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843 :狂宴高校の怪 第4話(禁断編):2011/06/26(日) 10:14:49 ID:CY4LznkI
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 あ!足かけちゃった!ノマルちゃんはバランスを崩して倒れてしまった。
「ごめん!大丈夫!?」
 ノマルちゃんは豪快に倒れたので、地面に顔を思いっきりぶつけた。鼻から血を出してる。早く手当てをしなきゃ!
「近づくな!あんたなんかに触られたくない!」

 ヒュン!

 軽い音がした。振られたカッターナイフは、私の頬をかすった。見なくても血が出てるのはわかる。ズキズキする!
 痛い!泣きたい!でも泣けない!目の前のノマルちゃんは、私なんかより痛い思いをしているんだ!
「ノマルちゃん・・・落ち着いて・・・大丈夫・・・。」
 私は錯乱してるノマルちゃんを抱き締めた。


「離せ!離せ!」
 ノマルちゃんが私の腕の中で暴れている。
「落ち着いて・・・ノマルちゃん・・・。」
 優しく語りかけるように私はノマルちゃんに話しかけた。


844 :狂宴高校の怪 第4話(禁断編):2011/06/26(日) 10:16:06 ID:CY4LznkI
「ノマルちゃん・・・落ち着いて・・・。」
 ノマルちゃんの動きが少し鈍くなる。
「う・・・うるさい!あんたなんか・・・!」
「ノマルちゃんはコイル君がすごい好きなんだね・・・でもノマルちゃん、コイル君はノマルちゃんの血にまみれた姿を見たいと思ってる?
 ノマルちゃんに血にまみれた姿は似合わないよ、ノマルちゃん・・・可愛いんだもん!
 私はノマルちゃんの恋・・・応援するよ?兄妹だからなんて関係ないよ。ノマルちゃんなら絶対にものに出来るから!」
 私はノマルちゃんの頭を撫でた。黒くて長い髪の毛は、サラサラとしていた。

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「お兄ちゃーーーん!ナオさーーーん!」
 昼休み、俺の妹が教室にやって来た。今まではこんなことはなかったのに。
 「お兄ちゃん!はい!お弁当!」
 いつもなら朝行く前に用意されているのだが、妹が教室に来ることになってからは、毎日手渡しになった。
 弁当のおかずはは元に戻っていたが、ご飯は相変わらずハートを描いていた。
「ノマルちゃんのお弁当、可愛いね。」
「でしょ?でしょ?ハートは私の自信作なんだ!」
 綺麗な笑顔を浮かべた二人は、華やかなハートの弁当を見ながら話していた。


845 :狂宴高校の怪 第4話(禁断編):2011/06/26(日) 10:16:57 ID:CY4LznkI
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「どうやら事を済んだみたいですね。」
 屋上、僕はチバタ君と事件について話していました。
「しかし、私も以外でしたよ。まさかナオさんが事を済ませてくれるなんて。」
「ほう?あれは予想外だと言うことですね。」
「私としては、ナオさんには入院ぐらいは覚悟してもらおうと思ったのだけどもねぇ。」

「しかし、わかっているね?私が今回の事件で君達に協力したと言うことは。」
「えぇ、わかっていますよ。それを承知の上で頼んだのですから。」
「ならば全ては言いません。私はあくまで同率の立場の人間ですから。」

 そう言って、チバタ君は屋上から出ていきました・・・。