501 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/13(金) 07:57:32 ID:F/Sg7DcP
>>498
内気なお嬢様と、ブラコンの妹。
俺的には両方ともとりたいところだが、果たして松本君はどちらを選ぶ、
もとい、どちらを選ばされてしまうのだろうか。wktkだな。

あと、次回からタイトルをつけることを推奨する。

502 名前:484[sage] 投稿日:2007/04/13(金) 08:12:19 ID:yENYCBb5
>>498 超乙!!



オレ、携帯厨だから連投出来ないんだよ………orz

503 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/13(金) 10:38:32 ID:lhh8o4NS
>>498
…グッド!

504 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/04/13(金) 14:52:23 ID:ulgq1hJz
>>498
ナイスだ!!


505 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/13(金) 15:09:45 ID:p7/wCqYe
真面目なかんじでいいね。

506 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/13(金) 17:43:26 ID:EBozwjHw
>>502
はやく投下するだ

507 名前:トライデント ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:07:24 ID:2xtY9pJZ
では久々に投稿致します



508 名前:黒の領域 最終話 ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:11:08 ID:2xtY9pJZ
始めての唇を奪われてから、僕と英津子さんの関係は否応にも深まって行った。
寂しさと孤独に耐えられない英津子さんは更に僕を求めるようになった。

愛玩動物の役割を果たしているとしても、僕は彼女の手厚い看病をなしでは生きられない体だったし、
愛情を同情として向けることしか僕にはできなかった。
監禁生活が長引くと監禁犯に対して被害者は親近感が沸いてしまうという心理学的な内容はあるかもしれないが、

僕の場合は親近感よりも大根自体が畏怖の対象になってしまっていた。
そうである。もう、僕は大根おろしや大根の具が入った味噌汁
おでんの中に入っている大根、そして、大根を焼くという焼き大根すらも
僕は見るだけで鳥肌が立って、失神してしまうのだ。それが一番の難関である。

ひきこもりやニートよりも立ち直ることはどんな精神科医でも治療するには首を傾げることであろう。
大根は日常的に様々なところで使用されている食材だ。
これがトラウマになるってことは、日常生活にいろいろと支障が出ることは間違ない。

さて、僕は大根トラウマ物語は本当にどうでもいいのだが。
本題に入ろう。

英津子さんと僕の共同生活の終わりがようやくやってきた。


「あ、あ、あなたたち誰ですかっっ!!」
今日も僕と英津子さんはのんびりと一緒に居る一時を充分に楽しんでいた。
骨折して退屈な僕を退屈させないように英津子さんは頑張って面白い話をしている最中に

インターホンが鳴り響いたのだ。僕もこんなお日様が昇って洗濯日和な日に友人もいない
英津子さんの家に尋ねてくるのはどこかの集金人ぐらいだと思っていた。
だが、英津子さんの取り乱した様子に僕は真剣に玄関の方向に耳を傾けた。

「須藤英津子。河野京介を拉致監禁及び暴行罪の容疑で逮捕する。ちゃんと礼状は出ているからな」
「い、い、いやぁぁああ。来ないで!! 私から京介君を取らないでぇぇぇ!!」
「容疑者をさっさと確保して、被害者を保護しろ」

刑事らしい人間が数人で発狂して暴れる英津子さんを取り押さえていた。
その間に僕の所にももう一人の若い刑事さんがやってきて心配そうな表情を浮かべて言った。

「京介君。もう大丈夫だよ。監禁犯はもうすぐ逮捕されて署の方に連行するから」

その大きな手で僕を気遣うように髪をぐしゃぐしゃと撫でてくる。
僕は何も答えることができなかった。
この場所から解放されるということが全く理解ができずに、英津子さんが顔を真っ赤にして
僕の名前を悲鳴のように叫びながら呼んでいる光景に呆気に取られていた。

この状況を僕は渇望していたはずであった。
電波女から解放される瞬間を望んでいたのに。

予知することもなく英津子さんと僕の共同生活が終わってしまうことに寂しさを覚えてしまっていた。

「き、き、き、き、京介くぅぅぅんんっっ!!」

数人がかりで英津子さんを抑えた刑事さんたちが彼女の細い手首に手錠をかけた。

金属の冷たい閉じる音が僕達の奇妙な監禁生活の終わりを意味していた。

こうして、僕は英津子さんから強制的に解放されてしまった。

509 名前:黒の領域 最終話 ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:14:10 ID:2xtY9pJZ
警察に通報したのはアパートに住んでいる住人であった。
とある日から男の子の悲鳴が聞こえるようになってきたので大家と相談して警察に通報した。
僕の両親が僕を拉致されてから数日後ぐらいに警察に行方不明者だと届けを出したそうだ。

たまたま行方を捜査していた警察が男の子の悲鳴がうんぬんの報告を呼んで、
容疑者である英津子さんのアパ-トと僕の家が近いという接点に気付いた。
もし、自宅の途中で拉致されたと考えるならば、これ以上容疑者に相応しい人物はいない。

須藤英津子の行動を常に監視していれば、一人暮らしなのに明らかに一人では食べる量ではない食料を買い込んでいる。
更に男性用の下着まで買っているのが極め付けであった。
あっさりと礼状が降りて英津子さんは逮捕されて、僕は病院に搬送されていた。

長い監禁生活で身体がやつれてしまった僕は骨折していた足を適切な治療を受けて
病院のベットで天井を眺めている日々が続いていた。

心配した担任やクラスの友人たちは見舞いにやってきてくれたが、
両親は最初にやってきただけでそれ以降は全く来る気配もなかった。

こうして、一人でいるととてつもない不安だけが襲ってくる。
あの両親は僕が誘拐や拉致をされたとしても、結局は何の心配もしてなかったことだ。

世間体のことを考えて、行方不明になった僕の捜索を警察に届けただけ。
他は何にもやってない。
拉致から解放した僕を元気付ける言葉をかけてもらったこともなかったんだ。

(京介君。今日は何が食べたい?)

(お姉ちゃんは京介君が傍に居てくれるだけで嬉しいんだから)

(京介君がいないと私は本当にダメになっちゃう。一人は本当に寂しいんだよ)

僕を拉致した英津子さんとの日々が自然と思い出した。

どんな時も笑顔を絶やさずに俺と一緒に居ることで自分の孤独と寂しさを紛らわした人。

だが、不思議なことに拉致監禁されていたというのにあんな日常が夢のようで楽しかった。

「大人しく病院で入院している場合じゃないぞ」

悪夢の日々から解放されてから始めて気付いた。
英津子さんが僕にとって大事な人だったんだと。
僕も英津子さんと同じで孤独で寂しがり屋。

同じ痛みを持っていた二人が傷口を舐め合う関係こそが僕らに相応しかった。
狭いアパ-トの一室で一緒に暮らして、英津子さんが寂しさの余りに

僕に甘えてくるような今までの生活こそが僕達が望んでいた物なんだと。



だから、取り戻そう。


あの素晴らしき監禁生活をっっ!!

