11 ID:+UBnlJRw<br />
埋めついでに愚痴を少々。<br /><br />
このスレでは雑談が少なめだった。<br />
実にSSスレらしいのだが、少々寂しくもあった。<br />
住人が減ってしまったのかな、と思ったりする俺ガイル<br /><br />
527 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 16:14:43 ID:7IMjvgJf<br />
SSスレで雑談を遠慮するのは当たり前のマナーだろ、常識的に考えて……<br />
容量とか考えろよ<br /><br />
528 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 16:38:21 ID:lRPxiCOf<br />
いいものじゃないか、神光臨の頻度が増えたと思えば。<br /><br />
529 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 16:39:46 ID:+UBnlJRw<br />
それはそうなんだけどさ……なんだか、感想レスも最近減った気がするんだ。<br />
覗きに来る人が減ってたりしたら、なんか悲しいわ……<br />
みんな、居るのか?<br />
うぅぅぅぅ…………<br /><br />
ヤンデレスレはエロエロよー!<br /><br /><br />
orz<br /><br />
530 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:14:07 ID:5QfzGFlb<br />
覗いてるけど読んでないしな、俺の場合<br /><br />
531 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:15:31 ID:lRPxiCOf<br />
ふ ざ け る な<br />
俺の常駐では控え室を除くとここが一番過密なんだぞっ!<br /><br /><br />
_| ̄|○<br /><br />
532 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:53:56 ID:WNu2Za9q<br />
作品以外のレスで埋め尽くされた今の嫉妬スレを見ろ。あれは泣きたくなる。<br />
作品が投げ出されたにも関わらず、ハチ公のように続きを待つ俺の気持ちも考えろ。<br /><br />
533 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:54:28 ID:XjUBHhrl<br />
ヤンデレスレは個人的には感想専用スレが欲しい<br /><br />
534 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:57:16 ID:XjUBHhrl<br />
>>532<br />
逆レイプスレなどヴァカが暴れて職人全員逃亡、<br />
新作投下がないまま次スレ移行だぞorz<br /><br />
535 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/20(火) 19:42:57 ID:LXxhQSKc<br />
神気取りの勘違いバカを潰すのは最高の娯楽だけどなw<br /><br />
536 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 19:57:34 ID:2DdENjVX<br />
嫉妬スレに飽き足らず、ヤンデレスレにまで来たか……<br /><br />
537 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 19:57:56 ID:3Ccti8Mu<br />
と、工作員が言ってましたw<br /><br />
538 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:04:47 ID:4PUniF5d<br />
>>535<br />
お前、嫉妬スレで荒らしやっているバカだろ?<br /><br />
539 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:08:09 ID:Qr9CS35h<br />
>>538<br />
嫉妬スレを荒らしておいてこっちだけ無傷でいようなんて虫が良すぎるんだよw<br />
やられたぶんはキッチリやり返すからなw<br /><br />
540 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:09:57 ID:WNu2Za9q<br />
>>539<br />
単発IDの荒らしはこっちにも来ているのか・・・。<br /><br />
541 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:13:14 ID:6c/a9RbQ<br />
荒らしは全力でスルーしろ<br /><br />
542 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:42:55 ID:fWZsslMS<br />
>>539<br />
お前、彼女も友達もいないんだろうなぁ。<br />
可哀相な人だねぇ…(つД`)<br />
荒らし回る暇があったら、出会い系にでも登録しなよ。<br />
あっ、ゴメン!ひきこもりのニート君には無理だったよな…本当にごめんな。<br /><br />
それから、君にはこれ以降一切、かまわないけど気を落とすなよ。<br />
生きてれば、きっといつかいい事あるよ!<br />
いいグロ画像拾うとかさ。<br />
君、グロ好きだろ?<br /><br />
じゃあ元気でな!w( ´ー`)y━・~~<br />
>>541<br />
おもいっっっきり、かまっちまった。<br />
コレ以降は全力でスルーする。<br /><br />
543 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:45:12 ID:z26hRunX<br />
以後、つっこみ禁止!!!<br />
↓<br /><br />
544 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:46:35 ID:lRRpX25M<br />
最近お茶会のご主人が来ないなあ。<br />
確かに創作活動には波があるのは分かってるんだけど……<br /><br />
545 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/20(火) 20:47:49 ID:OjoOwn80<br />
>>542<br />
殺すぞw<br /><br />
546 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:48:09 ID:WNu2Za9q<br />
とりあえず、ずっとお預けの生殺し状態なので、<br />
慎太郎君の人のパソコンは早く直ってほしい。<br /><br />
547 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:52:20 ID:z26hRunX<br />
そういやさ、ミ(ry主催のイベントが明日あるな。<br /><br />
548 名前:うふ~ん[うふ~ん] 投稿日:うふ~ん ID:DELETED<br />
うふ~ん<br /><br />
549 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:55:57 ID:qhPMkswl<br />
勝利云々のやつか・・・<br />
相変わらず暇みたいだなw<br /><br />
550 名前:うふ~ん[うふ~ん] 投稿日:うふ~ん ID:DELETED<br />
うふ~ん<br /><br />
551 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21:00:35 ID:K5hDoGw/<br />
>>544<br />
俺もお茶会と上書きの続きを待ち望んでる。<br />
もちろん他のシリーズもだが。<br /><br />
552 名前:うふ~ん[うふ~ん] 投稿日:うふ~ん ID:DELETED<br />
うふ~ん<br /><br />
553 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21:13:31 ID:4PUniF5d<br />
ナナリーは知っている。自分一人では食事もままならないことを。<br />
ナナリーは理解している。自分には自分の為に無償で奉仕してくれる人間が必要だと。<br />
ナナリーは気づいている。そんな都合の良い人間は、兄を置いて他にはいないのだと。<br /><br /><br />
ユフィお姉さまはもちろん、ミレイさんやシャーリーさんにも、<br />
まして、最近お兄様の部屋に転がり込んできた雌猫なんかに<br />
お兄様は決して渡しません。<br />
お兄様は一生私のことだけ考えて、私のためだけに働いていればいいんですよ。<br />
ねえお兄様。お兄様も幸せですよね?<br />
こんな「絵に描いたような」儚げな妹の世話をできて。<br />
クスクス。<br /><br /><br /><br />
皆が黒い黒い言うから、実はナナリーはこんなこと考えてるんじゃないかと<br />
思ってしまうじゃないか(´・ω・`)<br /><br /><br />
俺もこんな腹黒い妹が欲しいww<br /><br />
554 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21:14:16 ID:qhPMkswl<br />
?<br /><br />
555 名前:名無しさん@ピンキー[yuuki3090] 投稿日:2007/03/20(火) 22:17:17 ID:dqDM3zAs<br />
>>553<br />
ギアスの中でヤンデレといえばセシルさんを忘れてはいけないと思う。<br />
でもそんなナナリーもいいと思うよ!<br /><br />
あっ、ニーナもヤンデレなのかな?<br /><br />
556 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 22:19:50 ID:NXnptOos<br />
セシ・・・え?<br /><br />
557 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 22:22:07 ID:qhPMkswl<br />
ナナリーはスザクだからねえ<br /><br />
558 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:04:16 ID:la/22RYP<br />
ところで明日の病み鍋PARTYに行く人いる?<br />
俺行こうか迷ってるんだけど、ハルヒもひぐらしも未来日記も読んでないから<br />
行っても買うものあるのかどうか不安で…<br /><br />
559 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:16:41 ID:WNu2Za9q<br />
ヤンデレの名を騙ったキチガイ系少女ぐらいしかなさそうだからいい。<br /><br />
そして、何度も言われているがひぐらしは邪悪ヒロインであってヤンデレではない。<br /><br />
560 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:26:12 ID:7IMjvgJf<br />
>>559<br />
詩音は一応ヤンデレ。<br /><br />
561 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:33:35 ID:z26hRunX<br />
じゃぁぁあくをぉぉ かぁきぃぃけぇすは さぁぁけぇびあぁげぇるきょおぅぼぉうな 「嘘だっ!」<br /><br />
わかる奴はデモンベインをプレイしたことがあるやつ。<br /><br />
562 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/20(火) 23:36:32 ID:BZY/W1nG<br /><br /><br />
糞SS投下まだああああああああああ!?<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
かも~んなw<br /><br />
563 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:24:08 ID:rKpbPAHa<br />
>>553<br />
私は、自分ひとりの力ではベッドから下りることができない。<br />
生まれつき、足が不自由だったわけではない。<br />
ずっと昔、私が10歳の頃までは自分の足で歩くことができた。<br /><br />
歩けなくなったのは、お兄様の11歳の誕生日。<br />
お母様に頼まれて、洋菓子店へケーキを受け取りに行ったときのこと。<br />
両手で胸の前にケーキを持ち、私はお兄様のことを考えていた。<br /><br />
えへへ。お兄様はまたひとつ、大人になった。<br />
あと七年経てば、結婚できる。<br />
だってお兄様はお義父様の息子だもの。<br />
血が繋がっていなければ、結婚はできる。そんなこと、とっくの昔に知ってるわ。<br />
――ああ、お兄様に早く、早く会いたい。<br />
――そして、いつものように胸にうずくまって、匂いを嗅ぎたい。<br />
――お兄様。お兄様。お兄様…………<br /><br />
そんなことを考えていたら、突然足に痛みを感じた。<br />
そして、世界が一回転した。<br />
ごず、という音が聞こえてきた。耳を伝ってではなく、直接、音が脳に響いた。<br />
ぼんやりと目を開けると、自動車のタイヤが目の前にあった。<br />
人が駆け寄ってくるのが見える。その中の一人が声を出した。<br />
――女の子が轢かれたぞ! 誰か救急車を呼べ!<br />
その言葉を聞いて、私は自分がどんな状態にあるのか、ようやく理解した。<br /><br />
車にはねられたんだ、と。<br /><br />
そのことを理解した瞬間、足が痛みを訴えだした。<br />
皮を引き剥がされた。肉を力づくで引き裂かれた。もっと深く、繊細な部分を破壊された。<br />
時間を遅らせて、痛みが少しずつ私の脳を冒していく。<br />
そのまま痛みが加速していくかと思ったら、痛みが引いていって、同時に力が抜けていった。<br />
今度は眠くなってきた。地面が黒くて、固くて、ちくちくするのに、恐ろしく眠い。<br />
――眠るのなら、お兄様の腕の中が良かったな。<br />
最後にそう考えて、私は目を瞑った。<br /><br />
目を覚ましたときに見えたのは、白。<br />
上手く開かない目をゆっくり開くと、視界の隅にお兄様の顔が見えた。<br />
たまらなくなり、お兄様の体に抱きつこうとしたら、脳を刃物で突き刺された――気がした。<br />
痛みに耐えられなくなり、再びベッドに身を任せる。<br />
そんな私に向かってお兄様が言った言葉。<br />
今でも忘れない。<br /><br />
「僕のせいだ。僕がお前についていっていれば、良かったんだ。<br />
そしたら、こんなことにならなかったんだ。<br />
ごめん。もう……お前を一人にはしない。絶対に」<br /><br />
お兄様の泣き顔が可愛いとか、その涙を一滴残らず飲み干したいとか思うよりも先に、<br />
その言葉が嬉しくて、私は泣き出してしまった。<br />
――だって、お兄様のプロポーズだもの。これ以上、嬉しいことなんかこの世にはないわ。<br /><br /><br />
564 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:24:49 ID:rKpbPAHa<br />
それから、私とお兄様の甘い生活が始まった。<br />
もうかれこれ、8年は経つ。<br />
朝はお兄様が私を起こしてくれる。朝食を食べさせてくれる。<br />
昼には息を切らせて部屋に戻ってきて、昼食を食べさせてくれる。<br />
夕になっても、もちろん夕食を食べさせてくれる。<br />
そして、その後はずっと私の部屋に居てくれる。<br />
私はベッドに身を起こして、お兄様はベッドに腰掛けて、二人でお話をする。<br />
このときが、とても幸せ。<br />
心が暖かくなって、自然と笑みがこぼれる。<br />
でも、それ以上に幸せなときがある。<br />
それは、お兄様が私を抱いているとき。<br /><br />
お兄様が私の肩を掴んでキスをする。そして無理矢理ベッドに押し付けて、首筋を舐め上げてくる。<br />
暖かい手が背中に回り、腰を撫でて、お腹に辿り着く。<br />
パジャマのボタンを優しく脱がせて、下着の留め金を外して、強引にたくし上げる。<br />
お兄様の目が大きく開かれる。私の、むき出しになった乳房を凝視している。<br />
そのまま獣のように乳首に吸い付き、舌で転がしてくる。右に左に、執拗に責め立てる。<br />
乳首にかみつきながら、私の履いているパジャマと下着をずらして、優しく足首から脱がせる。<br />
お兄様は息を荒らげながら、ベルトに手をかけて、ジーンズ、トランクスの順に脱ぎ捨てる。<br />
大きくそそり立ったお兄様のいちもつを見ているだけで、私のアソコは疼く。<br />
欲しい。あれを咥えたい。強く締め付けて、お兄様の吐き出すものを全て飲み込みたい。<br />
何度も、荒々しく突いてほしい。奥の奥、子宮を浸すほどの精液を出してほしい。<br />
でも、私が何を言わなくてもお兄様は私の言うことを聞いてくれる。<br />
慣れた手つきで私の足を広げる。壊れ物を扱うように優しく、ゆっくりとした動きで。<br />
お兄様が一言、いれる、と告げた。私の中にお兄様のペニスがはいっていく。<br /><br />
その瞬間、私の心は切なくなる。<br />
激しく腰を打ちつけられているというのに、まだ足りない気がする。<br />
もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと。<br />
奥――いや、心の臓に達するまで、突いてほしい。犯し尽くしてほしい。<br />
私の顔は、涙と、唾液と、汗でぐちゃぐちゃ。<br />
きっとひどい顔をしているだろう私に、お兄様はいつも言ってくれる。<br /><br />
「愛してる」<br /><br />
そして、お兄様に熱いものを注がれて――ようやく私の心は満たされる。<br /><br /><br />
565 名前:~事故と、男と、妹と、女四人~[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:26:38 ID:rKpbPAHa<br /><br />
でも、体を重ねた後に見る夢は、最悪。<br />
私は腕を縛られていて床に転がされている。<br />
そうなったら、足が動かない私には何もできなくなる。<br /><br />
そんな私には目もくれず、四人の女が、お兄様を犯している。<br />
姉だった女性。友達だった二人。誰だか知らない女。<br />
一人がお兄様の頭を股で挟んでいる。<br />
二人がそれぞれお兄様の腕を掴み、自分の股間に無理矢理押し当てている。<br />
最後の一人がお兄様の腰の上に跨り、上下に腰を振っている。<br />
憎い。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い。<br />
この足さえ動けば。そうしたらあの女どもを蹴り殺してやるのに。<br />
殺意をこめて女どもを睨む。<br />
歯を食いしばり、眉を上げ、目じりを吊り上げる。<br />
死ね。消えろ。滅べ。逝ってしまえ。<br />
そう強く念じる。<br /><br />
すると、女の一人がこう言った。<br />
『もう、わたしたちはしんでるの』<br />
別の一人も声をだした。<br />
『あなたに、ころされたのよ』<br />
また、別の声がする。<br />
『あなたは、さいていのおんなね』<br />
残る一人が、私を見つめる。<br />
『じつのあにに、ひとごろしをさせるなんて』<br /><br />
最後に、声が重なる。<br />
『『『『貴女が死ねばよかったのに!!!!』』』』<br /><br /><br />
そして、私はベッドの上で目が覚める。<br />
こめかみに汗が伝う。額を拭うと、寝汗がびっしょりと手にはりついた。<br />
手をパジャマで拭う。なかなかとれない。<br />
いらいらする。また、あの女どもの夢を見てしまった。<br />
あいつらは死んでまで私の邪魔をするのか。<br />
そもそもあいつらが悪いのだ。お兄様と私の大事な日常を犯したのだから。<br /><br />
でも、所詮は夢。あいつらの夢も、妄想どまり。<br />
私の現実は、こう。<br /><br />
「お兄様。おはようございます」<br />
「……ああ。おはよう」<br /><br />
お兄様の起きたばかりの顔を拝むことができるのは、この世界で私ひとり。<br /><br />
そして、お兄様は私ひとりだけのもの。<br /><br />
終<br /><br />
勢いで書いた。反省はしていない。<br />
そもそも原作知らないし。<br /><br /><br />
566 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:27:01 ID:axSnNLxl<br /><br />
ヤンデレはキャッハハハッハハハハ!!<br />
と笑いながら包丁を泥棒猫に突き刺すのが本来の主流ではない<br /><br />
本来のヤンデレというのは<br /><br />
