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509 :あきましておめでとう ◆1If3wI0MXI :2011/01/01(土) 11:32:51 ID:MHEI9UtV
俺は今、暖房のきいたこの部屋から動けずにいる。
外では今頃、神社は初詣で賑わっているんだろうな。
俺も参拝して、おみくじ引いて、甘酒貰って、
帰ってきたら家で新春お笑いスペシャルでも見てる筈なんだけど。
「なんで監禁されてるんだろ」
アパートの狭い一室、
俺はベッドの柵と手錠で繋がれた自分の両腕を見て呟く。
隣でにこにこ笑っている祥子さんは何の悪びれも無く答えた。
「それは、一生、圭君と過ごす為よ」
2週間位前かな?この生活が始まったのは。



自炊の出来ない俺はいつものようにコンビニへ行こうとした。
勿論、弁当を買うために。
住み慣れたアパートのドアに鍵を掛け、さぁ、行こうと思ったときだ。
隣の部屋のドアが開き、鍋をもった女性が現れた。
そして俺に一言。
「あのぉ、作りすぎちゃったんでお裾分けしようと思ってたんですけど、貰ってくれます?」
俺は大きく頷いた。俺の隣に住んでるのは、美人女子大生の今村祥子さん。
その祥子さんの手料理と聞いたら誰だって貰うだろう。
急いで鍵を開けて、鍋を受け取る。
部屋に入り俺は小さなテーブルに鍋を置き、冷めないうちに食べた。
久しぶりの手料理、俺は涙がこぼれそうになった。
着々と箸は進み、あっという間に完食。
鍋を洗い、祥子さんに返す。
祥子さんに鍋を手渡したその時だった。
強烈な睡魔が俺を襲い、そのまま俺の意識は途切れてしまった。
顔から崩れ落ちる俺が最後に見たのは目には光が無く三日月の様な形をした口で笑う祥子さんだった。



510 :あきましておめでとう ◆1If3wI0MXI :2011/01/01(土) 11:33:45 ID:MHEI9UtV

気が付けば俺は両腕をベッドの柵に手錠で繋がれていた。
幸い足には手錠をかけられていない。
そして腰辺りに感じる違和感。
その違和感の正体、裸の祥子さんが俺に馬乗りの状態で座っていた。
「あ、おはよう圭君」
「おはよう、ございます」
あいさつをされたので一応返す。
あと圭っていうのは俺の名前ね。
とりあえずこの状況について聞いてみよう。
「えーっと、どうして俺は縛られて祥子さんは俺に馬乗りになってるんですか?」
「圭君への思いが限界に来ちゃってね、監禁しちゃった。それと、今からえっちするつもり」
監禁という言葉よりもえっちの方に衝撃を受けた。
未だ童貞の俺の初めてが祥子さん……こんなこと、夢にも思わなかった。
気付けば俺の息子は、はち切れんばかりに膨張している。
「じゃあ入れるね……ん、はぁ、あぁん」
祥子さんは処女だった。祥子さんのアソコから赤い液体が見えた。
女性の初めては痛いと聞くが祥子さんは全く痛がっている様子を見せなかった。
おそらく、痛みよりも快楽の方が勝っていたのだろう。
段々、祥子さんの腰の振りも激しくなっていった。
「ハァ、ハァ、圭君、圭君、気持ちいいよぉぉ、もっともっと気持ちよくさせてぇ」
俺の上で腰を振る祥子さんはとても淫らだった。いつもの清楚な祥子さんからは全く持って考えられない。
そうこうしている内に俺はイきそうだった。祥子さんの膣内で俺の息子は更に大きくなる。
「あっく……あぁぁ……まだ、おっきくなるの?だめ、もう私イきそうぅ、一緒にぃ一緒にイこう、圭君」
俺は黙って頷いた。今、少しでも声を出せばすぐにイってしまいそうだったから。
「ああ、イく、イっちゃうぅ、わらしぃイっちゃうのぉぉ、圭君、けい君、けいくぅぅん」
俺と祥子さんは同時に達した。俺の息子から大量の精が放たれ、祥子さんがそれを飲み込む。
激しい行為の後、息も絶え絶えの祥子さんが語り掛けるように言った。
「ハァ、ハァ、私たち、ハァ、しちゃったんだね。これで、ハァ、もう離れられない」
言い終えた祥子さんはすぐに眠ってしまった。



