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265 :夫が隣りに住んでいます [sage] :2008/01/29(火) 01:22:41 ID:67i2qe8S
第10章

今日の真紀はいやに積極的だった。
いや積極的なのが悪いんじゃない。それどころかどちらかt・・・
まぁそんなことはどうでもいいんだが、とにかく何かいつもと違った。
「う~ん・・・」
しばらく考えても何も出てこない。
「う~む・・・」
まだでない。
「U-mu・・・・Zzz・・・」
突然ガッという衝撃に目を覚ます。
見ると真紀が呆れ顔で立っていた。その手にはバールのようなものが握られている。
「突然なにしやがりますかね。このしとは」
と当然の抗議の声をあげるのだが
「何しやがりますじゃないわよ。突然うなりだしたかと思ったらいきなり寝てるし!」
とまるで抗議を意に介さず真っ当なことをおっしゃりだす。
その様子はいつもの真紀だった。
とりあえずさっき感じた違和感はただの気のせいだったのかもしれないと一人納得した。
その後は二人で少しのびた蕎麦をすすりつつどうでもいい会話に花を咲かせる。

蕎麦も食べ終わりごろごろしてると台所でお茶を入れている真紀が声をかけてきた。
「そういえば健一さ・・・さっき挨拶に回ったお隣さんって・・・ドンナヒト?」
その声に少しさっき感じた違和感があったが別段気にせず
「ああ・・・なんかいきなり抱きつかれてさ・・・なんだか変な」
ここまで言うといきなり台所で『バキッ!』と何かが折れる音がする。あわてて
「ど・どうしたの真紀さん!?」
と慌てて台所へ向かうとそこには満面の笑みを浮かべた真紀が居た。
ただ、その手には砕けた湯飲み茶碗が握られている。
その様子が妙にシュールすぎて乾いた笑いしか出てこない。

「えぇと・・・マキサ・・ン?」



266 :夫が隣りに住んでいます [sage] :2008/01/29(火) 01:23:42 ID:67i2qe8S
とりあえず名前を呼んでみることにした。
いや、決してその満面の笑みの中にドス黒い何かを感じ取ってビビッてる訳じゃない。
うん。
そんな訳じゃない。

「テ、ダイジョウブデスカ・・・?」

決してビビッテいるわけではない。
その目がココではないどこかを見ているように見えても
ボクはそんなよわむしなんかじゃないやい。

・・・

一瞬だが幼児退行していたような気がする。
それも全て気のせいだ。
大丈夫だ俺!COOLにいこうぜ!そんな自分が大好きさ!
とりあえずもう一度真紀のほうを見ると、そこにはやはり満面の笑みの真紀がいた。
手には何も持っては居ない。やはりさっきのは幻覚だったんだ。

「真紀さんどうしたの?さっき凄い音がしたみたいだけど」
と聞くと
「え?そんな音しなかったけど?」
と真顔で返してくる。やはりさっきの出来事は最初から俺の勘違いだったようだ。
やっぱり俺疲れてるのか?
と頭をひねる。その様子を見て真紀も
「どうしたの?ちょっと疲れてるんじゃない?」
心配そうに尋ねてきた。
「うーん・・・そうかも。俺ちょっと先に休んでるよ」
そう返してとりあえず部屋に戻りソファーの肘掛を枕に休むことにした。
しかし今日は色々ありすぎて疲れた。
ただ、魔法使いになる権利を放棄できたことは非常によい出来事だったが・・・。


267 :夫が隣りに住んでいます [sage] :2008/01/29(火) 01:24:04 ID:67i2qe8S
・・・ん?
体がスゥスゥするよ?
それになんだかネチャネチャするよ?
・・・
あれ?腕が動かない?
おかしいと思って薄目を開けるとそこには肌色の何かが俺の上に乗っていた。
「ん・・・ん・・・あ・・」
暗い中よく見るとそれは小さく色っぽい声を上げる真紀だった。
「って、ええぇ?何してるの真紀さん?!」
「あっイイ!!そこ!」
駄目だ。コイツ聞いちゃいねぇ。
「真紀さん。ちょっま・・・っ!」
急速に射精感が高まっていく。とりあえず今はこのままで良いかぁ・・・
「来てぇ中に!いっぱいぃぃぃ!」
その声を合図に溜まっていたものが出て行く。
「ああああぁぁぁ・・・・」
出し終わるとそれまで感じていた疑問が一気に湧き上がってきた。
とりあえず手が縛られているみたいだ。そこから聞いてみよう。
「ええと・・・真紀さん?」
声をかけてみるが返事が無い。
ただのしかb・・・
ただ天使の様な安らかな顔で寝ているようだ。
って俺の拘束は放置プレイっすか?!真紀さん?!