好きな男性に声をかけられない程に人見知りが激しくて引っ込み思案で<br />
バレンタインのチョコをひっそりと机の中に入れておくような大人しい女の子が<br /><br /><br />
黒化して行く過程が本来のヤンデレじゃないのか?<br /><br />
ツンデレは単純にツンとして、恋人同士になればデレという単純な構造だが<br /><br />
ヤンデレはそこまで過程が複雑で痛々しい姿があるところがいいんだよ。<br /><br /><br />
と、言ってみるテストw<br /><br /><br /><br />
567 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:33:00 ID:rKpbPAHa<br />
以下、つっこみ禁止<br />
↓<br /><br />
568 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:36:27 ID:axSnNLxl<br />
ヤンデレ論はどこですればいい?<br /><br />
ゼロは何も教えてくれない<br /><br />
569 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:44:15 ID:rKpbPAHa<br />
このスレ的には、<br />
・ヒロインが、狂うほど(病的)に主人公を愛している。<br />
ということで決着がついている……気がする。<br /><br />
主張じゃなくて、「こんなんどうだ?」というシチュの説明(プロット)なら歓迎だ。<br />
ヤンデレ論を作って、ヤンデレのあり方を決め付けるのは可能性を狭くする。<br /><br />
570 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 01:02:16 ID:UmXH/Ari<br />
>>566<br />
つムヒョロジ7巻<br /><br />
571 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 08:15:20 ID:B6OVAqRs<br />
>>565<br />
これはGJ!<br />
俺も原作知らないから素直に楽しめました<br /><br />
572 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 08:35:41 ID:ckeix0gM<br />
そろそろヤンデレも体系化の時期なのかも知れんな。<br /><br />
573 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 08:59:59 ID:VLtWfF9Z<br />
>>572<br />
T-72神教くらい壮大なネタと割り切らないとまた荒れる予感。<br />
別に体系化しなくてもいいんじゃない?もしくは枝分けせずに各自が○○派を名乗るとか。<br /><br />
オブイェークト<br /><br />
574 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:00:14 ID:wHi2ca1H<br />
自分の好きなヤンデレは、<br />
多大なる葛藤の果てに自分の親友であった泥棒猫を突き刺し<br />
(この時点ではまだ病んでいない)愛を得ようとするけど、<br />
やはり因果応報というか、天命というかで自分の思い通りに<br />
ならないことばかり起こって、その中で段々とヤンでいく娘<br />
要は泥棒猫を刺すこと から 病んでいく娘<br /><br /><br />
575 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:40:09 ID:SyNaLU9T<br />
世の中にはヤンデレと狂気系を混同する人が大杉る<br /><br />
576 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:49:22 ID:hW7+A4fq<br />
「ヤンデレ」って一件「ヤンキーのツンデレ」かとオモタ<br /><br />
表記としては<br />
「病んデレ」のほうがいいかも知れないが<br />
「やんでれ」とうまく読めない人もいるかな?<br />
「ツンデレ」とのシャレでもあるだろうし。<br /><br />
577 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:56:12 ID:rKpbPAHa<br />
>>573<br />
どんなヤンデレが好きかという雑談に過ぎないから、神経質にならなくてもいいとおもうぞ。<br />
というわけで、俺も>>572に釣られてみる。<br /><br />
俺が好きなタイプ。<br />
↓<br />
可愛さあまって憎さ百倍、愛憎型ヤンデレ。<br />
例)<br />
・主人公とは、前世で恋人だった。<br />
・しかし、主人公に拒絶される。そして黒化。<br />
・「私の思い通りにならないなら、いっそ殺してあげる。<br />
でも勘違いしないでね。憎いからじゃないの。<br />
誰よりもあなたを愛してるから、あなたを永遠に私のものにしたいから、『あなた自身』が欲しいのよ」<br />
↓<br />
サクッ<br /><br />
>>575<br />
狂気系ってひぐらしのレナみたいなデレてないヒロインのことか?<br />
あれはただのヤンデルだな。<br /><br />
578 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 11:35:25 ID:TJoiUQVn<br />
デレが強いのが好きだ<br />
デレが強ければ強いほどヤンが際立ってぞくぞくするし<br /><br />
579 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 12:07:30 ID:6sW0OSnS<br />
当方ド田舎につき『病み鍋PARTY』とやらの感想を希望。<br />
今日やってんだよね?<br /><br />
580 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 12:07:30 ID:8RLiN9P/<br />
>>572<br />
よし、じゃあ俺は元々は普通の娘だったのが<br />
予期せぬ不運などで想いを阻まれそれが沈殿鬱屈していき<br />
表面は正気を取り繕いつつも段々と狂気が現れていく<br />
外圧後天的進行性ヤンデレ派を主張する。<br /><br />
581 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 12:43:31 ID:XRzno3ep<br />
それなんて空鍋?<br /><br />
582 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 15:28:36 ID:MrQwIGlG<br />
前スレで話せといわれたので前スレで。<br /><br />
GS美神に出てきた乙姫様はいいヤンデレだった。地雷女と評されてたが。<br />
もしモノホンの浦島太郎がやってきたのならどうなってただろうか。<br /><br />
583 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/21(水) 16:28:03 ID:d3l8hkRD<br />
>>582<br />
乙姫が地雷なのは主に年齢のせいかとwww<br /><br />
ていうか横島に惚れる女(妖怪含む)は大抵ヤンデレだった気がw<br /><br />
584 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:31:46 ID:VLtWfF9Z<br />
>>579<br />
病み鍋PARTY行ってきたよ。<br />
落書きブースに「静岡から来た」とか「富山から来た」とか、<br />
果ては「福岡から来たけど辛いので次回はもう少し西で」みたいなことも書いてあったよw<br /><br />
んで、参加者はだいたい100人前後かな?11時に行って1時ごろには出ちゃったけど、<br />
12時半ごろにはもう新規入場者はほとんどいなかったな。<br /><br />
サークルさんはカタログ上では30あったけど、実際は来てない空机や新刊落として<br />
出品なしなサークルさんが結構あった。<br />
内容は10円の2Pくらいしかないほとんどただのチラシから200円前後で10P前後の<br />
コピー本が多く、500円前後のオフセット本が2~3サークルだった。<br />
ジャンルはカタログの申し込みジャンル統計によれば、オリジナル41%ハルヒ14%<br />
未来日記とひぐらしが10%ずつあとその他ちょこちょこ。<br /><br />
実際行ってみた感想はスタッフさんや他の参加者には悪いけど、<br />
「暇潰し&物見遊山にはなったかな」てのが正直なところ。<br /><br />
他に知りたいことある?一応11/11に病み鍋PARTY2が開催予定らしいが。<br /><br />
585 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:38:07 ID:yaTD/2fl<br />
病み鍋の会場に空鍋が置いてあった…<br /><br />
586 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:43:09 ID:VLtWfF9Z<br />
>>585<br />
「ご自由におかき混ぜください」ってアナウンスもあったよ。<br />
スタッフさんがわざわざ家からコンロ、お玉、鍋の三点セットを持ってきたみたいw<br /><br />
587 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:58:43 ID:yaTD/2fl<br />
開始からしばらくは「ねこうさプリン」さんに集中してたなぁ<br /><br />
588 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 18:49:03 ID:SyNaLU9T<br />
>>587<br />
あーやっぱなあ<br />
某長門小説の人とかは?<br /><br />
微妙にスレ違いの話題だが<br /><br />
589 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 18:58:36 ID:OnQthCXe<br />
狂気系でもデレがあればヤンデレなんじゃねーかな?<br />
お茶会シリーズとかそんな感じだし<br /><br />
590 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 19:25:44 ID:SyNaLU9T<br />
ヤンデレと狂気系は似ててもやっぱり別ジャンルだと思うんだ……。<br />
・狂気系デレ=病んでいてデレ<br />
・ヤンデレ=病むほどにデレデレ<br />
マッドラブとシックラブの違い、みたいな。<br /><br />
いない君~の如月更紗と神無士乃が分かりやすい例。前者は狂気系デレ、後者がヤンデレ。<br />
(これからの展開でどうなるかわからんけど)<br /><br />
お茶会は「狂気の中のヤンデレ」メインだからいいんだけどね。両者兼用的な。<br />
ヤマネとかグリムとか妹とか。<br />
狂気系ヤンデレとでも言うべきハイブリッドデレ。自分で言ってて意味わかんね。<br /><br />
591 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 20:11:12 ID:9I1IM2Bw<br />
正直な話狂気系もOKにして欲しいなあ。ネタがあることはあるんで。<br /><br />
592 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 20:46:17 ID:enNVI4x2<br />
そういやぁ病み鍋にノベゲーだすとか言ってなかったけ?<br /><br />
593 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 20:58:39 ID:SyNaLU9T<br />
>>591<br />
狂気系でスレ立ててみてはどうか、と思う<br />
それとも俺みたいなのがほのぼの純愛にでも移るべきなのか<br /><br />
594 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 21:30:27 ID:rKpbPAHa<br />
園崎詩音は狂気系ヤンデレヒロインだろう。<br />
彼女をヤンデレヒロインと認めるならば、このスレで狂気系ヤンデレが受け入れられない理由は無い。<br /><br />
というわけで、>>591! Come on! 準備はOK! ゴングを鳴ら(ry<br /><br />
595 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 22:23:50 ID:MrQwIGlG<br />
そのザキとやらはヤンデレなのか?誰に惚れて狂うんだ?<br /><br />
596 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 23:12:33 ID:6sW0OSnS<br />
VLtWfF9Zさん、感想ありがとう♪<br /><br />
なんとなく微妙な感じが伝わってきたよ。<br />
でも空鍋が用意されてるあたりに、スタッフの心意気を感じてしまった。<br />
福岡で開催なら行ってみたいな。<br /><br />
最後に一つ、次回も行くかな?かな?<br /><br /><br />
597 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 23:18:40 ID:6sW0OSnS<br />
スマソ書き忘れ。<br />
yaTD/2flさんにも感謝を。<br />
ありがとう。<br /><br />
598 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 23:18:53 ID:ymo3Ey0M<br />
狂気系ヤンデレ…<br />
恋愛対象の喪失などにより、絶望から狂気に至るヤンデレ<br /><br />
というのだと思う<br /><br />
599 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 01:08:57 ID:GnpXbvy+<br />
>>590<br />
俺にとっては「鶏が先か卵が先か」と同じにしか見えない。<br /><br />
600 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 01:18:15 ID:gLOMFaMi<br />
愛ゆえに狂っていくのがヤンデレ<br />
既に狂ってた人が人を好きになりましたーじゃ違うんだ、そこから執愛に派生していくならともかく<br /><br />
601 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 01:42:32 ID:2dhwRX7h<br />
みんなそれぞれ、これっていうヤンデレがあるんだな<br />
ヤンデレにも色々だって、冗談ヌキで勉強になった<br /><br />
602 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 02:45:55 ID:07MahryA<br />
なんでわざわざそんなハードルの高い条件のとこに投下しなければならないのか…プロじゃあるまいし<br />
誰も気軽に投下出きる環境が欲しいってだけなのがわかってないみたいだな…<br />
そ―ゆーナチュラルに傲慢なところが書き手の立場の人間には我慢ならないってのが理解できないのか?<br />
…やはり根本的に相容れないみたいだ。<br /><br />
603 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 05:34:39 ID:5rzVUOvC<br />
喚くな、自分でスレ作れ<br /><br />
604 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 05:35:49 ID:QXed479+<br />
まあ一度肥えた舌は元には戻らないってものだし<br /><br />
605 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 05:36:50 ID:uSxsqvB2<br />
んー、難しいね、ヤンデレ。奥が深い。<br />
俺は病んでる人~ってのもアリだと思うよ。というかそっちの方が自分は好きだし、個人的にわかりやすい。<br />
まあけど好きな余りに病むのもばっちこい。けどこっちの方が病む過程も表現しないといけないから、書くのが難しそう。<br />
まあ、なんにしろ、物語中に病みさえすれば何だってGJ出しますよ。病むのが最初からでも後半でも。<br /><br />
606 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 06:56:18 ID:c/SrAEaW<br />
その”病んでいく過程”とやらを描いてあるSSはまとめサイトでいうとどれにあたるんだ?<br /><br />
607 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 08:00:22 ID:gLOMFaMi<br />
病的な愛≒病人の愛<br /><br />
いや、もういいわ。<br />
変なこと言ってすまんかった。<br /><br />
608 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 08:22:55 ID:5ArBZU46<br />
>>606<br />
「彼が望むな死んでもいい」は?<br /><br />
609 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 08:32:56 ID:5ArBZU46<br />
「彼が望むなら死んでもいい」だった。スマソorz<br /><br />
610 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 14:05:16 ID:4fLIHgKV<br />
スレの繁栄を考えるとどっちもありでいいんじゃないか?<br />
微妙な違いを細分化して新スレ立ててもいいことないと思うよ、経験上<br /><br />
611 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 17:47:08 ID:to05I7ZD<br />
>>608-609<br />
そして、その言葉のとおりに<br />
「貴方のためだから…その為に死ねるなんて、嬉しい…」<br />
と、笑いながら自分の首を掻っ切ったり毒盃を飲んだり出来ればそれはヤンデレ。<br /><br />
612 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:12:47 ID:c/SrAEaW<br />
>>611<br />
…やっぱこのスレではそういうオチがデフォルトなのか?<br />
そういうのが好かれているのか?<br /><br />
ハッピーエンドが好きな奴!手ぇ上げろ! ノ<br /><br />
613 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/22(木) 21:29:27 ID:9nHI0JrG<br />
ノ<br /><br /><br />
614 名前:名無しさん@ピンキー[yuuki3090] 投稿日:2007/03/22(木) 21:33:16 ID:GP0tKLlJ<br />
ノ<br /><br />
615 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:33:44 ID:MCgmcbfK<br />
ノ<br /><br />
616 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:39:54 ID:kx2z9wc4<br />
ノ<br /><br />
時に、ハッピーエンドとは何だろう?<br /><br />
617 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:50:42 ID:c/SrAEaW<br />
俺が言うハッピーエンドは、主人公とヒロインが生存していて、<br />
二人が結ばれて、周りの環境もそれなりに幸せという、よくあるタイプのエンディング。<br />
いわゆる生存END。<br /><br />
このスレ的なハッピーエンドとは違うとわかっているけどね……<br /><br />
618 名前:慎@携帯 ◆lPjs68q5PU [sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:55:19 ID:c33AD0ja<br />
ノ<br />
>>616同感。何をもってハッピーエンドとするのか、というのはプロット考えてたりするとよく思う。個人によって変わってくるのかな…自分は、登場人物がどんな形であれ幸せになるならばハッピーエンドになると思いますが。<br /><br />
619 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 00:44:48 ID:uLPF6L7t<br />
トゥルーエンドって区分もあるからややこしい……。<br />
