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421 :三つ子の魂死ぬまで 1話:2014/05/06(火) 15:44:18 ID:X7QU90aA 三つ子の魂死ぬまで 1話

ピピピピ ピピピピ
俺は睡眠の終わりを告げる音を消ために、しぶしぶ右腕を挙げようとした。だが、腕は動かず、むにゅぅっとした物にあたった。

「…ぁん、おはようございますお兄様」

「おはよう、麗華(れいか)………って、なんで僕のベッドで寝てるの!?」

確か寝る前までは1人で寝ていたはず。なのになんでいるんだ?

「そんなに驚かれなくても、兄妹が一緒に寝ることなんて常識ですよ」

トントントントントンと階段を誰かがを上ってくる音が聞こえてきた。
まぁ、誰かっていってもうちに住んでる人はあと1人しかいないんだけどねーって一緒に寝てた事がばれたら……
朝っぱらからやばくなることが目に見えてくる。

「おい、百華(ももか)が起こしに来るから少しの間布団の中に隠れててくれっ!」
バサッっと布団をまた深く掛け直し寝てるフリをした。「ぁぅ…」っと小さい声が聞こえたがここは黙ってやり過ごさねばっ!そして、ドアがガチャっと開いた


「そーっと、そーっと………ふふ、まだ寝てるのかぁ…キ…して……いいよね?」
ん?よく聞き取れなかったが動いたら色々パーになるから寝てるフリに集中!そして、静かにしていると百華が起こし近づいてきて、顔を近づけ……

「って何をしている!?」
我慢しきれずにツッコミをいれてしまった。や、やらかした…

「ぇ!?なななな、なんで起きてるのよ!?」

「そ、そりゃ学校に遅刻するからなぁ。起きなきゃダメだろ」

「じゃあ、なんで寝てるフリなんてしてるの!!」

「えっーと、そ、それは」

ゴソゴソ…ゴソゴソ…

「あれ?今なんか動かなかった?」

「そ、そりゃ、生きてるから身体くらい動くだろ」

「それにしても不自然だった気がするんだけどー?」

「そそんな訳ないって」ゴソゴソ…

「ほら!また変に動いた!むぅぅ、なんか隠してるな!!それっ!」

バサッ!
「あっ……」



「おはようございます百華ちゃん」
麗華は満面の笑顔で百華に朝の挨拶をした。うん。ヤバイな。だってさっきまで布団に入っててよく見えてなかったけど下着しか付けてないもんこの人。

「な~んで、麗華が布団の中にいるのかな?しかも、下着で」
嵐の前の静けさとはこの事ですか?

「俺だって知らん!起きたら居たんだよ!」

「うるさい!馬鹿兄貴!だいたい兄貴はいつもいつも「そろそろ支度しないと遅刻しちゃうよ?」

なんで、こんな状況なのに1人だけ冷静なんすか!?

「そうだ!せっかくのお前らの入学式なんだから、遅れたらヤバイな!」

っと2人をドアの前に押して

「こらっ!ちょっと逃げるなぁぁー」

ガチャン!!カチャ


「ふぅー、これで安心だ」
流石に鍵を壊してまでは入ってこないだろう。つか、真面目に時間がヤバイな。パパッと着替えよう。

422 :三つ子の魂死ぬまで 1話:2014/05/06(火) 15:45:03 ID:X7QU90aA「「「いってきまーす」」」

父親は単身赴任をし、母親はそれに一緒に行ってしまった為家には誰もいない。そして、今日からはみんないく方向時間が同じになった。元々俺はそんなに頭良くないからいい高校に行けなくて選択肢は少なかったけど1番近い高校に行くことができた。百華に関しても俺と大体同じ感じであるが、麗華に関しては相当頭が良い。なんで、もっと上の高校に行けたはずなのになんで行かなかったんだろ?

「お兄様、朝から難しい顔して考え事ですか?」

「いんや、ただこれからは一緒に行くんだなーって思ってただけだよ」

「本当最悪よねー。明日から私は1人で行く」


俺は少し睨みつつ百華の方を向いた。真っ黒で艶やかな黒髪をポニーテールにまとめており、顔立ちは大人っぽいのにまだ胸は未発達って感じ。こいつ見た目はめちゃくちゃ可愛いのに性格が勿体無過ぎるんだよなぁ。
隣にいる麗華の方をチラッと見ると相変わらずの笑顔だ。逆に麗華は童顔でそれを際立てるようなツインテール。なのに胸はその、全然顔と釣り合ってないくらいに大きい。
申し遅れたが自分達、高峰京介、麗華、百華は三卵生の三つ子である。
んでなんで三つ子なのに学年が違うかっていうと、誕生日が俺だけ4月1日で残り二人は2日なのである。そのせいで学年がわかれることになってしまった。

「1人で行くなんて寂しいこと言うなって。なぁ、麗華」

「そうだよ、百華ちゃんも朝の事は忘れて機嫌直して。せっかくの高校生活の始まりなんだから」

麗華さん?なんで朝の事を出したんですか?今その事関係なかったよね?

「なんで、変態兄貴と一緒に行かなきゃならないの!!ふんっ!!」

怒って走って行ってしまった。そしてそのことを計画してたかのように麗華が俺の右腕に抱きついてきた。

「ちょっと、何してるの!?そ、その胸が当たってるんだけど!それとなんでベッドにいたの!?」

「お兄様のえっち♪それにしても桜が綺麗ですね~」

学校の校門の近くに着き満開の桜が見えてきた。なんか話をはぐらかされた気がしたけど、いっか。

「ほら、もう校門なんだから離して。みんなに見られたら何言われるか分からないよー?」

「嫌なのですか?」
上目遣いで少し涙目でそう言われた。

「嫌ではないけど……」そんな言葉言われたら妹でもそう答えるしかないよね。

「では!このままで行きましょう」
いつも麗華には主導権を握られてしまう…一応長男なんだけどなぁ、三つ子だけどさ。ここは一つ1年先ににこの学校にいるんだし!

「2年生の下駄箱向こうだからー!1年生はあっちだと思うよー。んじゃまた後でね!」

って言って逃げましたとさ。だって、ダサいけどあの人怒ると百華なんかと比にならないくらい怖いんだもん。そして、新しい下駄箱に行き新しい教室へ向かった。





いつものことながら夜中にお兄様のベッドの中に潜入することに成功♪一回熟睡してしまったら基本的に何やっても起きないのでやりたい放題です。これで朝まで自慰行為ができます。

目を開け時計を見ると6時になっていました。いつの間にかに寝てしまったようです。まだお兄様が起きるまで30分はあります。
ピピピピ ピピピピ
お兄様が目覚まし時計を止めようと右腕を動かしました。いつも右腕で時計を止める癖を知っています。私は両腕でガッチリとホールドし胸を押し当てます。

「…ぁん、おはようございますお兄様」

「おはよう、麗華(れいか)………って、なんで僕のベッドで寝てるの!?」

お兄様は寝ぼけてるようです。ふふ、なんで当たり前の事を聞いてくるのでしょうか?

「そんなに驚かれなくても、兄妹が一緒に寝ることなんて常識ですよ」
っと当たり前の事をお兄様だけに見せる建前じゃない本物の笑顔で答えました。

トントントントントン
百華ちゃんが起こしに来てしまいました。これでお楽しみの時間も終了です…まぁまた今夜もあるので平気です!

「「「いってきまーす」」」

ふふふ、これから1年ぶりの同じ学校生活の始まりです。害虫が近寄らないようにしないとですね♪