510 名前:黒の領域 最終話 ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:17:10 ID:2xtY9pJZ
すぐに警察へ告訴の取り下げを僕は求めた。
あの監禁生活の真実は僕がとある場所で転んで頭を打って、
一時的な記憶喪失を陥った所を英津子さんに保護された。

足を骨折して、精神的に病んでいた僕の様子を気遣って
警察や病院に連れて行くのを躊躇している間に警察官たちが勝手に部屋へと踏み込まれたと言った
辻褄が合うような弁解を僕は警察側は主張した。

さすがに容疑者を庇う被害者の僕が監禁されている間にマインドコントロ-ルを受けた可能性が
あると精神科で強制的な精神鑑定を受けた結果。精神的に正常だと認められた。

その主張と腹黒い取引を繰り返したおかげで、英津子さんは証拠不十分で釈放されることなった。
僕は英津子さんが釈放されるまでの間に……親と勘当して、学校には退学届けを提出していた。
今まで大切にしていた全ての物を失っていても、それに勝る価値がここに存在している。

「京介君っっっ!!」
感動の再会を果たされる英津子さんが釈放される日に
僕は拘置所まで松葉杖で必死に目的の場所まで歩いた。
今日は僕と英津子さんの新たな旅立ちを祝うかのようにどこまでも澄み渡る蒼い空が限りなく広がっていた。

「うぇぇっっんん。助けてくれてありがとう。本当にありがとうっ」
「そんなの大したことじゃないですよ」
久々に再会した英津子さんは監禁されてあの頃と比べると痩せ細っていた。
拘置所の生活がそこまでも過酷だったのだろうか。
顔には生気が篭もっていないが、その瞳の輝きは僕と再び出会ったことで光を取り戻していた。

「私、思ったんです。薄暗い牢獄でずっと京介君の事を想っていたけど……。
私が京介君を監禁してしまったことは自分勝手で酷いことをしたんじゃないのかなって」

いや、酷いってレベルじゃねぇぞ……。
あえて、口は出さないけど。


「最初からこうしておけば良かったんです」

「えっ?」
英津子さんは衣服の中から取り出した大根を手慣れた仕草で僕の頭に素早く叩きつけた。
予想すらできなかった事に反応できない僕は間抜けな声をあげて、その場に倒れ伏せた。

「監禁生活は犯罪ということはよ~くわかったので。
次は私が京介君にちゃんと首輪をしておけば大丈夫だったんです」

いつものように優しい微笑を浮かべる英津子さん。
僕は薄れゆく意識の中で頬が少しだけにやついていた。


「今日からまたよろしくね。京介君」

また、英津子さんによる監禁される日々が始まった。

次は首輪を付けてワンちゃんプレイに走るらしい……。

やっぱり、僕は早まったことをしてしまったのかな。




黒の領域 完


511 名前:トライデント ◆J7GMgIOEyA [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:20:19 ID:2xtY9pJZ
以上で投下終了します。

黒の領域はこれで完結です
前回から日が空いてしまいましたが・・
ついに書き上げる事が出来ました。

では失礼致します



512 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:21:06 ID:sJTwUeE4
おおお、久しぶりに来たらすごいことに・・・
何でこんなに盛り上がっているんだ、ここ。

513 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 01:25:44 ID:/9PFfCb+
すげー!
良かったよ、またきてくれ!

514 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 06:52:59 ID:2tUI6eH6
投下します。
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私は、少し変わった趣のある喫茶店で従業員をやっています。
なにせ、女性の従業員・アルバイト全員がメイド服を着ているのですから。
店員がメイドさんだと言えばわかるでしょう。つまり、メイド喫茶です。
そして、そここそが私の勤める、愛すべき喫茶店です。

私がこの喫茶店に勤めはじめたのは、喫茶店がオープンした初日からでした。
オープンしてから今まで、私は一日も欠かすことなく出勤しています。
つまり、皆勤賞に値する勤務姿勢を維持し続けているのです。
だというのに、いままで手書きの給与明細に『皆勤手当』の項目が記されたことは一度もありません。
労働組合があれば手当てを要求することも可ですが、この喫茶店にそんなものは存在せず、
本来要求すべき相手である店長は副店長の春香のいいなりであるため相手にならず、
それならばと春香に話を振っても首を縦には振りません。
従業員の意思を汲んでくれない雇い主です。

春香の父親であるオーナーに直訴してやろうとも思いましたが、
私が勤めてきてからこれまで、一度も顔を見たことがありません。
そのため、誰にも訴えることができない状態にあるわけです。
いっそのこと、私が経理担当になってしまおうかと思ったこともあります。
とはいえ、春香が譲ってくれない以上、経理の椅子には座れそうもありません。

私にとって、この喫茶店はとても愛着のある場所です。
不満点は、給与明細の中身を除いては一つもありません。
店長は椅子に座っているだけでうるさくはないですし、
春香は副店長であると同時に親しい友人でもあるし、アルバイトの女の子もいい子ばかりです。
メイド服のデザインも私は気に入っています。
ワンピースタイプではなく、ブラウスとスカートとエプロンが別々になっているので、
少々着るのが面倒なのが難点ではありますが。

この喫茶店の変わっているところは、お客様へのサービスにあります。
どのようなサービスか具体的に言いますと、10回お店に来られた男性に対して、
その男性を愛している女性をプレゼントする、という内容です。
そのため、女性達全員がアルバイトの子です。
全員が自分を男性にプレゼントすることを目的にして働いています。

つまり、この喫茶店は女の子たちの恋の橋渡し役を担ってもいるのです。


515 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 06:55:16 ID:2tUI6eH6

喫茶店での一日は、店内の掃除から始まります。
厨房の掃除から始まり、カウンター、店内の床やテーブル、お店の窓拭き、
トイレの掃除まで私が全て一人で行っています。 
働き始めて何年も経とうというこのお店の掃除にはすっかり慣れてしまいました。
そして、店長はともかく春香さえ手伝おうという素振りを見せないことにもすっかり慣れました。

その次は仕込みです。
店内で出す軽食メニューに使用する食材を、調理しやすいように加工しておきます。
食材は私がいないうちに春香が仕入れているようで、準備する必要はありません。
仕込みの作業は春香が手伝ってくれるので、楽なものです。

仕込みが終わったころ、アルバイトの女の子たちがやってきます。
年の頃は10代後半から20代前半。
子供っぽい子もいれば、私より大人に見える子もいます。
彼女達全員がお店にやってくる男性に、お店に勤める以前から好意を寄せています。
好きな男性に「ご主人様」と言えるということに、彼女達もまんざらではない様子です。

しかし、(これは私も疑問ですが)都合良く好きな男性がやってくるのはどういうことでしょう?
それも、一度喫茶店に来た男性はその後も必ずお店にやってきます。
こんなに上手くことが運ぶことは、現実主義者の私には理解できない状況です。
以前春香に疑問をぶつけてみたところ、
「それはきっと、運命の赤い糸で結ばれているからですわ」
という答えが返ってきました。
それだけの理由で納得できるほど、私は夢を見ていません。