俺は名前しか知らないけど、誰か明確な区分って知らない?<br /><br />
620 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 00:52:04 ID:K1JbsCOM<br />
高橋葉介の文庫版で「お気に召すまま」って作品のヒロインがなかなかのヤンデレ<br /><br />
>ハッピーエンド<br />
ヤンデレ的には一緒に心中するか、主人公の体の一部を切り取って保存する<br />
くらいしか思いつかない。<br /><br />
失明や手足切断させられた主人公が、ヒロインの助けを借りて二人一緒に<br />
生涯を共にするくらいかな。まぁ、俺だとこのハッピーエンドだが。<br />
全然ハッピーじゃねぇな。<br /><br />
621 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 02:15:12 ID:WQMy9EOp<br />
俺は惚れた女に殺されるならてんで構わないけどなあ<br />
ただしジワジワなぶり殺すのは痛いので、ナタなんかで、こう、スパッと、一気になら<br /><br />
622 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 02:42:23 ID:nVT1FjUG<br />
ヒロインの執拗なヤン攻めに主人公の精神が崩壊して人形化<br />
従順になった主人公と二人で幸せに暮らす<br />
みたいなのがハッピーエンドじゃね?<br /><br />
623 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 02:48:07 ID:79PH3+n7<br />
>>622<br />
それなんてマナマナエンド(w<br /><br /><br /><br />
そういや本スレの方何が起きたんだ?<br /><br />
…確かにあれは感想書きにくいが<br /><br />
624 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 06:37:52 ID:Am0zAZSp<br />
嫉妬スレは雑談ばかり。ヤンデレスレはSSばかり。<br />
嫉妬スレとは正反対の状況だ……<br /><br />
悪いことでは、ないんだけどさ。<br /><br />
625 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 09:48:10 ID:U6qYWsDk<br />
不満ありげな理由がさっぱりわからん。最近別になんら悪いこともないのにやたらと「憂慮」しまくる奴が多すぎ。<br /><br />
626 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 12:35:39 ID:AQy9hT8q<br />
>>625<br />
ヤンデレはどれだけ幸せでも不安なのさ<br /><br />
627 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 12:40:52 ID:1qNt958Q<br />
個人的にヤンデレは<br />
「主観的にはハッピー、客観的にはバッド」だとおもう。<br /><br />
628 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/23(金) 16:18:27 ID:39MPvq61<br />
R.D. レインの「Do you love me?」ってヤンデレっぽいよな?<br />
何か二人とも壊れてる感じがして好き。<br /><br /><br />
629 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 16:19:04 ID:39MPvq61<br />
ごめん、さげ忘れた…<br /><br />
630 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 16:27:27 ID:IKuwm1G7<br />
皆の衆!待ちに待った保管庫の更新が来たぞ!<br /><br />
631 名前:トライデント ◆mxSuEoo52c [sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:39:05 ID:UefKDqeo<br />
皆さん、すいません<br />
黒の領域は未完とさせていただきます。<br /><br /><br />
632 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:39:45 ID:4q2dMHO/<br />
なっ・・・・・・・・・・・・<br /><br />
633 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:42:32 ID:IklbAATP<br />
>>631<br />
なんで・・・、なんでそんな人を絶望させるような事を言うんだよorz<br /><br />
634 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:51:26 ID:U6qYWsDk<br />
∩___∩ 、、<br />
| ノ ヽ ( っ )))<br />
/ ● ● | / / >>631<br />
| ( _●_) |ノ / こいつすげえアホ<br />
彡、 |∪| ,/<br />
/__ ヽノ /´<br />
(___) /<br /><br /><br />
トライデント氏はトリップ割れしたみたい。<br />
本物は普通に嫉妬スレに投下して、トリ変更で対応してる。<br /><br />
635 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:59:26 ID:Am0zAZSp<br />
471 名前: トライデントd123 [sage] 投稿日: 2007/03/23(金) 22:32:50 ID:avr619Mt<br />
以上 投下終了です。<br />
472 名前: トライデント ◆mxSuEoo52c [sage] 投稿日: 2007/03/23(金) 22:36:14 ID:N2859HjO<br />
以上 投下終了です。<br /><br />
473 名前: トライデント ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日: 2007/03/23(金) 22:37:07 ID:avr619Mt<br />
とりあえず、トリップ変更しておきます。<br /><br /><br />
記号の前に"#"を付け忘れたみたいだな。<br />
これからは ◆J7GMgIOEyA このトリップだということか。<br /><br />
>>634。お前さんの親切さに感動した!結婚してくれ!……いやごめんうそ。<br /><br />
636 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 12:19:27 ID:1wyffFHU<br />
ネタみたいなものは思いつくんだが文才が無いっつー現実に打ちのめされたOTL<br />
なのでここに思いついたネタとか書いてみても良いだろうか?<br />
まぁ病んでるかどうかは自信がいまいち無いが。<br /><br />
637 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 12:54:47 ID:kq72ybrI<br />
>>636<br />
男は度胸!何でも試してみるもんさ!<br /><br />
638 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 13:33:45 ID:OjrMk0cJ<br />
>>637<br />
ならばお言葉に甘えて。<br /><br />
舞台としてはファンタジーかそれに属したもので<br />
人間ではない魔法使いの少女(以下A)が人間の少女(以下B)に惚れる(まぁ性別はどうでも良いけど)<br />
付き合い始めてしばらくして「寿命の違い」に悩み始める。<br />
元々他人との付き合いが少ないAは一人で考えてるうちに病み始め<br />
「だったらBを人形にしてしまえばいい」という結論に至る。<br />
それからAは始めに薬を使ってBを「憶えている事が出来ない」ようにし(薬は少しずつ盛って徐々に物忘れが酷くなったように思わせ)<br />
BをAの館に同棲する。<br />
それからAはBに「治療できるかも知れない」と言って術を施す、それは対象の精神を幼児にまで退化させるもので<br />
これも薬と同様に少しずつ施していく。(術には副作用なものとして術者に異常な独占欲が発生する)<br />
その後、AはBの人格とかを用意していた人形に移植し、Bの本来の肉体は地下に保存する。(人形の動力はAの力)<br />
それと同時に館の周囲を結界か何かで完全に隔離し、更に「二度と離れる事が出来ないように」<br />
とお互いの魂を同化させる。<br /><br />
思いついたのはこんな感じ、グダグダな感がしないでもないが・・・・<br />
しかもベースにしたのが某弾幕STGな辺り、厨臭さ満載な俺・・・ちょっとヤマネに解体されてくるorz<br /><br />
639 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 14:29:59 ID:qZR9C9Ya<br />
>>638<br />
そのあとで「B」の肉体にさまよう死者(女)の魂が宿る。<br />
↓<br />
「B(女)」は生前に恋人だった「C(男)」を捜しはじめる。<br />
↓<br />
復活した「B」の肉体を求めて「A(女魔法使い)」が動き出す。<br /><br />
これならさらにややこしくなる。<br /><br />
640 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 16:50:20 ID:srpR2hK9<br />
>>638<br />
俺はBの肉体に宿った残留思念が人格を形成してBが2人いるような状態を付加したい。<br />
まぁどっかでみた設定だが。<br /><br />
流れとんぎって梅<br /><br /><br />
幼馴染みだったあいつは、中学の頃から少しよそよそしくなった。俺も理由がわからず<br />
避けるようになった。進学する高校が別になったことがわかった時俺は賭けに出た。<br />
卒業式のあと体育館裏でキスをして好きだったと告げた。<br /><br />
最初の頃は普通だった。最寄り駅までの登校とたまの休日デート。だがある日あいつは言った。<br /><br />
「最近メールの返信遅くない?」<br /><br />
そんなつもりは無かった。確かに新しい友人も増えたがおろそかにした記憶は無かった。<br /><br />
「だって2、3時間開く時あるじゃん。私、不安で……」<br /><br />
この時点で気づけば良かったのだろう。まる1日放置したのならともかく。<br />
だが次の日からはもっとエスカレートした。<br /><br />
「昨日も7時までメールくれなかった……私とメールするの嫌になっちゃった?」<br />
「ねぇメール打つのに30分もかからないよね?どうして間開けちゃうの?」<br />
「友達とカラオケって……ねぇ私のこと嫌い?メールとか面倒になっちゃった?」<br />
「午前中ほとんどメールくれないよね。授業と私どっちが大事?」<br />
「私以外の人とメールする暇はあるのに私にはくれないの?」<br />
「一番多いとか量の問題じゃないよ。その人とメールしてる時は私のこと考えて無いでしょう?」<br />
「直接会える時間が短いからメールに頼るしかないのに、メールまで返してくれないの?」<br /><br />
メール依存症だった。今では30分携帯を放置しておけばあいつからのメールが10件は入る。<br />
1時間すれば30件は超える。<br /><br /><br />
641 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 16:51:21 ID:srpR2hK9<br /><br />
15:31<br />
message;<br />
何してるの?私は今掃除中(-_-メ<br />
当番なんだぁ<br /><br />
15:37<br />
message;<br />
忙しかった?ごめんね。<br /><br />
15:40<br />
message;<br />
やっぱり気になるよ…<br /><br />
15:44<br />
message;<br />
ねぇ本当に何してるの?<br /><br />
15:45<br />
message;<br />
ごめんね。メール邪魔だよね。<br />
でも寂しぃよ。。。<br /><br />
15:47<br />
message;<br />
どうして返事くれないの?<br /><br />
15:48<br />
message;<br />
メールしすぎだょね。<br />
本当にごめん。<br /><br />
15:50<br />
message;<br />
嫌いになっちゃった?<br />
ごめん。本当にごめん。<br />
でも寂しぃの。。<br /><br />
15:52<br />
message;<br />
本当にどうしたの?<br />
何かあった?<br /><br />
15:55<br />
message;<br />
お願い、嫌いじゃなかったら<br />
返事、して。<br />
寂しぃ<br /><br />
大量のメールを前にして俺は途方にくれる。どうしたら良いのか誰か教えて欲しい。<br />
だが誰も答えなど知らず、今日も俺はメールを返す。きっと俺まで狂う日は近い。<br /><br /><br />
642 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 16:52:42 ID:srpR2hK9<br />
5スレも素敵にヤンデレスレはエロエロよー!!<br /><br />
643 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 17:19:58 ID:qZR9C9Ya<br />
ちょwwwおまwww仕事中にニヤけさせんなよwww軽くゾクゾクしたわwww<br /><br />
644 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 18:02:33 ID:Kc6v2acH<br />
メールで縛る子はリアルに結構いるから困る<br /><br />
645 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/24(土) 23:32:45 ID:kq72ybrI<br />
メール返すのが遅くてよくワンコがきたな<br />
だったら電話でいいじゃんってよく笑ってたっけ…<br />
どこで間違えたんだか俺…<br /><br />
646 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 00:32:03 ID:SBtrjBGT<br />
頻度はともかく内容が同じようなメールなら彼女から来るんだが<br /><br />
647 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 00:39:27 ID:vlsTT9cd<br />
>>646<br />
どれと似てるのかにもよるがフラグだな。<br />
何のフラグかは言えないな。<br /><br />
648 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 01:06:23 ID:qmoDUzaH<br />
>「ねぇメール打つのに30分もかからないよね?どうして間開けちゃうの?」<br /><br />
そうか俺はヤンデレだったのかww<br /><br />
649 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 01:55:23 ID:JG5osZPT<br />
おかしいよね、送る相手なんていないのに<br /><br />
650 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 02:38:59 ID:3apb/ark<br />
それ携帯じゃなくて靴だしね。<br /><br />
651 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 02:49:16 ID:FjzecZD9<br />
コーラ、おいしいです<br /><br />
652 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 08:48:21 ID:LHg0vcsg<br />
それは、しょうゆです<br /><br />
653 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 09:04:48 ID:/7rDjX3q<br />
しょうゆ、おいしいです。<br /><br />
654 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 09:12:33 ID:AGT+yq8d<br />
それは、焼肉のタレです<br /><br />
655 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 12:35:50 ID:OOm+/ddn<br />
焼肉のタレ、おいしいです<br /><br />
656 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 13:30:50 ID:zL7t2ae/<br />
何打この流れ<br /><br />
657 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 14:10:07 ID:vlsTT9cd<br />
しまった。やってしまった。<br /><br />
「へぇ、このタレ美味しいな」<br /><br />
何気ない日常の一言だが俺の場合は死亡フラグだ。うっかり言ってしまったものの、後の祭。<br /><br />
「ぅん美味しいね。私とこれとどっちが好き?私以外のものに興味持たないでって<br />
言ってるじゃない!!どうして?私の存在はタレ以下なの?もう私に飽きちゃった?<br />
一生懸命料理してるのに……一緒に食べてる私でも私が作った料理でも無くタレが<br />
大事なの?なんで?私のこと好きって言ってくれたじゃない。嘘だったの?<br />
私だけを見てよ!!他のものなんて見ないで。タレなんてどうでもいいでしょう?<br />
大事なのは私でしょう?違うの?タレなの?」<br /><br />
目の前で彼女が暴走し始める。今夜も長くなりそうだ。<br /><br /><br /><br /><br /><br />
勢いでやった。後悔している。<br /><br /><br /><br />
658 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 17:02:41 ID:W2NnIHKf<br />
>>657<br />
うむ。なかなかいい味をだしてるじゃないか。<br /><br /><br />
ヤンデレ本を発見したのでカキコ。<br />
吉村達也著作「初恋」。<br />
16年前に一度だけキスをした相手に迫られるというホラー作品。ぞくぞくするぜぇ<br /><br /><br />
659 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 18:47:28 ID:yzL+wX+t<br />
>>658<br />
詳しく教えてもらおうじゃないか<br /><br />
660 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 18:57:58 ID:W2NnIHKf<br />
それじゃ箇条書きでその女の行動を記そう。<br /><br />
・弁当の材料で男の似顔絵を作り、弁当箱を男の会社に届ける。<br />
弁当を作っているときに、「上手く作れない」という理由で涙をこぼす。涙は具の中に吸い込まれる。<br />
・望遠カメラで男の写真を撮る。上手く撮れた写真は畳二枚分の大きさに引き伸ばす。<br />
・ベッドに引き伸ばした写真を敷いて眠る。それにくちづけたり、乳を擦り付けたりする。 <br /><br />
こんなシーンが他にも大量にでてくる。<br />
俺の頬から笑い皺が浮かんだまま消えないぜw<br />
この作品は俺らのツボを上手くついている!<br /><br />
661 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 20:46:13 ID:uOljji8w<br />
ヤッベェなソレ、狂ってるな<br />
もちろん誉め言葉ですが何か?<br /><br />
662 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 21:10:05 ID:95QR7z47<br />
>>660<br />
独身男性?<br /><br />
これが男性に伴侶がいれば修羅場スレ向けにもなるぜww<br /><br />
663 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 21:25:57 ID:W2NnIHKf<br />
ヒント:主人公は左手の薬指に銀色のわっかをつけている。<br /><br />
ついさっき読み終わったわけだが……これ、嫉妬スレ・ヤンデレスレ・純愛スレのどれでも通用する。<br /><br />
