※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

836 :幽霊と初恋と玉砕と [sage] :2009/11/16(月) 20:49:26 ID:9QBNjCqS
「ゴメンナサイ、アナタノコトガスキデハナイノ」

告白したら棒読みでこんな台詞を言われたこと、あるかい?

俺はある、たった今言われた

クラスのマドンナ、白石ひめかちゃんに告白したらそう返されたのだいつもコロコロ笑う彼女がその瞬間無表情になりそんな台詞を吐いたので、俺の心は凄まじいダメージを受けていた

初恋だったのに…初めて告白したのに…

「うおおおお!恋のバカヤローー!」
俺は生理食塩水を垂れ流し、退散するしかできなかった

明日学校どうしよう…


837 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/11/16(月) 20:51:44 ID:9QBNjCqS
「…で、いまにいたると…馬鹿か、キミは」
俺の住んでいるボロマンションにて俺は事のあらましを同居人に伝えた

同居人は女性で、とても美人だ
普通ならうらやましい、けしからん、襲えよ!とか言うのかもしれない

だが…彼女は…幽霊なのだ
俺に取り憑いている彼女の名前は
ミネサワネネコ、略してネココ
ピチピチの18歳だ(幽霊として生きて20年程なので実年齢は…)

「ネネコさん…バカって言わないでくださいよ…」

「…全く…君をこんなにも好きな私がいるというのに…」

彼女が何かブツブツ言っていたが、よくわからなかった


838 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/11/16(月) 20:53:35 ID:9QBNjCqS
彼がクラスのマドンナに告白する、と聞いた

私はその時にショックで成仏してしまうかもしれないほどの衝撃をうけた

彼が私のモノでなくなってしまう…
何処かのメス猫とちちくりあうなんて許せない

彼と私は強い絆で結ばれている

私と彼の出会いは病院だった
空虚な日々を幽霊として送っていた私は、運命の出会いをしたのだ
私の姿を見たのは彼が初めてだったし、笑いながら私に話しかけてきたのも彼だ

彼は私に沢山の初めてをくれた


839 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/11/16(月) 20:57:59 ID:9QBNjCqS
彼は優しい人間でもあるが酷い人間でもある

彼は覚えていないかもしれない、けど私は彼に一度だけ告白されているのだ

「ぼく、お姉ちゃんだいすき、お姉ちゃんと結婚したい」

こんなことを言われたら好きになるしかないじゃないか


日々募る不満、会いたい時に会えない不安

それに絶えられず私は、彼が中学生になった時に頼んだのだ

君に取り憑いていいか、と
彼は笑いながら了承してくれた
そして彼と私は一心同体となったのだ

それなのに、その絆が割かれようとしている…
彼は他の人に告白してしまうのだ

彼の告白を受けない人間はいないと思う、事実私は告白されて彼に落とされた


840 :名無しさん@ピンキー [sage] :2009/11/16(月) 21:01:49 ID:9QBNjCqS
駄目だ…そんなのは駄目だ…私は彼のモノで彼は私のモノなのだ
誰にも渡さない






はははは!計画はとてもうまくいった!
不安要素もすんなりと通過できたし、慰めたことで彼の好感度もかなり上がっただろう!

内容は簡単だ、私は彼女の意識を乗っ取ったのだ
彼女の意志はとても弱く、乗っ取っるのは簡単だった
後は彼の返事を興味なさそうに適当に断る

彼のさりぎわの泣き顔はとても良かった



あのメス猫の体は適当に校舎で放置したし、その時の記憶もないだろう


私と彼の平穏な日常はまだ少しだけ続くだろう

例え終わるとわかっていても私はその最後の瞬間まで後悔はしたくない

だから覚悟しといてくれ、いつか君に愛されるように頑張るからな

だからそれまではメス猫は近付かせない、絶対にだ

私はそう思い、疲れて寝てしまった彼の唇に熱いキスをした