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201 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 11:09:26 ID:mfkORfA5
>>200
嫉妬修羅場スレで嫌われている作者さんだよ
今は投下が多すぎて荒らしとして認識されている
あまりにも日本語がおかしすぎて、うんざりしている人が多い

202 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 11:16:41 ID:vIlaKCYk
で、他スレでそんなことをいきなり持ち出してくるお前は何なんだ?
荒らしなのか?ww

203 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 11:26:52 ID:mfkORfA5
いや、私はトライデントって誰と聞かれたので親切に答えただけだが
実際に嘘を言っているわけではないし、真実ばかりを述べているので
荒らし扱いされるのは本当に不愉快です。

荒らしであるトライデントを批判すれば荒らしになるんですか?
そんな馬鹿な話あるはずないじゃないですか

204 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:00:06 ID:ZjEEq9ph
こんなところまで出張してトライデント氏叩きかよ…
一部が騒いでるだけなのに、さもスレ住人全体の意見みたいに書くのはやめてくれ
見てるこっちが恥ずかしいわ

205 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:08:08 ID:kURf/EqL
NGID:mfkORfA5

206 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:15:54 ID:mfkORfA5
叩きというよりは真実を書き込んでいるだけですが
何か?
いい加減に皆さんは冷静になって欲しいとこですね
ここはヤンデレスレであり、嫉妬スレじゃあないんですよ

207 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:33:27 ID:20rVNGEW
歪んでるな

208 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:36:06 ID:OT6Bz5IA
とりあえず巣に帰ってくれ
いや、荒らしに帰られてもあちらのスレでも迷惑だわな

209 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:36:54 ID:2gJmIkou
何が歪んでいるんだ?
俺には何も見えないのだが

210 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:42:27 ID:iqlAh2e4
女教師に萌えたのは俺だけでいい

211 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:43:16 ID:4r9JmKqT
空気壊すのやめてくれないか?
嫉妬スレみてる俺からすると
かなりむかつくんだが
大体嫉妬スレの事なんて誰も言ってないだろうが
お前が勝手に嫉妬スレのトライデント氏を説明しだしたんだろ
荒らしであるトライデント氏を叩いたら荒らしになるんですか?

だがな
当たり前だろうが
トライデント氏が居るわけじゃない、ヤンデレ関係ない、
空気壊してる時点でお前は完璧な荒らしだよ。
俺が認定証を授与してやってもいい位にな。
最後に前から思ってたが、
言葉遣い統一しろ。
はっきり言って、
言動が舐めてる様にしか思えん。



とか言って俺も空気壊してすまない。

言いたい事は言ったし、これで俺はROMに徹する


ノシ

212 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:46:25 ID:sgWL7ivI
>>210
よお俺。
てか実は真犯人は女教師だったらいいなと期待している俺ガイル

213 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 12:50:09 ID:I7p4FLo+
そういや、トライデント氏はもうこのスレにこないんだろうか。

214 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 13:01:19 ID:2gJmIkou
嫉妬スレで長編書いてる間は無理じゃないか?
今は他の作品を投下する余裕はなさそう

215 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 13:01:52 ID:dWKBN5dY
トライデント氏が来ても荒れるから別に来なくていいです
嫉妬スレのお荷物をこっちまで持ち込むなよ

216 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 13:03:21 ID:b02qHKve
そのお荷物がもうこちらに届いているようですが

217 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 13:46:33 ID:sIe1N1yQ
荒らしだと思うならスルーしときゃいいのになんでわざわざ空気を悪くするようなことを書き込むかな

218 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 16:00:23 ID:1bEJQZEr
嫉妬スレの基地害がついにこのスレまでやって来たか。
こっちのスレには常識のある者だけ来て欲しいものだ。

219 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 16:11:32 ID:6BeVbFf4
お兄ちゃんの人、GJ!
お兄ちゃんには葉月さん一筋で、傍観者(だけど実は巻き込まれ型)として
頑張って欲しい!
このシリーズは他のとは珍しく、クロスオーバーでないのに群像劇風なので期待してる。

220 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 16:33:52 ID:EjdY+W74
>>218
常識ある人間はむしろヤンデレとか理解できないんじゃねw

221 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 19:43:55 ID:1bEJQZEr
>>220
ごめん、今では反省している。

222 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 21:36:03 ID:Bf0CxXQs
つまり、純文学オタでお団子引っ詰め髪の黒縁眼鏡の
タイトスカートきょにう女教師が良いということですね。

まったくもって異存ありません。

223 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 22:13:06 ID:lwF7seZY
後輩の想い人って弟なんだよな?
なんか葉月さんって言う人もいるが・・・

224 名前:ACTER ◆irhNK99GCI [sage] 投稿日:2007/11/10(土) 22:14:28 ID:JCzgfpY5
空気が読めない俺が流れをぶったぎる
概要:一発ネタ
過去ログ全部は見てないから被ってるかはわかんね
スレ違い? NGの準備は出来たか?
みんなで幸せになろうよ

近藤さんちのやんでれ事情2/2


225 名前:近藤さんちのやんでれ事情1/2 ◆irhNK99GCI [sage] 投稿日:2007/11/10(土) 22:15:53 ID:JCzgfpY5
勉強を終えてスタンドの灯りを消し、ベッドにもぐりこむ。
冷えたシーツが心地よく熱を奪う、その感触を味わっていた頃。
「お兄ちゃん、愛してる。だから……私の為に死んで♪」
部屋に入ってきた妹は笑顔でそういった。
「…はは、冗談だろ?」
「私はいつだって真剣だよっ」
けして崩すことの無いこの笑顔、それに抗えない自分に嫌気が差す。
そのおかげで僕は何度も派手に包帯を巻いて学校に通うことになった事か。
「勘弁してくれ、命は一つしかないんだ、ほら腕でも脚でも……な?
今まではそれでよかったじゃないか」
どうにか説得できないかと話しかける。
「もう、後には引けないの」
そういって僕に抱きついき、胸に顔を埋めて言葉を続ける。
「お父さんも、お母さんも殺しちゃった」
「なっ! 入院させるだけって言ってたのは嘘だったのか!?」
僕は妹の肩を揺すり問い詰めた。
「ごめんなさいっ…でもでも、仕方なかったんだもん!」
「去年の夏におじさんとおばさんを殺した時の事忘れたわけじゃないだろっ!
あんなに騒ぎになったのに……また繰り返すのか!」
「ごめんなさいっごめんなさいっ…あたし、あたしにはもう…
お兄ちゃんしかいないのっ! 大好きだからっ! お願い!」
「……」
泣き崩れる妹の姿を眺めながら考える。
きっと誰の為にもならない愚かな考え。
ただ目の前で泣いている女の子を放って置けないだけなのかもしれない。
「わかった、でも一つだけ約束してくれ。絶対に後悔しないって」
「……お兄ちゃん? うん、ありがとう…大好きっ」
妹の唇がそっと触れた。
それだけで全て許せてしまうのは僕もまた妹の事を……
「おやすみなさい、そしてありがとう。お兄ちゃん……」
返事を返す事無く、僕の意識は闇に飲み込まれていった。

226 名前:近藤さんちのやんでれ事情2/2 ◆irhNK99GCI [sage] 投稿日:2007/11/10(土) 22:17:21 ID:JCzgfpY5

翌日の朝、チャイムがなっても教室にはまだ一つ席が空いていた。
「なぁ、アイツやっぱり……?」
「ん? 今日も学校休みじゃないかな」
「まさか今日もなのか? こう立て続けに不幸があるって…なぁ……」
「あら、知らないの? いつもの事よ」

「おーっし席につけぇー!」
担任がクラスに入ってくると、慌しかった教室が静まり返る。
「あー、今日はなぁ、近藤はお兄さんが不幸に会って休みだそうだ。
藤崎、お前学校終わったら帰りに寄って行ってやってくれ」
「はぁ~い」
「それじゃしっかり授業うけるんだぞ! 委員長、号令たのむわ」

「なぁ、帰り、俺も一緒にいっていいか? もうあいつんち誰も居なく……」
「来るのはかまわないけど、どうせ追い返されるわよ?
あの子、お兄ちゃん以外には見向きもしないから」
「はぁ? だって今…その…不幸があったって……」
「私は中学からの付き合いだからもう慣れたけど、アンタは知らなかったわね。
近藤のトコはね、水泳の授業が始まると不幸に見舞われるのよ」
「なんだって?」
「生理、食中毒、骨折、風邪。出席日数で詰まったら身内の事故とか忌引きね。
お兄さんとかもう全身の骨折れたんじゃなかったかしら」
「それって……ただの仮病じゃねぇかっ!」
「とっても病んでるわね♪」


227 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 23:02:39 ID:3ykgrOin
ちょwwほのぼの
いいなあこれ

228 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 23:03:08 ID:g9EKICJr
>>226
うむ、つまりこれは妹が水泳の授業に出たくないがため、忌引を理由に欠席する口裏あわせを兄に頼み込むと言う話か。
どう考えてもすれ違いだろうがゴルァ!


まあワロタwww

229 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 23:09:07 ID:LzAbLFSP
和んだww GJ。

230 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 23:32:21 ID:uE9zN9gC
うまいな
微妙にスレ違いだが面白い

231 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 00:11:08 ID:FaarDbSw
>>227
本文を一回読んだだけじゃ理解できなかったが、>>228を見た後で読み直したらワロタw

232 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 01:09:37 ID:fQ4L7Ogr
飛ばしっぷりが尋常じゃねえなw

233 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 05:06:52 ID:ScSBMw75
殺すってのは釣りバカのハマちゃんと同じって事でおk?

234 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 12:21:47 ID:1mbj8oEn
ちょww
クソワロタwwww

235 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/11(日) 23:08:40 ID:1qylnN1u
これはうまいなw

236 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/12(月) 12:57:37 ID:+QM7dklJ
ちゃんとデレもあるから一応ヤンデレだなw

237 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/12(月) 15:47:11 ID:DdxCH2mH
ちゅーしてたもんな

238 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/12(月) 16:10:05 ID:qoptHiRB
×ゲームはいい病みっぷりだな。
作者このスレと修羅場スレ見てんじゃないかと思えてくる。

239 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/12(月) 16:38:05 ID:S5+keeck
あの作者好きじゃないから

240 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/12(月) 23:35:18 ID:n5qze9u3
ヤンデレオンリー二回目行ったヤツいる?
何か、ヤンデレ大全を基にした格付けが貼りだされてて
ヒグラシキャラ数人が上位にランクインしてたとか聞いたんだけれど……。


241 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/12(月) 23:50:24 ID:pEznejE3
ひぐらしは詩音以外はヤンデレじゃないだろ。
そもそも格付けとかするものでもないだろうに……

242 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/12(月) 23:56:01 ID:wX8wwypg
格付けか……そのうち海原雄山が神認定されてしまった
ツンデレのようになるんだろうか

243 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 01:02:30 ID:FgVjCi6/
今更ながら病み鍋2のイベントレポをここに書いていいかな?
同人板覗いたけど無いのか探し方が悪いのかみつからなかったんだ。

個人的に持って行った小ネタが意外に受けてたしユーザーズイベント(?)も
スタッフ巻き込んでかなり盛り上がってかなり楽しいイベントだったんだが。

244 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 01:16:50 ID:8/7Cq7/W
>>243
よく分からんがどぞ
SSのネタになるかもしれないし。

245 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 01:32:55 ID:Ihi6N0ZC
>>240
ああいうミーハー本はとりあえずそれっぽいのかき集めただけだからな~
まあこの病み鍋やらもあと何回続く事か・・・

246 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 06:50:04 ID:mC2ufwBQ
前から聞きたかったんだが、詩音はともかく、なんでひぐらしキャラを無理矢理ヤンデレにしたがるんだ?

247 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 08:00:59 ID:YFaLzBfG
バナナはオヤツに入りません。
狂人(アスカやレナ)はヤンデレに入りません。

248 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 08:17:58 ID:CLw0E2Ze
レナの行動がヤンデレっぽいからじゃないかな、と思う。

「嘘だっ! あはははは(ry」とか
圭一の家の玄関から顔をのぞかせたりとか
雨の中圭一の部屋を見てたりとか。
あと、鉈を振るっているイメージが強いのかも。

デレてはいないけど、異常行動だけはヤンデレがやりそうなこと。

249 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 09:54:09 ID:3ESI/0lw
>>242
なるに決まってる。現実を見つめろ

250 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 10:23:47 ID:AEFc/Bjz
言葉様とアニメ版シャッフルの楓は、文学少女の美羽はヤンデレであってる?