664 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 23:01:12 ID:9wmp7HhK<br />
じゅ、純愛い?<br /><br />
665 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 23:06:58 ID:uOljji8w<br />
ほのぼの純愛な<br /><br /><br />
666 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 23:10:57 ID:W2NnIHKf<br />
んにゃ、純愛スレ。ほのぼのしないから、ほの純とはちょっとだけ違う。<br />
ラストを見ればわかる。<br /><br />
667 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 07:39:47 ID:SXLCg+fo<br />
俺がこのスレにとどめをさしてやるぜ!<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
ヤンデレスレはエロエロよー!<br /><br />
668 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 08:36:15 ID:kVerkYes<br />
まだだっまだ終わらない!!!!力を貸してくれーっ!!ヤンデレスレはーっ<br /><br />
669 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 09:18:49 ID:r2vbyj0s<br />
エ ロ エ ロ よ ―――――――――― ! ! ! !<br /><br />
670 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 09:29:11 ID:fqEqVeuq<br />
ヤンデレスレに止めを刺すわ<br /><br />
671 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 10:35:54 ID:jBNwuPMV<br />
名無し君… 私と一緒に… 一緒に埋まろう?<br />
これで、ずっとずっと一緒だよ</p>
<div>501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 02:22:19 ID:x1fv1e7I</div>
<div>>>496</div>
<div>青天の霹靂って感じですな。儀介さっさと告白しとかねえか、ダメなやつめ!</div>
<p><br />
>>498<br />
全裸よりぱんつのほうが好きな俺<br /><br />
502 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/19(月) 11:43:15 ID:4J/lvCUb<br />
このペースだと今週末にはこのスレも埋まることになるな。<br />
2・3スレ目よりはスローペースだったが、<br />
一ヶ月ならエロパロ板ではかなり早いほうだな。<br /><br />
503 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:04:25 ID:te4Gve8c<br />
投下しますよ<br /><br />
504 名前: ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:05:18 ID:XjUBHhrl<br />
投下します。おにいたん2、5話。<br /><br />
>>444<br />
今回行頭にスペースかましたが読みやすさはぜんぜん変わってないと思う。<br />
漏れは大抵1文を40字前後で終わらせて改行するスタイルだから<br />
スペースはわざとかまさなかったんだ。<br /><br /><br /><br />
505 名前:『首吊りラプソディア』間幕[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:05:32 ID:te4Gve8c<br />
それは唐突にやってきた。<br />
少女はいつも通りに暮らしていた、そのつもりだった。実際にその通りだった。しかし<br />
突然、何かのスイッチが入ったかのように、思考に不安がよぎる。大切なあの人が、急に<br />
去ってゆくかもしれない。自分の前から姿を消すかもしれない。<br />
そんな馬鹿な、と思う。<br />
そんなこと有り得る筈がない、そう思い直して再びペンを取り、ノートに文字を綴って<br />
想い人への恋文を完成させてゆく。これを受け取ったときの反応はどのようなものだろう、<br />
そんなことを考えながら、鼻唄を歌いながら、文字を綴ってゆく。<br />
きっと悪い結果にはならないだろう、と思う。彼と両想いなのは普段の生活でも充分に<br />
分かっている。あと一歩、恋人となるのに必要なのは僅かな勇気だけだ。勇気を持ち一歩<br />
を踏み出すことが出来るのならば、全てが上手くいくだろう。<br />
先程の悪い考えを振り払うように、少女はポジティブに考えを繋げてゆく。<br />
だがそれは、不安の裏返しだということだ。<br />
振り払うということは思考の中にネガティブな考えが残っているというこであり、それ<br />
が少しずつ根を伸ばしているということでもある。気持ちというものを養分に成長し、心<br />
の隙間を埋めるように肥大して、やがては全てを侵食して埋め尽くそうとする。<br />
その現象は、彼女の中で発生していた。<br />
胸の軋みを感じて、筆が止まる。<br />
彼は自分の気持ちを受け止めてくれるのか、肯定だった気持ちは猜疑心へと変わり始め、<br />
否定の考えが幾つも浮かんできていた。もしかしたら他に好きな人が居るのではないか、<br />
自分に向けられているのは愛情ではなく他のものではないのか。<br />
その理由は、何なのか。<br />
彼女は結論する。<br />
殺さなければ、奪われてしまう。<br />
少女は少しずつ、だが確かに狂ってゆく。<br /><br />
506 名前: ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:07:43 ID:XjUBHhrl<br />
ロボさーん?お先にどうぞー?<br /><br />
507 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:08:11 ID:te4Gve8c<br />
「ほ、本当でござるか!?」<br />
フジノの叫びに、サキは頷いた。<br />
フジノの驚きはもっともだ、俺自身も報告書を読んで驚いた。俺の場合は驚きすぎて、<br />
声が出なかっただけのこと。そこに記されていたのは、予想を遥かに越える結果だった。<br />
32人、それが昨日『首吊り』に殺された者の人数だ。<br />
一晩でそれだけ殺すなんて、幾ら何でもふざけている。中には模倣犯の犯行もあるかも<br />
しれないと思ったが、共通点が幾らかあったらしい。殺された対照が全員女性だという事<br />
の他に、結び目が特定のもの、ということだったらしい。多少のずれはあるものの、どれ<br />
も同一人物の手で結ばれたもののようだった。角度や強さが一致するのは他人では有り得<br />
ない、という判断からだ。<br />
しかし、疑問もある。<br />
今までは老若男女関係なく殺して回っていたのに、年齢の差こそあるものの被害者全て<br />
が女性なんてことは実際に有り得るのだろうか。いや、有り得ると言うしかない。現実に<br />
そんな状態なのだから、認めるしかないだろう。<br />
だとしたら、<br />
「目的が変わったのか?」<br />
「恐らく、決まったと言った方が正しいのでしょうね。何かのきっかけがあって、目的が<br />
生まれたのでしょう。多分結び目を同じくしているのも、自己を表す為のものです」<br /><br /><br />
508 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:09:26 ID:te4Gve8c<br />
ということは、『首吊り』は俺達管理局員に向けて何かのメッセージを送ってきている<br />
ということだろうか。他の人間に何かを示したいのなら『首吊り』をしていることくらい<br />
しか伝えられないし、結び目が共通していることは、外部に漏らすような内容ではない。<br />
そもそも事件が解決した後にならなければ犯行の詳しい内容は外に流れないし、そのこと<br />
で伝えたいならば寧ろ自首をしてくる筈だ。だから、これは管理局員に向けたもので多分<br />
間違いないだろう。<br />
「問題は、奴の意識が誰に向いているのか、でござるな」<br />
管理局全体に向いたものか、それとも個人に向いたものか。<br />
個人的には、特定の誰かに向けられたものだと思う。管理局に対するものならば、今更<br />
女ばかりを殺すということは何の意思表示にもならないからだ。弱いものを狙ったなんて<br />
考えは、とうの昔に議論され尽くしている。一般人が確率システムを使うようになって、<br />
女性が弱いなんて意識は無くなった。それに被害者の中には『月の魔女』の片割れも居た<br />
らしいので、弱さなどは殆んど無縁のものになっている。だからと言って強い者が対照か<br />
と言えば、それは絶対に違うだろう。殺された者の殆んどは、普通の人だからだ。つまり<br />
女性であれば誰でも良く、それがメッセージになる誰か。<br />
さっぱり分からん。<br />
「サキ、どんな意味があると思う?」<br />
「女性に恨みがあるとか、その線では? 女なんて皆消えてしまえ、という」<br />
「ならば犯人は男でござろうか?」<br />
全員で首を捻り、唸る。<br /><br /><br />
509 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:12:25 ID:te4Gve8c<br />
カオリは今日は仕事が入っているらしいので来れないとの話だったが、今のような事態<br />
ならば寧ろ丁度良かった。サキは元よりフジノも捜査に協力してくれることになり、皆で<br />
考えているのだが、カオリだけは居てはいけないからだ。そんな意味ではある程度自由に<br />
なることが出来るから、申し訳ない話だが少しありがいと思った。<br />
「しかし、性別か」<br />
これは意外と良い線かもしれない。俺の第一目的は表向きには『首吊り』の捜査、逮捕<br />
となっているが、個人の考えとしては二番目だ。本当の目的はカオリにかかっている容疑<br />
を外すことであり、『首吊り』が男であると証明が出来るならば、カオリの容疑は完全に<br />
晴れることになる。全て確率システムを使っての犯行なので身体的特徴を掴めず、それ故<br />
にカオリが容疑者となっている訳だが、逆に言えばそれだけなのだから。<br />
「フジノはどっちだと思う?」<br />
「ん? よく考えたら、女かもしれんでござるよ」<br />
「どういうことだ?」<br />
出来れば男だと予想してほしかったが、何か考えがあるのだろう。尋ねると、フジノは<br />
俺の腕を掴んで抱き寄せた。突然のことにバランスを崩して膝枕の世話になったが、これ<br />
と『首吊り』が女であることと何の関係があるのだろうか。<br />
「例えば、例えばの話でござるよ?」<br />
こちらに冷たい視線を向けるサキを見ると、念を押すように言い、<br />
「拙者はこの虎吉殿と触れ合っているときが、一番幸せでござる。それがもし誰かが奪う<br />
としたら、それはもう怒り心頭でござるよ。今のパターンで言えば、拙者を抜けば虎吉殿<br />
に一番近いのはサキ殿でござるから、警戒すべきはそこでござるな」<br /><br /><br />
510 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:13:55 ID:te4Gve8c<br />
フジノが言いたいことは大体分かってきたが、果たしてそれは有り得るのだろうか。<br />
「拙者は違うと思いたいが、嫉妬深い娘ならば他の女に注意が向いたら、それだけで気分<br />
が悪くなる者も居るのでござる。疑ってしまえばキリが無く、疑いの視線はやがて全ての<br />
女に向けられてゆき、積もりに積もった怨念やら何やらで……」<br />
ブスリ、でござる。<br />
そう言って、サキに軽く手刀を突き出した。<br />
無いことも無いかもしれない、ここに居るのは管理局員を除けば罪人ばかりだ。中には<br />
嫉妬のあまり間女を殺して入ってきた者も居るだろうし、重度の者ならば連続しているの<br />
も説明がつく。理屈は通るのだが、しかし人数がおかしいと思う。距離の問題は空間転移<br />
を利用すれば解決出来るが、一晩で32人は無理がある。単独でそこまで殺すのは、まして<br />
証拠を何も残さずに連続で続けるのは無理がある。複数での犯行、となればどうだろうか。<br />
「それも無理か」<br />
そんな人間が集まればその場で即殺し合いになってしまうだろうし、人を殺してしまう<br />
程に嫉妬深い人間がそうそう居るとは思えない。偶然に起こることも有り得ないだろう。<br />
そうだと仮定しても、結び目の条件が同じなら『首吊り』の役目という人物が必要になる。<br />
リスクを犯してまで、そんな必要があるとは思えない。あるとするならば自己を示す為で、<br />
それならば他人は邪魔になってくる筈だ。<br />
思考が無限ループを起こしそうになり、考えることを一旦止めて体を起こす。フジノが<br />
一瞬残念そうな顔をしていたが、サキの視線が毎秒ごとに冷たくなってきているような気<br />
もするし、こうしている自分も何だか馬鹿みたいなので続けるのは駄目だ。<br />
「気分転換にメシでも行くか」<br />
「あ、私はパスです。やることがあるので」<br /><br /><br />
511 名前:『首吊りラプソディア』Take6[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:15:29 ID:te4Gve8c<br />
視線で尋ねると、サキは自分の首に首輪を填めた。色は透明、ランクの外。監獄都市で<br />
生まれた二世が着けているもので、聞き込み調査などでよく使われるものでもある。サキ<br />
は前者には当てはまらないから、どこか特別な場所に用事があるのだろう。<br />
珍しくスーツではない私服姿なのも、その為か。<br />
「ん?」<br />
それを見て、何だか妙な感じを受けた。昔どこかで見たことがあるような気がしたが、<br />
気のせいだろうか。記憶を辿ってみるが、思い出すことが出来ない。喉元まで上ってきて<br />
いるのだが、他人の空似という可能性もあるし、全然違う人物かもしれない。<br />
「そんなにジロジロ見ないで下さい、また罪を重ねるつもりですか?」<br />
「いや、カオリは居ないから罪人扱いも無いだろ」<br />
それにしても気になる、何とも気持ち悪い。さっきまでは『首吊り』で一杯だったが、<br />
今は別の意味で頭が一杯だ。尋ねれば一発で分かるのだろうが、人違いならば藪蛇で妙な<br />
ことを言われかねない。こいつは何故か俺に対してだけは、そんなタイプだ。<br />
「どうしたでござるか?」<br />
「何でもない」<br />
不思議そうな目で見てくるフジノに答え、再びサキを見た。<br />
「何ですか?」<br />
どこか不満そうな表情を浮かべているサキに首を振り、俺は部屋を出た。<br /><br />
512 名前:ロボ ◆JypZpjo0ig [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:16:28 ID:te4Gve8c<br />
今回はこれで終わりです<br /><br />
第二章開始<br /><br />
513 名前: ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:17:15 ID:XjUBHhrl<br />
んじゃ、改めて投下開始<br /><br />
514 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:18:18 ID:XjUBHhrl<br />
「ふくちう、でつ!」<br />
和室。座卓にはフルタワーサイズの巨大パソコンが2台・・・1台はRAIDサーバーのようだ。<br />
20インチはある大ディスプレイは贅沢にもSVGA。字が大きくて目には優しそうだ。<br />
部屋には巨大なページプリンターが鎮座。時折紙を吐き出している。<br />
OA用紙が詰まった段ボール箱が積み重なって壁を形成。まるでどっかの会社の事務所である。<br />
唯一、布団とそこにおいてある2、3のぬいぐるみがここの主がどういう人物かを表している。<br />
「復讐とはいうけどね、薫ちゃん」<br />
ここは禾森邸にある薫の部屋。ぬいぐるみがなかったらとても幼稚園児の部屋ではない。<br />
「どうするの?」<br />
この日、休みの耕治とあずさは薫と話し合っていた。<br />
6畳間はパソコンと関連機器、それとダンボールに囲まれ、座るところは薫の布団しかない。<br />
そこに3人は座り込んで話をしている。<br />
「あのおんなには、ちかるべきむくいをあたえるでつ!」<br />
その邪悪な(笑)正体を晒した後、笑留は禾森邸に入り浸っていた。<br />
もー毎日食いたい放題、ソドムやゴモラも裸足で逃げ出す痴態が繰り広げられていた。<br />
「ちょっと・・・薫ちゃん?まさかあの男みたいに・・・」<br />
旧山那邸の地下にねむる誰かさんを思い出し、あずさが不安を述べる。<br />
「みづからてをかけるなんて、ぐのこっちょうでつ!」<br />
エヘンと威張る薫。<br />
「てをよごちゃづ、つまーと(スマート)にいきまつ!」<br />
「て、手を汚さずって・・・」<br />
「とのためのきりふだは、もうちゅうもんづみでつ♪」<br />
「ちゅうもん?」<br /><br />
ちゃちゃっ、ちゃちゃっ、ちゃららら~♪<br /><br />
薫の大好きなアニメのOP曲が流れる。薫の携帯の着信音だ。<br />
「あい、かぁる、でつ♪」<br />
「・・・」<br />
「あい!とどきまちたか?つぐとりにいきまつ♪」<br />
短い会話ですぐに電話を切る薫。<br />
「『だいがち』のおぢたんからでちた。かぁるのきりふだがとどいたらちいでつ」<br />
「『代貸』・・・って、・・・の事務所から?」<br />
「とうでつよ?」<br />
「まさか・・・拳銃じゃないでしょうね・・・?」<br />
あまりに物騒な薫の発言にまた不安の声を上げるあずさ。<br />
「ちゃっきもいいまちたよ?みづからてをかけるのは、げたく(下策)でつ」<br />
人指し指を一本だけ立てて、ちっちっちっ、の動作をする薫。<br />
「とれに、ぱんぱん(銃のことらしい)なんかつかったら、だいがちやくみちょうたんまでめいわくかかるでつ」<br />
「そりゃそうだけどな・・・」<br />
「ちょっと、『ぢむちょ』いってきまつ」<br />
よっこいしょ。薫は立ち上がり、愛用のバッグを首から提げる。<br />
「その荷物、重いの?ついていこうか?」<br />
場所が場所だけに気は進まないが、一応大人の耕治が薫に言ってはみる。<br />
「かぁるの、てのひらにのるぐらい、かるいでつ」<br />
「そっか」<br />
「あ、おにいたん?」<br />
「なんだい?」<br />
「おねがいがあるのでつが」<br />
「俺に出来ることなら・・・なぁに?」<br />
「おにいたんにちかできないことでつ」<br />
「?」<br />
薫は一度は出て行きかけたが、思い出したことがあり耕治に話しかける。<br /><br />
515 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:18:50 ID:XjUBHhrl<br />
「でんわちてほちいとこがあるでつ」<br />
「電話?」<br />
「てれびきょくでつ」<br />
「TV局?フラムーン(薫の好きなアニメ)の放送を野球中継で中止するなとか?」<br />
「とんなことつるぐらいなら、『きゅうぢょうにばくだんをちかけた』といたづらでんわちたほうがはやいでつ」<br />
「おい・・・」<br />
「あのね、おにいたん、○○○○○○○○が、あちたのなんぢからながれるかきいてほちいのでつ」<br />
「え?○○の○○?明日は確か・・・・があるから、いつもなら10時半ぐらいじゃない?」<br />
「あちた、かくぢつに、ながれるよういってほちいでつ」<br />
「うーん?聞いてくれるかなぁ?」<br />
「みたとおねえたんのなまえをだつでつ。おねえたんはかいちゃのえらいちとでつから」<br />
「そうなの?」<br />
これはあずさの声。<br />
「おねえたん・・・みたとおねえたんは、『ちーえむ』とかもやってるでつよ?」<br />
「初めて知った・・・」<br />
「そういやうちの店にテレビ局の人連れてきて打ち合わせしてたっけ」<br />
「とうでつ。あと、だんぼーるに『ばつ』がついたのがあるのでつが」<br />
そういうと薫はダンボールの中の一つを指差す。黒マジックででっかく『×』が描かれてある。<br />
「とのなかのかみを『ちゅれっだー』にかけててほちいでつ」<br />
「わかった」<br />
「つぐかえってきまつからね♪」<br />
そして薫は出て行った。<br /><br />
「おお、薫ちゃん」<br />
「あ、『くつりや』のおぢたん!おひたちぶりでつ♪」<br />
某『反社会的団体』事務所内。そこにいたのは代貸と呼ばれている人物と、もう一人。<br />
通称『薬屋』。めったに事務所に出てこない、この団体における麻薬のエキスパートである。<br />