その後で、アルバイトの女の子にお店で働くことになったきっかけを聞いてみました。
すると。
「私が彼のことを考えながら歩いているとき、おじいさんがやってきたんです。
おじいさんは私の気持ちを全て見抜きました。
そして、彼が欲しいのなら奪ってしまえばいい、と言ってこの喫茶店の連絡先を教えてくれたんです。
続けて、彼を独占したいのならばそこのお店で働きなさい、と言うとおじいさんは立ち去りました。
最初はどういうことかわからなかったけど、せっかくだからとりあえずアルバイトすることに決めました。
お店に来て、店内に彼がいたときはびっくりしました。
彼は硬派な人で、メイド喫茶には来そうになかったから」

どうやら、そのおじいさんが女の子たちを勧誘しているようです。
同時に、(これは予測ですが)おじいさんが男の子を喫茶店に連れてきてもいるようです。
一体どうやればそんなことができるのか分かりませんが、状況は理解できました。

そのおじいさんが現れてくれれば全ての謎が解き明かされるのですが、
アルバイトの女の子はそのおじいさんに二度と会うことはなかったそうです。
春香にそのおじいさんの話をしてみたところ、
「きっと、そのおじいさんは恋のキューピッドさまですわ」
と言って、得意の癒しの微笑みを浮かべていました。

本当に恋のキューピッドであるならば、私の恋を実らせてほしいものです。


516 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 06:56:39 ID:2tUI6eH6

私の失恋話をします。
と言っても、振られたわけではないですし、そもそも告白すらしていません。
彼の名前は南君と言って、21歳の大学生の男の子です。
短期間のアルバイトということで、一ヶ月間だけこの喫茶店のウェイターをやっていました。
アルバイトにやってきた回数は、9回。
あと1回で誰か他の女の子とくっついてしまうのか、と不安に思っていた私としては嬉しくもありましたが、
もう南君の顔を見られないと思うと、胸が張り裂けそうになりました。

私が南君を好きになったきっかけは、閉店時の掃除のときに起こりました。
いつも閉店時間がくると、春香がアルバイトの女の子達を帰してしまうので、
店内の掃除は私一人でやっています。もちろん春香は手伝いません。

一人黙々と掃除を続けていたとき、突然お店のドアが開きました。
ドアを開けて、そこに立っていたのは南君でした。
私がじっと見つめていると、彼は口を開きました。
「忘れ物を取りに来たんですけど……あの、いつも一人で掃除をしているんですか?」
私が無言で頷くと、彼はこう言いました。
「僕も手伝いますよ」

南君は、一人だけで喫茶店の掃除をしている私を見かねて、手伝ってくれると言ったのです。
そのときの私は、初めて掃除を手伝ってくれる人が現れた喜びと、
彼の優しい言葉に胸を打たれて、思わず泣いてしまいました。
涙を流す私に、南君はハンカチを差し出してくれました。
そのハンカチで涙を拭いて彼の顔を見ると、何故か目を離せなくなっていました。

彼のくせのある短い黒髪と、首から突き出している喉仏と、
嫌味のない瞳を見ているうちに顔が熱くなり、同時に胸の奥と下半身も熱くなりました。
私は、南君の優しさの虜になってしまったのです。

それからというもの、南君と二人きりで閉店時の掃除をするのが楽しみになってしまいました。
掃除の時間だけは二人だけの世界。
私がテーブルを拭いていると、南君が床を掃いてくれて。
南君が食器を洗っていたら、私がそれを拭いたあとで食器棚に収めて。
まるで二人だけのお芝居をしているような気分でした。

そんな楽しい日々は彼が突然アルバイトを辞めたことで終わりをつげました。
なんの挨拶も無いまま辞めてしまったことを不審に思い、店長を問い詰めると、
「怒るなよ? 絶対に怒って手を出したりするなよ?
……実は、………に命令されたから、俺がやめさせたんだ。勤務態度がわるかったからってことで……」
その言葉を聞いているうちに頭に血が上り、その怒りが頂点に達した瞬間意識が暗転し、
意識が戻ったときには顔を腫らした状態でテーブルに伏せている店長が目の前にいました。

そんなことがあって、楽しい日々と同時に私の恋は終わりをつげたのです。
もしキューピッドがいるのならば、あの恋も実らせてくれてもいいのではないでしょうか。


517 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 06:58:31 ID:2tUI6eH6

しかし、実際はそうなるはずもなく、今日もお店は普段どおりに営業しています。

アルバイトの女の子達は嬉々とした様子で憧れの男性の接客をして、
突然床に倒れた男性に対しては満面の笑みを浮かべたまま店の奥へと連れ込みます。
私はその光景をカウンター越しに、時々厨房越しに観察します。
皆、うれしそうです。でも、私は……。

ステンレスでできた調理台の上に涙が落ちて、跳ねました。
落ちたときの勢いで、涙はつぶれて四方に飛び散りました。
下あごが震えて、歯が音を立てます。
頭の中から、どんどん、どんどん悲しみが沸いてきます。

両手で顔を覆いました。
けれども、涙は指の間を伝って溢れてきます。
手のひらを伝って顔を濡らし、腕を伝って袖を濡らします。
嗚咽が短い間隔で、しゃっくりのように繰り返し起こりました。

寂しい。寂しくて、耐えられない。
すぐ近くで恋を実らせている女の子がいて、男性と二人きりでいるというのに、私はひとりぼっち。
彼がいれば、南君がいれば私の目からあふれ出す涙を優しく拭ってくれるのに。
それなのに、南君はここにはいない。
そして、きっとここには戻ってこない。
もう二度と彼には会うことができない。
私なんか、もうこのまま消えてしまえばいいのに――――


「……起きて………起きて…ださい」
その声に聞いて目を覚ますと、春香が目の前にいて、私の肩を揺すっていました。
私は厨房の床に倒れていました。
きっと泣いたまま眠ってしまったのでしょう。

「……もう閉店時間ですから今日はお帰りください。
今日の掃除は私がしておきますから」
私は首を振りました。
閉店時の掃除の時間は私にとって南君との思い出の時間です。
まだ、私は彼を忘れられないんです。
南君が後ろにいるかもしれない、と思いながら掃除することが私の心のよりどころなんです。

「……わかりました。では、いつも通りお願いいたしますわね」
その言葉に対して頷きを返して、立ち上がります。
そして、掃除棚から箒を取り出してから、掃除を始めることにしました。

518 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 07:00:56 ID:2tUI6eH6

箒で床を掃く音だけが聞こえます。
木目の床と箒の繊維が擦れあい、しゃ、しゃ、しゃ、という音を立てます。
他の音は聞こえません。人の気配もしません。
私一人だけがこの喫茶店にいます。