251 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 12:59:10 ID:MrQcMpsB
というか前2つは火付け役だろw

252 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 13:25:02 ID:IXwTeIlZ
ぶっちゃけ本気でヤンデレな彼女ができたとしたら俺はSSの主人公みたいな常識的な反応する自信がないぞ

わざと他の女と話してヤキモキさせてみたり
気のないそぶりをしてみたりして病み具合が増幅していくのを愛たりして
たぶんそして刺されるか監禁されるかして初めて自分の愚かさを知るんだろうな

253 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 13:58:12 ID:Wyp69xGW
監禁されるって、何をされるだろうね
ヤンデレなら愛しい人にキスしまくり以上のことをされるに違いない

254 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 15:28:47 ID:CLw0E2Ze
体中のありとあらゆる体液を舐めとられるんだよ、きっと。

俺は愛するあまりに監禁されているのなら殴られても構わんが、
足の裏をくすぐられるのだけは勘弁だな。


255 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 17:31:49 ID:hH7/Y8xx
ひぐらしうろ覚えで語ってしまうが、自分が詩音=ヤンデレに違和感をおぼえるのは
基本的に復讐のために動いてるから、男を愛するあまりの行動ではあっても
男を手に入れるための行動ではないからなんだよな。
(「こうすればサトシが帰ってきてくれる」といった脳内補完は一応あるんだっけ?)
ブチ切れたきっかけも「あんなことやっといて、てめぇらだけ幸せ面しやがって」みたいな妬みだったおぼえがある。

自分の中では、どうも復讐者もの=ヤンデレとはなりにくい。
解釈次第で、死後でも他者排除によって「自分だけのもの」という満足感を
得るという展開もありえるにしろ、無理は残るし。

256 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 20:12:07 ID:2IXt4wLj
まあどうでもいいけどな

257 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 21:00:42 ID:FgVjCi6/
ヤンデレ定義の議論中すみませんが、病み鍋のレポをしたいと思います。
と言っても私は一般参加者なので、スタッフ・サークル参加者とはまた目線が違うでしょうが。


当日開場10分前に会場に着くと既に長蛇の列。
会場は7階で列は階段に並んでいたのですが、最後尾は2~3階という状況。
そしてサークル確認(?)の不手際から5分遅れで開場、列の大部分が大手のサークルさんに。
自分は大手はあまり興味なかったので最初にラクガキコーナーへ。コーナーには机に大きな白紙が
設置してあり自由にラクガキが可能とのことで、まだ何も描かれていなかったので大きく「2Get!」の
文字を書いて記念撮影してました。

今回は前回と違って参加サークルさんもかなり増え、大手さんの新刊が出るということもあって
入場者数は500人以上は居たと思います。
ところが多すぎて品物を小数しか持ち込んでおらず開始1時間かからずに完売してしまった
サークルさんもちらほらと。
既出のヤンデレ格付けや、ヤンデレ格闘ゲーム、オリジナルのヤンデレミュージックなどもありました。
あと血塗れ竜と食人姫は落ちてました。
ジャンルはオリジナル・ひぐらし・スクデイ・ハルヒ・シャッフル・未来日記など。

開始から少し経ち、大手目当ての人たちが去ると今度はラクガキコーナーが熱い。
イラスト、テキストだけでなくスタッフの預かり知らぬユーザーズイベント(?)としてヤンデレしりとりが発生。
ヤンデレ風のセリフでしりとりを紙に書いていくものですが紙の端まで来てしまったら矢印を追加して
紙中を駆け巡るネタテキストにまで成長。
もちろん最後は最後の文字が1番目の最初の文字に繋がるように調整されてループ状態にして完成。

みんなで拍手して完成を祝って終わりかと思いきや、前回紙の外周を「あはははは」と病んだ笑い声で
一周させた人が発起人となって今回は1人1ナイスボートで外周を埋めると宣言。
その場のノリで近くに居た人みんなが代わる代わる紙にナイスボートと書き込んでいく風景が。
ひとり書き終わると拍手しながら「ナイスボート! ネクストボート、プリーズ!」とまだ描いていない人にペンを
渡す光景にスタッフが様子を見に来るとスタッフまで巻き込んでナイスボートを続行。
スタッフもノリノリで近くに居た手隙の他のスタッフを呼んで描かせたり、放送でナイスボートを呼びかけたりと
やりたい放題。最後は主催者さんにまでナイスボートを描いてもらって完了。

そうしたところで終了時間に。
アフターイベントのヤンデレカルタ大会は応募者多数で参加者は抽選に。
私は抽選に漏れたので見学することなく会場を出ました。カルタのあと、ジャンケン大会もあったみたいです。

258 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 22:23:51 ID:h3BcTm9H
>>257
レポ乙です。そして地方民の俺涙目。

259 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 22:42:55 ID:r4Cqfgyo
>>257乙
前回寒かったらしいが、賑やかになってきたのはいいことだ

260 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 22:51:34 ID:mC2ufwBQ
>>255
果てしなく禿同
俺もひぐらしにはヤンデレはいないんじゃないかと思ってる

261 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 23:26:48 ID:FQm2JqMf
>>250
言葉さまと楓さまはヤンデレの代表格ではないか
ヒエラルキーで言えば頂点に御座していらっしゃる

美羽もヤンデレ認定

>>255
ひぐらしキャラは雛見沢補正で無駄にキレやすくなってるのを忘れてはいけない
レナは全然ヤンデレじゃないし、詩音もヤンデレというよりは雛見沢症候群でアヒャってるだけに見える

262 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 01:06:20 ID:GkFCrw+E
ひぐらし議論ってたびたび起きるけど正直どうでもいいから

263 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 01:16:31 ID:DBicCVxx
ひぐらしはヤンデレであってほしいという願いがあるのかもしれんね。
鬼隠し編は可愛かったし。

264 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 03:21:39 ID:C/cMf1xi
そもそもひぐらしは鬼隠しを頂点としてあとはひたすら下っていく感じだった・・・・

265 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 08:46:18 ID:3zHBrCc/
いいかげんスレ違いも甚だしいのです
ひぐらしはヤンデレじゃないっていうならヤンデレスレの話題にしないでください

266 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 14:06:53 ID:GkFCrw+E
ひぐらしの評判が下がるだけだしな

↓以下唐突に自分がヤンデレにされたいこと

267 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 14:36:16 ID:cf0wg8aQ
依存と嫉妬

268 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 15:37:09 ID:SlZI4AFP
監禁と血の飲み合い

269 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 17:18:25 ID:VRxycf7S
ストーカー行為と大量のメール&着信

270 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 18:45:48 ID:ufV4DOdM
入籍

271 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 20:15:43 ID:SZR2kSBJ
自分にはして欲しくありません。

272 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 21:41:41 ID:cf0wg8aQ
>>271
お前正気か!!?
自分に依存してくれるキモ馴染みもキモ馴染みに嫉妬と独占欲を剥き出しにするキモウトもキモウトを出し抜こうとするキモ級生もいらないと申すか!?

273 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 21:53:54 ID:xeSAoR4g
>>272
逆に考えるんだ!>>271はそう答えることに彼女らをその気にさせようとしている。やっちゃだめと言われるとやりたくなる、そうあれだ。さらに言うならば、彼はツンデレにちが

274 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 22:10:39 ID:iJaMSTUw
なんという動揺

275 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 22:24:12 ID:tOhVCPfD
まぁ嫉妬はしてほしいよな

276 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 22:45:28 ID:dk/AHKL3
とりあえず、監禁は確実にして欲しいな。
あとは首を締めるのと包丁で刺すのも。

277 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 22:58:13 ID:AuFWFJUD
まずは飲み物に睡眠薬を一服
それで自分のほうを見てくれなかったら、致死量でいっしょに一服

278 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 23:51:19 ID:ctQop8s+
あれだろ?>>271は主人公じゃなく、主人公の親友的ポジションにつきたいんだよ
主人公がヤンデレに付き纏われている姿を見ながら
安全な立ち位置で「お前、大変だなwwモテモテww」的なことを言いたいんだろ?


ごめん、俺だ・・・

279 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/14(水) 23:56:32 ID:XibefLto
正に俺

280 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 08:39:34 ID:3ZizRT26
俺もヤンデレに追いかけ回されるより傍観者として見ていたい

281 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 09:25:22 ID:Ls7KNOeK
友(傍観者)くんが消えれば男くんが私に構ってくれる時間が増えるよね♪

があり得るんじゃないか?

282 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 17:03:21 ID:K70bdTXD
最初に気付いたのは西園寺世界だった
愛する誠の命により、二階からの円を禁じられていた
世界は正門に移動し、人民の動向を監視していたが
上空を見上げる、嫌な予感がしていた。

その嫌な予感が確信に変わる



上空から降りてくるモノが
ただならぬ戦闘能力を讃えていることと
世界の直感が通常より
冴えていた事は無関係ではないだろう





鋸に目を奪われていたのは一瞬
真に見るべきものはその背にいた

世界の円に鋸が触れた瞬間

互いの力量を察知する

と同時に世界は円を解いた

完全な臨戦体勢に入るために

だが

鋸は分裂、

無数の光る鋸となって
宮殿全体に降り注いだ


あのお姉ちゃんの強さの秘密?
まぁ…いくつかあるが
まず肌がおそろしく純白じゃ
奴の潜伏スキルの流れから次の展開を読むのは誰にも出来んな
伊達に長くストーカーしてない訳よ
精神的にはもうヤンデレ廃人の域じゃろ
なにしろあのお姉ちゃん ワシが赤子の頃からお姉ちゃんじゃ
西園寺世界とケンカして生存しておる唯一の人間じゃし
お姉ちゃんには違いない……ウム…ま持ちつ持たれつ銭と金

アホッ 対等なわけあるか!
いつもこっちが泣かされとるわい!!

ん?ああ 強さの秘密だったな
あとは……そうさな
戦闘の方でいえば
〝言葉様信者召喚〟これが最も厄介じゃろ

283 名前:保守[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 19:53:51 ID:q9jWAy+q
「ついに明日が決戦の日ね」
赤い髪の女がそう言った。
俺と共に旅を続けてきた勇者だ。
俺はああ、と頷き決意を新たにする。
ここまでの旅は長かった。
女の勇者など前代未聞だったので、周りの者の理解はなかなか得られなかった。
2人旅なのも困難に拍車をかけた。
高潔な聖騎士、聡明な賢者、偉大な神官、求道者の格闘家、狡猾な盗賊。
多くの者が同行を提案してくれたが、勇者は全て丁重に断った。
曰く、少数精鋭で行きたい、と。
だから、魔術師である俺と勇者だけの旅となった。
時おり、「2人きりの旅なのに…」などとブツブツ言っていて、世界を救う旅に出る自覚があるのかと不安になったが、今日の様子を見ればそれも杞憂だった。
あと、料理についてもいささか不満があった。
交代で料理をしていたが、勇者はたまに、猫を料理するのだ。
最初に出されたのは確か…パン屋の娘に割引してもらって、パンを買った時だったか…あれは旨かった。
「泥棒猫に罰を与えたのよ…」
俺の抗議に対しそう言って微笑んだが、どうせ食料をちょろまかそうとしたとかそんな程度だろう。
たかが猫ごときに大人気ない。
それでも旨ければまだ良かったが、まずくて俺の口には合わなかった。
それでも、何度も猫を出すのを止めなかった。
まあ、旅も明日で終わるはずだ。
俺たちは魔王を滅ぼす。
調べたところでは、魔王は「滅びの呪文」を使い世界を滅ぼそうとしているらしい。
俺たちはその呪文が完成する前に魔王を止めなければならない。
そして、戦いが終わったら勇者にプロポーズしよう。
もし、OKが貰えれば2人でどこかに暮らしたい。
ダメだったら…その時考えよう。
「おやすみ…」
俺たちは決戦に備え休んだ。
翌日。
魔王城には魔物がひしめいていた。
だが、いくつもの死線をくぐり抜けた俺たちはそれらを突破し、最後の番人を倒した。
「…この先に魔王がいるのね」
「ああ」
俺たちは扉を開けた。
そこには青い髪の女が1人でこちらに背を向けて立っていた。
ゆっくりと振り返る。
哀しそうな顔の女は静かに問いかけてきた。
「あなたたちは、何者ですか?」
「私たちはあなたを滅ぼしにきたのよ、魔王!」
勇者が勇ましく言った。
俺は勇者の言葉を聞きながら、魔王の背後に目を奪われた。
水晶のなかに男がいる。
「この男もお前が殺したのか?」
「違う!この人は私の愛する人よ…」

284 名前:保守[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 19:54:40 ID:q9jWAy+q
俺の問いかけに一瞬激する魔王。
ならば、なぜ水晶に?
俺の疑問に答えるように魔王が続ける。
「この人と私は愛し合いました…ですが、この人は病に倒れたのです…私には彼の時を止めて病の進行を止めることしかできませんでした…」
まだ、この男は生きているのか?
魔王は語り続ける。
「私はこの人を助ける方法を探しました…そして、見つけました。命が失われる時の魂の慟哭、それを集めれば彼を助けられるのです…」
つまり、他の人間を犠牲にして、1人の男を助けようと言うのか。
この女は哀しみで狂ってしまったのか。
確かに魔王の恋人は哀れなのかもしれない。
だが、魔王の行おうとしていることを認めるわけにはいかない。
俺たちはこの哀れな女を止めなければならない。
「だからと言って、世界を滅ぼすことは許されないだろう…?」
俺の問いかけに対して魔王は答える。
「全て滅ぼす必要はないのです。そのようなことをしなくても、彼は助けられる…そして、私は彼と幸せになるのです…」
うっとりした表情で、だから世界を滅ぼす必要はないと魔王は言った。
そして、いくつかの国の名をあげる。
魔王に言わせればそれ「だけ」で彼を救えるのだそうだ。
この女を生かしておいてはいけない。
自分しか見えていない。
この女の恋人が助かった後、多くの犠牲と引き換えに助かったことを知っても喜ぶと思っているのだろうか?
結局、魔王は自分のために、多くの命を犠牲にしようとしている。
「あなたたちも…邪魔をするのですか…?」
魔王の問いかけに対する俺の答えは決まっていた。
そう、それはこの旅を始めた時から決して変わらないものだ。
「ああ、俺たちは…」
俺の言葉はそこで途切れる。
「素晴らしいわ!」
勇者が瞳を輝かせてそんなことを叫んだからだ。
俺はあっけにとられる。
何を言っているんだ、勇者?
「愛する人のために、世界と戦うなんて…私たちも協力するわ!」
ちょ…待っ…
「そうですか…ありがとうございます…あなたたちの協力があれば呪文が早く完成します」
魔王が微笑む。
いや、俺たちはそれを止めに…
だが、俺を無視して勇者と魔王が呪文を詠唱する。
「「保守」」
その日、多くの国が滅びを迎えた。
この日より、後の世に語りつがれる「魔王大戦」が幕を開けた。
赤き魔王と青き魔王、歴史書にはこの2人の名が残る。