「薫ちゃん、この前はえらい目にあったな」<br />
「へいきでちた」<br />
薫は事務所のソファーに座り、対面の2人と話し始める。<br />
「あそことはもう話し合いがついたからな。よく勉強させたし」<br />
というと代貸と薬屋はにやりと笑う。<br />
(たぶんかぁるがもらったおかねのばいいじょうをもらったか、げんぶつでもらうことにちたか、でつね)<br />
とは薫は思ったが、口には出さない。不用意な発言が命にかかわる世界である。<br />
「で、おぢたん、たのんでたのはできまちたか?」<br />
「おう、もちろんよ!」<br />
というと薬屋は懐から粉薬の袋を取り出した。全部で5つ。<br />
「薫ちゃんの注文どおりのもんだ。粉薬にして、服用後5分で効果開始、10分後に切れる。バックファイヤはなし」<br />
「ぱーふぇくと、でつね♪」<br />
「感謝の極み」<br />
おどけて紳士の礼をする薬屋。<br />
「普通効果は長いほうがいいんでな。失敗作の中に丁度いいレシピがあったんで作ったけど・・・」<br />
そこで言葉を切り、薫のほうを覗き込む薬屋。<br />
「しかし、なんに使うんだい?まさか、これで一服もって誰かを交通事故にするとか?」<br />
「とんなつかいかたはちまてん」<br />
薫は言い切る。<br />
「とれだと、くつりがからだにのこりまつ。そこからここにたどりつかれたらこまりまつ」<br />
「OK。それならいい」<br />
「言っただろ。この子は並みのガキじゃないって」<br />
これは代貸の言葉。<br />
「しかし、なんに使うんだ?俺にはそういう使い方しか思いつかなかったけどなぁ」<br />
「ひみつ、でつ♪」<br />
そういうと、薫はないしょ、のポーズをとる。そして立ち上がる。<br />
「では、かえるでつ。おかねは、いいんでちたね」<br />
「今日はサービスだ。とっときな」<br />
「ありがとでつ♪」<br /><br />
516 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:20:29 ID:XjUBHhrl<br />
一方、主が一時不在の部屋ではシュレッダーがうなりをあげていた。<br />
「ちょっと、これ、ドイツ語よ?」<br />
「読めねぇ・・・いったい薫ちゃんはなにをやってたんだ?」<br />
薫に言われたとおり、耕治とあずさは『×』と書かれたダンボールの中身をシュレッダーにかけていた。<br />
中にあったのはコピー用紙の山。インターネットからプリントアウトしたものらしいが中身が何か全く検討つかない。<br />
「あ、これ日本語・・・、んん?『自白剤の歴史と効果』?」<br />
「これもだ・・・『MDHDの人体における効果時間と調整レシピ』?」<br />
「これは・・・は?『誘導尋問を行なう上での質問技術とミスリーディング』?」<br />
「麻薬と尋問・・・誰かの本音を聞きだすのかなぁ?」<br />
「あれだ。耕治が浮気してないか、一服もって拷問するんだ」<br />
「笑えねぇ・・・あ」<br />
「ただいま、でつ♪」<br />
部屋の主が帰ってきた。かばんをかけると寝床の布団にどっこいしょと座り込む。<br />
「かぁるちゃん、おかえり~」<br />
「おねえたん、ごみとうじできてまつか?」<br />
「ごめんね、まだなの」<br />
「ゆっくりでいいでつ。ただ、かくぢつにつててくだたい!」<br />
「ヤバイの?中身見られたら捕まるとか」<br />
「よむだけならつみにならないとおもいまつが、これがよめるちとなら、あくようができるでつ」<br />
「悪用・・・」<br />
「ねぇねぇ、薫ちゃん?」<br />
麻薬の使い道が分からないあずさがもう一度聞く。<br />
「文章ちょっと読んだんだけどさ・・・これでさ・・・耕治を拷問するの?」<br />
「おにいたんに、でつか?」<br />
ケラケラと笑い出す薫。<br />
「おにいたんのことはちんじてまつから、とんなひつようないでつよ?」<br />
「あのさ・・・薫ちゃん。さっきから気になってたんだけど」<br />
と耕治はパソコンの画面を指差す。<br />
「この『おにいたん店で盗聴3/1.mp3』ってファイル、なに・・・?」<br />
「おとめのひみつ、でつ♪」<br />
そういうと薫はいそいそと問題のファイルをゴミ箱フォルダに移動した。<br />
(不用意な発言はできないな・・・)<br />
「あ、おにいたん。でんわのけんはどうなりまちたか?」<br />
「その件?間違いないよ。それは明日22:40ごろ放送だって」<br />
「よろちいでつ」<br />
「そういえばさっき薫ちゃん宛に荷物が届いたよ?」<br />
あずさは薫が出て行った直後に来た宅配便の荷物を取り出す。<br />
「送り主が『バラエティショップ防犯用品研究所』・・・だって」<br />
「あい。これでふくちうのどうぐ、でんぶとろいまちた♪」<br />
嬉しそうに言う薫。<br />
「バラエティショップって・・・中身はあれ?スタンガンとか?」<br />
「ちがいまつ。これは、えみるおねえたんへのぷれぜんと、でつ」<br />
「笑留さんの?あの人に護身グッズとかいらないんじゃない?」<br />
「逆に襲うほうだろうな」<br />
あははははは・・・と乾いた笑い声を上げる耕治とあずさ。<br />
「でさ、薫ちゃん。復讐って、いつするの?」<br />
「あちたでつ♪」<br />
「明日?!」「早っ!」<br />
あまりの急展開に驚く二人。<br />
「あちたでないとだめなのでつ。このきかいのがつと、つぎのらいげつではできないかもなのでつ」<br />
次の来月では出来ないかも?変な日本語に首をかしげる二人。<br />
「あちたは、えみるおねえたんが、こられないひでつ」<br />
そうなんだろうか?再び首を傾げる二人。<br />
「かくぢつにちたいので、おにいたんにおねがいがあるでつ」<br />
「なんだい?」<br />
「みたとおねえたんの、でんわばんごうをおちえてほちいでつ」<br /><br />
517 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:21:17 ID:XjUBHhrl<br />
(かいわのないようは、おにいたんたちはちらないほうがいいでつ)<br />
そういって部屋を出て行った薫は、外に出て美里と話をしているようだ。<br />
「しかし、なに考えてんだろうな薫ちゃんは・・・?」<br />
「明日なんかあったっけ?」<br />
「確かグループ店長会議、19時から・・・そっか!明日は笑留さんは実家に確実に泊まるんだ」<br />
「そっか。本部からだとここより自宅のほうが近いからか。それを念を押しに言ったって事?」<br />
「だろうねぇ。何で聞かれたくないかわかんないけど」<br />
口を動かしながらも、二人は例の×印ダンボールの中から取り出した紙をシュレッダーに投入していく。<br />
やがて、箱の中から、1冊の本が出てきた。<br />
「これ・・・捨てたらヤバイんでしょうね・・・」<br />
「どした、あずさ?」<br />
ダンボールから出てきた文庫本を手に、首をかしげるあずさ。耕治はそれを取り上げる。<br />
「うーん、とき子さんの持ってる推理小説じゃない?」<br />
「あのひと、サスペンスドラマ好きだもんね」<br />
「これはとき子さんに聞いてから決めたほうがいいな」<br />
「そうね」<br />
耕治はこの本だけを薫の机のうえに置いた。<br />
「面白いんだったら、借りてみよ」<br />
「おもしろいんじゃない?なんかのミステリー大賞とったとか帯に書いてるし」<br />
「へー?!・・・タイトルなんていうんだったっけ?」<br />
「えっとな・・・」<br />
耕治は再び取り上げて題名を見る。<br />
「・・・?『魔術はささやく』・・・?」<br /><br />
「あ~らかぁるちゃん、いらっしゃい」<br />
「こんにちわ、でつ♪」<br />
次の日の夕方、薫はテュルパンを訪れた。店の事務所にはフロアでの仕事を終えた笑留がパソコン相手に格闘していた。<br />
「おねえたん、おちごとでつか?」<br />
「今日会議でねぇ~資料がまとまらないの~」<br />
といいつつキーボードを叩く。<br />
「おねえたん、おつかれでつね」<br />
「おつかれなの~だけど薫ちゃんが来てくれたら疲れも吹き飛ぶの~」<br />
笑留は椅子を回転させて薫のほうを向き微笑む・・・涎を垂らしながら。<br />
「かぁるちゃんのおしっこ飲んだら元気出るの~」<br />
「え、えみるおねえたん・・・」<br />
さすがにドン引きする薫。<br />
「お、おねえたん。だいどころにいってこーひーでも、もらってきまつ」<br />
「ああ~ん、かぁるちゃんのほうがいいのに~」<br /><br />
薫は事務所から厨房に移動する。<br />
「おねえたん、てんちょうたんに、こーひーをいれてくだたい!」<br />
「うん、わかった!ちょっとまっててね」<br />
偶然食器を返しに来たあずさがいたので薫は笑留用のコーヒーを頼む。<br />
あずさは食器棚からコーヒーカップ一式を取り出す。<br />
「かぁるちゃんは牛乳でいい?」<br />
「あい!あいつでおねがいちまつ!」<br />
「はーい」<br />
あずさは大きな薬缶に入ったコーヒーを保温のため弱火にしていたコンロからとり、コーヒーに注ごうとする。<br />
「あ、おねえたん、ちょっとまってくだたい」<br />
「どうしたの?」<br />
薫はポケットから薬の入った包みを取り出すとそれを開け、中にある怪しげな粉をコーヒーカップにいれた。<br />
「か、薫ちゃん・・・それ、毒じゃないでしょうね?」<br />
「とんなわけないでつ!おみちぇがつぶれるでつ!」<br />
「な、ならいいんだけど・・・」<br />
といいながらあずさはその問題のカップにコーヒーを注いだ。<br />
そして冷蔵庫から牛乳パックを取り出し、グラスに注ぐ。<br />
あずさはカップとグラスを小さなお盆の上に置いた。<br />
「薫ちゃん、これ、持てる?」<br />
「あい!」<br />
薫はあずさから貰った盆を手に再び事務室に向かう。<br /><br />
518 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:22:00 ID:XjUBHhrl<br />
「えみるおねえたん、ただいまでつ」<br />
「あん、かぁるちゃんありがと~」<br />
笑留は席からたち薫の前に立つと盆からコーヒー一式を受け取った。<br />
薫は盆を地べたに置くとグラスだけ両手で持つ。<br />
「では、いただきます。んぐんぐんぐ・・・」<br />
笑留はホットをブラックのまま飲んだ。<br />
「おねえたん・・・にがくないでつか?」<br />
「これがいいのよ。このほうがコーヒーの味が分かるし」<br />
2、3口で飲み干すと笑留はまたパソコンの画面に向かう。<br />
「さーて、飲んだら気合入ったぞー!やるぞー!」<br />
笑留はまたキーボードを打ち始めた。<br />
「こっぷ、かえちてきまつね」<br />
薫は笑留のコップをのけ、厨房に持っていった。そして、帰ってきたとき。<br />
「えみるおねえたん、ちょうちはどうでつか?」<br />
「抜群抜群・・・って、あれ・・・あ・・・なんか目が回ってきた・・・なんで?」<br />
「おねえたんはつかれてるのでつよ・・・」<br /><br />
がばっ!<br />
気がついたら笑留はキーボードの上に突っ伏して寝ていた。<br />
「え?あたし、なにしてた?」<br />
「おねえたん、つかれてねてたのでつよ」<br />
「え・・・そうなんだ。何分ぐらい?」<br />
「20ふんぐらい・・・でつね」<br />
「よかった~」<br />
笑留は胸をなでおろす。<br />
「おねえたんがちんぱいでちたが、もうだいぢょうぶでつね?」<br />
「うん!だいじょうぶ!」<br />
笑留は薫に対し力こぶを作る動作をする。<br />
「じゃーやるぞー!あと30分!」<br />
「がんばってくだたい!かぁるは、これでかえるでつ」<br />
「うん!今日はおうちにいけないけど、またね~」<br />
パソコンに体を向けてるので後ろを向いたまま笑留は手を振る。<br />
「あい!おねえたんも、がんばってくだたい!」<br />
そういって出て行った薫の瞳には月色の光がともっていたが、笑留はそれに気づけなかった。<br /><br />
519 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:23:01 ID:XjUBHhrl<br />
その夜、22時過ぎ。禾森邸。薫は携帯で笑留に電話した。<br />
ぷるるるる~、がちゃ。<br />
「あ、かぁるちゃんだ~」<br />
「えみるおねえたん、かぁるでつ♪」<br />
「きゃ~かぁいい~♪」<br />
「おねえたんと、てれびでんわではなちたいでつ」<br />
「わかったぁ、ちょっと待っててね」<br />
薫は居間のパソコンを操作し、大画面のテレビをパソコン画面に切り替えテレビ電話を起動する。<br />
すると、画面にでっかく笑留の姿が映し出される。<br />
「あ~かぁるちゃん映った~♪あれ、耕治君にあずさちゃんたちもいるの?」<br />
「あい♪みんなでいまにいまつ」<br />
笑留は画面の中で手を振っている。ちなみに声はテレビのスピーカーから流れている。<br />
笑留は自室のパソコンからテレビ電話をしていた。後ろに部屋の風景が映っている。<br />
風景といっても、後ろに映っているのはベッドとその上に乗った笑留がいつも持っている鞄ぐらい。<br />
ちなみに彼女はスーツ姿のまま。もしかしたら今帰ったばかりかもしれない。<br />
「おねえたん、いまかえったとこでつか?」<br />
「そ~なの~、お兄ちゃんはもう帰ってきてるんだけど、お姉ちゃんがまだ帰ってきてないの」<br />
「おにいたん・・・ゆういちてんちょうたんでつか」<br />
「うん!でさー、せっかくみんないるんだしさ~」<br />
そういうと笑留はいきなり服を脱ぎだそうとする。<br />
「お、おねえたん!ちょ、ちょっとまつでつ!」<br />
「えー?!どうしたの、かぁるちゃん?」<br />
「あのね、おねえたん。ゆういちてんちょうたんとおはなちちたいのでつ」<br />
「え~!!」<br />
明らかに不満の声を上げる笑留。<br />
「てんちょうたんとおはなちがあるのでつ。かぁるのおねがい、だめでつか?」<br />
「うーん、ちょっとまっててね」<br />
そういうと笑留は画面から姿を消した。部屋の外に出たようだ。<br />
画面から小さく「おにーちゃーん!」って声が聞こえる。<br />
「おにいたん、いまなんぢでつか?」<br />
「10時半に少し前・・・25分」<br />
「ぎりぎりでつね・・・」<br /><br />
520 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:24:08 ID:XjUBHhrl<br />
1~2分して画面の前に元店長-樹元雄一が現れた。後ろには笑留がベッドの上に座っている。<br />
「はーい、おまたせー薫ちゃん♪」<br />
「ゆういちてんちょうたん、よびつけてごめんなたいでつ」<br />
「いいよ~」<br />
そういって雄一は笑う。<br />
「いつも妹が迷惑をかけてるからね」<br />
「おにいたんからいちどきつくいってくだたい!」<br />
「うんうん、いっておくよ」<br />
後ろでは笑留が口を膨らましてプーと怒った表情。<br />
「でね、てんちょうたん」<br />
「なにかな、薫ちゃん?」<br />
「てんちょうたんたちのおへやに、てれびはありまつか?」<br />
「あるよ?」<br />
「ちょっとつけてくだたい」<br />
「テレビ?そういや今の時間帯だと・・・笑留、テレビつけて」<br />
「テレビねー、おっけい」<br />
笑留はベッドに転がっていたリモコンをとると画面から見て右にリモコンを向けた。この画面からはテレビは見えない。<br />
「あ、うちのCMやってる」<br />
「ほんとだ」<br />
『ぐるぐるきょうも~♪』<br />
ウエイトレスが複数お盆に料理を載せてクルクル回転している。テュルパンのCMだ。<br /><br />
”きていぢぢつ、つくるでつよ・・・”<br /><br />
「え?」<br />
「笑留、どうした?」<br /><br />
”おねえたんは、ゆめをみてたのでつ・・・”<br /><br />
笑留はテレビを見たまま動かなくなる。<br />
「笑留、おい!」<br />
雄一は画面から離れると、その手を笑留の肩にかける。笑留は雄一の手を自らの手で払うと、その手首をつかんだ。<br /><br />
”いまは、あくむをみてるでつ・・・”<br />
”ゆめは、ちゃめるでつ・・・”<br /><br />
「うん・・・ゆめだから・・・さめるよね・・・」<br />
「笑留、どうしたんだ、おい!」<br />
笑留は雄一の手首をつかんだまま雄一のほうを振り向く。<br />
その瞳は月色の光を灯していた。明らかにヤバい瞳だ。<br />
「え・・・え・・・えみるさん?」<br />
「おにいちゃぁぁぁぁぁぁぁん!!」<br />
笑留は、雄一をベッドに押し倒した。 <br /><br />
521 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:25:46 ID:XjUBHhrl<br />
以上です。<br />
次回、完結。またエロ。そして修羅場。<br />
・・・新スレが起つまでに間に合えばいいが。<br /><br />
522 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/20(火) 00:27:28 ID:XjUBHhrl<br />
・・・だめだ。もう450KB使い果たしてる・・・orz<br /><br />
523 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 04:47:06 ID:7yxgMxT1<br />
>>512第二章キタ━━(゚∀゚)━━!!GJ!<br />
開始早々サキが嫉妬?<br />
過去に虎吉と関わりがあったようだし今後の展開がますますwktk<br /><br />
>>521遂に病みが来るかと思ったら次で終わりとはw<br />
大爆発に期待w<br /><br />
524 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 12:49:49 ID:0xGFv+j9<br />
サキが急に可愛く見えてきた俺ガイル<br />
ロボ氏GJ!<br />
◆dkVeUrgrhA氏もGJ!次回最終回?<br /><br />
450&#13189;越えたし次スレ立ててきていいのかな? <br />
問題ないようなら行って来ますね<br /><br />
525 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 13:29:22 ID:0xGFv+j9<br />
立ててきました<br /><br />
ヤンデレの小説を書こう!Part5<br />
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1174364890/<br /><br />
526 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 15:58:11 ID:+UBnlJRw<br />
埋めついでに愚痴を少々。<br /><br />
このスレでは雑談が少なめだった。<br />
実にSSスレらしいのだが、少々寂しくもあった。<br />
住人が減ってしまったのかな、と思ったりする俺ガイル<br /><br />
527 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 16:14:43 ID:7IMjvgJf<br />
SSスレで雑談を遠慮するのは当たり前のマナーだろ、常識的に考えて……<br />
容量とか考えろよ<br /><br />
528 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 16:38:21 ID:lRPxiCOf<br />
いいものじゃないか、神光臨の頻度が増えたと思えば。<br /><br />
529 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 16:39:46 ID:+UBnlJRw<br />
それはそうなんだけどさ……なんだか、感想レスも最近減った気がするんだ。<br />
覗きに来る人が減ってたりしたら、なんか悲しいわ……<br />
みんな、居るのか?<br />
うぅぅぅぅ…………<br /><br />
ヤンデレスレはエロエロよー!<br /><br /><br />
orz<br /><br />
530 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:14:07 ID:5QfzGFlb<br />
覗いてるけど読んでないしな、俺の場合<br /><br />
531 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:15:31 ID:lRPxiCOf<br />
ふ ざ け る な<br />
俺の常駐では控え室を除くとここが一番過密なんだぞっ!<br /><br /><br />
_| ̄|○<br /><br />
532 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:53:56 ID:WNu2Za9q<br />
作品以外のレスで埋め尽くされた今の嫉妬スレを見ろ。あれは泣きたくなる。<br />
作品が投げ出されたにも関わらず、ハチ公のように続きを待つ俺の気持ちも考えろ。<br /><br />