それだけのことなのに、なぜこんなに心がからっぽなんでしょう。
それだけのことなのに、どうして涙が流れて止まらないんでしょう。

ほこりをちりとりに掃きこみ、ゴミ箱に入れます。
次にやることはなんでしたっけ――ああ、テーブルの拭き掃除でした。
布巾を持った手をテーブルに置きました。
ふと、南君のことが思い浮かびました。
以前はいつも私が箒を持って掃いている間に、テーブルを拭いてくれました。
けれども、今は南君がいないから全て一人でやっています。

不安が襲い掛かってきて、視界を大きく揺らしました。
こうやってずっと、私は一人ぼっちで過ごすのではないか。
南君の影を忘れられないまま、ずっと泣いたままでいるのではないか。

膝から力が抜けて、床にへたりこみました。
顔が下を向いているから、涙が頬を伝うことなく、スカートの上に落ちました。
スカートに黒いしみが浮かぶ様子をぼんやりと眺めます。
いくら待っても涙が止まることはありません。
ずっと涙が落ちつづけます。

このまま泣き続けてしまえばいい。
そうすればきっと、体中の水分が抜けて脱水症状になって、気絶する。
ここにいれば朝までは発見されないから、上手くいけば死ねるかもしれない。
南君がいないのなら、そのほうがいい――――

すると。

カランカラン、という鈴の音が聞こえて、その後に誰かが喫茶店に入ってきました。

……このタイミングで来るということは、まだ死ぬな、と誰かが言っているのでしょう。
恋のキューピッドでしょうか。
もしそうなら、声をかけるのではなくて私の恋を実らせてくれればいいのに――

519 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 07:03:57 ID:2tUI6eH6

「あの……大丈夫ですか?」
その遠慮がちに発せられたような声は、男性の声でした。けれども、店長の声とは全く違います。
この声に私は聞き覚えがありました。
そして、その可能性を否定しました。
彼がこの喫茶店にくるはずがありません。彼は店長からクビを言い渡されたのですから。

「どこか怪我でもしたんですか?」
また、耳に覚えのある声で話しかけられました。
いたわるような、優しい声でした。まるで、あの人のようです。
そうだったらいいな、と思いながらやってきた人の顔を見ると。

そこに居たのは、何度も会いたいと夢に見る人でした。
その人と二人だけで力を合わせて掃除をしたいと、何度も願った相手でした。
そこには、いつでも私が一番会いたい人――南君がいました。

嬉しさのあまり素早く身を起こすと、ふらついてしまいました。
前のめりになる私の肩を掴んでくれたのは、南君の大きな手でした。
その手を握ります。とても柔らかくて、温かかったです。

「……どうして泣いているんです?」
私の顔を見て、南君は怪訝な表情で聞いてきました。
私は首を横に振って、心の底からの笑顔を作りました。
嬉しくて、悲しみなどなくなってしまいました。
涙はもう、あふれてきませんでした。

南君がハンカチを取り出して、目と頬に残っていた涙の後を拭いました。
その手つきは壊れ物を扱うような繊細さで、大事にしたいという思いがじんわりと伝わってきました。
今の私にその優しい刺激は強すぎました。
南君の背中に手を回して抱きついて、彼の胸に顔を当てます。
頬に、くすぐったい感触があらわれました。
柔らかい。そのくすぐったさも、彼の肉体も。

抱きついたまま、私は口を開いて自分の胸のうちを明かしました。
閉店後の掃除時間に手伝ってくれたときに感じた喜び。
二人きりで過ごした、短い時間だけれど心を占める大事な思い出。
南君が居なくなったときに感じた、息が詰まるほどの喪失感。
今までずっと心の中で暖め続けていた強い恋慕。
私は彼にはっきりと伝えました。――南君のことが好きです。と。

南君の胸板にある私の目線からは、彼の顔は見えません。
喜んでいるのか、顔をしかめているのかはわかりません。
すると、南君の腕が私の頭を包み込み、ぎゅっ、と抱きしめてきました。

「また会えて、本当に嬉しいです。それに、同じ気持ちでいたってことも。
……はい。僕も好きです。僕はあなたのこと、誰よりも想っています」

そう言うと、南君は私の唇にキスをしました。
また涙がこぼれました。――幸せすぎます。こんなの。

520 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 07:06:44 ID:2tUI6eH6

体全体を南君の体に当てて、密着します。
すると、突然南君が腰を引きました。
当然、私は物足りないので自分の腰を再度押し当てます。

「ちょ、ちょっと待ってください。少しだけ……」
待つわけがないでしょう。
今まで何日、何ヶ月おあずけを食らったと思っているんですか。
というわけで、逃がしません。うふふふふ。

南君の腰に手を回し、両足の間に体を滑り込ませます。
すると、おへそに何かが当たるのを感じました。
メイド服越しですので、何があるのかは分かりませんが。
お腹を離すと、そこには南君の穿いている綿パンがありました。
そして、ベルトのバックルの下だけが突き出していました。

なるほど。だから腰を離そうとしたんですね。
嬉しいです。私と抱き合っているだけで興奮してくれるなんて。
「ぇ……」
大丈夫ですよ。……私の体を使って、鎮めてあげます。

膝を床についた状態で、南君が身に着けているベルトを外し、
続いて突き出したモノの上に伸びているチャックを下ろします。
綿パンを下ろすと、薄布に阻まれた状態のイチモツがでてきました。
私の顔に、先端が真っ直ぐに向けられています。
――うふふ。そんなに慌てなくても、きっちりと面倒を見てあげますよ。

南君の突き出したモノを避けるように下着をずらしていきます。
ほどなくして、南君の突き出したペニスがあらわれました。
ときどきビクン、と上に跳ねていて、我慢できない様子でした。
――いただきます。南君。

鈴口の先端にキスをします。
南君がうめき声をあげて、ペニスが大きく揺れました。
陰茎を右手で握り、再度くちづけます。
今度は舌の先端で切れ目、出口を責めます。
そうしているうちに、ぬめりを持った液体が出てきました。

くちづけた状態から、そのまま首を前に動かして肉棒を口の中に含みます。
傘の裏に唇の裏を合わせて擦り、同時に舌も動かします。
「あ、はぁぁぁ……」
より深く肉棒を咥えて、全体に舌を這わせます。
とても熱くて、固くて、そのせいで無性に体が熱くなってきます。
続けていくうちに、陰茎が脈を打って膨らみ始めました。射精の兆候です。
その瞬間に合わせて、肉棒の先端を強く吸引します。
南君の声とともに、精液が口の中に大量に発射されました。
鼻から漏れる匂いは、とても濃くて臭くて――つい、一気に口の中のものを飲み下してしまいました。

521 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 07:08:33 ID:2tUI6eH6

気持ちよかったですか?南君。
「……ええ。とっても」
うっふふふふ。嬉しい……じゃあ、もっといいことさせてあげます。
いい子の南君への、ご褒美です。

私はエプロンを外し、スカートも脱ぎ、ブラウスも外しました。
今はブラとショーツとソックスだけしか身に着けていません。
仰向けに寝転がります。膝を立てて、ふとももの裏側を南君に見せ付けます。
南君はハイソックスを脱がせると、私の体の上にきました。