END

285 名前:保守[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 19:55:34 ID:q9jWAy+q
「ねぇ、ママー、このお話って本当?」
赤い髪の少年が本を閉じ、母親に問いかける。
「ただの、お話よ」
少年と同じ赤い髪の女性は微笑んで答える。
「ママとお隣のマオちゃんのママの髪って赤と青で、お話と同じだね」
「そうね。でも、坊やとマオちゃんも赤い髪と青い髪よね」
「うん、そうだね!」
少年は元気良く答える。
「マオちゃんのこと、好き?」
「うん、大好き!」
母親の問いかけに少年は元気よく答える。
「そう…」
「でもね、みんなと遊ぼって言ってもね、2人じゃなきゃ嫌って怒るの…」
微笑む母親に少年は悲しそうに付け加える。
みんなと一緒の方が楽しいのに…と少年は言う。
「マオちゃんも坊やのことが大好きなのよ…」
そう言って母親は少年を抱きしめる。
「そっか…」
笑顔を浮かべ眠りに就く少年。
お隣の少女の苦労を思い母親は苦笑する。
彼女自身、愛しい人を捕まえるのに苦労した。
お隣のマオちゃんも頑張ってほしい…何しろ、親友の娘なのだから…
泥棒猫を退治する方法を教えてあげようかしら?
そんなことを思いながら、彼女はかつて親友と唱えた呪文を口ずさむ。
「保守…」


ホントにオシマイ

286 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 20:12:57 ID:CMj9esaH
まだ、>>282の方が面白いな

287 名前:名無しさん@ピンキー[] 投稿日:2007/11/15(木) 20:18:39 ID:bVpHgJyE
>>282
ピトーが世界でネテロが言葉、ゼノが心かよwww

>>285
息子も大変そうだなw

288 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 20:25:43 ID:M/zt9FqY
>>285
>「保守」
でワロタw
GJなんだけどこれタイトルも保守でいいんだろうか

289 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 20:32:33 ID:9mNvJffi
H×H信者の俺
笑い死に

290 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 21:55:43 ID:GIUdOFHF
しかし最近、単発物はちょくちょく来るけど連載物があんまり投下されないな
ほトトギす待ってるんだが…

291 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 22:57:42 ID:M/zt9FqY
そんなこと言ったら俺なんか両手の指で足りないぐらいの作品を待(ry
ま、色々都合があるんだろ
例の病み鍋に参加した作者さんもいるみたいだし。

292 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/15(木) 23:43:04 ID:1WxBr0lP
あー、そっか。あっちに書き手が引っ張られるのはもっともか。忘れてた。

293 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 08:37:34 ID:xuC/Rl9n
>>282
>西園寺世界とケンカして云々
この一言で俺の腹筋は崩壊した。

294 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 10:19:36 ID:oEX2nyWj
>>278
よく分かったなwwwww
される側じゃなくて見てるほうが萌えるんだ。

295 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 12:45:28 ID:sixw2Q8e
そんなSSが外部であったよーな・・・・
ヤンデレ、嫉妬というよりハーレムものだが

296 名前:赤いパパ[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 18:22:29 ID:d558cimu
そんな中、短編を投下します。

297 名前:姉弟遊戯[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 18:23:13 ID:d558cimu
お姉ちゃんに恋人が出来たらしい。

「修也く~ん、修也く~ん♪ スキスキ~~♪」

アッコちゃんの替え歌を口ずさみながら、上機嫌でマフラーを編んでいる我がお姉ちゃんの姿はなんというかとてつもなく鬱陶しい。

「お姉ちゃん。ちょっとマフラー編むなら黙ってやってよ。テレビの音が聞こえないじゃん」
「いいじゃない。こうやって修也くんのこと想いながら編むと、一本一本に愛が込められてるように思えるんだ~」
「なんか呪文みたいで気持ち悪いよ……」
「あはっ、いいね。愛の呪文かぁ。えへへ、いいなぁ。ソレ」

ありゃ。気分を乗せちゃった。どちらかと言えば呪文というより呪詛のように聞こえるんだけどね。

「ねぇ、ねぇ、修也くん、このマフラー喜んでくれるかなぁ?」
「あー、はいはい。喜んでくれるんじゃないかねー……」

ボクはなげやりに答える。そんな答えでもお姉ちゃんは「そうだよねぇ」とまた情熱的に身悶えながら、ちくちくと熱心に毛糸を編んでいた。
お姉ちゃんの弟やって十五年になるけど、近頃は毎日がこんな調子だ。

一ヶ月ほど前、お姉ちゃんに恋人が出来たそうだ。名前は田上修也さん。お姉ちゃんの学校のクラスメイトなんだってさ。
お姉ちゃんが言うにはお姉ちゃんとその男の人は毎日いちゃいちゃいちゃいちゃしている校内一ラブラブなカップルでなんだそうな。まぁお姉ちゃんの言うことだから誇張がかなり混じっているだろうけどねー。
登校するときはその人の家にお迎えに行って二人一緒に登校、放課後はその人の家で晩御飯を作ってあげてから帰ってくる(修也さんは一人暮らしなんだって)。帰ったら帰ったで、携帯電話片手に修也さんとメールだ。
一度文面を見せてもらったけど、新婚さんかと思うくらいのお姉ちゃんの甘甘ラブラブメールに僕は呆れた。

毎日朝早く起きて修也さんのお弁当を作ったりしたり、修也さんに何度もメールしたり、週末は毎週のようにデートにでかけたりと、お姉ちゃんはかなりその男の人に入れ込んでるようだった。

まぁお姉ちゃんも顔は悪くないし、体のラインを隠している服の下は実は隠れ巨乳で胸おっきいし、健気だし、ちょっとボケボケなことに目をつぶれば、弟の僕の視線から見てもかなりの美人なんだよね。
本当、いままでどうして彼氏が出来なかったんだろうと思うよ。
そんな優しいお姉ちゃんに、それだけ慕われたらその男の人も本望だろうなぁ。羨ましいね。うんうん。
「お姉ちゃん。明日もお弁当作るんならついでに僕のお弁当も作ってくれないかな?」
「それはダメー♪」
「けち」
うーん。その優しさをもう少し弟の僕に分けてくれればいいんだけどねぇ。


298 名前:姉弟遊戯[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 18:24:08 ID:d558cimu


あー、変な夢を見た。
僕の目の前でチャゲがマフィアに囲まれる夢。別に僕はチャゲファンじゃないんだけどさ……、夢というものは時々本当に変なものを見せるね。
時計を見ると深夜2時……。ふわぁあ。寝たのが12時ちょうどだったからまだあんまり寝てないなぁ。
トイレ行って牛乳飲んでもう一度寝よう。体を起こすと、部屋の中はひんやりと寒い。床に脱ぎ捨てていたドテラを着込むと、僕は部屋を出て台所へと歩く。
うう。寒いなぁ。
そろそろストーブも出さないと、風邪ひいちゃうな……。
……ん?

「お姉ちゃん?」
「あ、起きてたの」

台所の前でばったりとお姉ちゃんと会った。

「どうしたの? お姉ちゃん……どこか行くの?」

お姉ちゃんは深夜2時だというのに、外行きの格好だったのだ。
黒いGパンに防寒ジャンバーを着込んで長い髪の毛をすっぽりとニット帽に収めている、そして肩からおっきく膨らんでいるバックをかけていた。
少なくとも、寝る時の格好ではない。まるでこれから泥棒にでも行くような服装だ。見事に黒ずくめだし。

「えっとね。修也くんのところ」

お姉ちゃんは無邪気な顔で答える。

「え、今から行くの? 今午前2時だよ?」
「うん。行くよ」
「でもさすがに修也さんに迷惑なんじゃないの」
「そんなことないよ。毎日行ってるしぃ」
「え!? 毎日っ?」

みんなが寝静まった頃、お姉ちゃんは毎日出て行ってたのか?

「それって、どういうことなの。修也さんが来いって言ってるの? そうだとしたら、こんな夜中に呼び出すなんて非常識にも程があるよ」
「そうかな? でもお姉ちゃんからしたら、夜でも修也くんに逢えるだから、別にいいんだけど」
「ダメだよ。もし道中で誰かに襲われたらどうするんだよ! 非常識だよっ」
「むぅ……」

お姉ちゃんの無警戒っぷりに僕は呆れた。一応これでも僕の大事なお姉ちゃんだ。暴漢に襲われたりなんかしたらどうする。
修也さんも修也さんだ。顔も見たことないけど、うちのお姉ちゃんをこんな夜中に毎日呼び寄せるなんてどうかしているよ。

「うーん、でもお姉ちゃん。修也くんに会いたい……」
「明日朝逢えるじゃん。毎日迎えに行ってるんでしょ?」
「夜も会いたいの!」
「あんだけメールしてるのに……、わかった。お姉ちゃん。じゃあ僕も一緒に行くよ。夜道を一人で歩かせるわけには行かないもん」

僕はお姉ちゃんを待たせ部屋に戻り、パジャマの上からコートを着こんで再び玄関へ。

「さ、行こう。お姉ちゃん」
「うん」

いい機会だ。これを機にお姉ちゃんの恋人である修也さんに会ってみよう。
そして、もし修也さんが毎日お姉ちゃんを真夜中に逢いに来させてるなら、お姉ちゃんの弟として厳重に注意してやる!



299 名前:姉弟遊戯[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 18:25:17 ID:d558cimu
ん、お姉ちゃん。ここ修也さんの家。ふーん……。
電気ついてないけど。もう寝てるんじゃないの。それか留守なんじゃ。え、好都合? どういうこと。お姉ちゃん。
ドアかぎ掛かってるし。お姉ちゃん。本当にここが修也さんの家?
……ん。合鍵もってないの? お姉ちゃん。あんなにラブラブって言ってたじゃん。ん、カバンから何か出した。

「鍵はこれだよ」

ん。針金と……ドリル? お姉ちゃん。なにする気だよ。それって、もしかして……。

(見事なサムターン回しのため、防犯上描写を割愛します)

「開いた」
「お、お姉ちゃん。ちょっと待って」

今なにしたの。

「ドア開けたの」
「うん。確かに思いっきり開いてるけど……」

でも、それは明らかに正規の方法で開けたんじゃないよね。鍵じゃないし。
ちょ、ちょっ! お姉ちゃん! お姉ちゃんはドアノブを掴み開ける。チェーンががちゃりとかかっていたので、少しの隙間だけしか開かない。
お姉ちゃんは慣れた手つきでカバンから、チェーンカッターを取り出すと…………。お、お姉ちゃん!?

チャッキン!

「修也く~ん。おじゃましまぁす」

今度こそ完全に開いたドアを開けてお姉ちゃんは普通に入っていった。
……お姉ちゃん。普通の恋人は、彼氏の部屋のドアを開けるのにサムターン回しは使わないよ……? チェーンロックを切断しないよ……?
……そういえば。よく考えてみよう。お姉ちゃんは何度も修也さんにメールをしていた。でも修也さんからメールが返信された所を僕は見たことあるか?
なんだか怖くなってきた。

「お、お姉ちゃん!」

僕はドアを開けた。小声でオジャマしますとつぶやき、暗い部屋の中へ。
修也サンの部屋は1LDKで、小さな台所と障子で区切られた部屋しか無い。開けっ放しの障子の間からお姉ちゃんの姿が見えた。
おそるおそる覗き込むと……。

「うふふふふふふ……。修也くんの寝顔、かぁわいい……、食べちゃいたぁいよぉ」
うちの姉は、ベッドで寝てるであろう修也さんを四つんばいに覆いかぶさっていた。
「えへへ。修也くぅん……。いつもいつも、見てるからねぇ。教室でも、登校のときも、家で寝てるときも、こうやってずーっとあたしが見てるから」
そう呟くと、お姉ちゃんはベッド脇に置いたカバンに手を伸ばす。中から取り出したのは、今日編んでいたあのマフラー。
「修也くんのために一生懸命編んだの。所々私の髪の毛で編んでるから、これを使ってくれたらいつも一緒だよ……」
寝ている修也さんの首元にマフラーを被せるお姉ちゃん。
「うふふふふ、ふふふ、ふふふふふふふふ……」

そういえば僕はトイレに行きたくて、起きたんだった。
明日も学校だし、早く家に帰って寝ないと。僕はきびすを返し、お姉ちゃんを置いたままおじゃましましたと部屋を出る。
外は満天の星空。

「修也くぅ~ん」
「!……おまえ! どっから入ってきた!」
「ふふふ、修也くん。マフラー編んだのぉ」
「そ、それで俺の首を絞めるつもりだな。やめろぉ! 近づくなぁ! うわぁぁぁぁああああ!!」

なんか、修也さんの部屋から叫び声が聞こえるが、多分気のせいだろう。もしくは木の精だろう。
さーて。これまで積んだお姉ちゃんに対する尊敬をいくらか見直さないとなー。あははー…………はぁ…・・・。
(おしまい)


300 名前:赤いパパ ◆oEsZ2QR/bg [sage] 投稿日:2007/11/16(金) 18:26:01 ID:d558cimu
軽い感じで。
どなたかの電波受信に一役買えばいいなと思います。

301 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 18:40:23 ID:RlW5GiY3
一番槍GJ!
姉ちゃん怖いよ。

302 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 19:21:08 ID:Inm+/rAc
GJ
弟助けてやれよw

303 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 20:20:07 ID:gUyoepzl
>>300
GJ!
でも姉スキーの俺としてはデレの対象が弟君でないのがただただ残念なのであった。
でもGJ

304 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 20:51:18 ID:ZVqp02xK
あー、それはすげぇ思ったw>デレの対象~

305 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 22:03:59 ID:QS5SpaEY
やべぇ・・・俺の真っ赤な〇〇に火がついちまったよ

ちょっと夜空に真っ赤な誓いを叫びに逝ってくる・・・

306 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/16(金) 22:19:00 ID:NDfWgZXg
仕事早いな

すぐ上で話題になったやつだろ

307 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/17(土) 06:44:17 ID:Dp9OIXMT
>>305
この~手を離~すも~んか~ 真っ赤な誓~い~

スレ的に真っ赤って血だろ?