533 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:54:28 ID:XjUBHhrl<br />
ヤンデレスレは個人的には感想専用スレが欲しい<br /><br />
534 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 17:57:16 ID:XjUBHhrl<br />
>>532<br />
逆レイプスレなどヴァカが暴れて職人全員逃亡、<br />
新作投下がないまま次スレ移行だぞorz<br /><br />
535 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/20(火) 19:42:57 ID:LXxhQSKc<br />
神気取りの勘違いバカを潰すのは最高の娯楽だけどなw<br /><br />
536 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 19:57:34 ID:2DdENjVX<br />
嫉妬スレに飽き足らず、ヤンデレスレにまで来たか……<br /><br />
537 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 19:57:56 ID:3Ccti8Mu<br />
と、工作員が言ってましたw<br /><br />
538 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:04:47 ID:4PUniF5d<br />
>>535<br />
お前、嫉妬スレで荒らしやっているバカだろ?<br /><br />
539 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:08:09 ID:Qr9CS35h<br />
>>538<br />
嫉妬スレを荒らしておいてこっちだけ無傷でいようなんて虫が良すぎるんだよw<br />
やられたぶんはキッチリやり返すからなw<br /><br />
540 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:09:57 ID:WNu2Za9q<br />
>>539<br />
単発IDの荒らしはこっちにも来ているのか・・・。<br /><br />
541 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:13:14 ID:6c/a9RbQ<br />
荒らしは全力でスルーしろ<br /><br />
542 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:42:55 ID:fWZsslMS<br />
>>539<br />
お前、彼女も友達もいないんだろうなぁ。<br />
可哀相な人だねぇ…(つД`)<br />
荒らし回る暇があったら、出会い系にでも登録しなよ。<br />
あっ、ゴメン!ひきこもりのニート君には無理だったよな…本当にごめんな。<br /><br />
それから、君にはこれ以降一切、かまわないけど気を落とすなよ。<br />
生きてれば、きっといつかいい事あるよ!<br />
いいグロ画像拾うとかさ。<br />
君、グロ好きだろ?<br /><br />
じゃあ元気でな!w( ´ー`)y━・~~<br />
>>541<br />
おもいっっっきり、かまっちまった。<br />
コレ以降は全力でスルーする。<br /><br />
543 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:45:12 ID:z26hRunX<br />
以後、つっこみ禁止!!!<br />
↓<br /><br />
544 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:46:35 ID:lRRpX25M<br />
最近お茶会のご主人が来ないなあ。<br />
確かに創作活動には波があるのは分かってるんだけど……<br /><br />
545 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/20(火) 20:47:49 ID:OjoOwn80<br />
>>542<br />
殺すぞw<br /><br />
546 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:48:09 ID:WNu2Za9q<br />
とりあえず、ずっとお預けの生殺し状態なので、<br />
慎太郎君の人のパソコンは早く直ってほしい。<br /><br />
547 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:52:20 ID:z26hRunX<br />
そういやさ、ミ(ry主催のイベントが明日あるな。<br /><br />
548 名前:うふ~ん[うふ~ん] 投稿日:うふ~ん ID:DELETED<br />
うふ~ん<br /><br />
549 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 20:55:57 ID:qhPMkswl<br />
勝利云々のやつか・・・<br />
相変わらず暇みたいだなw<br /><br />
550 名前:うふ~ん[うふ~ん] 投稿日:うふ~ん ID:DELETED<br />
うふ~ん<br /><br />
551 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21:00:35 ID:K5hDoGw/<br />
>>544<br />
俺もお茶会と上書きの続きを待ち望んでる。<br />
もちろん他のシリーズもだが。<br /><br />
552 名前:うふ~ん[うふ~ん] 投稿日:うふ~ん ID:DELETED<br />
うふ~ん<br /><br />
553 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21:13:31 ID:4PUniF5d<br />
ナナリーは知っている。自分一人では食事もままならないことを。<br />
ナナリーは理解している。自分には自分の為に無償で奉仕してくれる人間が必要だと。<br />
ナナリーは気づいている。そんな都合の良い人間は、兄を置いて他にはいないのだと。<br /><br /><br />
ユフィお姉さまはもちろん、ミレイさんやシャーリーさんにも、<br />
まして、最近お兄様の部屋に転がり込んできた雌猫なんかに<br />
お兄様は決して渡しません。<br />
お兄様は一生私のことだけ考えて、私のためだけに働いていればいいんですよ。<br />
ねえお兄様。お兄様も幸せですよね?<br />
こんな「絵に描いたような」儚げな妹の世話をできて。<br />
クスクス。<br /><br /><br /><br />
皆が黒い黒い言うから、実はナナリーはこんなこと考えてるんじゃないかと<br />
思ってしまうじゃないか(´・ω・`)<br /><br /><br />
俺もこんな腹黒い妹が欲しいww<br /><br />
554 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 21:14:16 ID:qhPMkswl<br />
?<br /><br />
555 名前:名無しさん@ピンキー[yuuki3090] 投稿日:2007/03/20(火) 22:17:17 ID:dqDM3zAs<br />
>>553<br />
ギアスの中でヤンデレといえばセシルさんを忘れてはいけないと思う。<br />
でもそんなナナリーもいいと思うよ!<br /><br />
あっ、ニーナもヤンデレなのかな?<br /><br />
556 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 22:19:50 ID:NXnptOos<br />
セシ・・・え?<br /><br />
557 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 22:22:07 ID:qhPMkswl<br />
ナナリーはスザクだからねえ<br /><br />
558 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:04:16 ID:la/22RYP<br />
ところで明日の病み鍋PARTYに行く人いる?<br />
俺行こうか迷ってるんだけど、ハルヒもひぐらしも未来日記も読んでないから<br />
行っても買うものあるのかどうか不安で…<br /><br />
559 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:16:41 ID:WNu2Za9q<br />
ヤンデレの名を騙ったキチガイ系少女ぐらいしかなさそうだからいい。<br /><br />
そして、何度も言われているがひぐらしは邪悪ヒロインであってヤンデレではない。<br /><br />
560 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:26:12 ID:7IMjvgJf<br />
>>559<br />
詩音は一応ヤンデレ。<br /><br />
561 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/20(火) 23:33:35 ID:z26hRunX<br />
じゃぁぁあくをぉぉ かぁきぃぃけぇすは さぁぁけぇびあぁげぇるきょおぅぼぉうな 「嘘だっ!」<br /><br />
わかる奴はデモンベインをプレイしたことがあるやつ。<br /><br />
562 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/20(火) 23:36:32 ID:BZY/W1nG<br /><br /><br />
糞SS投下まだああああああああああ!?<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
かも~んなw<br /><br />
563 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:24:08 ID:rKpbPAHa<br />
>>553<br />
私は、自分ひとりの力ではベッドから下りることができない。<br />
生まれつき、足が不自由だったわけではない。<br />
ずっと昔、私が10歳の頃までは自分の足で歩くことができた。<br /><br />
歩けなくなったのは、お兄様の11歳の誕生日。<br />
お母様に頼まれて、洋菓子店へケーキを受け取りに行ったときのこと。<br />
両手で胸の前にケーキを持ち、私はお兄様のことを考えていた。<br /><br />
えへへ。お兄様はまたひとつ、大人になった。<br />
あと七年経てば、結婚できる。<br />
だってお兄様はお義父様の息子だもの。<br />
血が繋がっていなければ、結婚はできる。そんなこと、とっくの昔に知ってるわ。<br />
――ああ、お兄様に早く、早く会いたい。<br />
――そして、いつものように胸にうずくまって、匂いを嗅ぎたい。<br />
――お兄様。お兄様。お兄様…………<br /><br />
そんなことを考えていたら、突然足に痛みを感じた。<br />
そして、世界が一回転した。<br />
ごず、という音が聞こえてきた。耳を伝ってではなく、直接、音が脳に響いた。<br />
ぼんやりと目を開けると、自動車のタイヤが目の前にあった。<br />
人が駆け寄ってくるのが見える。その中の一人が声を出した。<br />
――女の子が轢かれたぞ! 誰か救急車を呼べ!<br />
その言葉を聞いて、私は自分がどんな状態にあるのか、ようやく理解した。<br /><br />
車にはねられたんだ、と。<br /><br />
そのことを理解した瞬間、足が痛みを訴えだした。<br />
皮を引き剥がされた。肉を力づくで引き裂かれた。もっと深く、繊細な部分を破壊された。<br />
時間を遅らせて、痛みが少しずつ私の脳を冒していく。<br />
そのまま痛みが加速していくかと思ったら、痛みが引いていって、同時に力が抜けていった。<br />
今度は眠くなってきた。地面が黒くて、固くて、ちくちくするのに、恐ろしく眠い。<br />
――眠るのなら、お兄様の腕の中が良かったな。<br />
最後にそう考えて、私は目を瞑った。<br /><br />
目を覚ましたときに見えたのは、白。<br />
上手く開かない目をゆっくり開くと、視界の隅にお兄様の顔が見えた。<br />
たまらなくなり、お兄様の体に抱きつこうとしたら、脳を刃物で突き刺された――気がした。<br />
痛みに耐えられなくなり、再びベッドに身を任せる。<br />
そんな私に向かってお兄様が言った言葉。<br />
今でも忘れない。<br /><br />
「僕のせいだ。僕がお前についていっていれば、良かったんだ。<br />
そしたら、こんなことにならなかったんだ。<br />
ごめん。もう……お前を一人にはしない。絶対に」<br /><br />
お兄様の泣き顔が可愛いとか、その涙を一滴残らず飲み干したいとか思うよりも先に、<br />
その言葉が嬉しくて、私は泣き出してしまった。<br />
――だって、お兄様のプロポーズだもの。これ以上、嬉しいことなんかこの世にはないわ。<br /><br /><br />
564 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:24:49 ID:rKpbPAHa<br />
それから、私とお兄様の甘い生活が始まった。<br />
もうかれこれ、8年は経つ。<br />
朝はお兄様が私を起こしてくれる。朝食を食べさせてくれる。<br />
昼には息を切らせて部屋に戻ってきて、昼食を食べさせてくれる。<br />
夕になっても、もちろん夕食を食べさせてくれる。<br />
そして、その後はずっと私の部屋に居てくれる。<br />
私はベッドに身を起こして、お兄様はベッドに腰掛けて、二人でお話をする。<br />
このときが、とても幸せ。<br />
心が暖かくなって、自然と笑みがこぼれる。<br />
でも、それ以上に幸せなときがある。<br />
それは、お兄様が私を抱いているとき。<br /><br />
お兄様が私の肩を掴んでキスをする。そして無理矢理ベッドに押し付けて、首筋を舐め上げてくる。<br />
暖かい手が背中に回り、腰を撫でて、お腹に辿り着く。<br />
パジャマのボタンを優しく脱がせて、下着の留め金を外して、強引にたくし上げる。<br />
お兄様の目が大きく開かれる。私の、むき出しになった乳房を凝視している。<br />
そのまま獣のように乳首に吸い付き、舌で転がしてくる。右に左に、執拗に責め立てる。<br />
乳首にかみつきながら、私の履いているパジャマと下着をずらして、優しく足首から脱がせる。<br />
お兄様は息を荒らげながら、ベルトに手をかけて、ジーンズ、トランクスの順に脱ぎ捨てる。<br />
大きくそそり立ったお兄様のいちもつを見ているだけで、私のアソコは疼く。<br />
欲しい。あれを咥えたい。強く締め付けて、お兄様の吐き出すものを全て飲み込みたい。<br />
何度も、荒々しく突いてほしい。奥の奥、子宮を浸すほどの精液を出してほしい。<br />
でも、私が何を言わなくてもお兄様は私の言うことを聞いてくれる。<br />
慣れた手つきで私の足を広げる。壊れ物を扱うように優しく、ゆっくりとした動きで。<br />
お兄様が一言、いれる、と告げた。私の中にお兄様のペニスがはいっていく。<br /><br />
その瞬間、私の心は切なくなる。<br />
激しく腰を打ちつけられているというのに、まだ足りない気がする。<br />
もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと。<br />
奥――いや、心の臓に達するまで、突いてほしい。犯し尽くしてほしい。<br />
私の顔は、涙と、唾液と、汗でぐちゃぐちゃ。<br />
きっとひどい顔をしているだろう私に、お兄様はいつも言ってくれる。<br /><br />
「愛してる」<br /><br />
そして、お兄様に熱いものを注がれて――ようやく私の心は満たされる。<br /><br /><br />
565 名前:~事故と、男と、妹と、女四人~[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:26:38 ID:rKpbPAHa<br /><br />
でも、体を重ねた後に見る夢は、最悪。<br />
私は腕を縛られていて床に転がされている。<br />
そうなったら、足が動かない私には何もできなくなる。<br /><br />
そんな私には目もくれず、四人の女が、お兄様を犯している。<br />
姉だった女性。友達だった二人。誰だか知らない女。<br />
一人がお兄様の頭を股で挟んでいる。<br />
二人がそれぞれお兄様の腕を掴み、自分の股間に無理矢理押し当てている。<br />
最後の一人がお兄様の腰の上に跨り、上下に腰を振っている。<br />
憎い。憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い。<br />
この足さえ動けば。そうしたらあの女どもを蹴り殺してやるのに。<br />
殺意をこめて女どもを睨む。<br />
歯を食いしばり、眉を上げ、目じりを吊り上げる。<br />
死ね。消えろ。滅べ。逝ってしまえ。<br />
そう強く念じる。<br /><br />
すると、女の一人がこう言った。<br />
『もう、わたしたちはしんでるの』<br />
別の一人も声をだした。<br />
『あなたに、ころされたのよ』<br />
また、別の声がする。<br />
『あなたは、さいていのおんなね』<br />
残る一人が、私を見つめる。<br />
『じつのあにに、ひとごろしをさせるなんて』<br /><br />
最後に、声が重なる。<br />
『『『『貴女が死ねばよかったのに!!!!』』』』<br /><br /><br />
そして、私はベッドの上で目が覚める。<br />
こめかみに汗が伝う。額を拭うと、寝汗がびっしょりと手にはりついた。<br />
手をパジャマで拭う。なかなかとれない。<br />
いらいらする。また、あの女どもの夢を見てしまった。<br />
あいつらは死んでまで私の邪魔をするのか。<br />
そもそもあいつらが悪いのだ。お兄様と私の大事な日常を犯したのだから。<br /><br />
でも、所詮は夢。あいつらの夢も、妄想どまり。<br />
私の現実は、こう。<br /><br />
「お兄様。おはようございます」<br />
「……ああ。おはよう」<br /><br />
お兄様の起きたばかりの顔を拝むことができるのは、この世界で私ひとり。<br /><br />
そして、お兄様は私ひとりだけのもの。<br /><br />
終<br /><br />
勢いで書いた。反省はしていない。<br />
そもそも原作知らないし。<br /><br /><br />
566 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:27:01 ID:axSnNLxl<br /><br />
ヤンデレはキャッハハハッハハハハ!!<br />
と笑いながら包丁を泥棒猫に突き刺すのが本来の主流ではない<br /><br />
本来のヤンデレというのは<br /><br />
好きな男性に声をかけられない程に人見知りが激しくて引っ込み思案で<br />
バレンタインのチョコをひっそりと机の中に入れておくような大人しい女の子が<br /><br /><br />
黒化して行く過程が本来のヤンデレじゃないのか?<br /><br />
ツンデレは単純にツンとして、恋人同士になればデレという単純な構造だが<br /><br />
ヤンデレはそこまで過程が複雑で痛々しい姿があるところがいいんだよ。<br /><br /><br />
と、言ってみるテストw<br /><br /><br /><br />
567 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:33:00 ID:rKpbPAHa<br />
以下、つっこみ禁止<br />
↓<br /><br />
568 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:36:27 ID:axSnNLxl<br />
ヤンデレ論はどこですればいい?<br /><br />
ゼロは何も教えてくれない<br /><br />
569 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 00:44:15 ID:rKpbPAHa<br />
このスレ的には、<br />
・ヒロインが、狂うほど(病的)に主人公を愛している。<br />
ということで決着がついている……気がする。<br /><br />
主張じゃなくて、「こんなんどうだ?」というシチュの説明(プロット)なら歓迎だ。<br />
ヤンデレ論を作って、ヤンデレのあり方を決め付けるのは可能性を狭くする。<br /><br />
570 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 01:02:16 ID:UmXH/Ari<br />
>>566<br />
つムヒョロジ7巻<br /><br />
571 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 08:15:20 ID:B6OVAqRs<br />
>>565<br />
これはGJ!<br />
俺も原作知らないから素直に楽しめました<br /><br />
