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114 名前:依存型ヤンデレの恐怖 ◆a5x/bmmruE[sage] 投稿日:2011/10/21(金) 21:45:40 ID:y9ZxoISc [12/14]
依存型ヤンデレの恐怖2


寝苦しい夜だった。体中をナメクジが這い回るような感触。クソ。未夢のヤツだ。相変わらず生粋の馬鹿のこいつは、現在、俺の足に股間を擦り付けて絶賛自家発電中だ。


「うぁ…リューヤ、リューヤぁ!」

ふざけんな。小一時間も問い詰めてやりたい。だが、俺はそうしない。普通にキモイ。 でも止めない。俺は意地悪だから。むしろ手伝ってやる。
(うりうり!)
足を軽く揺すってやると、未夢は若鮎のようにおとがいを反らして反応した。

「あっはぁ…!?」
もうすぐだ。未夢はイク時、俺の名前を安売りみたいに連呼する。

「リューヤ、リューヤ、リューヤ、リューヤぁ…」

堪え性のない奴だ。そんな奴には、罰を与えてやる。
(今だ!)
狙いすまして動きを止めてやる。

「あぁ!あああ…んんん~!」

不完全燃焼の未夢は切なそうな呻きを上げる。
しかし、バレてないとでも思ってるんだろうか?俺の寝間着は未夢の吐き出した粘液でズルズルだ。
(もう一度だ。こんなエロっ娘は懲らしめてやる!)

そんなことを繰り返しているうちに朝になった。
日の光と共に起き出した俺は、疲れてはいたが爽快な気分だった。一方の未夢は、どんよりとした眼差しに疲労の色を浮かべ、うつらうつらと船を漕いでいる。
(勝った…!)

「起きんか!このメス犬!」

下半身剥き出しの未夢に頭突きを食らわせる。

「きゃいぃん!」

いい悲鳴だ。
未夢が俺の身体でオナニーに耽るのはこれが初めてではない。この馬鹿はイッて満足してしまうと、後始末もせずに寝てしまうので部屋中性臭で一杯になってしまう。もちろん、俺の寝間着はガビガビだ。
初めこそチェリーの俺は動揺したものの、今ではこの通り、何も感じなくなってしまった。
(なんか違う…自慢するとこじゃない)
男として枯れてしまったような気がした。


未夢にエサを与えてそそくさと登校する。俺を見送った未夢は、欲求不満からか虚ろな目つきをしていた。
今度はオナニーを禁止してやろう…


学校で、有意義な授業を受け満腹になった俺はついうとうとと眠ってしまった。


…遠くに雨の音が聞こえる…


はっ、として目を覚ますと窓の外は雨だった。
(しまった!)
窓から身を乗り出して校門を見ると、未夢のヤツが、また俺の服を着て一人、ぽつんと立っている。
濡れた子犬のように、惨めで哀れを誘う光景だった。

115 名前:依存型ヤンデレの恐怖 ◆a5x/bmmruE[sage] 投稿日:2011/10/21(金) 21:49:25 ID:y9ZxoISc [13/14]
降りしきる雨の中、全力で校門に向かう。
「馬鹿っ、おまえ、なんで来たんだ。こんな雨の中、傘も差さないヤツがあるか!」

未夢は熱があるのだろうか、目元を赤くしてどこかしら浮かされたように言った。
「だって、未夢、リューヤだけしかする事ないもん…」

ゾワッと来た。
重い。
重すぎる。
幼なじみじゃなかったら、迷わず逃げ出すところだ。

未夢の身体は熱く、吐き出す息はどこか気だるそうだった。
慌てて帰宅する。こんな時にもかかわらず、この馬鹿は熱っぽい息を俺の耳に吹きかけたり、股間に手をやってモジモジしたりと忙しかった。おかげで電車の中で目立ってしょうがなかった。



帰宅して、救急箱を 探すが見当たらない。このときほど健康優良児の自分を恨んだことはない。

「未夢っ、救急箱知らないか?」

自分の家のことを何故他人に尋ねるのだろう。情けなさすぎる。


「風邪薬…?」
「ああ、それと濡れた服を着替えないとな…」


未夢はふらふらとリビングの奥に消えて行った。
そして帰って来た時、ヤツは風邪薬を片手に微笑み、何故か全裸だった。
「……」
「……」
沈黙があった。
流石の俺も意表を突かれ、この時ばかりは言葉を忘れた。


何なんだ、こいつは。一体、何処の星からやって来たのだ。
気を取り直して、全裸の未夢から風邪薬を受け取る。気にしたら負けだ。

「……」

俺の見込みは甘かった。どうしようもなく甘かった。
驚きはまだあった。
未夢が持って来たのは…座薬だった。
こいつは此処までするのか。
できるのか。

「変態」
「違うもぉん…リューヤが好きなだけで…」


俺? 未夢が怖くないかって?
怖いよ。
めっちゃ怖い!


「なあ、未夢…物事にはTPOというのがあってだな…」
「むつかしい話しはわからないよ……」


未夢…お前が、ナンバー1だ。


そして夜、またしてもリビングの床に未夢を正座させた。
バカは風邪を引かないという逸話があるが、どうやらそれは実話であるらしい。ピンピンしている。


「さぁ、誓うんだ。未夢!」
「リュ、リューヤのお家ではオナニーしませんっ!」


ここに至るまでの間にウメボシを山ほどかましてやった。流石に少し堪えたようだ。


「もう一丁!」
「リュ、リューヤのお家では、へ、変態禁止っ!うわーん!」

ふんっ!
誓わせてやったわ!
心配して損した…。