私にキスをすると、唇を這わせながら顎、首筋、鎖骨まで下っていきます。
胸の谷間を通過しておへそまでたどりつくと、また往復してきました。
南君は手を動かして、ブラの肩紐をずらし、全体を下にずらしていきます。
隠すものが一切なくなって、私の胸がさらけだされました。
南君の唇が右の乳首に触れました。
彼の両手は私の左右の乳房を揉んでいます。
くちづけていない方の乳首は指でこねて、次は左右を入れ替えて同じことをします。

私の腕で、南君の頭を強く抱きしめます。こうすると、彼をより強く感じられました。
乳首を歯で甘噛みされました。噛みながら、舌の表面は肌を往復しています。
甘噛みをやめたと思ったら、唇の先端でついばまれました。
乳首を挟んで、軽く引っ張りながら離す。南君はそれを左右の乳首で繰り返しました。

南君が体を移動させて、私の両足の間でとまりました。
指でショーツの上から秘裂を撫でられました。
その途端、びくり、と自分の背中が跳ねます。
今度は二本の指が割れ目に当てられて、円を描くように動き出しました。
だんだんショーツが濡れていくのがわかります。
それなのに、南君の指はますます加速します。
くちくちくち、と肌と濡れた布が擦れたときの音がしました。

その音が繰り返されたあと、南君の手がショーツの横に当てられました。
段々とショーツをずらしていくので、私もそれに合わせて足をうごかします。
そして、南君の手が肌から離れたとき、濡れきったショーツは私の足から脱がされていました。

私の秘所は、南君の前に隠すものの無い状態でさらけだされています。
彼は私の足を広げると、両手で割れ目を広げて、舌を入れました。
一定の間隔で舌が往復します。入り口も、奥まった場所も舌の届く限り舐められました。

522 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 07:19:27 ID:2tUI6eH6

南君は私の体から顔を離して、両足を掴んだ状態で私を見つめています。
その目は私の反応を見ているようでした。
こんなときでも、彼は私のことを想ってくれる。そう思うと、自然と笑みがこぼれました。

その笑顔を見た南君は私から目を反らし、下を向きました。
少し遅れて、秘所に固いものが当たりました。
南君の熱いペニスが、私の中に侵入していきます。
腰が密着した瞬間、私の顔が大きな喜びに満たされて、微笑を作りました。

腰が離れて、肉棒の感触が遠ざかります。口から小さな声をが漏れました。
しかし、すぐにまた貫かれました。腰が触れて、歓喜の声が漏れます。
肉棒を出し入れされるたびに、私の口は同じことを繰り返します。
南君も同じでした。彼は荒く、断続的な呼吸を繰り返しながら腰を動かしています。
打ち付けられるたび、膣壁がこすれて、奥にペニスの先端が触れます。
ときどき浅くついたときは奥の手前で寸止めされた気分になり、身がよじれました。

もう、快感と南君の熱しか感じられません。
強い快楽に脳をかき回されて、前も後ろもわかりません。
ただ、南君から注がれる熱だけが変わらずにそこにありました。

喉の奥から、だんだん耐えようのない波が押し寄せてきました。
それがもっとも大きな快感であるとわかっていた私は、それを受け入れました。
同時に南君の動きが止まり、とびきり熱いものを注がれて、
私は喉から大きな声を絞り出して――そのまま、脱力してしまいました。


呼吸が落ち着いてから目を開けると、南君の顔が私の目の前にありました。
「…………」
彼は口を開きませんでした。
何も言わずに、そのまま顔を近づけて私にキスをしました。
強くもなく、弱くもなく、お互いの唇が重なり合いました。

唇を浅く当てて、離して、またくちづける。
しばらくそれを続けた後に顔を離した南君は、目を細め口の端を軽く上げて微笑みました。
――ああ、満足してくれたんだ。
私も、同じ顔を作りました。
けど、上手く笑えたかどうか自信はありません。

ただ、南君に私の気持ちが伝わればいいな、とだけ思いました。


523 名前:ヤンデレ喫茶の、ある一日 ◆Z.OmhTbrSo [sage] 投稿日:2007/04/14(土) 07:26:44 ID:2tUI6eH6

翌日。
いつものように喫茶店へ行くと、私の部屋に泊まっていって、
まだ寝ているはずの南君がウェイターの姿をして待っていました。
「おはよう……じゃなくて、おはようございます」
唖然としている私に向かって、南君が礼をしました。
反射的に、私も「おはよう」と言ってから頭を下げました。

「おはようございます。……どうされましたか? 呆けた顔をされていますよ」
メイド服を身に着けた春香が店の奥からやってきました。
私は朝の挨拶もそこそこに、これはどういうことか、と春香に問いました。
「実はお父様から、彼をもう一度雇うように頼まれたのです。
彼はこの喫茶店に必要な人材だ、と言っておられましたわ。
……それに、実際にそのようですし、ね」
春香は私と南君を見た後、誰に向けているのかわからない笑顔を浮かべました。

春香が立ち去った後、私と南君の二人で開店前の掃除をすることにしました。
毎日のルーチンに組み込まれているから、いつも短く感じていましたが、
今日はあっというまに終わってしまった感覚までしました。

不思議です。
南君がいるだけで心が浮かれて、時間が短く感じられます。
春香のお父さんに感謝です。
もしかしたら、春香のお父さんが恋のキューピッドなのかもしれません。

幸福のあまり、ふらふらとおぼつかない足取りで歩いていると、後ろから肩を支えられました。
まるでソファのように体を柔らかく包み込む腕でした。
こんなに優しい感触を持った人は、一人しかいません。

「大丈夫か? 気分が悪かったら言えよ。
お前に怪我してもらうのはなんか、その……嫌だからさ」

私にここまで優しくしてくれる人は、恋人の南君だけです。

――ね、ずっと、ずぅっと、私と一緒にいてね?
――もう私の前から消えたりしないでね。
――離れたりしたら、ひどいことしちゃうから…………。



-----
終わりです。
南の元ネタは、>>373です。

524 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 08:13:20 ID:xBmeTw/t
GJ!なんとなく病んでる感じがいいね~
おかげで朝同僚に「やばいくらい顔にやけてるよ。」と言われてしまった。
オーナーは俺の中では英国風紳士に脳内補修された。

それにしても、>>373からあれ以来恋愛がない………………まさか!?

525 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 08:15:36 ID:xBmeTw/t
>>524 あれ以来恋愛×
あれ以来連絡○
何やってんだ俺 orz

526 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 12:50:09 ID:nLumqhtu
>>511
完結乙でした。
世間には理解されなくっても二人が幸せならそれでいいのさ
まあ、京介君はまだ吹っ切れてないみたいですがw

>>523
純愛だなあ……しかし
> ――離れたりしたら、ひどいことしちゃうから…………。
ぜひ南君には再度離れてもらって彼女をどん底に病ませて欲しい
と思ってしまった俺はもう駄目かも分からんね


527 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 13:02:54 ID:e/IWOR+b
>>524-525
心配するな。きっと元気でやってるさ。
何しろ>>373は、180cm余りの身長に人類史に前例を見ない150kgの筋肉を搭載したアンチェインだからな!