572 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 08:35:41 ID:ckeix0gM<br />
そろそろヤンデレも体系化の時期なのかも知れんな。<br /><br />
573 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 08:59:59 ID:VLtWfF9Z<br />
>>572<br />
T-72神教くらい壮大なネタと割り切らないとまた荒れる予感。<br />
別に体系化しなくてもいいんじゃない?もしくは枝分けせずに各自が○○派を名乗るとか。<br /><br />
オブイェークト<br /><br />
574 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:00:14 ID:wHi2ca1H<br />
自分の好きなヤンデレは、<br />
多大なる葛藤の果てに自分の親友であった泥棒猫を突き刺し<br />
(この時点ではまだ病んでいない)愛を得ようとするけど、<br />
やはり因果応報というか、天命というかで自分の思い通りに<br />
ならないことばかり起こって、その中で段々とヤンでいく娘<br />
要は泥棒猫を刺すこと から 病んでいく娘<br /><br /><br />
575 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:40:09 ID:SyNaLU9T<br />
世の中にはヤンデレと狂気系を混同する人が大杉る<br /><br />
576 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:49:22 ID:hW7+A4fq<br />
「ヤンデレ」って一件「ヤンキーのツンデレ」かとオモタ<br /><br />
表記としては<br />
「病んデレ」のほうがいいかも知れないが<br />
「やんでれ」とうまく読めない人もいるかな?<br />
「ツンデレ」とのシャレでもあるだろうし。<br /><br />
577 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 10:56:12 ID:rKpbPAHa<br />
>>573<br />
どんなヤンデレが好きかという雑談に過ぎないから、神経質にならなくてもいいとおもうぞ。<br />
というわけで、俺も>>572に釣られてみる。<br /><br />
俺が好きなタイプ。<br />
↓<br />
可愛さあまって憎さ百倍、愛憎型ヤンデレ。<br />
例)<br />
・主人公とは、前世で恋人だった。<br />
・しかし、主人公に拒絶される。そして黒化。<br />
・「私の思い通りにならないなら、いっそ殺してあげる。<br />
でも勘違いしないでね。憎いからじゃないの。<br />
誰よりもあなたを愛してるから、あなたを永遠に私のものにしたいから、『あなた自身』が欲しいのよ」<br />
↓<br />
サクッ<br /><br />
>>575<br />
狂気系ってひぐらしのレナみたいなデレてないヒロインのことか?<br />
あれはただのヤンデルだな。<br /><br />
578 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 11:35:25 ID:TJoiUQVn<br />
デレが強いのが好きだ<br />
デレが強ければ強いほどヤンが際立ってぞくぞくするし<br /><br />
579 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 12:07:30 ID:6sW0OSnS<br />
当方ド田舎につき『病み鍋PARTY』とやらの感想を希望。<br />
今日やってんだよね?<br /><br />
580 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 12:07:30 ID:8RLiN9P/<br />
>>572<br />
よし、じゃあ俺は元々は普通の娘だったのが<br />
予期せぬ不運などで想いを阻まれそれが沈殿鬱屈していき<br />
表面は正気を取り繕いつつも段々と狂気が現れていく<br />
外圧後天的進行性ヤンデレ派を主張する。<br /><br />
581 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 12:43:31 ID:XRzno3ep<br />
それなんて空鍋?<br /><br />
582 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 15:28:36 ID:MrQwIGlG<br />
前スレで話せといわれたので前スレで。<br /><br />
GS美神に出てきた乙姫様はいいヤンデレだった。地雷女と評されてたが。<br />
もしモノホンの浦島太郎がやってきたのならどうなってただろうか。<br /><br />
583 名前:新店長でG.O. ◆dkVeUrgrhA [sage] 投稿日:2007/03/21(水) 16:28:03 ID:d3l8hkRD<br />
>>582<br />
乙姫が地雷なのは主に年齢のせいかとwww<br /><br />
ていうか横島に惚れる女(妖怪含む)は大抵ヤンデレだった気がw<br /><br />
584 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:31:46 ID:VLtWfF9Z<br />
>>579<br />
病み鍋PARTY行ってきたよ。<br />
落書きブースに「静岡から来た」とか「富山から来た」とか、<br />
果ては「福岡から来たけど辛いので次回はもう少し西で」みたいなことも書いてあったよw<br /><br />
んで、参加者はだいたい100人前後かな?11時に行って1時ごろには出ちゃったけど、<br />
12時半ごろにはもう新規入場者はほとんどいなかったな。<br /><br />
サークルさんはカタログ上では30あったけど、実際は来てない空机や新刊落として<br />
出品なしなサークルさんが結構あった。<br />
内容は10円の2Pくらいしかないほとんどただのチラシから200円前後で10P前後の<br />
コピー本が多く、500円前後のオフセット本が2~3サークルだった。<br />
ジャンルはカタログの申し込みジャンル統計によれば、オリジナル41%ハルヒ14%<br />
未来日記とひぐらしが10%ずつあとその他ちょこちょこ。<br /><br />
実際行ってみた感想はスタッフさんや他の参加者には悪いけど、<br />
「暇潰し&物見遊山にはなったかな」てのが正直なところ。<br /><br />
他に知りたいことある?一応11/11に病み鍋PARTY2が開催予定らしいが。<br /><br />
585 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:38:07 ID:yaTD/2fl<br />
病み鍋の会場に空鍋が置いてあった…<br /><br />
586 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:43:09 ID:VLtWfF9Z<br />
>>585<br />
「ご自由におかき混ぜください」ってアナウンスもあったよ。<br />
スタッフさんがわざわざ家からコンロ、お玉、鍋の三点セットを持ってきたみたいw<br /><br />
587 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 17:58:43 ID:yaTD/2fl<br />
開始からしばらくは「ねこうさプリン」さんに集中してたなぁ<br /><br />
588 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 18:49:03 ID:SyNaLU9T<br />
>>587<br />
あーやっぱなあ<br />
某長門小説の人とかは?<br /><br />
微妙にスレ違いの話題だが<br /><br />
589 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 18:58:36 ID:OnQthCXe<br />
狂気系でもデレがあればヤンデレなんじゃねーかな?<br />
お茶会シリーズとかそんな感じだし<br /><br />
590 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 19:25:44 ID:SyNaLU9T<br />
ヤンデレと狂気系は似ててもやっぱり別ジャンルだと思うんだ……。<br />
・狂気系デレ=病んでいてデレ<br />
・ヤンデレ=病むほどにデレデレ<br />
マッドラブとシックラブの違い、みたいな。<br /><br />
いない君~の如月更紗と神無士乃が分かりやすい例。前者は狂気系デレ、後者がヤンデレ。<br />
(これからの展開でどうなるかわからんけど)<br /><br />
お茶会は「狂気の中のヤンデレ」メインだからいいんだけどね。両者兼用的な。<br />
ヤマネとかグリムとか妹とか。<br />
狂気系ヤンデレとでも言うべきハイブリッドデレ。自分で言ってて意味わかんね。<br /><br />
591 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 20:11:12 ID:9I1IM2Bw<br />
正直な話狂気系もOKにして欲しいなあ。ネタがあることはあるんで。<br /><br />
592 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 20:46:17 ID:enNVI4x2<br />
そういやぁ病み鍋にノベゲーだすとか言ってなかったけ?<br /><br />
593 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 20:58:39 ID:SyNaLU9T<br />
>>591<br />
狂気系でスレ立ててみてはどうか、と思う<br />
それとも俺みたいなのがほのぼの純愛にでも移るべきなのか<br /><br />
594 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 21:30:27 ID:rKpbPAHa<br />
園崎詩音は狂気系ヤンデレヒロインだろう。<br />
彼女をヤンデレヒロインと認めるならば、このスレで狂気系ヤンデレが受け入れられない理由は無い。<br /><br />
というわけで、>>591! Come on! 準備はOK! ゴングを鳴ら(ry<br /><br />
595 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 22:23:50 ID:MrQwIGlG<br />
そのザキとやらはヤンデレなのか?誰に惚れて狂うんだ?<br /><br />
596 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 23:12:33 ID:6sW0OSnS<br />
VLtWfF9Zさん、感想ありがとう♪<br /><br />
なんとなく微妙な感じが伝わってきたよ。<br />
でも空鍋が用意されてるあたりに、スタッフの心意気を感じてしまった。<br />
福岡で開催なら行ってみたいな。<br /><br />
最後に一つ、次回も行くかな?かな?<br /><br /><br />
597 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 23:18:40 ID:6sW0OSnS<br />
スマソ書き忘れ。<br />
yaTD/2flさんにも感謝を。<br />
ありがとう。<br /><br />
598 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/21(水) 23:18:53 ID:ymo3Ey0M<br />
狂気系ヤンデレ…<br />
恋愛対象の喪失などにより、絶望から狂気に至るヤンデレ<br /><br />
というのだと思う<br /><br />
599 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 01:08:57 ID:GnpXbvy+<br />
>>590<br />
俺にとっては「鶏が先か卵が先か」と同じにしか見えない。<br /><br />
600 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 01:18:15 ID:gLOMFaMi<br />
愛ゆえに狂っていくのがヤンデレ<br />
既に狂ってた人が人を好きになりましたーじゃ違うんだ、そこから執愛に派生していくならともかく<br /><br />
601 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 01:42:32 ID:2dhwRX7h<br />
みんなそれぞれ、これっていうヤンデレがあるんだな<br />
ヤンデレにも色々だって、冗談ヌキで勉強になった<br /><br />
602 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 02:45:55 ID:07MahryA<br />
なんでわざわざそんなハードルの高い条件のとこに投下しなければならないのか…プロじゃあるまいし<br />
誰も気軽に投下出きる環境が欲しいってだけなのがわかってないみたいだな…<br />
そ―ゆーナチュラルに傲慢なところが書き手の立場の人間には我慢ならないってのが理解できないのか?<br />
…やはり根本的に相容れないみたいだ。<br /><br />
603 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 05:34:39 ID:5rzVUOvC<br />
喚くな、自分でスレ作れ<br /><br />
604 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 05:35:49 ID:QXed479+<br />
まあ一度肥えた舌は元には戻らないってものだし<br /><br />
605 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 05:36:50 ID:uSxsqvB2<br />
んー、難しいね、ヤンデレ。奥が深い。<br />
俺は病んでる人~ってのもアリだと思うよ。というかそっちの方が自分は好きだし、個人的にわかりやすい。<br />
まあけど好きな余りに病むのもばっちこい。けどこっちの方が病む過程も表現しないといけないから、書くのが難しそう。<br />
まあ、なんにしろ、物語中に病みさえすれば何だってGJ出しますよ。病むのが最初からでも後半でも。<br /><br />
606 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 06:56:18 ID:c/SrAEaW<br />
その”病んでいく過程”とやらを描いてあるSSはまとめサイトでいうとどれにあたるんだ?<br /><br />
607 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 08:00:22 ID:gLOMFaMi<br />
病的な愛≒病人の愛<br /><br />
いや、もういいわ。<br />
変なこと言ってすまんかった。<br /><br />
608 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 08:22:55 ID:5ArBZU46<br />
>>606<br />
「彼が望むな死んでもいい」は?<br /><br />
609 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 08:32:56 ID:5ArBZU46<br />
「彼が望むなら死んでもいい」だった。スマソorz<br /><br />
610 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 14:05:16 ID:4fLIHgKV<br />
スレの繁栄を考えるとどっちもありでいいんじゃないか?<br />
微妙な違いを細分化して新スレ立ててもいいことないと思うよ、経験上<br /><br />
611 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 17:47:08 ID:to05I7ZD<br />
>>608-609<br />
そして、その言葉のとおりに<br />
「貴方のためだから…その為に死ねるなんて、嬉しい…」<br />
と、笑いながら自分の首を掻っ切ったり毒盃を飲んだり出来ればそれはヤンデレ。<br /><br />
612 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:12:47 ID:c/SrAEaW<br />
>>611<br />
…やっぱこのスレではそういうオチがデフォルトなのか?<br />
そういうのが好かれているのか?<br /><br />
ハッピーエンドが好きな奴!手ぇ上げろ! ノ<br /><br />
613 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/22(木) 21:29:27 ID:9nHI0JrG<br />
ノ<br /><br /><br />
614 名前:名無しさん@ピンキー[yuuki3090] 投稿日:2007/03/22(木) 21:33:16 ID:GP0tKLlJ<br />
ノ<br /><br />
615 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:33:44 ID:MCgmcbfK<br />
ノ<br /><br />
616 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:39:54 ID:kx2z9wc4<br />
ノ<br /><br />
時に、ハッピーエンドとは何だろう?<br /><br />
617 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:50:42 ID:c/SrAEaW<br />
俺が言うハッピーエンドは、主人公とヒロインが生存していて、<br />
二人が結ばれて、周りの環境もそれなりに幸せという、よくあるタイプのエンディング。<br />
いわゆる生存END。<br /><br />
このスレ的なハッピーエンドとは違うとわかっているけどね……<br /><br />
618 名前:慎@携帯 ◆lPjs68q5PU [sage] 投稿日:2007/03/22(木) 21:55:19 ID:c33AD0ja<br />
ノ<br />
>>616同感。何をもってハッピーエンドとするのか、というのはプロット考えてたりするとよく思う。個人によって変わってくるのかな…自分は、登場人物がどんな形であれ幸せになるならばハッピーエンドになると思いますが。<br /><br />
619 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 00:44:48 ID:uLPF6L7t<br />
トゥルーエンドって区分もあるからややこしい……。<br />
俺は名前しか知らないけど、誰か明確な区分って知らない?<br /><br />
620 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 00:52:04 ID:K1JbsCOM<br />
高橋葉介の文庫版で「お気に召すまま」って作品のヒロインがなかなかのヤンデレ<br /><br />
>ハッピーエンド<br />
ヤンデレ的には一緒に心中するか、主人公の体の一部を切り取って保存する<br />
くらいしか思いつかない。<br /><br />
失明や手足切断させられた主人公が、ヒロインの助けを借りて二人一緒に<br />
生涯を共にするくらいかな。まぁ、俺だとこのハッピーエンドだが。<br />
全然ハッピーじゃねぇな。<br /><br />
621 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 02:15:12 ID:WQMy9EOp<br />
俺は惚れた女に殺されるならてんで構わないけどなあ<br />
ただしジワジワなぶり殺すのは痛いので、ナタなんかで、こう、スパッと、一気になら<br /><br />
622 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 02:42:23 ID:nVT1FjUG<br />
ヒロインの執拗なヤン攻めに主人公の精神が崩壊して人形化<br />
従順になった主人公と二人で幸せに暮らす<br />
みたいなのがハッピーエンドじゃね?<br /><br />
623 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 02:48:07 ID:79PH3+n7<br />
>>622<br />
それなんてマナマナエンド(w<br /><br /><br /><br />
そういや本スレの方何が起きたんだ?<br /><br />
…確かにあれは感想書きにくいが<br /><br />
624 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 06:37:52 ID:Am0zAZSp<br />
嫉妬スレは雑談ばかり。ヤンデレスレはSSばかり。<br />
嫉妬スレとは正反対の状況だ……<br /><br />
悪いことでは、ないんだけどさ。<br /><br />
