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100 :我が幼なじみ [sage] :2010/08/03(火) 02:26:33 ID:Y3WYcsmm
俺の名前は崎山 優。 普通に高校に通って、普通に生活している、健全な男子だ。

しかし、最近俺の周りで妙な事ばっかり起こるんだ。

例えば、最近仲良くなった女子が急に不登校になった挙げ句自殺したり、俺を殴った(勿論、ふざけてだけどな)男子が、翌日泣いて謝ってきたり。

俺、何かしたかな?


「おーい!優くーん」

ん?誰か呼んだか……ってなんだ由美子か

黒髪ショートでパッチリとした目が印象的なこいつの名は

山本 由美子

俺の幼なじみだ、昔からよく遊んでいて、幼稚園から高校まで一緒だ、でも最近はクラスも違い、あまり話さなくなっていた。

「由美子か、久しぶりだな」

「うん、最近はあんまり会ってなかったからね、今日は一緒に行こ?」

由美子は笑顔で聞いてきた

「あぁ、別にいいよ」

俺がそう言うと

「むむ…せっかく一人で寂しそうな優君の為にこの私が一緒に登校してあげようと思ったのに、なんでもっと喜ばないのさ~」

と言って由美子は頬を膨らませた。

「はいはい、どうもありがとー」

正直、悪い気はしなかった。




101 :我が幼なじみ [sage] :2010/08/03(火) 02:29:00 ID:Y3WYcsmm
何故かと言うと
由美子は顔は少し幼さが残ってはいるが、身長は女性の平均より少し上、オマケに胸はとても大きい、そして、性格は優しく、そして明るく、頭は良い、当然学年のアイドルだ
それ故何度も告白されたことがあるらしい、結果がどうなったのかは、俺も詳しくは知らないが。

少し話しは逸れたが、それ程の美人と一緒に登校できるんだから、幼なじみでもそりゃあ嬉しいさ。

「どうしたの?優君、さっきからボーっとしてるけど?」

由美子が不思議そうに顔を覗き込んでくる

「ん?あぁ…何でもないよ」




102 :我が幼なじみ [sage] :2010/08/03(火) 02:31:14 ID:Y3WYcsmm
由美子と登校できてうれしいよ。なんて臭いセリフ、口が裂けても言えない

「そう?ならいいけど……あ!そういえば、この前の数学のテストで満点取ったんだよ~」

「そりゃ凄いな」

信じられない……あのテストは恐ろしく難しくて、俺のクラスは平均点が半分以下だったのに……

ちなみに、俺のクラスにはあまり頭が悪い奴はいない

「えへへ~だから~ご褒美頂戴!」

そういえば、昔っから由美子はやたら甘えてくる奴だったな

「ご褒美って何だよ」

「うぅ~……えっと~その~」

由美子は俯き、その場でもじもじしている
「なんだよ、もじもじしやがって、気味わりぃぞ?」

俺は茶化すように笑って言った

すると、由美子は顔上げて言った

「あのね?頭ナデナデして欲しいの……」

顔に熱が籠もっていくのが分かる

「へ?い、意味分かんねーよ!」

周りの目も気になるから、断ろうとした……が

「駄目かな…?」

由美子が上目遣い+うるうるした瞳で、俺を攻撃してくる……こんな頼み方をされて断るなんて、俺には出来ない!


「べ、別に駄目じゃないけど!」

何故か、中途半端なツンデレっぽくそう言って、俺は由美子の頭をなでた

「ん……ありがと……」
由美子はとても気持ちよさそうに目を瞑っている

「いや……別に」

そこで、俺はあることに気がつき、手を離した

「これ……誰かに見られてないよな?」

すると、由美子は首を傾げて言った
「どうして?」

「そりゃあ……やっぱり恥ずかしいし、それに一緒に登校してるなんて、男子にバレたらな……」
きっと、男子にバレたら大変な事になるだろうな
何をされるか分かったもんじゃない

「優君は……私と一緒は嫌かな……?」
由美子が泣きそうな声で言った


103 :我が幼なじみ [sage] :2010/08/03(火) 02:33:02 ID:Y3WYcsmm
「そんなことはないよ!?楽しいし!」
慌てて、俺はフォローする

「そう……?なら良かった!」

すると、すぐに由美子は笑顔に戻った

よく見ると、由美子って喜怒哀楽の変化が激しいな

「優君、今度からは一緒に学校行こ?」

突然の提案に、俺は少し驚いたが、折角誘ってくれたんだ、断る理由はない……まぁ、男子の問題もなんとかなるだろう


「あぁ、いいよ」

「本当!?やったぁ!」
そう言って、由美子が手を上げて万歳をした

それにしても、俺と一緒に登校して、楽しいのだろうか

「そんなに喜ぶ事じゃないだろ?」

「ううん、私は嬉しいよ」
物好きな人間もいるんだな

「そうか?」

「そうだよ~優君といると楽しいもん」
一体、俺なんかのどこが楽しいんだろう

「どこが?」

「色々だよ」

「ふ~ん……よく分からんな」
ふと腕時計に目を向ける……

「おい!時間がヤバいぞ!」
既に遅刻までの時間が僅か五分だった

「え!?本当!?」

「走っていくぞ!」

「あ……うん!」
俺達は急いで学校に向かった