528 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 15:17:58 ID:4ShENLdu
>>511
完結乙です。
最後までヤンデいるのが良い感じ。
ヤンデレって本当素晴らしいですね。

>>523
新作乙です。
ひどいことをされる南君を希望する。

529 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 18:14:28 ID:8WiwnQbw
作者たちに感謝しつつ萌えるとする

530 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 23:16:01 ID:JA96F4K9
一週間の疲れも吹っ飛ぶような作品を有難う、有難う。
これでまた一週間頑張れるような気がするよ
あ~どっかにヤンデレいないかな…

531 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/14(土) 23:50:08 ID:7U4afUzh
>>530
YOU作り出しちゃいなYO

532 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 09:08:39 ID:p1DwZiHa
おまいら!既に480KB逝ってるぞ!

533 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 11:56:45 ID:udCC2KtL
じゃあスレ立てしてくる

534 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 11:59:26 ID:udCC2KtL
立ててきました

ヤンデレの小説を書こう!Part6
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1176605863/

535 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 15:39:48 ID:aJYi9tgO


おはようございます、お兄様。
え?何故お兄様がベッドに縛り付けられているのか、ですか。
それは御自分の胸に手を当てて良く考えてください。
あ、縛られていては手を動かせませんね。
クスクス・・・でもお兄様がいけないんですよ?
私が一生懸命尽くしてきてさしあげたのに・・・他の女の所に行こうとするから
お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様
お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様
お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様お兄様
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・
でもね、お兄様?
こんな事するのもお兄様のことを思ってなんですよ?
私気付いたんです。お隣の修羅場家の御兄弟を見ていて・・・
「愛とは縛り付けるものなんだ・・・って」
お兄様が外の雌豚に穢されないよう、誘惑されないよう、変な想いを抱かないよう・・・
せっかく一ヶ月前に害獣から救ってさしあげたのに
あら、どうしたんですかお兄様?そんなに驚いた顔をなせって

お兄様、これからはずっとずっと私がお兄様の世話をしてさしあげますわ
ウフフ、大丈夫。何も怖がることはありませんわ。
あぁ、お兄様お兄様お兄様お兄様・・・



536 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 20:39:34 ID:ZMrktNJ5
だけどすぐに姉に七氏君を盗られてしまう妹……と

537 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 20:40:53 ID:ZMrktNJ5
あ……違う! 妹じゃ名無し君は成立しない! ゴメ今のナシ

538 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 23:26:27 ID:k+Swyyig
最近常連さんが来ない

巫女さんの話の続きマダー

539 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 23:48:01 ID:cVONe1Wn
ヤンデレ喫茶と>>538の話を受けて、ヤンデレ神社という小ネタを思いついたんだが、容量的に次スレに投下したほうがいいだろうか?

540 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/15(日) 23:55:37 ID:Xq+m85Sd
>>539
小ネタなら埋めネタになっていいのでは
まあ、やはり容量次第ですが

541 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/16(月) 00:53:25 ID:V2e0VOOK
ん~、まだ考えがまとまらないし、いつ投下できるかわからないから次スレにするよ

>>540 アドバイスありがとう

それにしても小ネタで悩む俺っていったい…… orz

542 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 13:48:25 ID:GSYvBZtm
後残りわずか

埋めネタか雑談で埋めればいいのかな?

543 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 16:07:23 ID:yG92ZErN
まあ埋めヌタ推奨だな

544 名前:Part4 671の埋めネタの続き[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:18:18 ID:9e8kdSYE

名無し君! 見つけたっ♪

酷いよ、名無し君……
一緒に埋まろうって、前スレで言ったのに、どうして逃げちゃったの?
逃げても、無駄なのに……

え? 一人で埋まれって?

あははははははははは!
何言ってるか、意味が解んないよ? 名無し君
二人で埋まらないと意味がないじゃない

え? 解んないの? 本当に?

しょうがないなぁ、名無し君は!
じゃあ特別に教えてあげる!

二人で埋まれば、ずっとずーっと一緒にいられるんだよ?
二人だけの世界だよ?
誰にも邪魔されないんだよ?

ね、ね、ね! 素敵でしょ? 素晴らしいでしょ? 最高でしょ!

だから、一緒に埋まろう♪


え? まだそんなこと言って…
どうしてそんなに聞き分けが悪いのかなぁ、名無し君は

これは決められたことなの! 決定事項なの!
え? 誰が決めたかって?

それは…… 勿論、運命だよ!

もう、そんなことも解んないなんて、名無し君はダメダメだなぁ♪


あれ~? どうしたのかなぁ? 名無し君
身体が痺れる? 動けない? お前がやったのかって?

うん、そうだよ
だって名無し君、逃げようとするんだもん♪

…よいしょっと
仰向けなら苦しくないよね?

ねぇねぇ、膝枕、してあげよっか?
ふふふ… 照れなくてもいいのに


545 名前:Part4 671の埋めネタの続き[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:18:55 ID:9e8kdSYE

……じゃあさ、名無し君 もっと、イイコトしよっか?

大丈夫だよ、もう誰もいないから
だって、みんな新スレに引っ越ししちゃったもん

服なんて邪魔だよね、ね じゃあ脱がすね、脱がしちゃうよ…
うわー、どきどきする…


…やっぱり、恥かしいね
あ! ゴメン! 名無し君だけ裸じゃ、ズルイよね
今、あたしも脱ぐね…

うー、恥かしいぃー……

……ね、名無し君 ぎゅってしていい?

あー! 名無し君、顔赤いぞ!
あたしも赤いって? 当り前だよ、好きな人とぎゅってしてるんだもん!
…それに裸だし


!! ……名無し君、その………

そうだよね、裸でぎゅってしてたら当然だよね
男の人だったらそうなっちゃうよね
うん、解ってる あたしの所為だよね

あたしの所為だもん、ちゃんとしてあげる…


あむぅ… んっ… ぅむ… ちゅ… んん…

ね、気持ちいい? ここ、気持ちいい?
すっごく熱いよ、ぴくぴくしてる

……名無し君 名無し君のしてたら、熱くなってきて…
ぬるぬるだよ ほら、こんなになっちゃった…

え? 跨ぐ、の? …こう?

あぁっ! ひゃ、あっ! あぁんっ!
やっ、そんなっ… 舐めちゃ、だめぇ!
ぁああんんっ! そこっ …あっ! くりくりしちゃっ! ああぁっ!
吸っちゃ… あぁぁっ! 吸っちゃ! ひあぁあっ!

もう… もう… あぁぁぁあああっ!!


