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599 名前:彼は愛さない[sage] 投稿日:2012/06/12(火) 02:29:11 ID:TGhkF6aY [1/4]
私の幼馴染みは変わった奴だ。
変わったといっても最初からではない。
小さなキッカケで彼の性格は今とくらべて大きく変わった。
―学生時代は私達の仲は長年の付き合いがあり、彼の面倒を見ていた。
今も彼の自堕落差は変わって・・・いや、今の方が酷いな・・・。
ある日、彼が放課後に呼ばされて心配で見にいったら・・・なんというか・・・ほら?罰ゲームってあるだろ?告白と見せかけて、実は告白する側の陣営がゲームをして負けた奴がその罰ゲームをするという悪趣味極まりない遊びだ。
オマケに告白する側はなんもデメリットもないゲームだ。
私の幼馴染みはその犠牲者+笑い者にされたってわけだ・・・。
まぁ・・・それが彼女らの最後の平穏な日々になったわけだが・・・。
呆然と立っている彼が心配で肩に手をかけようとしたんだが・・・
「触るな売女が」
そう言った後彼は私の横を通り過ぎて行った。
ショックだった。
彼の目を見た時、もう私を幼馴染みを見る目ではなく、汚らわしい物を見る目だった。
彼にその・・・恋心というか・・・そういう感情を持っていた私の初恋はアイツらのせいで壊れたんだ。
―殺してやる
とは思っていたんだが当時の私はそんな問題より彼に嫌われたのが凄く凄くショックでね・・・呆然とそのままフラフラ~と帰っちゃったんだよ。
フフフ・・・本当に本当につらかったなー・・・

600 名前:彼は愛さない[sage] 投稿日:2012/06/12(火) 03:04:30 ID:TGhkF6aY [2/4]
そのまま家に帰った私は隣の彼の家にも聞こえる位大泣きして寝たんだ。
・・・そんなにうるさかったのかな・・・。
次の日、ギリギリの状態で朝に起こしに彼の家に向かいに行ったんだが彼は珍しく家に出たらしいんだ。
大泣きしてるのを心配されたのをあれ!?聞かれた!?と必死にごまかして逃げるように彼の家から学校に向かったんだ。
やはり嫌われたのか・・・と死にたくなる気分で学校に着いて教室に入ったのだが彼の席に彼はいなかったので、友人に聞いたらまだ着いていないそうだ。あれ?と不思議に思ったんだがチャイムが鳴り席に座って授業を受けた。
―最初の授業が終わりなにかあったのかと心配したが二時間目が始まる時に彼は教室に入って来た。
遅れたことよりも学校に来た彼を私はなぜかホッとした。
・・・私の初恋を壊した連中共がニヤニヤして彼を見ているのが不快だった事を除けば・・・。
学校では特にいつもどうりの彼だったが“女”が絡むと彼の友人達が驚く程の憎悪を覗かせていた。
とにかく“女”が絡むと平気で病院送り、精神病院送りと彼の行動は過激を増した。
当時の私はなんとか彼の女嫌いを“私”だけでも許容の範囲に入ろうと努めたが当時の彼はNOの態度で拒絶ばりの嫌悪感を出していた。
だがある日だ。
彼の“世界”に入る為に今日もと学校に着いたのだが、そこで小さな事態が起きた。
女子の何名かが行方不明らしい。
だからなんだとどうでもよかったのだがその行方不明の名前が挙がるたびに確信を得た。
彼と私の仲を壊した奴らだと。
そしてこうも思った。
―彼があのクズ共をヤッたのだと。
・・・知ってるかい?
結構裏の世界ではあのクズ共を重傷を負わせても変態共には高く売れるそうだよ?。
その日彼は私の前から去った。

601 名前:彼は愛さない[sage] 投稿日:2012/06/12(火) 03:39:56 ID:TGhkF6aY [3/4]
「ふふっ、けど運命のようにまた私達は再開した」

「・・・・・・・・・」

「あぁ、――私の愛しい人」

「触るな」

ゴッ

「グッ、ひっ酷いじゃないか幼馴染みに対して殴るなんて・・・しかも本気で」

「黙って聞いてればいちいちホラを吹きやがって貴様が逃げ場所を暮れてやるとか言って着いていったらなんで売女もセットでついてくるんだ」

「だってここは私の住んでいるマンションの部屋だし」

「売女が・・・」

「私はあんなクズ達とは違うよ」

「女は信用できん
吐き気がする」

ザッ

「あっ、どこ行くんだい」

「・・・掃除だ」

「夜には帰って来るんだよ」

「・・・・・・・・・・・・」

ガチャン

―愛しき人
アナタはいつに
愛してくれる?―

―憎き女よ
アナタを永遠に
愛さない―