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270 :親友の謎 [sage] :2008/06/16(月) 11:11:31 ID:OWaDNwEh
「最近ろくなことが無い」
 いや、正確にはろくなことが無い、どころの話ではない。
 何故ならおれは命を狙われているからだ。
 至って普通の高校生である俺こと武内正也が何故命を狙われているのかと言うと・・・
「正也ー! 一緒に帰ろ!」
 この、俺の親友が原因である。
 こいつの名前は寺田圭吾、俺とは小学校からの付き合いだ。
 こいつが何故原因かと言うと、こいつに最近彼女ができた。
 しかも物凄く可愛い子である。
 しかしながらこいつは彼女より親友であるこの俺を優先するのだ。
 そのせいで俺は毎晩、嫉妬に狂ったこいつの彼女に殺されかける。
 それはよろしくないのでこいつに言う。
「俺より彼女と一緒に帰ったらどうだ?」
 俺の命のためにもそうしてくれるとうれしいが・・・
「嫌だ。」
 きっぱりと拒否された。この話をするといつもこいつの機嫌が悪くなるのは何故だろう?
「でもなあ・・・」
「正也は僕と帰りたくないの?僕よりあの女狐を優先するの?」
 そう言って腕に抱きついてくる。こいつ、彼女を女狐っていったよな?
 まあいいや。
 正直、男と言うより男の娘と呼ぶべきこいつに抱きつかれて悪い気はしない。
 そして流されるままに今日もこいつと一緒に帰る。
 今日もどこかからこいつの彼女の視線を感じる。
 本当、ろくなことがない。
 けど、今日も頑張って生き延びよう。