546 名前:Part4 671の埋めネタの続き[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:19:32 ID:9e8kdSYE

はぁ、はぁ、はぁ………
名無し君、激しすぎ…

ん、名無し君も… 気持ちよく、なって…


見て、名無し君
今からあたしのここに、名無し君のが入っちゃうんだよ…

ぅんんんんんんんんっ!
…あ はっ… ふぅっ……
入ってくるよぅ… 名無し君のっ… あたしの中に、入ってくるぅ…
大… 丈夫っ へいき… だよ んんっ!
はぁはぁっ… んんんんんんんんんっ…! 

…ほら、全部… 入った、よ……
気持ちいい? 名無し君、あたしの中、気持ちいい?

よかったぁ… じゃあ、もっと気持ちよくなって?

ぅうんっ! んんっ! …っ! んぁっ!
いい、の…… 名無し君が、気持ちよくっ… なってくれればっ…
あたしっ、あたしっ… 名無し君ので… いっぱい、いっぱいなのぉっ!

ぅうぁんっ! …いいよっ 出して、出してっ!
いっぱい名無し君のっ… 出してぇ!
あたしの中にぃ… 奥に… 一番奥までっ、…出してぇっ!

あっ、ひぅぅぅぅぅんっ!!

はぁ… はぁ… はぁ… はぁ…
いっぱい… 出たね、名無し君
中が名無し君ので、いっぱいだよぅ……
んんっ… 溢れてきちゃうよ…

あっ! 名無し君、また…… 大きくなってきたよ…
ふふふ…… も一回、しちゃう?

あ、その前に
ほら!
もうこんなに埋まってきたよ

もう直だね もう直、二人だけの世界が完成するね!


繋がったまま、こうして、二人で、埋まろうね……
ずっと、ずーっと、一緒だよ?
ね、名無し君………

547 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 06:40:08 ID:OC1NL07z
不覚にもオッキした。


548 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 08:15:41 ID:YtKDSJWq
ごめんみんな、俺はこっちの世界で埋まってるわ ノシ

549 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 09:59:33 ID:1OGQLC+4
そうか、じゃあ俺は餞別として生コンを流し込んでやるよ

550 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 12:54:51 ID:UbUmVZN8
あと十キロバイトか……


551 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 22:04:02 ID:iCBaAwMl
埋めるのはいいんだが、保管庫の管理人さんは追いついているんだろうか?現行スレがPart5のままだし……


552 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/21(土) 05:24:43 ID:zHWKhTYh
保管庫更新キタ━━━━━ヽ(゚∀゚)ノ━━━━━!!!!
管理人様乙!
これでこのスレも埋めて大丈夫かな

553 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/21(土) 13:17:02 ID:IxgvNTX3
保管庫君は更新されたわ。
もうあなたなんか用済みよ
あははははははははははははははは
埋めてやる
あははははははははははははははははははははは

554 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/21(土) 18:28:36 ID:VFBMaF3L
>>553 あんたなんかにこのスレは埋めさせないんだから!!
この卑しい雌豚が!
あんたなんかね、一人寂しく過疎してりゃいいのよ。
何よ、その目は?
ふふ、大丈夫。私だけが一緒に埋まってあげるの。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずぅ~~っとね

555 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/21(土) 21:20:31 ID:QCALM4aJ
ヤンデレkoeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

556 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/21(土) 21:31:39 ID:l9Kjchlk
ふふふっ、555さんは私といっしょに行くの。
553、554さんは二人で埋まっててね。
後で掘り返してあげるから、待っててね、555さん。

557 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/21(土) 21:34:23 ID:ASdejwRJ
埋め
そして次スレに・・

558 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/22(日) 00:00:53 ID:tAGMvFoY
ここは558

559 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/22(日) 01:13:55 ID:Q28PM51b
保管庫更新キタコレ!
保管庫管理人さん、お疲れ様です!

埋め埋め手伝うぞコラ!

560 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/22(日) 08:28:01 ID:xryv25wr
見つけた…
見つけた…Part5ちゃん
どうしてあなたは…私の大切なスレ住人を奪おうとするの?
ずるいよね…ずるいよね…?
Part6の私なんかより、ずっとスレ住人の側にいたくせに…
いらない…あなたが一番いらないっ!
Part5なんか埋まっちゃえ!きゃははははは!!

561 名前:埋めネタ[sage] 投稿日:2007/04/23(月) 14:19:55 ID:zZqFCD+j
最近弟が冷たい。

姉弟のスキンシップがやけに少なくなっているのだ。
以前から弟は私に肉体的接触を持とうとはしなかったが、最近は特にその傾向が強い。

風呂上りの体にバスタオルを巻いて、「このほてった体をさらに熱くして!」と迫ったら、
以前は顔を紅くして部屋に閉じこもるという行動をとっていたのに、最近では私が風呂から出てくると
必ず部屋に閉じこもっていて、顔も合わせてくれない。

部屋に入れずにドアの前で弟の名前を呼んでも、喋りかけても、泣き続けても、ドアを開けてくれない。

弟が居ないときにこっそり忍び込んでいるのがばれたときには口もきいてくれなくなった。

何をやっているのだろう?もしかしてナニをやっているのだろうか。
それなら私の体を見ながらしてくれればいい。
むしろその滾ったモノで私を貫いてほしい。こちらとしてはオールタイムでバッチコイだ。

弟が何をしているのか探るため、私は弟の部屋に忍び込むことにした。

深夜3時。すでに弟は寝静まっているだろうと思ったが、弟の部屋のドアの隙間からは光が漏れていた。
鍵はかかっていない。……なるほど、私を誘っているわけか。
ならば私も48手の性技をもってそれに応えることにしよう。弟よ、今夜は寝かさないぞ。

ドアを開けたら弟がベッドの上で待っている様子を想像していたが、それは裏切られた。
弟は机に顔をつけて眠っている。そして弟の頭の上にはノートパソコンがある。
一体どんなものをズリネタにしているのか気になったので、画面を覗き込む。
画面に表示されているのはテキストエディタだった。なにやら文章が書いてある。なになに……



深夜の3時に目が覚めた俺は、姉が目の前にいることに驚いた。
何をしにきたのかと問うと、

「たまには一緒に寝ましょう」

という応えが返ってきた。
起きるのがめんどくさかった俺は姉が眠れるよう、スペースを作った。
すると、姉が子供のころのような無邪気さで俺の体を抱きしめてきた。
姉のふくよかな胸と、温かな体温を感じているうちに、だんだん欲望が強くなってきた。
たまらず、姉の胸に手を伸ばす。揉むと手を動かしたとおりに形を変える。
姉の顔を見る。その表情に拒絶の色はなく、より強くしてほしいと訴えていた。
ブラをめくり、直に触ると姉は声を漏らした。その声は俺をさらに興奮させる。
力任せにもみしだくと優しくしてほしい、と言われた。
誘っておいてそれはないだろう。さらに激しく乳房を弄る。