308 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/17(土) 08:01:13 ID:1mJ8FaIr
運命の赤い糸かも知れんよ
まあ最初から繋がってるかどうかは知らんが

309 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/17(土) 08:52:51 ID:U8jETMf7
>300 >302 そこで弟が修也君を助け、急速に深まる二人の仲
だがそれに嫉妬する姉は・・・

というのを考えてみた

310 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/17(土) 11:14:16 ID:nY6w11CU
>>300
グッジョブすぎて茶吹いたwww
デレ対象が他人なのが逆にツボ。

311 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 00:35:50 ID:y6A79RdV
>>300
新しい方向性GJ!
確かにヤンデレ姉が居る家族は大変だろうなぁ、としみじみしてしまった(´・ω・`)

312 名前:名無しさん@ピンキー[age] 投稿日:2007/11/18(日) 07:10:57 ID:RsNOKuTm
>>300これは怖いwwwwwwwwwww

是非弟君もヤンデレを学んで欲しいですな。

GJ!

313 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 11:35:31 ID:jBa/CvXa
efのみやこを見て思った

ヤンデレスレの小説は生温いとw

314 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 11:50:48 ID:ILirCnw0
>>313
みやこがどんな感じなのかkwsk

315 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 11:55:47 ID:VxDn3HKc
あれはヤンではなくトラウマだろ

316 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 22:27:33 ID:3sQj79yM
古事記のスセリヒメってヤンデレじゃない?スセリヒメが大国主の浮気(?)
に嫉妬する歌はかなりゾクゾクきたんだが

ぬばたまの 黒き御衣をまつぶさない 取り装ひ 沖つ鳥 胸見る時
はたたきも これは適はず へつ波 そに脱ぎ棄て ソニ鳥の
青き御衣を まつぶさに 取り装ひ 沖つ鳥 胸見る時 はたたきも
此も適はず へつ波 そに脱ぎ棄て 山縣に 蒔きし あたね春き
染木が汁に 染め衣を まつぶさに 取り装ひ 沖つ鳥 胸見る時
はたたきも 此し宜し いちこやの 妹の命 群鳥の 我が群れ住なば
引け鳥の 我が引け住ねば 泣かじとは 汝は言ふとも 山トの 一本薄
項傾し 汝が泣かさまく 朝雨の 霧に立たむぞ 若草の 妻の命
事の 語り言も 是をば

317 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 23:20:48 ID:Rzjn93BR
だ、だれか理系特攻型の俺に日本語で説明してくれ

318 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/18(日) 23:29:41 ID:6YqBRAU2
つ ttp://www15.plala.or.jp/kojiki/Okuninushi/okuninushi_06.html


319 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 01:20:20 ID:skgKDxaj
>317 いちおそれ日本語だぞ
現代語ではないがw

320 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 01:43:19 ID:3xsCgFKI
俺的にはイザナミもヤンデレだと思うんだ

321 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 02:18:02 ID:Cr8Z1irV
そんな事言ってたら、ギリシャ神話は宝庫だぞ

322 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 02:21:11 ID:es7Ms+ao
愛情が異常加速するのは太古からあることさ

323 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 07:52:35 ID:Kn5Y5tGB
てか、それ正確には大国主がスセリビメの気持を代弁した歌
最初の六行の解釈によっては、心中に誘っているようにも聞
こえるというのは有名な話
>>320
夫を殺そうとしたあげく逃げられたら、八つ当たりで一日千人
縊り殺すのだから、立派なヤンデレ

324 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 15:57:02 ID:WM5gjJg/
嫉妬深くて絶対に好きな人を傷つけたりしないがまわりに容赦無いのもヤンデレ?

325 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 17:19:11 ID:jp1jYLtg
単に周囲に冷たいのならツンデレと区別が付きにくいなあ
恋人や恋路の妨げになりそうな存在には善悪問わず容赦なしっていうんならヤンデレっぽいかな

326 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 17:20:05 ID:JrEfvuGG
間違いなくヤンデレ

327 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 22:18:22 ID:0Bb5l8t4
ドジで「こいつは守ってやらなくちゃいけないなー」って思ってる奴が実は超頭がキレててヤンデレだったら怖いな。立ちが悪い。

328 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 23:20:37 ID:4H9gXUOI
やべぇw
その設定に
鳥肌がたったww

329 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/19(月) 23:45:13 ID:8ApdAiPh
>>327
おまいのお陰で電波を受信した。
書いてみるわ

330 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 00:19:00 ID:NOt9Zd1b
wktkしながら
まったり待ちますか

331 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 00:19:13 ID:tzwcl2Mk
>>329
超期待

332 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 00:26:56 ID:xk2+FrRh
>>320
イザナミは、自分の醜い姿を夫に見られて怒り狂って殺そうとしたんじゃなかったけ?
それはヤンデレではないような…。普通のキレやすい女性では。

333 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:05:50 ID:gJdem6/T
お久しぶりです、病み鍋の原稿にかまけていたので久々になりますが投稿します。…しかし殆ど
イラストばっかり描いていたのでブランクを埋められるのか少し不安です。

「料理上手な彼女」


世の中で素敵な女性はどんな人か?そう考えるとまず真っ先に思い浮かぶのは…やっぱり家庭的
で、さらに料理が上手な人なのかな?と僕はそんなことを考えた。
「ねぇねぇまーくん、今日のお弁当は…どうかなあ?」
そういって彼女…僕の幼馴染である登呂玖 泉はいつものように僕の席に自分の席をくっつける
と僕に手製のお弁当の味を聞いてくる。
彼女はボーイッシュな見かけ、かつ男勝りな性格によらず料理を作るのが大変得意だ。
「うん、とってもおいしいよ…冷めるのが前提でこんなにもおいしく食べられるお弁当なんて一流
シェフでも作るのは難しいんじゃないかなあ?」
「本当!やったー!!やっぱり僕って才能あるんだよね!ね!」
そういって彼女は本当に嬉しそうにガッツポーズをとる…僕の
いう言葉にお世辞はない、本当に彼女の料理は美味しい。給食の
出ない土曜学級の日のみ味わえる彼女のお弁当は僕にとって本当に格別なも

のだった…彼女が初めてお弁当を作ってくれた頃は一緒に食べるのも少し恥
ずかしかったが今ではそれも気にならないくらいに彼女の料理の味は上達していた。
「…えへへ、嬉しいなあ…まーくんに認められただけで三ツ星シェフになれた気分だよ」
「それは気が早いよ、まずはちゃんと調理師学校に行かなきゃさ」
「うん…でも、マー君にあえなくなるのは少しさびしいかな…」
彼女…泉の将来の夢は調理師になることらしい、もともと子供のころから手作りお菓子やら
料理やらを振舞ってくれた彼女がそんな自分の夢を語ってくれたときはある程度納得したが
彼女の覚悟は半端ではなかったようだった…僕は後数日もすれば高校受験を受けて、晴れて
周りの平均クラスの連中と同じ高校に進学できるのだが…泉はそんな怠惰で甘美な日々を振
り切って調理師学校に進学する道を選んでいた。

>322
最後の部分の「一日に千人の~」のくだりで愛を感じる、なんていう解釈を里中美知子が漫画ギリシャ神話でしていたような気がします。


334 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:08:18 ID:gJdem6/T
「料理上手な彼女」①

「何いってるのさ?家だって近所だし、それに休みの日はまたいつでも遊んであげるからさ」
「ぶー、そういうことじゃないの、僕はまーくんと今みたいに会いたいんだもん!!」
そういって泉は少し冗談めかした膨れっ面を浮かべた、そういわれて見るともうこうして
他愛ない話をしながら彼女のお弁当を食べられる日が来なくなるのはさびしい事なのかも
しれない…でも僕らはまだ若い、きっと高校に行けばもっと楽しい事もあるはずだ…僕はそう
考えて、彼女のお弁当を出来るだけゆっくり食べてあげる事にした。
「じゃあ高校生になっても一緒に登校してやるよ…だから機嫌直せって」
「本当に!?絶対だよ!まーくん!」
今にして考えれば、このときに僕は泉の気持ちに気づいてやるべきだったのかも知れない。 
このとき僕は気づいていなかった…そうやって未来はいい方向に向かっていくって考えることを…彼
女はもうすでにこの時、全思考を持って否定していたってことを…。


335 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:10:17 ID:gJdem6/T
料理上手な彼女…の日記

2月某日 曇りのち雪
まーくんは今日も僕の料理をほめてくれた、とても嬉しかった、でも悲しい、僕の気持ちをわかって
くれない。
僕だって同じ学校に行きたいよ、さびしいよ、でも僕は同じ学校にいけないんだ、だってそうしない
とお母さんがぶつんだ、嫌な事をするんだ…あなたは私の跡を継ぐために育ててきたのよ!って。
本当は僕、料理なんか嫌いなんだよ・・・でも君が喜んで僕の料理を、お母さんみたいに怒らないで食
べてくれたから…僕はまーくんにお弁当を…いや、まーくんが大好きなんだ、だから僕はお弁当を作る
んだ…だから、ひとりでしたときの、おつゆも…隠し味に入れてるんだから…。
ねえまーくん、早く僕の気持ちに気づいてよ…僕のうちの台所には…媚薬とかないから…君に襲わせ
るのは無理だけど…でもこんなにも、僕はいつもそばにいるんだから…(以降、解読不可能)

336 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:14:00 ID:gJdem6/T
料理上手な彼女 ②

そしてそのまま季節は春を向かえ、僕は晴れて高校生に、泉は調理師学校の生徒になった。
しかし不思議なもので幼馴染との登校は、学校が変わっているというのにいまだに続けられていた。
「はい、今日のお弁当だよ」 
「うん、いつも悪いな」
高校生になれば自然に給食はなくなって弁当生活が始まるのだがあいにく僕の家は父子家庭なので
…もう季節はとうに五月だと言うのに僕はいまだに泉の好意に甘えて弁当を恵んでもらうという生活を
続けていた。泉が僕の家庭の事情を察していてくれる分ありがたいのだが…いかんせん彼女の家も母子
家庭なので内心とても悪い気がする。
「…そうだ、今度遊びに行こ!おれがおごるから、どこでも好きなところに連れてってやるよ!」
「あ…ゴメンね、僕の学校、あんまり休みがなくて…」
「そうか、でも夢をかなえるんだもんな…がんばれよ!」
「うん…」
そういう泉の表情はどこか暗く、中学校時代のような覇気がないように感じられる…俗に言う五月病
と言う奴だろうか?最近は指先に絆創膏をまいていたり、なかなか一緒に遊べないあたり、やっぱり料
理を仕事にするための勉強と言うのはとても大変なのかもしれない。
「っと、それじゃあおれはここで…あ、舞ねーちん!」
そういって角学校への近道である三叉路の角を曲がろうとしたとき、僕はもう一人の幼馴染の気配に
気づいた。
「あ…おはようまーくん、それからイズミン…」
「…あ、お姉ちゃん!今日はちゃんと起きられたんだね!」
先ほどの態度から少し回復したのか、泉はいつもの調子を取り戻す…彼女の名前は 来栖 舞 僕ら
二人とは一つ違いなのだが子供のころからの付き合いで、さらに僕と同じ学校似通っているためこうし
て三人が顔を合わせるのはねーちんが寝坊をしないかぎりは恒例の行事となっていた。 
「はい、お姉ちゃんのお弁当、スッポン入りだからきっと寝つきがよくなるよ!」
「あらあら…ありがとうねイズミン…今度私もお礼に特製の紅茶を入れてあげますからね…」 
「うん、その時はスコーン焼いてあげるから楽しみにしててね!!」
ねーちんは紅茶を入れるのが趣味、なんていう浮世離れした趣味を持つ、とろいのが特徴の高校二年
生だ…しかしそんなねーちんと明らかに対照的な泉は凄くウマが合うらしい、嬉しそうにねーちんとし
ゃべる泉。二人は僕も遠慮するぐらいに、まるで本当の姉妹のように仲がよかったりする…やっぱりこ
ういう場合はねーちんと話した方が元気になれるのかな、と考えると少し悔しくなった。 
「あ…それじゃあもうそろそろ学校に行かなきゃ…」
「うん!二人ともいってらっしゃい!!」
「おう!泉も頑張れよ!」
こうして僕たちはそれぞれの学校へ向かった、二人を待っているうちに遅刻まで時間ギリギリとなっ
てしまったが、それでも泉が少しでも元気になればいい、そう思うことにして僕は舞ねーちんと二人で
陸上部も顔負けの遅刻ギリギリ猛ダッシュをして学校への坂を駆け上がった。


