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64 :罪歌のワルツ:2012/03/03(土) 13:14:07 ID:umAQQdVM
突然だが、僕は今クラスメートの家でソファに座っている。連休にも関わらず呼び出した江坂カホの家には両親がいないようだ。
「江坂さん、今日は何の用があって呼び出したんですか?」
「江坂じゃなくてミホって呼んで」
江坂ミホは僕の隣に寄り添うように腰を下ろし囁いた。
「あくまで今、僕らはクラスメートなだけなのだから名字で呼ぶのは普通じゃないかな?」
僕はクラスメートから少し距離を空けた。
「セイジはひどいなぁ、私達は恋人同士なんですよ」
「違うよ、僕は君からの告白をきちんと断ったはずだ」
また距離を詰めようとする彼女を僕は遠ざけた。
江坂ミホはセイジ、つまりは僕に好意を向けているクラスメートだ。しかし、告白を断った今もその好意は僕に向けたままである。
「どうして?セイジはあの子に脅されてるんでしょだから私を避けるんだよね。そうでしょ、ねぇそう言ってよ、私はセイジの為ならなんだってするから」
「今日は君が僕の後輩の怪我させたと聞いたから来たんだ」
「どうして?セイジは好きでもないあの子の方が大事なの?」
「確かに僕はあの後輩に好意は抱いてないが、君が僕の後輩を怪我させた動機が僕なら話は別だ」
「もぅ仕方ないなぁ、セイジが素直にならないなら、私だって考えがあるんだからぁ」
江坂ミホは僕を押し倒して光を映し出さない瞳で熱っぽい視線を僕の視線に絡ませる。僕はそれを冷たくでも、逸らさずにいた。


何故なら、僕は彼女の心狂わした罪を償わなければならない

その為に僕はここに来たんだ