562 名前:埋めネタ[sage] 投稿日:2007/04/23(月) 14:23:37 ID:zZqFCD+j

そうやっているうちに、溜まりだした欲望をこらえきれなくなった俺は、
姉の乳房に肉棒を挟みこんで強くしごいた。
そして、たっぷりと姉の顔と胸に精液を放った。
射精した後も俺の肉棒は衰えることなくそそりたっていた。
目の前には姉の白濁液にまみれた、あられもない姿があった。
嫌がる姉のショーツを脱がし、一気にその体を貫く。
腰を動かしだすと姉は嫌がるそぶりを見せず、自分から腰を振ってきた。
我慢の限界を迎えた俺は姉の中に精液を注ぎこんだ。

二度の射精では俺の欲望はおさまるはずもない。
続けて、脱力した姉の腰を掴み後背位の体勢にして挿入する。
腰を打ち付けるとまるで犬のような声を上げだした。
いつも俺をからかっている姉から想像もできないような姿に、ますます俺の肉棒は盛る。

「ああ、あ、いっちゃう! いっちゃう! いっちゃうよぉ!」

姉の絶頂が目前に迫っていた。
その声を聞いて、俺は肉棒を引き抜いた。

「あぁっ! いやぁぁ! 抜いちゃだめぇぇぇ!」

切なげな叫び声をあげ、俺に再度挿入するように懇願してきた。
俺は姉に条件を出した。そうして欲しければ、これから俺の性奴隷になれ、と。
姉はその言葉を聞いていないようで、何度も首を縦に振っていた。
その行動がこれから先にどんな結末をもたらすのか、考えもせずに。
姉の中に再度挿入すると、歓喜の声があがった。

「いいよぉ! だしてっ! どろどろの精液、全部ちょうだい!」

射精の感覚をとらえて、深く腰を突き入れる。
そのまま、姉の子宮に向けて子種を放つ。

「ああ、あああああぁぁぁぁぁっっ!!」

一際大きな叫び声が響き、のけぞった姉の体はベッドに倒れ伏した。
姉を犯しているという自覚と、いままで自身に課していた近親相姦を破ったという事実。
横たわる姉の白い体を仰向けにして、衰えることを知らない肉棒の先端を秘所にあてがう。

「もう、堪忍して……お願い……」

そう訴える姉の姿は、さらに俺を欲情させる。
腰を打ちつけ、再度姉の体を貪る。
姉の体は豊満な乳房を上下させながら、俺の欲望を受け入れている。
そうして、俺は姉の体を日が登っても、次の夜が来ても貪り続けた。

埋め』

563 名前:埋めネタ[sage] 投稿日:2007/04/23(月) 14:24:50 ID:zZqFCD+j

ふくく、くく……あははははははははは、うぁははははっはぁ!

そう、そういうことだったの。
近頃私に近寄ろうとしなかったのは、この妄想を私に叩きつけてしまいそうな自分を抑えるためだったのね。
ふくくくくく。本当、おかしくて嬉しくてたまらない。
まさか弟も私と同じ事を考えていたなんて、ね。

この妄想を叶えるためには……ベッドに忍びこんで抱きつけばいいのね。
すぐにまぐわいたい気分だけど、やめておくわ。
だって、弟の性欲を全部受け止めるなら、私もいろいろと準備しなきゃいけないし。
うふふ……赤ちゃん、できちゃうかな?

「う~~ん……埋め……早く、埋め……」

やん、そんなに急かさないでよ。焦らなくても、すぐにできるわよ。
明日から毎晩、夜通し愛し合いましょう。そうしたら、来年には……うふふふふ。
あはははははははは、あぁっははははははははははははははは!

おわり

564 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/23(月) 23:49:35 ID:ZSuPWYcO
それでも、好きなんだよ

夜の道でぽつんと呟く。昼間はそれなりに人通りのある道も今は私と月しかいない。
独り、2人、2人ぼっち。あなたと私。白い月に話しかけながら私は笑う。
悲しいような、寂しいような。それでいておかしくてたまらない。
不思議な気持ちで私は笑う。

好きなんだよ どうしても

足は自然にステップを踏む。ワン、ツー、スリー、アン、ドゥ、トロワ。
一緒に踊っていただけませんか?私の愛しい人が私にそう手を差し伸べることは無い。
私は独りで月の光と踊るから。あの人の相手は出来ないから。
でたらめなステップでワン、ツー、スリー、アン、ドゥ、トロワ。

好きなのに

月は私を見ているけど。私も月を見ているけど。私が見たいのは月じゃない。
目をつぶれば愛しい人の顔。目を開ければ柔らかな月の光。
手を伸ばせば届くところにあっても、決して触れることは無い。
涙がすっと一筋流れた。

「悪魔でもいいわ。あの人を私にくれるなら何でもするのに」
「本当ですか?」

振り返ると白いコートの背の高い男性が立っていた。黒いシルクハットを被っている。
奇異な存在であるのは確かだったけど今の私には普通に見えた。
きっと月が見せた幻だ。

「ええもちろん」

私はにっこり微笑んだ。

565 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/23(月) 23:51:35 ID:ZSuPWYcO
↑病めてる?

566 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/24(火) 04:39:12 ID:1ATfAhUY
>>565
何か綺麗な病み方でつね
続きキボン

567 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/24(火) 12:22:33 ID:qGV5j/89
こいつでとどめだ!ヤンデレスレよ!

埋                  
め                  
え                  
ぇ                  
!                

568 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/24(火) 12:40:06 ID:cDOciTsT
残念だが最後のレスは私がいただいた。
病み埋め病み埋め…

569 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/24(火) 14:18:13 ID:xNL7phBJ
ふふ、わたしを忘れて貰っちゃ困るわね
これで最後よおおおおおおおおおおおおおおおお
埋めええええええええええええええええええええええええ

570 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/24(火) 14:36:20 ID:tdEgibxf
わはわは

571 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/24(火) 14:48:19 ID:cDOciTsT
病み埋め病み埋めキモ姉は俺の嫁…

572 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/24(火) 15:00:48 ID:qLQtDiB/

   <三>=========∩===========

              /=l   ∩     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

            .///     |=l   ∠  待ってよ~ン

           / '/^'`'"l  | ll|    \_______

          ,./ ソ'(^)''lノ ./Y/ ハァハァ

          ( ノ/*´Д`)ン. /

          | コ-v-l^ /

    - =    |ヽ  Y /

          |ヲー/l⌒l

 = 三       |ー/ ./ ̄|

           ヽ ノ | /

    ニ      | ゙ー'| L

           |  /(_  ヽ

           ノ__/   ゙し'             キモイヨー

      ( ( /ヽノ 彡         ((( )))   / ̄ ̄ ̄ ̄

        / /          三   ( ´Д⊂ヽ < なんで追ってくるんだよ~

       / ./           三   (つ  ノ    \____

       ( `ヽ        三    人  Y

       ヽ、_)              し'(_)

 

最終更新:2009年01月13日 13:29