337 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:16:51 ID:gJdem6/T
料理上手な彼女 ②
高校生活というものは意外に慣れてしまえば中学校と変わらない怠惰なものだった。クラスの友人達
もそれほど変わり映えはせず、部活動も文系なのでこれと言って頑張れるものではない…しかし強いて
いうなれば、僕の横にいるのが泉でなく、舞ねーちんになった事が一番の変化といったことだろうか。
舞ねーちんは泉ほど積極的ではないのだが、それでもよく僕をお弁当に誘ってくれた、部活道も実を
言えばねーちんの誘いで入部していたりする…たまに遊びに行く回数なんかも中学校の頃から比べると
何倍も増えていった…そしてその分、朝顔を合わせる以外では、だんだん泉とは疎遠になっていった。
「ねぇねぇ誠君、やっぱり君って舞ちんと付き合ってるの?」
放課後、部活動である茶道部のあとかたづけ中に先輩からそんなことを聞かれる、女子…しかも舞ね
ーちんの友人が多めのこの部活動ではある意味関係を怪しまれても当然のことだった。
「え…いや別に…僕は舞ねーちんとは…」 
「えー!そうなのー!?…でも仕方ないかー、何てったって舞”ねーちん”だもんねえ」
先輩はそういってけらけらと笑う…その直後、がらがらと部室のドアを開けて、ねーちんが部室に入
ってきた…その顔はどこか悲しげで、僕は凄い申し訳のない気分になった…。
もう、僕は心のどこかで気づいているんだろう、舞ねーちんが僕を一人の男として好意を持ってみて
いて…僕もその気持ちに答えたいってことを…。
恋愛は儚い、ならばそれを全て捨てて友情に走れるのか?…そんな青春時代ではごく当たり前の葛藤
を抱きつつも時は流れ…季節は春から夏へと変わり始めていた。

338 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:18:04 ID:gJdem6/T
料理…下手なねーちんの日記

6月某日雨

明日は誕生日だ、でもとても嬉しくない事があった。イズミンに相談されてしまったのだ…まーくん
が好きで好きでたまらない、どうしても付き合いたい…でも家の事情と、学校のスケジュールのせいで
会えない、そう涙交じりで相談されてしまったのだ。
ずるいよイズミン、わたしだってもう我慢の限界なんだよ。
私もずっとまーくんのことが大好きだったんだよ、でも中学校を卒業して、いつもイズミンのそばに
はまーくんがいたから遠慮してたのに…。
大好き、まーくん大好き…でも、イズミンも大好きなんだよ…コレだけは信じて、いつもお家や学校
の事で相談に乗ってあげてるのも…同情なんかじゃないんだよ…でも。
もう、私も我慢の限界なんだよ。

339 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:23:35 ID:gJdem6/T
料理上手な彼女 ③
その日は舞ねーちんの誕生日だった、僕は以前からねーちんが欲しがっていた変なデザインの抱き枕
を買い、泉はケーキと料理に腕を振るう…そんないつも通りな、恒例の分担で二人で誕生日の準備を始
めていた。
会場には僕の家が使われる事になった、ちょうど両親も旅行で出かけている事だし、遅くまで騒いで
も問題はないだろうという判断からだった。
「イズミン…遅いねえ…」
「うん、なんだかケーキを焼くのに少し時間がかかるみたいだよ」
泉の到着が遅れたため、僕たち二人は少しの間待たされる事になった…二人きりなのが原因なのか
それともねーちんが珍しく露出度の高い私服をきているせいなのか…緊張気味の僕ともともととろいね
ーちんとの会話はだんだんと少なくなり…次第に僕らは無言のまま隣通しでソファーに座ることになっ
てしまった。
「…ねえ、まーくん…舞ねーちんはね…欲しいものがあるんだよねぇ…」
何故か生唾を飲み込むとねーちんは重い口を開いた…その声はどこか震えている。
「うん…僕もそう思って…今日、プレうわああ!!」
ねーちんはいきなり立ち上がると僕の肩を掴んだ、そしてそのまま僕をソファーに押し倒した。
「ちがうよ…モノじゃないの…まーくんが、お姉ちゃんは…まーくんが欲しいの!!」
「ちょ!駄目だよねーちん!それにほら…もうすぐ泉が!!」
ねーちんは僕の声が聞こえないかのように、僕の両手を押さえると、そのまま僕にキスをした。
「ん…大丈夫だよ…だってもう、私我慢できないもん…それに、嫌じゃないんでしょ?まーくん」
「そ…それは…」
舞ねーちんはそういうなり僕の口腔にに舌を押し込んでくる…もちろん、こうなることは僕自身も望
んでいた事だ…僕はそれを受け止めた。もう完全に泉のことなんてどうでもよくなっていた。
泉が僕の家の、玄関に近づいていることなんて思いもせずに。

「おねーちゃーん!ハッピーバースデー!!」
私はケーキの完成で遅れた時間を取り戻すため、慌てて、なおかつ威勢良くまーくんの家の玄関を開
けた、なんだか恥ずかしさで自分が誕生日の主役になったみたいだ…そんな気分だった。
…馬鹿みたいだ、その玄関を開けることが、地獄の入り口だったと言うのに。

「ん…あああ!!!はああ!ん!!」
僕はねーちんと体を重ねていた、あいにく男性経験は初めてのねーちんのそこはとても硬く閉ざされ

ていて、内部に侵入するのは一苦労だったが一度入ってしまえば後は楽らしく、ねーちんは僕の腰の動き
に対して艶っぽい声を上げていた…。
「ん…ああ…出すよ、ねーちん!」
「あ…来て!来てぇ!いっぱい出して!もう私も、いくぅ!」
「は…んん!!」
そのまま僕はねーちんの内部に射精した。
ガシャン!!
それと同時に玄関に大きな音が響いた、僕は放心状態のねーちんをソファーに寝かせるとそのまま玄
関に近づいた。
「泉…なのか?」
弱弱しい声で僕が呟く、返事は帰ってこない…意を決して玄関へ向かうと…そこにはたくさんの料理
と、それを乗せたお皿とかごがぶちまけられていた…。


340 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:24:16 ID:gJdem6/T
料理上手な彼女 ③

「…泉!!」
僕は急いで外に出る、しかしその先に泉の姿はなかった、もしやショックを受けて家に帰ったのかな
そう思って泉の家の方角を見ると。

「じゃあね」
泉は僕の真横にいた、その目は恐ろしくなるくらいに空ろで、視線も一向に定まっていなかった。
「あの…泉、実は…これはその…」
「お姉ちゃんと、お幸せに…」
泉はそう言うとふらふらとした足取りで自宅に戻っていった。
「泉…」
義務、なのだろう。男ならここで彼女を引き止めて、きちんと事情を説明する必要がありのだろう…
だって気づいてたはずだろ、あいつが僕とはなれても毎日毎日弁当を作ってくれた理由くらい…だった
ら、それこそ今すぐにでも事情を説明して、きちんとした対応を…。
がちゃん!!
そんな大きな音を立てて泉の家のドアが閉められた、それは彼女からの僕たちに対する完全な拒絶の
合図に思えた。
いや、そう思い込んで逃げていただけなのかもしれない、だって、もしもここで彼女に対して、きち
んと僕が事情を説明できたなら、未来は…あの未来はかえられたのかもしれないのだから。


341 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:25:42 ID:gJdem6/T

料理上手な彼女…の日記②

6月某日 未記入

お姉ちゃんに裏切られた、まーくんを取られた、私のまーくんを。
どうして?お姉ちゃんはいつでも私の悩みを聞いてくれた、アドバイスもしてくれた、それ以上に私
のお姉ちゃんで…いつもわたしの大事なお姉ちゃんでいてくれたのに、どうして?なんで?。
恨めないよ、嫌いになれないよ・・・でも、でもまーくんを取っちゃった事は許せないよ。
何がいけなかったのかな?何が悪かったのかな?解らないよ、わからないよ。

そうだ、私の料理が下手だからいけないんだ…そうだよね、私の料理がもっと美味しかったら…お姉ち
ゃんも私とまーくんが上手くいくように協力してくれたはずだ、まーくんももっと早くに私の気持ちに
気づいてくれてたはずだ。
じゃああの人が悪いんだよね、そうだよね、だっていつも私のことぶって、自分にはかなわないって
ののしりながら料理の事を教えてたくせに…結局何一つ、私の大切なものを振り向かせる方法すら教え
てくれなかったんだもん…悪いのはあの人だよね。じゃあ、殺すしかないよね。
(以降、多量の血痕により解読不能)

342 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:27:45 ID:gJdem6/T
料理上手な彼女 ③

よくは知らないが、彼女との初デート後に一番大事なのは次の日のフォローだという。
なら、こういう場合はどうすればいいのだろうか?
次の日、僕とねーちんがきちんと今回の事情を説明するために学校への通学路で泉を待っていると…
そこに泉は現れず、変わりに二人の警察官が現れた。
任意同行をお願いできますか?と、警察官はそういった。

泉はあの後、寝室で眠る自分の母親をハンマーで滅多打ちにして殺し、調理師学校に…その、調理し
た母親の死体…その生首を持っていったらしい。
見て!皆!この人ね、料理が大好きだったけど…どんなに調理してもおいしくないんだよ、最低だよ
ね、料理人として最低だよね…あはははははははは! 
彼女は即、そのまま警察に逮捕された…僕たちはせめてものつぐないに、と事情を包み隠さずに説
明した。
何がどうあれ、僕たちは一人の少女を、大切な幼馴染を二人して傷つけたのだ…そのための罰ならい
くらでも受けるつもりだった。

「わ…私が我慢すればよかったのかな…ひぐ…私があんなことしなきゃ、泉ちゃんは…うぐ…」
「いや…僕だ…僕が悪いんだ…僕がしっかりしてないから…うあああ!!!」

僕たちは泣いた、泣き明かした、まるで自分たちが被害者だったかのように…。

そして年が終わる頃、泉の事件は判決が下された。医療少年院送致、それが彼女に下された刑罰だっ
た…彼女は完全に精神を病んでいるらしく、弁護士との接見はおろか面会も断られる状況、と言った感
じだった。
実の母親による虐待、そして思春期ゆえの精神の不安定さ…そして僕らの行動のせいで彼女は、壊れ
てしまったのだ。
僕たちは誓った。もし彼女が帰ってきたら、その心が治ったら…今度こそ二人できちんと事情を説明
して謝罪しよう、そして僕たちの罪を償おう、と。 

そして、更に数ヶ月が流れ、また季節がねーちんの誕生日に近づいたとき…泉は医療少年院を脱走し
て…そのまま姿をくらませた。


343 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:28:33 ID:gJdem6/T
料理上手な彼女…の思考

…やっと解ったよ、お姉ちゃん。どうすればおねえちゃんを許せるのか解ったよ…そうだよ、ずぅー
っと眠りながら考えていたけどやっと解ったよ。お姉ちゃんがお姉ちゃんだからいけないんだよ…お
ねえちゃんが私と、まーくんと同じになればいいんだよ…うふふ、あはははははは!そうだよ、同じな
らいいんだよ、同じになれば…そう、全て…。
待っててね、今行くからね…お姉ちゃん…。
私もおねえちゃんのこと、あいしてるからね。


344 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:30:32 ID:gJdem6/T
料理…下手なねーちんの日常

その日、普段は人一倍とろい私は、珍しく緊張して体を震わせていた。
数日前、イズミンが医療少年院を脱走した後、始めて私の家に電話をかけてきたのだ。
「会いたいの…どうしてもお話したい事があるの」
イズミンはかれた声でそう言った、待ち合わせ場所は郊外の廃鉱山で、とのことだった。
殺されるかもしれない、下手をすれば生きては帰れないかもしれない、そんな思考も頭をよぎった…
でも行かなければい、そうも思った…そうしなければ、私は一生彼女にした事に対して償いが行えないと
感じた。
もちろん、数日前から私の周りには警察の監視の目が合った、多分この連絡も筒抜けだろうと思う。
それでも、せめて彼女を説得するべく、私は郊外に向かって自転車を走らせた。

夕方、やっと山間部付近の廃鉱山にたどり着いた時にはもう日が暮れそうになっていた、鉱山の入り
口に近づいて、入り口の鎖がきられている事を確認して大声で叫んでみる。
「イズミーン!いるのなら返事して!私だよ…お姉ちゃんだよ!!」
声が坑道の奥深くに響き渡る、しかし反応は返ってこない…もう警察に捕まってしまったのだろうか
…そう考えながらも坑道の奥深くに進もうとしたそのとき、背後に気配がした。
「こんばんは、お姉ちゃん」
背後に彼女がいた、突然の事に驚きながらも私はゆっくり振り向こうとする…夕暮れ時が近いので顔
が確認できるのか、不安になりながら振り向いた時…ごん!という衝撃が、私の頭部を襲った。
気絶して倒れそうになる中、逆行を浴びて、手にかなづちを持った…懐かしい、それでいてどこか禍
々しい顔の泉を、私はしっかりと確認した。


345 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 01:31:32 ID:gJdem6/T
取りあえず今日はここまで貼ります、後半は微グロ予定ですので…ではまた明日

346 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 01:33:34 ID:Ox+fUX38
なんか、どっち選んでも片方がヤン化しそうなんだが・・・

347 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 03:07:31 ID:5OmaJUFU
いきなりセクロスシーンに遭遇しなければヤン化はしなかったと思うが

にしても自分の好きな人と親友がヤってるのを見たら死にたくなるだろうな。
しかも誕生日祝いを持ってきた時に。

348 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 03:24:42 ID:dmcgyp4R
みんなで一緒になりたくて料理が得意、しかも次はビグロらしい

wktkですね

349 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 07:34:36 ID:6o+HgEGh
>>348
___
∧_       /      \_____/|0|
|\      \  ̄ ̄ ̄ /___/  ノo|        |0|
《 //        \   /\●__/  /o|\     |0|
|\_/△          \/        /Oノ   \   |0|
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\\   _ <<_[@〉\_______/____/
〇(__(⊂( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ((⊂(__(⊃〇
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄      θ//θ
θ//θ
//
//
/―▽―、
| | ̄ ̄ ̄| |
\> </

350 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 09:37:41 ID:c9OxE3u/
それは違う

351 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 13:55:52 ID:ouuQtGV2
あえてザクレロ辺りを出していれば突っ込みがいもあったものを

