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303 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/09/20(月) 10:22:25 ID:PS+EYuy/
どのくらい眠っただろうか。僕は先輩に起こされた。
おっぱいで顔を塞がれ、窒息させられては起きるしかない。
「げほっ、ごほっ……」
「起きましたか? また更生のカリキュラムやりますよ」
「1日に、そんなにやらなくてもいいんじゃ……」
疲労の抜けていない僕が、眠い目をこすりながら(そして若干むせながら)言うと、先輩はわっと泣き出してしまった。
「詩宝さん……私をレイプしたこと、償ってくれないんですか……?」
そう言われては、やらない訳に行かない。
「やります。やりますから泣かないでください」
僕は起き上がった。
先輩は一転してうきうきした表情になり、僕の手を引いてどこかに導いていく。
通された部屋は、なんと旅客機の内装のようなセットになっていた。
「これは一体……?」
「ちょっとここで待っていてくださいね」
先輩が出て行く。しばらくすると、エメリアさん、ソフィさんと一緒に戻ってきた。
3人とも、フライトアテンダントの格好をしている。
「次の台本です」
エメリアさんに冊子を渡される。
目を通すと、今度の僕の役回りは、飛行機をハイジャックするテロリストだった。
駐機中の旅客機に立て籠もり中、しびれを切らしてフライトアテンダント達を犯し始めるという筋書きだ。
ちなみに、僕扮するテロリストが要求するのは、衆議院の解散総選挙。今の与党に不満があるという設定らしい。
「では、早速始めましょう」
ソフィさんが僕に、玩具のナイフを渡す。いきなり本番だ。

「おらっ! スチュワーデスども、さっさと裸になれっ!」
ナイフを3人に突き付け、台本にあった台詞を叫ぶ。
「乱暴は止めなさい。要求は当局に伝えてあるから」
そう言ったのは、機長の格好をした華織さんだ。
台本には、テロリストとフライトアテンダント3人の台詞しかない。
ところが急に華織さんが来て、「私も詩宝ちゃんの更生に協力するわ」と強引に割り込んできたのである。
おかげで、いろいろアドリブを入れなければならなくなった。
「うるせえ! 早くしないと刺し殺すぞ!」
「わ、分かりました……」
「今脱ぎます」
「お願いだから殺さないで……」
フライトアテンダント3人が、服を脱いで座席(どうも本物っぽい)に置く。
それは台本通りなのだが……
「ちょっと、何で機長も脱ぐのよ!?」
「この流れだったら、女機長も脱がないとおかしいでしょう!?」
「テロリストが求めてるのは、若いスチュワーデスの体なの! 機長のオバサンは関係ないのよ!」
「じゃあ、テロリストさんに聞いてみましょうか」
「え?」
全裸になった華織さんが、僕の方に迫ってきた。
20代にしか見えない容姿に、先輩より一回り大きなバスト。
「どうかしら? 機長は脱がなくていいの?」
「……台本では、脱ぐのはフライトアテンダントになっていますから」
「台本に縛られては駄目。悪のテロリストに成りきって、これから犯す牝を物色するの。私は対象外かしら?」
「あの、それは……」
何て言ったらいいんだ。



304 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/09/20(月) 10:23:33 ID:PS+EYuy/
迷っていると、とうとう先輩が怒りだした。
「やめてお母様! 義理の息子に何をする気なの!?」
「あら。これくらい母子のスキンシップよ」
もう台本もへったくれもない。無理だ。
僕はナイフを投げ捨て、部屋から逃げ出そうとした。
ところが、華織さんに襟首を掴まれ、床に投げ倒される。
「うわっ!」
「さあ詩宝ちゃん! ママのおっぱいチュウチュウしながら気持ちよくなりましょうね」
華織さんが僕にのしかかると、先輩達3人も殺到してきた。
「止めて!」
「お止めください!」
「私達が優先です!」
4人から揉みくちゃにされた僕は、一溜りもなく意識を失った。
そのまま僕は、朝まで気絶したままだった。
広いベッドで目を覚ますと、今日は僕一人だ。
「これから、どうなるのかなあ……」
1人つぶやいていると、部屋のドアが開いて、先輩とエメリアさん、ソフィさんが入ってきた。
「あ、お早うございます」
「昨日はごめんなさい。よく眠れました?」
「ええ。まあ……」
先輩の問いに、曖昧な返事を返す僕。
ちなみに、先輩は学校の制服姿。エメリアさんとソフィさんはスーツだ。
「詩宝さん。私これから、学校に行ってきますね」
「は、はい……」
「早く帰ってきますから、待っていてください。くれぐれも外に出ないように。いいですね?」
案の定、僕は留守番だった。「……分かりました」と頷くと、先輩は傍らのエメリアさん、ソフィさんに言う。
「エメリア、ソフィ、詩宝さんが逃げないように、しっかり見張っておくのよ」
「かしこまりました。お嬢様」
「イエス、ボス」
2人が頷く。こちらは見張られていなくても、逃げようなどとは思っていないのだが。
先輩が学校に行くと、エメリアさんとソフィさんは、にやにや笑いながら、僕の両腕を捕って地下室に引っ張っていった。
「さあ、今日もみっちりカリキュラムをしましょうね」
「レイピストの更生は、長く険しい道なのですよ。うふふ……」
「あの、せめて先に何か食べさせてください……」
昨日の朝から何も食べていないので、僕は2人に懇願する。
しかし2人は、「大丈夫です」と言って、そのまま僕を引きずって行った。



