512 :自己中女:2011/08/10(水) 02:11:30 ID:Z6m111H6
「私は君のことが好きだ。それはもう発狂しそうなくらい好きだ。」
「いや、もう愛していると言っても過言ではないだろう。」
「君と一生一緒にいたい。離れたくない。」
「まぁだからこうして君をここに閉じ込めたわけだが・・・」
「君はここから出たいんだろう。そんなのは誰にでもわかる。私が君の立場でも出たいと思うだろう。それが普通の考えだ。」
「君が辛いのはわかっているさ。」
「でもすまないな、私は君のことを愛しているが、君の幸せを願っているわけではないんだよ。」
「この世で最も愛しているのは君だが、この世で最も大切なのは私自身なのだよ。」
「君と一緒にいると私はうれしくなる。幸せになる。」
「だから私の幸せのために君をここに閉じ込めた。」
「決して君のためではないんだよ」
「・・・・・ふむ。確かに。君の言うとおり、これは愛ではないのかもしれないな。」
「自己中心的な私の独りよがりなのかもしれん。」
「まぁそれでも構わないさ。」
「さっきも言っただろう?この行為は私の幸せのため、だと。」
「愛があっても無くても、現実はなにも変わらないさ。」
「私は、私自身が幸せならそれでいいんだ、結局のところは。」
「・・・・・つまるところ君は玩具と同じかもしれんな。私の欲求を満たすための玩具、みたいに。」
「あぁ、怒ったかい?そりゃそうだろう。ここで怒らなきゃ君は唯のマゾだよ。」
「・・・・・けど安心したよ。」
「君が怒っても私の幸福感は変わることがなかったよ。」
「やはり君と一緒にいるだけで充分なんだよ、私は。」
「そんなに怒鳴っても疲れるだけだぞ?まぁ防音対策も充分だからどうってことないが・・・」
「・・・・・・あぁ、そろそろ晩御飯の時間だね。夕飯を取ってくるよ」
「いやぁ楽しみだなぁ・・・これから私はずぅっと幸せな日々をおくれるんだろうなぁ・・・」

「・・・・じゃ、これから私の幸せのために頑張ってくれよな?」


なんか猛烈に自分も書きたくなったから書いてみた!いやいや短編だろうがなんだろーが
文章作るのって難しいね!
そー考えると職人さんとかは本当にすごいんだなぁ!
最終更新:2011年09月23日 17:33