352 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 21:09:19 ID:f5yyzHYR
まぁ、しょうがない
ところでこのスレのテーマソングを「地獄のズバット」にしようと思うんだがどう思う?
単に俺がよく聞きながらヲチしてるからなんだが・・・

353 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/20(火) 21:37:57 ID:ecXSRppa
俺はこれかなあ
ttp://www.youtube.com/watch?v=R6KAHEVtQcg&mode=related&search=

うん、完全に趣味丸出しなんだ。すまない。

354 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 23:47:46 ID:gJdem6/T
こんばんは、遅くなりましたが残り文を投稿させていただきます。一応微…?グロ注意です

料理…下手なねーちんの最期

「あれ…ここは?」
「おはよう、お姉ちゃん、目は覚めた?」
気がつくと私の目の前には泉の顔があった。その顔は記憶の最後にある顔よりも痩せこけて、その服は血まみれな上にぼろぼろだった…それでいてぎらぎらと光る様なまなざしははどこか不気味な
雰囲気さえ漂わせていた。
「イズミン…その…怪我とかは大丈夫?」
「ああ、これ?…大丈夫、返り血だから…たいした事ないよね、警察っていってもさ…」
「…ゴメンね、私があの日、あんな事したせいで…あなたを…そんな風に…」
私は泉の言葉で彼女の服についた血が誰のものなのかをさとり…そこまで泉を追い込んだ自分を恥じた。そして嘆いた…もしも自分があの時あんな行動を取らなければ…そんな考えが頭をよぎる。
「自首しろ、なんてことは言わない…私が憎いなら殺してくれても一向に構わない…だからもうこれ以上、お願いだから誰も殺さないで…それから、本当に、あの時は本当にごめんなさい、もういくら
謝ってもどうにもならない事だろうけど…本当にごめんなさい」
私は謝った、誠心誠意謝った、最悪の場合の命の覚悟ももう出来ていた。たぶんもう私は助からないのだろう…この両手を縛りつける荒縄がその事実をしっかりと告げていた。
「いいんだよお姉ちゃん、お姉ちゃんは全然悪くない…悪いのはあの女と…私たち二人を虜にしちゃうような…まーくんのやさしい所…それくらいだから…だから」
さくり!と小気味のいい音がする。
泉は手に持っていたナイフを私の首に突き刺した…。
「ご…め…ん…ね…」
気絶しそうな意識の中で私は謝った、ぐりぐりと、泉はナイフの刃で私の首の肉をえぐるように執拗に刃を突き刺してくる…痛い、気絶しそうなほどに痛い、でも
耐えなくては…私の意識がある限り…謝って…。

そう思考したのを最後に舞の意識は吹き飛んだ。それでも執拗に泉はその首に突き刺したナイフをぐちゃぐちゃとかき混ぜた。
「あれ…おねえちゃんは悪くないのに…どうしてだろ?どうしてだろ?」
泉はぽろぽろと涙を流し、手に持ったナイフをようやく放した。
「こうすれば…きっと二人とも、ううん、三人とも幸せになれるのに…どうしてだろ…あはははははははは!解らないや!これは解らない
や、あははははははははは!!」
泉は泣いていた、泣きながら笑っていた、でももうすぐそれも終わる…彼女の狂った理性はそう告げていた。
「そう…あと少しだからね、まーくん…」
彼女の視線の先には、手足を縛られたまーくん、こと誠が横たわっていた。





355 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 23:48:40 ID:gJdem6/T
こんばんは、遅くなりましたが残り文を投稿させていただきます。一応微…?グロ注意です

料理…下手なねーちんの最期

「あれ…ここは?」
「おはよう、お姉ちゃん、目は覚めた?」
気がつくと私の目の前には泉の顔があった。その顔は記憶の最後にある顔よりも痩せこけて、その服は血まみれな上にぼろぼろだった…それでいてぎらぎらと光る様なまなざしははどこか不気味な
雰囲気さえ漂わせていた。
「イズミン…その…怪我とかは大丈夫?」
「ああ、これ?…大丈夫、返り血だから…たいした事ないよね、警察っていってもさ…」
「…ゴメンね、私があの日、あんな事したせいで…あなたを…そんな風に…」
私は泉の言葉で彼女の服についた血が誰のものなのかをさとり…そこまで泉を追い込んだ自分を恥じた。そして嘆いた…もしも自分があの時あんな行動を取らなければ…そんな考えが頭をよぎる。
「自首しろ、なんてことは言わない…私が憎いなら殺してくれても一向に構わない…だからもうこれ以上、お願いだから誰も殺さないで…それから、本当に、あの時は本当にごめんなさい、もういくら
謝ってもどうにもならない事だろうけど…本当にごめんなさい」
私は謝った、誠心誠意謝った、最悪の場合の命の覚悟ももう出来ていた。たぶんもう私は助からないのだろう…この両手を縛りつける荒縄がその事実をしっかりと告げていた。
「いいんだよお姉ちゃん、お姉ちゃんは全然悪くない…悪いのはあの女と…私たち二人を虜にしちゃうような…まーくんのやさしい所…それくらいだから…だから」
さくり!と小気味のいい音がする。
泉は手に持っていたナイフを私の首に突き刺した…。
「ご…め…ん…ね…」
気絶しそうな意識の中で私は謝った、ぐりぐりと、泉はナイフの刃で私の首の肉をえぐるように執拗に刃を突き刺してくる…痛い、気絶しそうなほどに痛い、でも
耐えなくては…私の意識がある限り…謝って…。

そう思考したのを最後に舞の意識は吹き飛んだ。それでも執拗に泉はその首に突き刺したナイフをぐちゃぐちゃとかき混ぜた。
「あれ…おねえちゃんは悪くないのに…どうしてだろ?どうしてだろ?」
泉はぽろぽろと涙を流し、手に持ったナイフをようやく放した。
「こうすれば…きっと二人とも、ううん、三人とも幸せになれるのに…どうしてだろ…あはははははははは!解らないや!これは解らない
や、あははははははははは!!」
泉は泣いていた、泣きながら笑っていた、でももうすぐそれも終わる…彼女の狂った理性はそう告げていた。
「そう…あと少しだからね、まーくん…」
彼女の視線の先には、手足を縛られたまーくん、こと誠が横たわっていた。





356 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/20(火) 23:58:59 ID:gJdem6/T
書き込みミスと誤爆失礼しました、それではいよいよ最終章になります

料理上手な彼女 ラストオーダー

「まーくぅん、ご飯できたよお!」
あの日、舞ねーちんを捕まえたと舞ねーちんのケータイから泉のメールがとどいて、急いで廃鉱山に向かってからもうどれほどの日が流れたのだろうか。
もう数日が過ぎたのかもしれない…舞はいつもの事のように僕に裸エプロンでご飯を振舞ってくれる
…メニューはバターソテーをはじめ、チョリソー、生レバーや刺身に鍋、更にステーキやハンバーグにデザートなどと実に豊富に取り揃えられている。
…食材は何かって?決まっているだろう、ねーちんその人に決まっているじゃないか!! 
あの日、監禁された僕を待っていたのはねーちんの死体と、泉によるねーちんの解体ショーだった。
「…僕思いついたんだ…こうやってねーちんを、まーくんの大好きなねーちんを全部食べれば…僕もねーちんと同じ存在になれるって…それで、さらにそのねーちんのもう半分をまー君が食べてくれれば…
もう、二人はずっと仲良しでいられるって…あはははははは!」
解体された死体を調理しながら泉はそういった、僕は…いっそ殺してもらいたい気分になった。
「はい、あーん」
こうして数日間?の間に僕は彼女と一緒にねーちんの体を文字通り味わう事になった、最初の数日は食べる事を拒否して何度となくはいていたが、僕の体は泉によって完全に拘束されている上に、吐けば
泉がそれを口移しで返してくれるというお返しが待っていた…そしてもちろん、僕の体は空腹には耐え切れなかった。
それに泉の振舞うねーちん料理は…何よりも、おいしかったんだ…彼女は言った、捕まっていた間に研究した味付けだと。
僕は愚かだ、何が謝罪だ、結局僕には何も出来なかったじゃないか…僕が出来た事なんて、結局は女性を苦しめた挙句、足りない覚悟と準備で一人の女性を死なせてしまった事…それだけじゃないか?何でだよ、何で僕は、何で生きてるんだよ…。
「…かわいそう、泣いてるの?まーくん…でも大丈夫、お姉ちゃんと一緒になれば、もう何も寂しくないからね…」
そういって泉は僕の涙を拭くと、僕の口に、ねーちん料理を運んだ…。 
「ごちそうさまでした…それじゃあ、子作りしようか、ほら、お腹のお姉ちゃんも、まーくんの子供が欲しいっていってるよ」
そういうと泉はいつものようにエプロンをたくし上げ、自分の濡れた股間を見せた。
「はあ…いいよ、とってもいいよ!まーくん…ん!」 
・・・僕が絶頂を迎える瞬間、泉は手に持っていたナイフで、僕の心臓を一突きした。
「はあ…ん!!!まーくん…大好きだよ…大好き…だから…まーくんもおねえちゃんと、私と一緒になろう…」
「…ありがとう…いずみ…」
彼女の言葉に僕はそう返すしかなかった、というかそこで僕の意識は…永遠に途絶えた。口ではえらそうな事を言ってるくせに…情けない男だ…僕も。
「お姉ちゃんは全部私とまーくんが食べた、そしてまーくんは私が食べてあげる…うふふふふ、あはははははははは!うれしいよ、うれしいよまーくん!あははははハハハ!!」
廃鉱の中ではいつまでも、いつまでも悲しげな、それでいて嬉しそうな泉の声が響いていた。

廃坑の奥では今日も泉が料理を作っていた、材料はもちろん大好きなまーくんのお肉だ。
「ふふふ、今日もおいしいよ、まーくんは」
彼女はテーブルに載った誠の首に話しかける、防腐処理を施されたそれはまるでマネキンのような空ろな目でこちらを見ていた。
「うん…そうなんだ、もう少しで、生まれるとおもうから…」
泉はお腹をさする、大きく膨れ上がったそれは妊娠6ヶ月、といったところだろうか。
「大丈夫、一人で産むわけじゃないから…そう、皆ずっと一緒だから…ね?」
そう言うともう一度、泉は誠の生首に対して微笑んだ。
FIN 





357 名前:リッサ ◆v0Z8Q0837k [sage ] 投稿日:2007/11/21(水) 00:01:49 ID:gJdem6/T
以上で終わります、二日にわたって自分のSSにお付き合いいただき本当にありがとうございました。
それから次の作品の参考に、スレ住人の皆さんにお伺いしたいのですが…ヒロインに当たるキャラが
ショタの作品はどう思われますか?

358 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 00:06:21 ID:hywa4N2u
Nice cooking
そして貴方のID GJ



359 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 00:13:24 ID:iaxGTIpg
グッジョブ!
ショタとヤンの組み合わせは良さげだな

360 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 00:58:38 ID:m1mOLYK1
>>357
GJ。
やはり予想通りにカニバリズム。
あと、
>耐えなくては…私の意識がある限り…謝って…。
このへんの文に感動した。


ところでみんなに聞きたいんだが。
ショタって「可愛い男の子」という意味で解釈していいの?
俺はショタと聞いたら正太郎くんしか思いうかばんのだよ。
ブリジットとか準にゃんは女装少年という属性だと思っていたから。

361 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 01:00:43 ID:hK85Bt7J
GJ!
これは正しいヤンデレですね。
ショタヤンも一度呼んでみたいです。

362 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 05:31:53 ID:KzhreXZH
ショタは正太郎少年みたいに小さな子供のことだな
まあ可愛い少年ってのは分からない、マイナーな人もいるからさ

でもそう考えていいかも

363 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:21:39 ID:9xR+96vY
>>360
ショタは小さい男の子という意味で外見的な条件はない
ロリの男版と考えてよかろう。年齢は4-12ってところだろうか
だが実年齢よりも外見年齢を優先で考えるのがいいと思う
ロリババアという表現もあるしな

ブリジットみたいな「女の子のような外見のショタ」に該当する「ロリショタ」なる単語も存在し
少年らしいショタ原理主義とロリショタ愛好家の間には大きな溝と長年の紛争が存在する
これらは完全に別物として扱った方がいいだろう

364 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:33:35 ID:HjEPsfm6
なんかヤンデレと離れていってるぞw

365 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 15:58:40 ID:hywa4N2u
誰だヤンデレスレでショタっ子の話題なんか振ったのは!?
………………職人さんだった。スマソ

366 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 17:23:08 ID:KzhreXZH
あ 、私は別段構いませんので、ショタ。

367 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 18:16:09 ID:Y6PLITIf
ショタ……正直に言えば個人的には全く受け付けないなあ。
以前それっぽいSS読んだけど引いてしまったし。
まあ書くのなら最初ショタ注意と宣言してくれれば
スルーするなり対応できるのでありがたいんだけど。

368 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 18:45:21 ID:IOne9Arf
むしろ主人公がショタなのを読みたい俺は末期の変態

369 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 20:42:48 ID:FQgO0Zta
ヤンデレ(♀)×ショタなら大歓迎。

370 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 20:58:17 ID:IEmbDW58
ヤンデレ(♀)×ショタは意外と萌えるかも…。ぜひお姉さんで。

371 名前:こんな感じ?[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 21:52:15 ID:1pm+NHzU
「おねぇちゃん!」

またおねぇちゃんがぼくのパンツを持っていった。
このまえ小学校でともだちがじまんしてたガチレンジャーパンツ。
お母さんにたのんでやっと買ってもらえたのに!