305 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/09/20(月) 10:24:54 ID:PS+EYuy/
「牝豚ども! さっさと働け!」
で、次の僕の役は、若い女性を拉致監禁して奴隷にしている鬼畜性犯罪者。
「あうう……申し訳ありません」
「今ご用意します……」
被害者役のエメリアさん、ソフィさんは、全裸に首輪という格好で四つん這いになっている。
2人の乳房や腹、お尻には、“肉便器”“牝豚”“超マゾ”“ド変態”といった下品な文句がびっしりと油性のマジックで書かれている。(もちろん僕が書かされた)
「お食事の用意ができました。ご主人様……」
床をいざりながら、エメリアさんが料理を乗せたお盆を持ってくる。
シチューのいい匂いがした。早く食べたい。
「おい、テーブルだ」
台本通りに僕が言うと、ソフィさんが僕の前で四つん這いになる。
「どうぞ。この淫乱な牝豚の背中をお使いください」
「よし。置け」
「はい……」
エメリアさんが、ソフィさんの背中にお盆を置く。ちょっとぐらぐらしている。
「どうぞ……」
エメリアさんが、スプーンでシチューを僕の口に運ぶ。
「うまい……」
思わず本音を漏らすと、エメリアさんが急に怖い顔になった。台本にない台詞を言ったのがお気に召さなかったらしい。
僕は慌てて、エメリアさんの乳首をつねる。
「まずいぞ。変態牝豚!」
「あううん! 申し訳ありません……」
その後、僕は奴隷2人への“お仕置き”を台本通りに行った。
鞭だの浣腸だの蝋燭だのと、使い方が全く分からなったが、2人に教わりながらどうにかやりとげた。
「お、終わった……」
「まだレイプが残っていますよ、ご主人様」
「さあ、フィニッシュをどうぞ!」
疲労困憊して椅子に座る僕に、エメリアさんとソフィさんは、蝋で真っ赤になったお尻を容赦なく向けてきた。

「…………」
午前中のカリキュラムが終わった後、僕は一室のベッドで1人ぼんやりとしていた。
何をする気力も湧かない。もっとも気力があっても、今の環境では何もさせてもらえないだろうが。
――あのカリキュラムって、どうなったら終わりになるんだろう?
そんなことを考えた。
僕を更生させるためのプログラムなら、更生したかどうかを判断する基準がどこかにあるはずなのだが、全く聞いていない。
――先輩達が、フィーリングで判断するのかな……
そう思ったとき、扉がノックされた。
「あっ、はい」
「失礼いたします」
ドアが開き、30代ぐらいの男の人が入ってきた。道善さんの秘書の水下(みずもと)さんだ。



306 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/09/20(月) 10:26:41 ID:PS+EYuy/
「詩宝様。お疲れのところ恐れ入ります。会長がお呼びでして」
「道善さんが?」
僕はベッドから跳ね起きた。
「はい。こちらにお召替えを」
水下さんは、下着とズボンとTシャツを用意してくれていた。全裸だった僕は、急いでそれを着る。
着替えている間に、水下さんは説明を始めた。
「実は先程、総日本プロレスの社長がお見えになられまして」
「総日本プロレスの……」
総日本プロレスというのは、あの晃が所属している団体だ。中一条グループとつながりがあると聞いたことがある。
「舞華お嬢様と詩宝様のご婚約のお祝いに来られたそうです。それで、ぜひ詩宝様にお目にかかりたいと」
「そ、そうですか……」
社長さんとは、晃の紹介で会ったことがあり、面識がある。婚約のことは、晃から聞いたのだろう。
――でも、なんで僕が今この屋敷にいるって分かったんだろう?
そんな疑問が浮かんだ。まあ、ここに来てから道善さんに聞いたのかも知れないが。
「あれ、でもそうしたら、こんなラフな格好でいいんですか?」
「はい。会長と総日の社長はごく懇意の仲でして。堅苦しい席ではございません」
着替えて水下さんと部屋の外に出ると、後ろから「詩宝様」と声をかけられた。
振り向くと、スーツ姿のエメリアさんとソフィさんが立っている。
「あの、それが……」
「会長がお呼びなのだ。来客があってな」
僕の代わりに、水下さんが答えた。
途端に、エメリアさんとソフィさんは何かを警戒するような、険しい表情になる。
「でしたら、私達もご一緒します」
エメリアさんがついてこようとすると、水下さんが止めた。
「いや。会長がお呼びになったのは詩宝様だけだ。お前達はこなくていい」
「私達は詩宝様の秘書でもあるのですよ。お呼びでなくてもついて行くのが当然です」
「たかだか屋敷の中で、そこまで密着せんでもいいだろう」
水下さんが抵抗すると、ソフィさんが前に進み出た。
「会長は、どちらで詩宝様をお待ちなのですか?」
「? 1階の第一応接室だが……」
水下さんが答えた瞬間、ソフィさんの蹴りが飛んだ。
ドスッ!
足先が水下さんの下腹部にめり込む。
水下さんは一言も発せず、その場に崩れ落ちた。
「では参りましょうか、詩宝様」
「ひ……あ……」
目の前で起きた惨劇に、僕は戦慄するしかない。
ソフィさんはそんな僕を抱え上げ、のしのしと歩き始めた。