625 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 09:48:10 ID:U6qYWsDk<br />
不満ありげな理由がさっぱりわからん。最近別になんら悪いこともないのにやたらと「憂慮」しまくる奴が多すぎ。<br /><br />
626 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 12:35:39 ID:AQy9hT8q<br />
>>625<br />
ヤンデレはどれだけ幸せでも不安なのさ<br /><br />
627 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 12:40:52 ID:1qNt958Q<br />
個人的にヤンデレは<br />
「主観的にはハッピー、客観的にはバッド」だとおもう。<br /><br />
628 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/23(金) 16:18:27 ID:39MPvq61<br />
R.D. レインの「Do you love me?」ってヤンデレっぽいよな?<br />
何か二人とも壊れてる感じがして好き。<br /><br /><br />
629 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 16:19:04 ID:39MPvq61<br />
ごめん、さげ忘れた…<br /><br />
630 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 16:27:27 ID:IKuwm1G7<br />
皆の衆!待ちに待った保管庫の更新が来たぞ!<br /><br />
631 名前:トライデント ◆mxSuEoo52c [sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:39:05 ID:UefKDqeo<br />
皆さん、すいません<br />
黒の領域は未完とさせていただきます。<br /><br /><br />
632 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:39:45 ID:4q2dMHO/<br />
なっ・・・・・・・・・・・・<br /><br />
633 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:42:32 ID:IklbAATP<br />
>>631<br />
なんで・・・、なんでそんな人を絶望させるような事を言うんだよorz<br /><br />
634 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:51:26 ID:U6qYWsDk<br />
∩___∩ 、、<br />
| ノ ヽ ( っ )))<br />
/ ● ● | / / >>631<br />
| ( _●_) |ノ / こいつすげえアホ<br />
彡、 |∪| ,/<br />
/__ ヽノ /´<br />
(___) /<br /><br /><br />
トライデント氏はトリップ割れしたみたい。<br />
本物は普通に嫉妬スレに投下して、トリ変更で対応してる。<br /><br />
635 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/23(金) 22:59:26 ID:Am0zAZSp<br />
471 名前: トライデントd123 [sage] 投稿日: 2007/03/23(金) 22:32:50 ID:avr619Mt<br />
以上 投下終了です。<br />
472 名前: トライデント ◆mxSuEoo52c [sage] 投稿日: 2007/03/23(金) 22:36:14 ID:N2859HjO<br />
以上 投下終了です。<br /><br />
473 名前: トライデント ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日: 2007/03/23(金) 22:37:07 ID:avr619Mt<br />
とりあえず、トリップ変更しておきます。<br /><br /><br />
記号の前に"#"を付け忘れたみたいだな。<br />
これからは ◆J7GMgIOEyA このトリップだということか。<br /><br />
>>634。お前さんの親切さに感動した!結婚してくれ!……いやごめんうそ。<br /><br />
636 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 12:19:27 ID:1wyffFHU<br />
ネタみたいなものは思いつくんだが文才が無いっつー現実に打ちのめされたOTL<br />
なのでここに思いついたネタとか書いてみても良いだろうか?<br />
まぁ病んでるかどうかは自信がいまいち無いが。<br /><br />
637 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 12:54:47 ID:kq72ybrI<br />
>>636<br />
男は度胸!何でも試してみるもんさ!<br /><br />
638 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 13:33:45 ID:OjrMk0cJ<br />
>>637<br />
ならばお言葉に甘えて。<br /><br />
舞台としてはファンタジーかそれに属したもので<br />
人間ではない魔法使いの少女(以下A)が人間の少女(以下B)に惚れる(まぁ性別はどうでも良いけど)<br />
付き合い始めてしばらくして「寿命の違い」に悩み始める。<br />
元々他人との付き合いが少ないAは一人で考えてるうちに病み始め<br />
「だったらBを人形にしてしまえばいい」という結論に至る。<br />
それからAは始めに薬を使ってBを「憶えている事が出来ない」ようにし(薬は少しずつ盛って徐々に物忘れが酷くなったように思わせ)<br />
BをAの館に同棲する。<br />
それからAはBに「治療できるかも知れない」と言って術を施す、それは対象の精神を幼児にまで退化させるもので<br />
これも薬と同様に少しずつ施していく。(術には副作用なものとして術者に異常な独占欲が発生する)<br />
その後、AはBの人格とかを用意していた人形に移植し、Bの本来の肉体は地下に保存する。(人形の動力はAの力)<br />
それと同時に館の周囲を結界か何かで完全に隔離し、更に「二度と離れる事が出来ないように」<br />
とお互いの魂を同化させる。<br /><br />
思いついたのはこんな感じ、グダグダな感がしないでもないが・・・・<br />
しかもベースにしたのが某弾幕STGな辺り、厨臭さ満載な俺・・・ちょっとヤマネに解体されてくるorz<br /><br />
639 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 14:29:59 ID:qZR9C9Ya<br />
>>638<br />
そのあとで「B」の肉体にさまよう死者(女)の魂が宿る。<br />
↓<br />
「B(女)」は生前に恋人だった「C(男)」を捜しはじめる。<br />
↓<br />
復活した「B」の肉体を求めて「A(女魔法使い)」が動き出す。<br /><br />
これならさらにややこしくなる。<br /><br />
640 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 16:50:20 ID:srpR2hK9<br />
>>638<br />
俺はBの肉体に宿った残留思念が人格を形成してBが2人いるような状態を付加したい。<br />
まぁどっかでみた設定だが。<br /><br />
流れとんぎって梅<br /><br /><br />
幼馴染みだったあいつは、中学の頃から少しよそよそしくなった。俺も理由がわからず<br />
避けるようになった。進学する高校が別になったことがわかった時俺は賭けに出た。<br />
卒業式のあと体育館裏でキスをして好きだったと告げた。<br /><br />
最初の頃は普通だった。最寄り駅までの登校とたまの休日デート。だがある日あいつは言った。<br /><br />
「最近メールの返信遅くない?」<br /><br />
そんなつもりは無かった。確かに新しい友人も増えたがおろそかにした記憶は無かった。<br /><br />
「だって2、3時間開く時あるじゃん。私、不安で……」<br /><br />
この時点で気づけば良かったのだろう。まる1日放置したのならともかく。<br />
だが次の日からはもっとエスカレートした。<br /><br />
「昨日も7時までメールくれなかった……私とメールするの嫌になっちゃった?」<br />
「ねぇメール打つのに30分もかからないよね?どうして間開けちゃうの?」<br />
「友達とカラオケって……ねぇ私のこと嫌い?メールとか面倒になっちゃった?」<br />
「午前中ほとんどメールくれないよね。授業と私どっちが大事?」<br />
「私以外の人とメールする暇はあるのに私にはくれないの?」<br />
「一番多いとか量の問題じゃないよ。その人とメールしてる時は私のこと考えて無いでしょう?」<br />
「直接会える時間が短いからメールに頼るしかないのに、メールまで返してくれないの?」<br /><br />
メール依存症だった。今では30分携帯を放置しておけばあいつからのメールが10件は入る。<br />
1時間すれば30件は超える。<br /><br /><br />
641 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 16:51:21 ID:srpR2hK9<br /><br />
15:31<br />
message;<br />
何してるの?私は今掃除中(-_-メ<br />
当番なんだぁ<br /><br />
15:37<br />
message;<br />
忙しかった?ごめんね。<br /><br />
15:40<br />
message;<br />
やっぱり気になるよ…<br /><br />
15:44<br />
message;<br />
ねぇ本当に何してるの?<br /><br />
15:45<br />
message;<br />
ごめんね。メール邪魔だよね。<br />
でも寂しぃよ。。。<br /><br />
15:47<br />
message;<br />
どうして返事くれないの?<br /><br />
15:48<br />
message;<br />
メールしすぎだょね。<br />
本当にごめん。<br /><br />
15:50<br />
message;<br />
嫌いになっちゃった?<br />
ごめん。本当にごめん。<br />
でも寂しぃの。。<br /><br />
15:52<br />
message;<br />
本当にどうしたの?<br />
何かあった?<br /><br />
15:55<br />
message;<br />
お願い、嫌いじゃなかったら<br />
返事、して。<br />
寂しぃ<br /><br />
大量のメールを前にして俺は途方にくれる。どうしたら良いのか誰か教えて欲しい。<br />
だが誰も答えなど知らず、今日も俺はメールを返す。きっと俺まで狂う日は近い。<br /><br /><br />
642 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 16:52:42 ID:srpR2hK9<br />
5スレも素敵にヤンデレスレはエロエロよー!!<br /><br />
643 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 17:19:58 ID:qZR9C9Ya<br />
ちょwwwおまwww仕事中にニヤけさせんなよwww軽くゾクゾクしたわwww<br /><br />
644 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/24(土) 18:02:33 ID:Kc6v2acH<br />
メールで縛る子はリアルに結構いるから困る<br /><br />
645 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/03/24(土) 23:32:45 ID:kq72ybrI<br />
メール返すのが遅くてよくワンコがきたな<br />
だったら電話でいいじゃんってよく笑ってたっけ…<br />
どこで間違えたんだか俺…<br /><br />
646 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 00:32:03 ID:SBtrjBGT<br />
頻度はともかく内容が同じようなメールなら彼女から来るんだが<br /><br />
647 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 00:39:27 ID:vlsTT9cd<br />
>>646<br />
どれと似てるのかにもよるがフラグだな。<br />
何のフラグかは言えないな。<br /><br />
648 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 01:06:23 ID:qmoDUzaH<br />
>「ねぇメール打つのに30分もかからないよね?どうして間開けちゃうの?」<br /><br />
そうか俺はヤンデレだったのかww<br /><br />
649 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 01:55:23 ID:JG5osZPT<br />
おかしいよね、送る相手なんていないのに<br /><br />
650 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 02:38:59 ID:3apb/ark<br />
それ携帯じゃなくて靴だしね。<br /><br />
651 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 02:49:16 ID:FjzecZD9<br />
コーラ、おいしいです<br /><br />
652 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 08:48:21 ID:LHg0vcsg<br />
それは、しょうゆです<br /><br />
653 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 09:04:48 ID:/7rDjX3q<br />
しょうゆ、おいしいです。<br /><br />
654 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 09:12:33 ID:AGT+yq8d<br />
それは、焼肉のタレです<br /><br />
655 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 12:35:50 ID:OOm+/ddn<br />
焼肉のタレ、おいしいです<br /><br />
656 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 13:30:50 ID:zL7t2ae/<br />
何打この流れ<br /><br />
657 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 14:10:07 ID:vlsTT9cd<br />
しまった。やってしまった。<br /><br />
「へぇ、このタレ美味しいな」<br /><br />
何気ない日常の一言だが俺の場合は死亡フラグだ。うっかり言ってしまったものの、後の祭。<br /><br />
「ぅん美味しいね。私とこれとどっちが好き?私以外のものに興味持たないでって<br />
言ってるじゃない!!どうして?私の存在はタレ以下なの?もう私に飽きちゃった?<br />
一生懸命料理してるのに……一緒に食べてる私でも私が作った料理でも無くタレが<br />
大事なの?なんで?私のこと好きって言ってくれたじゃない。嘘だったの?<br />
私だけを見てよ!!他のものなんて見ないで。タレなんてどうでもいいでしょう?<br />
大事なのは私でしょう?違うの?タレなの?」<br /><br />
目の前で彼女が暴走し始める。今夜も長くなりそうだ。<br /><br /><br /><br /><br /><br />
勢いでやった。後悔している。<br /><br /><br /><br />
658 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 17:02:41 ID:W2NnIHKf<br />
>>657<br />
うむ。なかなかいい味をだしてるじゃないか。<br /><br /><br />
ヤンデレ本を発見したのでカキコ。<br />
吉村達也著作「初恋」。<br />
16年前に一度だけキスをした相手に迫られるというホラー作品。ぞくぞくするぜぇ<br /><br /><br />
659 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 18:47:28 ID:yzL+wX+t<br />
>>658<br />
詳しく教えてもらおうじゃないか<br /><br />
660 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 18:57:58 ID:W2NnIHKf<br />
それじゃ箇条書きでその女の行動を記そう。<br /><br />
・弁当の材料で男の似顔絵を作り、弁当箱を男の会社に届ける。<br />
弁当を作っているときに、「上手く作れない」という理由で涙をこぼす。涙は具の中に吸い込まれる。<br />
・望遠カメラで男の写真を撮る。上手く撮れた写真は畳二枚分の大きさに引き伸ばす。<br />
・ベッドに引き伸ばした写真を敷いて眠る。それにくちづけたり、乳を擦り付けたりする。 <br /><br />
こんなシーンが他にも大量にでてくる。<br />
俺の頬から笑い皺が浮かんだまま消えないぜw<br />
この作品は俺らのツボを上手くついている!<br /><br />
661 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 20:46:13 ID:uOljji8w<br />
ヤッベェなソレ、狂ってるな<br />
もちろん誉め言葉ですが何か?<br /><br />
662 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 21:10:05 ID:95QR7z47<br />
>>660<br />
独身男性?<br /><br />
これが男性に伴侶がいれば修羅場スレ向けにもなるぜww<br /><br />
663 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 21:25:57 ID:W2NnIHKf<br />
ヒント:主人公は左手の薬指に銀色のわっかをつけている。<br /><br />
ついさっき読み終わったわけだが……これ、嫉妬スレ・ヤンデレスレ・純愛スレのどれでも通用する。<br /><br />
664 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 23:01:12 ID:9wmp7HhK<br />
じゅ、純愛い?<br /><br />
665 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 23:06:58 ID:uOljji8w<br />
ほのぼの純愛な<br /><br /><br />
666 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/25(日) 23:10:57 ID:W2NnIHKf<br />
んにゃ、純愛スレ。ほのぼのしないから、ほの純とはちょっとだけ違う。<br />
ラストを見ればわかる。<br /><br />
667 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 07:39:47 ID:SXLCg+fo<br />
俺がこのスレにとどめをさしてやるぜ!<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />
ヤンデレスレはエロエロよー!<br /><br />
668 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 08:36:15 ID:kVerkYes<br />
まだだっまだ終わらない!!!!力を貸してくれーっ!!ヤンデレスレはーっ<br /><br />
669 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 09:18:49 ID:r2vbyj0s<br />
エ ロ エ ロ よ ―――――――――― ! ! ! !<br /><br />
670 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 09:29:11 ID:fqEqVeuq<br />
ヤンデレスレに止めを刺すわ<br /><br />
671 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/03/26(月) 10:35:54 ID:jBNwuPMV<br />
名無し君… 私と一緒に… 一緒に埋まろう?<br />
これで、ずっとずっと一緒だよ</p>