おねぇちゃんはぼくの隣の家に住んでいる。
おしごとが忙しいぼくのお母さんにたのまれてよくぼくとあそんでくれる。きれいでやさしいおねぇちゃんだ。
でもときどきおねぇちゃんはぼくのパンツやお弁当のおはしをどこかにもっていっちゃう。
しばらくすると返してくれるんだけどパンツなんかだと時々へんなにおいがついてたりしみがついてたり
お母さんに言っても「あんたのおねしょパンツ洗濯してくれてるんでしょ」とか言ってあいてにしてくれないし・・・
今日こそはとりかえすゾ!


「おねぇちゃん!ぼくのパンツかえして!」
おねぇちゃんの家に行ったぼくはなぜかおねぇちゃんの部屋につれていかれた。
でもそんなことよりはやくパンツかえしてもらわなきゃ。
「え?ゆう君のパンツなんて私知らないよ?」
なんだかおねぇちゃんの顔がいつもより赤くなってる。
「うそだ!おねぇちゃんいっつもぼくのパンツもっていってるじゃん」
「そんなコトよりゆう君。お菓子食べない?」
お菓子でぼくをごまかそうとしてるな。でもそんなこt
「いいから!早く食べて!」
うっ・・・なんだか今日のおねぇちゃんいつものおねぇちゃんじゃない。
「う・・・うん。」
とにかくお菓子をたべればいいんだ。そのあとでパンツを返してもらおう。
「お茶も飲むよね?飲みたいよね?ね?!」
「い・・・いただきま・・す」

・・・

アレ?なんだかめのまえがフラフラする?あ・・・れ?

372 名前:続き[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 21:53:27 ID:1pm+NHzU

ふ・・ふふふハハハハあハハハハハキャハはは
ついに手に入った!私の!私だけのゆう君!
もう誰にも邪魔させない!ゆう君に纏わりつくあのうざったいメス豚共!
これでようやくゆう君を魔の手から守れる!一生ゆう君仕えることができる!
そのためにもまずゆう君に私の純潔を捧げなくちゃ・・・
「ゆう君。お姉さんの純潔もらってね。」
ゆう君を裸にして私のベッドに縛る。ちょっと申し訳ないけどあのメス豚共の
洗脳にかかっているゆう君の目を覚まさせてあげるためだ。
もう私のあそこはびしょびしょになっていた。
16年守り通した純潔を捧げることが出来る喜びで。いまから始まる誓いの儀式を想像するだけでイッてしまっている。
もうゆう君のパンツでお箸で自分を慰めることもなくなる。
それはそれで寂しい気もするがゆう君に仕える私がゆう君以外でイッてはゆう君に申し訳ない。
そんなことを考えている間になんとか儀式の準備は終わった。
「かぁわいい♪」
ゆう君のまだ小さなおちんちん。いまからこれが私の中に入るんだ・・・
それを想像しただけでまた達してしまった。しばらくぼおっとしてしまったけど気を取り直しゆっくりとおちんちんをシゴく。
だんだん硬くなる小さなゆう君♪今度はゆっくり口の中に入れるまだ皮をかぶってるおちんちんの先から少しずつ甘い液が出てきた。
皮の中も丁寧に舌を使って舐めあげる。一瞬ゆう君の体がビクンって反応した。
その仕草全部が私の体に快感を与えてくれる。
「アハ・・・もうこんなになってる・・・そろそろいいよね。」
おちんちんから口を離しゆう君の体を跨ぐ。
狙いを定めゆっくりと私のあそこに導いた。
「あっああああああああああああ!」
凄い!入れただけで私イッちゃった!自分で慰めてた時とは比べ物にならない快感が私を襲う。
「ッくううぅんっゆう君ゆうくんゆうくんゆうくぅぅん!」
腰を動かしもっとゆう君を感じる。もっともっともっともっと!
「あああああああアアアアアあああああああ!」
瞬間私のナカにあたたかいものが弾けた。
それを感じて私もさらに高いところへ連れて行かれる。
しばらく頭が真っ白になりゆう君に覆いかぶさっていたがのそのそとゆう君の上からどく。
「あ・・・アハ♪ゆう君のはじめてもらっちゃった♪」
これでゆう君はわたしだけのもの。
ワタシダケノタカラモノ

373 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 21:55:40 ID:1pm+NHzU
むしゃくしゃしてやった
反省はしていない。

374 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 22:12:29 ID:ZOA8sxH1
>>373
すまん、GJなので保管庫に入れたいんだがタイトルどうしたらいいんだ

375 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 22:21:34 ID:hoVCKEd0
>>374
ヤンデレおねぇちゃんとガチレンジャーパンツ

・・・

すんません。俺の足りない脳だとこんなのしか出てきませんでした。


376 名前:373[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 22:24:11 ID:hoVCKEd0
あれ?
ID変わってる。
373です。

377 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 22:45:09 ID:O1lbkH7P
>>373
GJ!!
こういうのかなり好きだ。
次回作があれば、首を長くして待ってるぜ!!

378 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 23:42:33 ID:IEmbDW58
この質…速さ…まさしく、職人!GJ!

379 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/21(水) 23:53:58 ID:FQgO0Zta
言ってみて良かった!!GJ!!!

380 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 00:01:41 ID:3n/xLCs+
ガチレンジャーに吹いたww
>>373のネーミングセンスに嫉妬。

381 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 00:30:00 ID:8ei8vQfa
>>373
続きがあったら読みたいんだが

382 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 00:36:11 ID:M+vRdzZ5
>>381
スマソ
これネカフェで30分で書いたやつだから続きどころか構成も何も考えてないんだ。
いずれ機会があれば書く

383 名前:一発で治ります[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:24:23 ID:ghPg8ye2

高校二年生の、夏のことだ。
そのとき俺は、校庭から聞こえてくる野球部のかけ声を遠くに聞きながら、じめじめ暑い教室で、
イライラしながら美香を待っていた。
「あれ、川田君?」
声をかけられて顔を上げると、入り口のところにジャージ姿のクラスメイトが立っていた。
「ん? ああ、氷川か」
氷川は陸上部に所属している女子だ。明るく人当たりのいい性格で、男女問わず人気のある奴だっ
た。
「なんだ、部活か?」
「うん。これから校庭行くとこ。川田君はどうして残ってるの?」
「美香の奴が、忘れ物したーって言って美術室だか音楽室だかに行ったっきり戻ってこなくてさ」
「へえ。それで教室で待ってるわけね」
「そういうこと。ったく、いくつになっても世話が焼けるっつーか……」
うんざりした俺の声にかすかな笑いで答えたあと、氷川は少し躊躇いがちに聞いてきた。
「……二人は幼馴染なんだっけ?」
特に隠すようなことでもない。俺はあっさりと頷いた。
「まあね。家が隣なせいで、昔っからピーピーうるせーあいつのお守りばっかでさー。やんなるよホ
ント」
しかも、不思議なことに幼稚園時代からずっと一緒の組ばかり。美香とは一度も離れたことがない。
「わたしたちが寂しい思いをしないように、神様が頑張ってくれてるんだよ!」
とは美香の弁だ。
さすがに神様の頑張りだとは思わないが、確かに何かしらの作為を感じないでもない。
(っつっても、美香と俺が一緒にいて得する人間なんていないと思うしなあ)
そんな訳で、俺の思考はいつもその段階で止まってしまうのだった。
そうやってぼんやりと考えこむ俺を見て、氷川が意味深に笑う。
「ふふ。でも、皆は二人が恋人同士だと思ってるみたいだけど?」
その認識はあんまりだ、と思ったので、すかさず反論する。
「はぁ!? 冗談じゃない、子供とその保護者、みたいなもんだよ」
氷川は一瞬驚いたように目を瞬かせた。小首を傾げて、探るような口調で聞いてくる。
「……そうなの?」
変な噂を立てられてはたまらないと思い、俺は早口に答える。
「そうなの。おかげでこっちは毎朝毎朝起こしに行ったり忘れ物ないかチェックしてやったり、
帰りだって猫に気ぃ取られて道に迷ったりボロボロボロボロなんか落としてたり……」
改めて思い返してみると、本当に世話が焼ける奴だ。
ホント、俺がいなきゃどうなってんだか」
俺が時間を込めて深々とため息を吐くと、氷川はおかしそうに笑った。
「苦労してるのね」
「そうなんだ。あー、俺はいつまであいつの面倒見てやらなきゃならねえんだか……」
そうぼやいたとき、不意に氷川がじっとこちらを見つめて、囁くような声で言った。
「……ね。それじゃ、これからはわたしも一緒に、あの子の面倒見てあげましょうか?」

384 名前:一発で治ります[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:25:10 ID:ghPg8ye2

「……へ?」
何を言われたか分からず、間抜けに口を開いたまま相手を見る。氷川はほんの少し不安そうに目を
細める。
「……いや?」
「いや、っていうか……え、それって、つまり、あの……」
唐突な状況に混乱して、俺は何も言えなくなってしまう。
氷川はそんな俺を数秒も無言で見ていたが、こらえきれなくなったように吹きだした。
「……ぷっ」
「あ?」
「あははははは、川田君、顔真っ赤!」
腹を抱えて笑う彼女を見て、ようやくからかわれたのだと気がついた。顔が熱くなる。
「ひ、氷川が変なこと言うからだろ!?」
「あははは、ごめんごめん……あら?」
ふと、氷川が教室の入り口の方を見て、笑いを収めた。
つられて俺もそちらも見るが、特に変わったものは見当たらない。
「どした?」
「今、あそこのところに、チラッと黄色いリボンが見えたような……」
黄色いリボン、と言われて、俺の脳裏に見慣れた女の子の姿が浮かぶ。
「……美香か? でも、足音もしねえし……それに、あいつが来たなら、大騒ぎしながら飛び込んで
くるはずだけどな」
「そうよね。ごめん、わたしの気のせいだったかも」
氷川は軽く謝ったあと、「さてと」と言って、踵を返しかけた。
「それじゃ、わたし、そろそろ行くね?」
引き留める用事もないので、俺は気楽に手を振った。
「おう。じゃーな」
「うん。……あ、川田君」
教室の半ばまで行きかけたところで、不意に氷川が振り返る。
「なんだ?」
氷川は悪戯っぽく微笑んだ。
「……さっきの、半分だけ、冗談だからね?」
「え?」
「……じゃ」
聞き返す間もなく、氷川の細い背中が教室の外に消える。
俺はその方向から目をそらすこともなく、ぼんやりしたまま先程の言葉の意味を考える。
「……半分っつーことは、もう半分は本気ってことか?」
氷川の悪戯っぽい笑顔が、再び脳裏に蘇る。心臓が無闇に高鳴り始めた。
「クーッ! あのちんちくりんの相手をすること早十数年、俺にもようやく他の女と縁を結ぶ機会が
回ってきたって訳かっ!」
あまりの喜びを抑えることが出来ず、俺は帰り道でもウキウキしっぱなしだった。
いつもはうるさい美香がその日は何故かあまり喋らなかったので、俺は思う存分明日からの楽しい
日々に思いを馳せることができた。

385 名前:一発で治ります[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:26:02 ID:ghPg8ye2

翌日になると、美香はいつも通りの騒がしいちんちくりんに戻っていた。
「んでね、百円玉がころころ転がっちゃって、追いかけてったらボッチャンって」
何が楽しいのか、無駄に身振り手振りをつけながら、昨日の思い出を喋り捲っている。
夜中部屋の電気が消えているから妙だとは思っていたが、百円玉を追いかけていたとは。
(相変わらず間抜けな奴だなあ)
朝の廊下は人が多いが、こういう美香の姿はいつもどおりのことなので、今更注目を集めることも
ない。
同時に、そういう無駄話を聞かされる迷惑さ加減も、いつもどおりのことだった。
「なんで朝っぱらからお前がドブに落っこちた経緯聞かなくちゃならねーんだよ……?」
うんざりしながら教室に入ったとき、俺は異変に気がついた。
「なんだ、なんかヤケに騒がしいな。泣いてる奴もいるぞ……?」
「……どうしたんだろうねえ……?」
隣で美香も首を傾げる。クラスメイトの一人が俺に気がついて、慌てた様子で駆け寄ってきた。
「あ、おい川田! 大変だ、氷川が昨日死んだってよ!」
出し抜けに言われて、俺は一瞬何を言われたのか分からなかった。
「……は?」
ぽかんとしたまま聞き返すと、そのクラスメイトはもどかしそうに繰り返した。
「だから、死んだんだよ、氷川が!」
ようやく言葉の中身が理解できた。
「死んだって……な、なんで!?」
昨日の悪戯っぽい笑顔が頭に浮かぶ。あんなに元気だったのに、急に死んだと言われても信じられ
ない。
混乱する俺の前で、クラスメイトは顎に手を当ててもっともらしい口調で言った。
「それが、死因は不明らしい。昨日の晩飯食ったあとに急に苦しみ出して……そのまま、とか。
でも食中毒でもなさそうだし、体の中から有害な物質が……ってのもないらしいんだよ」
「……」
「謎だよなあ。毒でも盛られたんじゃねーかって話もあるけど、氷川に限って恨みを買ってた噂もね
えし……お前はどう思う?」
不意に、怒りが沸いてきた。クラスメイトである氷川が死んだというのに、こいつは何を面白がっ
ているんだ?
「……クラスメイトが死んだのに謎解きごっこってのは、不謹慎なんじゃねえのか?」
怒鳴り声にならなかったのは奇跡だったと思う。
目の前のクラスメイトは、はっとした様子で俺から目をそらした。
「あ……わ、悪い。なんか落ち着かなくて、ついつい、さ……ごめん」
そう言われて、ようやく少しだけ冷静になれた。
「いや……すまん、俺も、どうかしてるみたいだ」
そのクラスメイトに謝ったあと、俺は誰とも話すことなく自分の席に向かった。
椅子に座ると、完全に力が抜けてしまった。もう、何をする気にもならない。
「……大丈夫、コウちゃん?」
隣に座った美香が、心配そうに声をかけてくる。教室と同じく、席順もまた、こいつとは大抵隣と
か後ろとかになるのだ。
(ああ、いけねえ。俺がこんな顔してちゃ、こいつも元気なくしちまう)
頭の片隅に、少しは冷静な部分が残っていたらしい。
俺は無理矢理笑おうとしたが、結局形にならなかった。
情けない表情を、美香に見せていることが悔しい。
「……悪い。なんか、急すぎてさ……俺、昨日の放課後氷川と話したんだぜ?
あんなに元気だったのに、いきなり死んだ、なんて……何がなんだか分かんねえよ」
しかも、口から出るのは言い訳じみた泣き言ばかりだった。
頭が無闇にグルグル回っているようで、何も考えられない。
美香もまた突然のことに混乱しているらしく、いつもの無邪気さが信じられないような無表情で、
俺を見下ろしていた。