全てが祥子さんにまかせっきりで、一晩中セックス。
最初は、楽だし、気持ちいいしこのままでいいと思っていた。
しかし、毎日同じ事をしていると飽きてくる。監禁だ、仕方の無いことだろう。
俺の外に出たいという気持ちに気付いたのだろうか。
それから数日後、祥子さんは俺を外部とは接触させないようにした。
ベッドの横にある電話は線を刃物かなにか切断されていた。
俺の携帯電話もいつの間にか抜き取られ、見るも無残な姿になってしまった。
助けなんて呼べないし、ベッドからも動けない。
日に日にセックスが嫌になり足掻いてみたが、行為は激しさを増し祥子さんを悦ばせるだけだった。


511 :あきましておめでとう ◆1If3wI0MXI :2011/01/01(土) 11:37:53 ID:MHEI9UtV
そして今に至る。外に出る為には手錠の鍵を探すよりも説得の方が早いだろう。と俺は決断した。
「祥子さん、初詣に行かない?」
「行かない、圭君が逃げちゃう」
「そう言わずにさぁ、元旦だよ?今日ぐらい外にでようよ」
「行かないって言ったら行かないの。それ以上言ったら……解かってるよね?」
チラリとナイフを見せてくる。いや、これは脅しだけど脅しじゃない。
祥子さんは俺を殺せるはずないんだ。ずっと俺に依存してきたんだから。
「そんな事言って、僕を殺したら祥子さんはどうするの?」
「私も死ぬ」
やばい、本気だ。ここからは慎重にいかないと。
「あのさぁ、俺、祥子さんの着物姿、見たいなぁ」
「後で着てあげるからいいでしょ」
「いや、今すぐ外で見たい」
「圭君、私さっきなんて言ったっけ?」
ナイフをしっかりと握り、俺に刃を向けている。
「圭君と初詣に行きたいなぁ」
「そんなこと言ってない」
「圭君とお外に遊びにいきたいなぁ」
「圭……君……?」
とうとう首にナイフを当てられてしまった。
どうする、俺。
ん?今、祥子さんの服の袖から鍵のような物が……落ちた?
「ごめん、ごめん冗談だって。祥子さんが隣にいれば俺はいいよ」
そういって足で気付かれないように鍵を取る。
「ああ、よかった。私も圭ちゃんの事は殺したくないしね」
大丈夫だ、気付かれていない。後は祥子さんを買い物に行かせて逃げるだけだ。
「そうだ、祥子さん。俺、餅が食べたくなって来た。」
「餅?あったかしら……無いわね」
「無いのかぁ、じゃあ買って来てくれる?」
「うん、いいわよ。大人しく待っててね」
そういって祥子さんは出ていった。
よし!と思い鍵を手に移したことで気が付いた。
祥子さん、財布忘れてる。これひょっとして戻ってくるんじゃ……
俺は急いで鍵を落とし、足で隠した。それと同時に祥子さんが帰ってくる。
「ごめーん財布忘れちゃった。……ボソ怪しいところはないわね。」
祥子さんは怪訝そうに部屋を見回した後、財布を取り、出て行った。
よし!ようやく行けるぞ。鍵を足の指で掴み手に移す。
手に移した鍵を指先で摘んで鍵穴に差し込む。これにて開錠。
後は逃げるだけだ。
急いで靴を履き、飛び出す。
辺りを見てみるが誰もいない。
祥子さんは本当に餅を買いに行った様だ。
今頃になってなんだか祥子さんが可哀そうになってきた。
何も言わずに去るのもアレだし。手紙を書いておこう。




512 :あきましておめでとう ◆1If3wI0MXI :2011/01/01(土) 11:44:11 ID:MHEI9UtV
「よし、これで終わりっと」
祥子さんの部屋のドアに手紙を貼り付け俺は神社に行く。
俺の服装はジーンズにパーカーという格好だ。
監禁されていてもちゃんと新しい着替えには替えてある。
寒いけど、急ごう。
早く帰って来た祥子さんと鉢合わせたら大変なことになる。
一歩一歩確実に早く階段を降りていく。
階段を降りきり、アパートに一礼し、俺は走った。
いや、走ろうとしたが足が固まってしまった。
俺の目の前には祥子さんがいたから。
生気に溢れていた大きな瞳が、今ではどぶ川の様に濁っている。
この状況を打開できるかは解らないが、俺は祥子さんに新年の挨拶をした。

「あきましておめでとう」