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75 :刹那の想い 中編 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/04/05(日) 01:01:29 ID:ggy9qjoO
自分の部屋に祐二の体を運ぶ。
・・・はっきり言って重い。
こいつ、こんなに重かったっけ?
ずっと一緒にいたけど、こんなに成長してるとは思わなかった。
中学生の頃はひょろ長で軽そうだったのに。
仕方ないから、祐二の体を引きずりながら運ぶ。
・・・ちなみにうちの家の両親も祐二と同じように、現在家にいない。
祐二のように海外旅行に行ってるのでは無く、父親の転勤に母親がついて行って、ひとり学校に通うため残っただけだ。
「・・・よいしょっと」
ふぅ、重かった。
二階の私の部屋に運ぶだけでも一苦労だ。
私は最後の力を振り絞り、祐二の体をベッドの上に寝転がす。
「まさか死んでないわよね?」
祐二の頭部を手で触ってみる・・・うん。血とかは出てないみたいね。
さすがに、お皿で殴るのはやりすぎだったかもしれない。
祐二が死んでしまっては元も子もないのだ。
「ま、あんたが死んだら私が後を追って死んであげるから安心しなさい」
私はいったん祐二を自分のベットに放置したまま、一階に降りる。
目を覚ませば、きっと祐二は姫宮さんのもとへ逃げ出してしまうだろう。
そうなればまた私は祐二を失ってしまう。
そんなのは嫌だ。
「祐二が逃げださないように、手足を縛らなくちゃ」
私は長めのタオルを数枚持ち出すと、それを手に二階に戻る。
相変わらず気を失っている祐二の両手両足を大の字に広げると、ベットの両端の柱にタオルで両方を縛りつける。
・・・これで、私の目の前で大の字で拘束されている祐二の出来上がり。
「祐二は私の事、恋愛対象としては見れないんだよね?・・・じゃあ、私が今からする事は祐二にとっては嫌な事だよね?」
私がこれからする事で祐二は助けを呼ぶために叫びだすかもしれない。
だから、猿轡をつけてあげないとね。
私は持ってきたタオルの一枚を祐二の口に巻きつけると後頭部で縛る・・・これでよし。
「じゃあ、祐二。私がいままで我慢してきた気持ち、全部受取ってもらうからね?」
私は祐二が横たわるベッドに腰かけると、両手で祐二の穿くズボンのチャックを下ろした。
まず、ズボンを脱がせないと・・・それから、祐二のトランクスも脱がせて、と。
「うーん。男の人の下半身ってこうなってるのか・・・流石にグロイわね」



76 :刹那の想い 中編 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/04/05(日) 01:04:16 ID:ggy9qjoO
初めて見る祐二の下半身のソレは、半勃ちのまま股間の間に横たわっている。
私はそれに顔を近づけてみる。
・・・むむむ。この匂いは・・・なんというか非常に独特で、いや、大好きな祐二の匂いなんだから臭いとかは・・・ないんだけど。むむむ。
「慣れが必要ね・・・」
私は気を取り直して半勃ちの祐二のソレを手で掴むと、優しく擦ってみた。
いわゆる手コキとか言うやつだ。
見よう見真似で掴んだ手を上下させてみる。
「むぐぅっ!」
気を失って寝てるはずの祐二の口から声が漏れ、それと同時にピクン、と下半身が仰け反った。
ううむ、強く擦りすぎたかな?
もうちょっとゆっくり上下させた方がいいんだろうか?
「こ、こんな感じかな?祐二」
私はゆっくりと、出来るだけ優しく祐二のソレを撫でながら聞いてみる。
もちろん祐二からの返事はないのだが、特に反応も無いことから、痛いのでは無い事はわかる。
それに、その・・・勃起、してるし。
祐二の股間のソレは硬くなって、上に反り返っている。
気持ち、いいのかな。
だったらうれしいな。
「じゃあ、祐二。その、いただきます」
完全に充血して反り返った祐二のソレを、私は顔をよせて、そのまま口に含む。
んっ、熱い・・・。
まず初めに感じたのは咥内全体に感じる祐二のソレの熱さ。
それから、自分が祐二のソレを口に咥えてるという幸福感。
咥内に唾液を走らせて、自分の頭を上下させる。
フェラチオなんて、正直知識ではあるものの、するのなんて初めてだ。
祐二はきっと姫宮さんには、これをやってもらった事があるだろう。
姫宮さんのより、私は上手くならなければならない。
毎日だって、してあげる。
祐二が望むなら何度でもしてあげる、姫宮さんなんかには負けないんだから。
ねぇ、祐二、気持ちいいかな?姫宮さんのより。
・・・いつのまにか、私は夢中で祐二のソレをしゃぶり続けていた。
私の口の中は自分の唾液と、祐二のソレの先端から滲み出た液体でグチャグチャになっていた。