386 名前:一発で治ります[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:27:03 ID:ghPg8ye2

こうして、氷川は死んだ。
彼女の死は深い傷となって俺の心に残ったが、悲劇はそれだけに留まらなかった。
一週間後、西田が死んだ。
氷川の死を引き摺る俺のことを元気付けようとしてか、一緒に遊びに行こうと誘ってくれた女の子
だ。
それから三日後、新谷が死んだ。
ほとんど鬱のようになって、何も出来なくなってしまった俺を、あれこれと助けてくれていた女の
子だ。
その翌日、三浦が死んだ。
ひょっとして自分に原因があるのでは、という俺の疑いを、気楽に笑い飛ばしてくれた女の子だ。
さすがにこうも連続して俺の周囲で人が死ねば、誰だって不信感を抱く。
それはクラスメイトだけでなく、警察関係者も同様だった。
俺は連日のように取調べを受けたが、結局証拠は何も出てこなかった。
俺だって何も知らないのだから、話せることは何もない。
ただ、その頃になると、何か自分に原因があるらしいということには薄々感付いていた。
また俺に優しくしてくれた奴が死んでしまうのではないかと思うと、人に近づくのが怖かった。
周りの連中も同じ事を考えていたらしく、俺は徐々に孤立していった。
誰に話しかけることもなく、誰かから話しかけられることもない。
唯一美香だけは俺に構ってくれていたが、正直な話、何の救いにもならなかった。
俺は学校に行かなくなった。

部屋に引きこもるようになってから、夢に死んだ奴らが出てくるようになった。
彼女らは闇の中から何かを必死で叫んでいるのだが、俺の耳には声が届かない。
最初は恨み言を言われているのかと思ったが、何故か彼女らの表情は、いつもこちらを案じている
ような感じだった。
そんな顔で必死に呼びかけてくれているのに、俺にはやはり聞き取れないのだ。
悔しさで目を覚ますと、涙に滲んだ視界の中央に、美香の心配そうな顔がある。
「大丈夫? うなされてたよ、コウちゃん」
美香は今も普通に学校に通っているが、毎朝、登校する前に俺を起こしに来てくれる。
昔とは、立場が逆転してしまった。俺は邪険に手を振って美香を追い払おうとする。
「行けよ。いちいち来なくてもいいって言ってんだろ」
「ダメだよ。コウちゃんに元気になってもらいたいもん。ね、本当に大丈夫、コウちゃん? 具合悪
くない?」
美香の優しい声が胸に染みる。荒んだ心が温かくなってくるのが分かる。
その感情を、俺はあえて胸の奥に押し込んだ。代わりに、舌打ち混じりに怒鳴りつけてやる。
「うぜえんだよ! なんでお前なんかに見下さなくちゃなんねえんだ、クソがっ!」
「そんな、見下すなんて、わたし……ごめん、そんなつもりじゃなかったの」
俯く美香の目が涙で潤む。その小さな体を抱きしめたい衝動を必死に抑えて、俺はひっ掴んだ枕を
思い切り投げつけた。
「そういう態度が見下してるって言うんだよ。人をキチガイみたいに扱いやがって」
「違うよコウちゃん、そんなんじゃ」
「うるせえ、お前なんかに俺の気持ちが分かるかよ! さっさと出てけ、バカ!」
子供じみた口調で喚き散らし、俺は布団の中に潜り込む。
この態度に呆れて、美香がこの部屋に寄り付かなくなればいいと思った。
だが、心の隅では、そんなことは絶対にあり得ないと知っていたのかもしれない。

387 名前:一発で治ります[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:27:55 ID:ghPg8ye2

「コウちゃん」
優しく囁いた美香が、布団の上からそっと俺の体を抱きしめる。
「わたしのこと、心配してくれてるんだね」
やはり、美香は俺の考えなど完全にお見通しだったようだ。
「……何のことだよ」
「わたしがコウちゃんのそばにいると、他の女の子たちみたいに死んじゃうかもしれない、って思っ
てるんでしょ」
違うよ、と言おうとしたが、声が詰まった。
俺は観念して、深く息を吐き出した。ゆっくりと布団をどけて、ベッドの上で身を起こす。傍らに
立っている美香は、静かな微笑を浮かべてこちらを見下ろしていた。その表情を見ていられず、俺は
俯いて目をそらす。
「分かってるのなら、俺にはもう近づくな」
声が震えた。情けないことに、涙が止まらない。
「お前が心配してくれるのは、正直凄く嬉しい。でも、だからこそ、この上お前まで失っちまったら、
俺は今度こそ……」
「大丈夫だよ」
女々しい俺の泣き声を遮って、美香が底抜けに明るい声で言った。顔を上げると、そこにはいつも
どおりの、能天気そうな笑顔があった。その笑顔がやけに眩しく感じられて、俺は思わず目を細める。
「何が、大丈夫なんだ」
「大丈夫なものは大丈夫。わたしは絶対死なないよ。コウちゃんを一人ぼっちになんかしない」
「どうしてだ。お前と他の連中と、何が違うって言うんだよ。何の根拠があってそんなこと言うんだ」
「簡単な話だよ」
美香は迷いなく言い切った。
「だって、わたしのことはコウちゃんが守ってくれるもの」
俺は内心呆れてしまった。意味不明と表現してもいいほど、美香の言葉は無茶苦茶だった。
だが、その無茶苦茶な理屈から、俺に対する絶対的な信頼感が窺える。
また目頭が熱くなって、俺は気がつくと夢中で美香を抱きしめていた。
「痛いよ、コウちゃん」
胸の中で身じろぎする美香を、さらに強く抱きしめる。
「お前がバカなこと言うからだ」
「理屈になってないよ」
「お互い様だろ」
「そだね」
美香がおかしそうに笑い、おもむろに目を閉じる。
その小さな唇に自分の唇を重ねながら、俺は確かな希望を感じていた。
こいつだけは、ずっと俺のそばにいてくれる。
何故か、理由もなくそう確信できた。

こうして、俺はまたこわごわながらも外に出られるようになった。
長い間学校を休んでいたせいで遅れを取り戻すのにはかなり苦労したが、いつもそばにいてくれる
美香のおかげで何とか乗り切ることが出来た。
卒業、進学、就職と、それからの俺の人生は驚くほど順調に進んだ。
高校時代のように周囲の人間が死ぬこともなく、時は穏やかに流れていく。
それでも、念のため警戒して、出来る限り美香以外の人間とは親しくならないように注意していたが。
そんな風に生活していれば当然ながら愛情も深くなっていくわけで、俺は20代前半にしてめでたく
美香と結婚することになった。
周囲からは散々冷やかされたが、俺は間違いなく幸せだった。
ずっと変わらずそばにいてくれる女性と、一緒になれたのだから。

388 名前:一発で治ります[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:28:34 ID:ghPg8ye2

「そう言えばよ」
「なあに、コウちゃん」
椅子に座って編み物をしていた美香が、顔を上げてこちらを見る。
そのお腹は大きく膨らんでいる。照れくさいが、二人の愛の結晶というわけだ。
「いや、お前がずーっと大事そうに持ってる小箱さ。あれ、何が入ってるんだ?」
同居するようになってから、ずっと不思議に思っていたことだった。
美香は何でもなさそうに答える。
「ああ、あれ? あれにはね、お薬が入ってるんだよ」
「薬? 何の?」
持病などなかったはずだ。不思議に思って聞くと、美香は俺の顔をじっと見つめてきた。。
「特効薬だよ」
「特効薬?」
「そう」
美香がにっこりと微笑む。
「コウちゃんが、悪い病気にかかっちゃったときのための」
何故か、背中がぞくりと震える。
それを誤魔化すように、俺は美香に笑い返した。
「へえ。悪い病気って、なんだ?」
「凄く深刻な病。それにかかっちゃうとね、コウちゃんはとっても不幸になっちゃうの」
淡々とした声だ。
「でも、安心していいよ。あの薬さえあれば、病気は一発で治っちゃうから。副作用もないんだよ」
何故か、死んだ女の子達の顔が脳裏を過ぎる。
どうして自分がそんなことを考えるのか、俺にはさっぱり分からない。
頭の隅で、何かが激しく警告音を鳴らしているような気がした。
(何だってんだ? 別に、何も悪いことなんか、ねえだろ?)
自分にそう言い聞かせながら、俺は無理に会話を続ける。
「そりゃ頼もしいな。今度風邪引いたとき飲んでみるかな」
そう言った瞬間、美香が物凄い声で怒鳴った。
「それはダメ!」
驚くほどに大きな声。美香は怒鳴ったあとではっとして、誤魔化すような笑みを浮かべた。
「あ、えーと、あのね、取っておきの薬だから、風邪なんかに使っちゃったら勿体無いよ」
「じゃあ、どんな病気に使うんだ?」
「悪い病気だよ」
「だから、具体的な病名とかさ」
「悪い病気」
あくまでも答えないつもりらしい。胸に広がる嫌な感じから目を背けて、俺は笑った。
「なんだよそりゃ。秘密ってことか?」
「まあ、そうかな。それにね」
と、美香は含みを持たせた口調で付け加えた。
「心配しなくても、コウちゃんはもうその病気にはかからないと思うよ
「どうしてだよ」
妙に自信ありげな様子に疑問を感じて聞くと、「だって」と美香は大きなお腹を撫でながら答えた。
「もう、免疫が出来てるはずだもんね」
再び背中がぞくりと震えたのを、俺はあえて無視した。

俺は今でもよく、あの夢を見る。
死んだ女の子達が、必死に何かを伝えようとしている夢だ。
その夢を見るたびに、俺は彼女達の声が聞こえないように両手で耳を塞ぐ。うるさい黙れと叫んで、
声を掻き消してしまう。
今さら、死んだ奴らの言葉を聞くつもりはなかった。
だって、俺は幸せだから。
ずっと美香がそばにいてくれる。それだけで十分だ。それ以上は何も求めない。何も知る必要がない。
恐れたり疑ったりするものなど、何もないのだ。

389 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:30:13 ID:ghPg8ye2
>>329ではないが>>327を見て思いついた話を書いてみた。
あんまりヤンデレっぽくなくなったのが心残りだ。

390 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:34:27 ID:55Q1/8Jx
や、素敵にヤンデレだったぞ。
でもこういう風に淡々と泥棒猫潰していくのもなかなかいいな。

391 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 02:36:42 ID:6VxpazuC
GJ!!

392 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 08:35:00 ID:cKK0U4pE
普通な女の子が静かな狂気に狂うのっていいよな!


393 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 12:03:59 ID:sjpt2QGH
>>389
テラGJ。しかしこれは怖い。
女の子達が夢に延々出てくるあたり、何かまだもっと恐ろしい事が隠されているような。

394 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 12:35:54 ID:/NGxv23c
いい夫婦の日になんてもん投下しやがんだwwww
GJ!!

395 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 16:26:33 ID:3ohliu/g
きっと続編は生まれてきた子供が四つ子で
「お母さんに殺されたのはこんな晩だったねぇ」
とか言って父親を寝取るんだな

396 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/22(木) 23:47:06 ID:ignoZwkr
まさにヤンデレの連鎖だね

397 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/23(金) 00:17:06 ID:FNdg7F3y
>>395
落語ネタだが、その発想は素敵だなあ。

398 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/23(金) 13:49:53 ID:QCBVBA+W
>>389
GJ!!まさか本当に書くとは思わなかった(^^;  by327
俺も書こうかと思ったが馬鹿だから主人公とヒロイン以外を上手く設定出来ない。

399 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/23(金) 20:59:37 ID:ErgPvPGu
久しぶりに来ました。携帯のデータが7月に全部飛んで書いてたSSが消えて心が折れて以来です。
来たら書きたくなったので書きなぐってみました。

久しぶりに書いたんで悲惨です。
読み流して下さい。


400 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/23(金) 21:02:01 ID:ErgPvPGu
…う…………

目が覚める。当たり前だが自分の部屋だ……

………………いや違う。ここはどこだ。

跳ね起きる………言葉ほど俊敏な動作にはならなかったけれど体を起こすと
下腹部に鈍い感覚となにかがどろっと流れ落ちる感覚がした。
見たくないと思いながら目を向けると見慣れた血の色と、見慣れない白。

あ………うそ…………

呟いたつもりだったがその声は空気を震わせてはいなかった。
ここはどこで私はどうしたんだ。上手く思い出せない。脳の中までどろっとしてしまって
混乱すら出来なかった。冷静に考えよう、といったレベルではない。思考事態が成り立たない。
窓から薄明かりの刺してきているところを見ると早朝なのだろうか。六畳一間の
アパートのような部屋だった。畳が随分古くなっている。おそらく白かったであろう壁は
薄く汚れて陰鬱な空気を放っていた。家具は無い。自分の下にある布団と膝に
かかっている毛布、それと部屋の隅にモニターがあった。
薄型のテレビ……PC?それだけが場違いで異質だった。