※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

629 :梅ネタ 恐怖、会計は見た! [Sage] :2010/07/11(日) 23:02:22 ID:oAUJ7DsY
「あー、愛妻弁当が食べたい…ちくしょー」

俺がこんな変な事をぼやくのは、目の前で繰り広げられるラブい空間が原因だ…


「ユウイチ…あーん…」

「奈美枝…おいしいよ…」

二人は俺の幼なじみ、ユウイチローの方は平凡な青年。
奈美枝の方は絶世の美女というべきか。
二人は幼い頃から一緒だったが、いかんせんユウイチローは天然で無自覚の浮気癖がある
しょっちゅう違う女の子を連れて歩くので、そのたびに濁った目でなにかを呟く奈美枝を必死に宥める俺は大変な役職なのだ…
だが、それも限界だったのか、中学生の時に、奈美枝が昼休みに唐突にユウイチローをひっぱると、そのまま早退してしまった。
あとから聞いたのだが、ユウイチローはいき遅れていた三十路の女教師に迫られていたのだとか。そのことでプッツンときたのだろうか

家に遊びに入っても、いない知らないとの家族のお達しをうけた。
それから一週間二人は休みひょっこりと戻ってきた
二人は恋人になっていた俺は嬉しかった。
まぁそれから暫くの間ユウイチローの目がハイライトを無くしていた、正直怖かったのだが。
あのことを聞くと、今でもユウイチローは目のハイライトが消え失せ、ナニモナカッタ…アイッテコワイ…とつぶやくだけだった。
あ、あと最近になってユウイチローが奈美枝の前でもだえている姿が目撃されている
俺も一度はみたことあるが、ユウイチローの顔は真っ赤で息も上がっていた、更に痙攣していた。なにしてたんだかなぁ。

まぁそんなことはどうでもよいのだ。
今の問題はどうしたら愛妻弁当が食べられるかだ
奈美枝は‥無理だ、頼めば作ってくれるだろうがそこには親愛しかない。というかユウイチローに怒られる。

彼女は?という意見だが、いたら愛妻弁当で悩まない。
自慢ではないが、俺はイケメンだ、しかも生徒会書記。
この学校の生徒会の書記というのは会社でいう幹部みたいなものだ。それくらいこの高校はマンモス高校で、生徒会の権限が強いのだ。

別に生徒会には恋愛はしてはいけないという規則はない。なので俺は告白バッチ恋なのだが…なぜか一度も来ない…女子の友達も生徒会メンバー以外いない…泣いていいだろうか…

いや、生徒会に入るまでは友達はいた…しかし入ってからはなぜか敬遠されているのだ…

パサパサのコッペパンを食べ終えて、俺は席をたった。目指すは生徒会室。
幼なじみ二人はキスをしていた。…泣きそうになった。


630 :名無しさん@そうだ選挙に行こう [Sage] :2010/07/11(日) 23:05:10 ID:oAUJ7DsY
「二年書記。ユキムラです。」
ああ、ちなみに俺の名前は佐薙幸村だ。

あだ名はカブトムシ、某ゲームの戦国武将のヤリと、名字の佐薙を掛け合わせてカブトムシみたいだからだそうだ。ふざけんな。


「ああ、入りたまえ。」
生徒会長の許可を得た俺は生徒会室へと入ることにした。中には三人の女性がいた。
まず生徒会長…藤村リン、ナイスバデーで黒髪な美女だ。
そして副会長、至宝リツカ、金髪で元不良のお姉さんだ。
そして最後、会計の田中カナタ、ロリロリしたぺたんこお胸の真っ白な女の子。
他にもまだいるのだが、また次のお話にでも紹介しよう…

「よくきたな、仕事熱心は好きだぞ」

とリンさん

「まっ、ユッキーがやるようなことはねーな」
とリツカさん

「会長が全部終わらせますから…」
とカナタちゃん

「いやぁ…別に仕事というより…みんなに会いに来た?みたいな…あははは」
言ってみて、そんな気持ち悪いセリフを吐いたことを後悔した。
だって、みんなが一斉に顔を背けたからだ。顔が赤いので、それほど気持ち悪かったのだろう…
こんなんだから彼女が出来ないんだな…と一人落ち込んだ。




「はぁ…ねぇ…カナタちゃん?」

書記の指定席の向こう側、会計の席の少女、つまりカナタちゃんに話しかける。

「はい…何でしょうか?」
俺は先ほどの出来事を含めてざっくばらんに疑問をぶつけた
「愛ってさぁ…なんだろうね…」

「愛、ですか?」
空気が少しだけ、なぜか重くなる。
「…俺さぁ…彼女ほしいわぁ…」

「か…彼…女…?」

「そう…彼女…いちゃいちゃしてーよ…ラブラブしてーよ…」
気がつくと、リンさんやリツカさんもこちらを見ていた。

「こう…さぁ…毎日登校してさ…おててをつないで…髪を撫でたりして…で、愛妻弁当を食べる…最高じゃないか…」


631 :名無しさん@そうだ選挙に行こう [Sage] :2010/07/11(日) 23:05:54 ID:oAUJ7DsY
「そ…そうなのですか…ち…ちなみに…ですよ…ユキムラさんは…色白でぺたんこな女の子は大丈夫ですか…?」
なぜか顔を真っ赤に上目遣いでこちらを見てくるカナタちゃん、ポイント高いなぁ…「(二次元なら)大好物だぞ」

「ほ…本当ですか!」
するとなぜかリツカさんが慌て始めた
「ま…待てや!ユッキー!年上で実はウブな先輩はいいよな!」

「え?あ、は、はい」
どんどん暴かれていく俺の性癖…

「ふむふむ…じゃあ、好きな髪型は、黒髪でロング…だな?」

「いえ、ポニテです。」
それは譲れない。くふふ…すまない。私は用事が出来た、今日はこれでしまいだ。」

「あっ、俺もやらねーといけねーことがあるんだったわ、わりぃなユッキー」

「…僕も…やることがある」
なぜかみんな決心した顔をしていらっしゃる…

そのまま部屋を追い出された俺は仕方なく保健室に行くことにした。

しかし、俺はこのあと保健室で凄まじい出会いがあり、それによってその夜に血なまぐさいストリートファイトに発展して一度に色んな貞操を失うことになるなんて、僕は知らなかったのである