307 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/09/20(月) 10:27:45 ID:PS+EYuy/
地下室から1階に上がったところで、僕はようやく自分の足で歩くことができた。
「あの、水下さんは大丈夫なんでしょうか?」
「屋敷の使用人が、そのうち誰か気付くでしょう」
エメリアさんの答えは、にべもない。
ソフィさんが応接室のドアをノックする。
「失礼いたします。詩宝様をお連れしました」
中に入ると、車椅子の道善さんが強張った表情で、エメリアさんとソフィさんを見た。
「……水下はどうした?」
「体調不良だそうで、地下で休んでいます」
そっけなく答えるソフィさん。すがすがしいほどのしらの切りようだ。
「そ、そうか……」
道善さんは、気を取り直したように言う。
「さて、詩宝君。呼び立てて済まなかった。こちらの長木(ながき)さんが、どうしても詩宝君に会いたいと言うのでね」
「いやあ、しばらくぶりだね、紬屋君」
総日本プロレスの社長こと長木さんが、椅子に座ったまま僕に挨拶する。
「こちらこそ、ご無沙汰してまし……」
挨拶を返そうとした僕は、長木さんの後ろに立っている人物に気が付いた。
「よっ、詩宝」
「あ、晃……」
どうして晃まで。
今日は平日なのに、学校に行かなくていいのだろうか。
まあ、学校を休んでいるのは僕も一緒だけど。
「どうしたの? 今日は……」
「ところで会長」
質問しかける僕を無視し、晃は道善さんに話しかけた。
「今日一日、詩宝をお借りできないでしょうか?」
「えっ?」
思いがけない展開に、驚く僕。
エメリアさんとソフィさんからは、一瞬にして殺気が立ち昇る気配がした。
「ご存知の通り、自分と詩宝は昔からの親友でして、今回の詩宝と舞華お嬢様のご婚約は、総日本プロレスと中一条グループの関係を一層深めるものと思います。そこで、詩宝に総日の事務所に来てもらって、皆に改めて紹介したいと思うのです」
僕やエメリアさん、ソフィさんを無視して饒舌に語る晃。
「そういうことなら……」
道善さんが頷きかけたとき、エメリアさんの怒声が飛んだ。
「いけません、会長!」
「でも、詩宝君も毎日この屋敷じゃ息が詰まるだろうし、一日くらい……」
「会長……」
ソフィさんが底冷えのするような声で、道善さんを見下ろした。



308 :触雷! ◆0jC/tVr8LQ :2010/09/20(月) 10:28:58 ID:PS+EYuy/
「…………」
見る見る道善さんが委縮していく。
そこに晃が割って入った。
「何か不都合な点でも?」
エメリアさんとソフィさんが放つ凶悪なオーラをものともせず、晃は2人を見据えた。
この雰囲気に耐えられなかったのか、長木さんはすでに白目を剥いて失神している。
僕もちびりそうだ。
「それとも、会長がいいと言うのを止められるほど、あなた方は偉いんですか?」
晃の挑発的な台詞が飛ぶ。
「ぐっ。そういうことなら私達もご一緒に……」
エメリアさんが言うと、晃は首を横に振った。
「いいえ。うちの道場は女子禁制なので。女性の方はご遠慮願います」
そして、晃は長木さんの顔に容赦ない平手打ちを入れる。
バシイッ!
「ギャアッ!」
「いつまで寝てるんですか。帰りますよ」
晃は長木さんを無理やり立たせると、僕の手を取って応接室を出ようとする。
振り返ると、エメリアさんとソフィさんは目を血走らせながらわなわなと震えており、道善さんは青ざめていた。
外に出ると、晃がドアをバタンと閉める。
途端に部屋の中から騒がしい音が聞こえた。
ドスッ! バコッ! ボキッ!
「ギャアア!」
「すぐにお嬢様と奥様にご連絡を!」
「このKY会長! 死ね!」
「ま、待て。話せば分かる」
メキメキッ! ゴシャッ!
「あ、晃……」
廊下を歩きながら、僕は後ろ髪を引かれる思いで応接室を振り返る。
「いいから。早く早く」
それでも晃は、僕の手を引く力を緩めなかった。
僕達は、長木さんの運転する車で、中一条家の屋敷を出た。
ところが、着いた先は総日本プロレスの事務所ではなく、晃の家だった。
「ご苦労さん。もう帰っていいよ」
晃は長木さんを帰し、僕を家の中に引っ張り込む。
そして2人だけになると、晃は僕をがっちりと抱き締め、耳元でささやいた。
「じゃあ詩宝。今までのこと、洗いざらい全部白状しようか?」