77 :刹那の想い 中編 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/04/05(日) 01:06:02 ID:ggy9qjoO
確か、カウパー液とか言うやつだ。
ちょっと・・・しょっぱくて、苦い。
「んぐぅ・・・!?ふうむっ・・・!!」
あ、祐二が目を覚ました。
驚いてる、驚いてる。
その顔、ちょっとおもしろいよ。
普段、おちゃらけて、平然としてる祐二の余裕しゃくしゃくの表情からは想像出来ないような慌てっぷり。
「むむぅ?ひほひいい?」
あ、祐二のを咥えたままだった。
私は祐二のソレから口を離し、顔を上げる。
自分の唾液と祐二の精液が糸を引く。
「どう?祐二、気持ちよかった?」
「ふぐぅっ・・・!ふぁにふぁってふぇ!」
あは、今度は祐二がちゃんと喋れてない。
猿轡してるんだから当たり前か。
でも、かといってそれを取る訳にはいかないのよ、祐二。
「私ならいくらでも祐二を気持ちよくしてあげられるよ?姫宮さんがどれだけエッチな事が上手でも負けないんだから。・・・私の方が祐二の事大好きなんだもん。あんな祐二の為に食事も用意出来ない女より、私の方がずっと祐二に尽くせるんだから・・・!」
そうよ。
姫宮さんなんてちょっと上品そうなお嬢様ってだけじゃない。
ちょっと性格と顔が良いからって私の祐二に手を出したりして。
そのくせ、祐二にちっとも尽くせてない。
恋人なら、祐二の食事の面倒を見てあげるなんて当然じゃない?
それが出来ないなら恋人だなんて名乗るな!
「祐二、大好き。祐二はずっと幼馴染のままが良かったのかも知れないけど、私はそうじゃないの。・・・ずっとずっと祐二の彼女になりたかった」
あは。
祐二が驚いたような顔してる。
そういえば祐二に自分の気持ちを告白したのって今日が初めてだね。
私はずっと、祐二の望む幼馴染のままでいようと思ってたから。
「祐二から姫宮さんと付き合うって聞かされた時、私、目の前が真っ暗になったよ」
今でもあの時の絶望感はよく覚えてる。
その場で卒倒しそうになるのを耐える私の目の前で、あんたは初めての彼女ができたー、ってはしゃいでた。



78 :刹那の想い 中編 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/04/05(日) 01:08:19 ID:ggy9qjoO
自分を恋愛対象として見ていないと、想いを寄せていた幼馴染から直接言われたようなものなのだ。
そして、同時にあんたをどこぞの見知らぬ女に取られてしまったという事実を、本人から聞かされた絶望感。
「大好きなあんたから姫宮さんの惚気を聞かされた私の気持ちがわかる?あの頃のあんたは姫宮さんの事ばっかりで、私の気持ちに気づきもしないで」
「・・・・」
目の前の祐二が絶句する。
驚いたかな?
まぁ、そりゃそうよね。
ただの幼馴染だと思ってた私からこんな事言われるんだもの。
「あんたから姫宮さんの事を聞かされる度に、どれだけ姫宮さんに嫉妬したかわかんない。姫宮さんを殺してやろうと思った事も一度や二度じゃないし」
あんたから姫宮さんの話を聞かされる度、私は自分の心が壊れていくのを感じていた。
どうしても耐えられなくなって、私はある日から祐二と姫宮さんの様子を盗み見るようになった。
・・・いま考えてもあれは常軌を逸していたと思うが、私は二人がデートする様子をストーキングしていた。
「でも、二人を見てるとね・・・楽しそうな祐二を見てると・・・ああ、祐二の隣に居るべきなのは姫宮さんみたいな人で、・・・私じゃないんだって解った」
姫宮さんと一緒にいる祐二は、私がいままで一度も見た事無い表情だった。
いつもいつもボケとツッコミな関係の私たちと違い、なんだか二人の間には穏やかな空気が流れていた。
活発な会話は無いけれど、終止和やかな雰囲気の二人はお似合いのカップルに見えた。
「だからね、祐二が幸せそうなら、ああ、それでもいいかって。そう思ったの。・・・だから、私はいらないんだって。祐二の傍から離れようって」
私は丸出しになっている祐二の下半身の、充血したソレを手で優しく掴む。
祐二のソレは痛いほどに勃起していた。
「焦らしてごめんね、祐二。今、入れてあげるからね?」
すでに祐二を私の中に迎え入れる準備は出来ているもの。
私は、自分の穿いていたスカートの裾を掴み、捲りあげる。
祐二の目の前に露わになる私の・・・女性器。
下着は先ほど祐二のモノに奉仕する前に脱いでおいた。
「それじゃあ、祐二。私の・・・処女・・・あんたにあげるわ」
お、紅くなってる、紅くなってる。
さすがに姫宮さんの股間を(たぶん)見慣れている祐二であっても、私のモノを見せられるのは恥ずかしいらしい。



79 :刹那の想い 中編 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/04/05(日) 01:10:41 ID:ggy9qjoO
握ってる祐二のソレもピクピクしてるし、興奮してくれてるのかな?
だとしたらうれしいな。
「それじゃあ・・・いくね」
私は自分の声が若干震えているのを感じながら、祐二の股間の男根を握ったまま、ゆっくりと腰を降ろしていく。
初めての性交な訳だから、勝手が良くわからないが、とにかく自分の女性器に祐二のコレを入れれば良いのだろう。
私は、祐二の男性器の先端を女性器の入口にあてがうと、大きく息を吐く。
「・・・祐二が悪いんだからね?祐二が今更私を求めるから・・・ずっと姫宮さんだけを見ていれば良かったのに・・・そうすば、こんな事にはならなかったのに、この馬鹿」
そうだ、祐二が悪いんだ。
私が必死に押し殺そうとしてた想いを、解放するような真似をするからだ。
・・・ずっと、幼馴染のままなんていられる訳ないじゃない。
ズブッ・・・!
「うぐふっ・・・!!」
「うあわっ・・・!!」
祐二のくぐもった声と、私の声が重なる。
私は一気に腰をずり降ろし、根元まで祐二の男性器を自分の中に迎え入れたのだ。
ええ、そりゃあもうズブリと、
「うぐぅ・・・っ!!」
ちょっ・・・これ、なんなの?すごい痛い。
いや、もうこれは洒落にならないくらい痛いんですが。
初めては痛い、なんてのは良く聞くけれども、これは本当に痛い。
じゃあ、抜けばいいだろうって?動かすのはもっと痛いのよ。
正直、勢いで根元まで入れたりせずゆっくり入れれば良かった。
「う、・・・あは、あはは。入っちゃった」
「ふぇふふぁ・・・(刹那?)」
私は額に脂汗を浮かべながら、祐二に向って余裕の笑みを浮かべてやる。
本当は痛くて堪らないのだが、ここでその姿は見せられない。
股間に走る激痛に耐えながら、私は自分に鞭打って腰を上下させる。
痛い、いたいよぅ。
「あはは、気持ちいい?ねぇ、姫宮さんより気持ちいいよねぇ?そうだっ・・・よねっ!?」
私は祐二に跨った騎上位の状態で、必死に腰を上下させる。
自分が痛いだけなら、せめて祐二には気持ち良くなって欲しい。
そう思って一心不乱に腰を上下させるが、祐二の反応は正直・・・。



80 :刹那の想い 中編 ◆PLalu2rSa. [sage] :2009/04/05(日) 01:13:26 ID:ggy9qjoO
「祐二、どう、かな・・・?気持ちいい・・・?ねぇ・・・どう?」
痛さで感覚が麻痺してきた自分の下半身をただ気力だけで振り続ける私。
それとは対照的に、目の前の祐二の様子は・・・すごく冷めてる。
まるで憐れみを込めたような瞳で私の事をじっと見ている。
とりあえず、気持ち良くないのは確からしい。
静かな室内に私が腰を打ちつける音だけが響く。
「・・・ふぐっ・・・うっ・・・ううっ・・・」
いつのまにか私の口からは嗚咽が漏れだしていた。
視界も、歪んで見える。
祐二の男性器は射精に至ることなく、萎えてしまい、私の女性器から抜け出していた。
「ううっ・・・うわぁ・・・ああああああっ!!」
私は、その場で泣き出してしまった。
どうしてかなぁ・・・どうしてうまくいかないんだろう。
いつもいつも、どうしてこう失敗ばかりなんだろう。
ずっと幼馴染で好きだった祐二に全然素直になれないまま、告白すらできなかった事。
その幼馴染を自分よりずっと美人で性格のいい、彼にぴったりな女に盗られたこと。
そして、彼への想いを忘れようとして、結局できなかったこと。
自分の体で彼を振り向かせようとして・・・こうなってしまったこと。
「うわああぁ・・・ごっ、ごめん。ごめんなさい、祐二・・・」
やっぱり、祐二の傍にいるべき女じゃなかったよ。
だって全然祐二に尽くせてないもの。
ずっと幼馴染のままでいれば良かったのかな?
でも、それだといつか私の心が壊れていただろう。
・・・幼馴染ですらいられない。恋人になんか、これじゃあなれそうにも無い。
私、何のために生きてるのかな?
「ごめん、祐二。・・・こんなことしてごめんなさい。私、あなたに酷いことしちゃった。謝って済む問題じゃないけど、本当にごめんね」
私はゆっくりとベッドから降りて床に立つと、祐二の手足を拘束するタオルを外していく。
・・・・四肢が自由になった瞬間に私は祐二に突き飛ばされ、そのまま祐二は出ていく。
かと思ったんだけど、手足の自由を取り戻した祐二は、ゆっくりと起き上がり、猿轡になってる布を解いた。
・・・それだけで、そのまま私を見つめる。
「刹那・・・」
祐二は自由になった口で私をなじる事もせず、ただ静かに私の名前を呼んだ。
私はその場に立っていられなくて、崩れ落ちる。
瞳から涙が止まらない。嗚咽も止まりそうもない。