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69 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/25(木) 01:03:37 ID:VgLGiMfZ
大河内は俺と唇を重ねながら、体をすり寄せてくる。
その次は、舌を絡ませてきた。必死に俺もそれに応える。

「ん・・・ふ・・・んちゅ・・・ん、・・・ふぁ・・・れろ・・・」

唇の裏を、歯の裏を、舌の裏を絡ませる。
ひとしきり俺の口内を味わった少女は、何故か睨みつけてきた。

「先輩・・・誰かとキス、したことあるんですか?」
「は?なにいって・・・」
「初めてキスされたんだったら、舌で応えてくるなんてありえません。」
「・・・誰がそんなこと言ったんだ?」
「お母さんです。」

抗議の声をあげようとしたが、もう一度唇を奪われた。

「んん・・・せんぱぁい?だぁれと・・・んちゅ・・・したんですかぁ・・・?
 そんなせんぱいにはぁ、もっときついおしおき、してあげます。」

俺のベルトに手をかけて、ジッパーをおろすと、トランクスの上から陰茎を撫でてくる。

「ふふ。せぇんぱい。おぉっきくなってますよぉ?」
「こんなこと・・・してたらそう、なるのがあたりまえだ。男ってのは、そうっ、いうもんだ。」

ひとしきり楽しんだのか、今度は下着をずらして直接手を触れてきた。
未知のものに触れるかのように最初は亀頭のあたりを握ったり離したりしていたが、

「くっ・・・・・・、・・・うぁ」

カリを撫でられた途端、俺の口から声が漏れた。
その反応に妖艶な笑みを浮かべた少女は、指先を裏筋にそって這わせてくる。
指づかいが巧みすぎる。お前こそどこでこんなこと覚えてきたんだ。

「ふぅん。じゃあ、誰がやってもこうなっちゃうってことですよねぇ。」
「曲解をっ、するんじゃ・・・ない。あれは、ふ、うぁ。お前にされたら・・・ってぃうぁ!」

竿を掴みながら、カリの裏、鈴口を順番に舌で舐めた。
未知の快感に大きな声をあげてしまった。その声に納得したようにうなづいた少女は、

「もう、充分ですね。・・・今度は、私が気持ち良くなる番です。」

スカートを脱ぎ、次いで下半身を覆う下着を脱ぎ捨てた。


70 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/25(木) 01:04:23 ID:VgLGiMfZ
「せんぱい、そのまま動かないでくださいね・・・」

コンドームの包みを破り、俺の陰部に装着する。
俺のズボンとトランクスを脱がすと、腰の上に跨った。

そそり立った俺の陰茎の上には、少女の花弁が当てられている。

そしてそのまま大河内は一気に腰を下ろした。

「はぁっ!う、あ、ぁ、あああああぁぁ!」

処女膜を貫いた感覚が俺にも伝わってきた。
俺の胸に手をついて、肩を上下させている。

「大河内、苦しいんなら、もう・・・」
「いや、です。・・・へいき、です。への、かっぱ・・・」

その目に、迷いはなかった。

「動きますよ。せんっ・・・、ぱい。」

ぬちゃ、ジュプ

腰が上がり、今度は下りてくる。
陰茎を咥えている膣から、血と愛液の混ざったものが滴り落ちる。

「くぅ、う・・・か、は・・・」

俺はすでに大河内と繋がっているこの行為の虜になっていた。
柔らかく締め付け、暖かく刺激を与えてくる。
何度も、何度も。

ずっと好意を寄せていた少女に快感を与えて、同時に与えられているという
この行為は、すさまじい勢いで俺の脳を痺れさせる。

「さ、くら、もう・・・俺は、・・・くぁ・・・」
「わたしも、も・・・・・・せ、んぱ、い。一緒に・・・」

限界がすぐそこまで来ていることがわかる。
俺が全力で腰を動かすと、応えるように大きく腰を振る。

「はぁっ!はっ!はぁっ!あ、も、だめ!
 くるぅ!いっちゃぁう!あ、ああ、ああああああああああああぁぁ!」

俺は欲望を吐き出し、大河内はそれを受け止める。

「・・・あつい・・・あついよぉ・・・あったかいのが、たくさん・・・せんぱぁい・・・」


その声は、喜びに満ちていた。



71 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/25(木) 01:04:54 ID:VgLGiMfZ




季節は夏。
道場には剣道部員の掛け声と踏み込みの音、面を打つ音が響いている。
その音が一旦止まり、

「籠手打ち、始め!」

部長の掛け声をきっかけに、再び音が道場に響く。
日曜朝7時、ここ練心館で始まった三年生最後の校外練習は二時間続く。



72 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/25(木) 01:05:29 ID:VgLGiMfZ
練習が終わり着替えを済ませ、外で部員全員が出てくるまで待つ。
この道場の持ち主の娘であり、今日から剣道部の部長を任された者としての務めだ。

海原先輩を除き部員全員が帰ったことを確認した私は、鍵を閉めることにした。

「おい、待て桜!まだ俺がいるって!」
「うーん、海原先輩の声が聞こえますねー。先輩は遠い星になってしまったというのに・・・。」
「勝手に故人にするな!すぐに出るから、って言いながらも鍵を閉めるんじゃない!」

先輩が出てから再び施錠をする。うん。確認OK。

「さ、先輩帰りましょう。」
「桜。お前なあ・・・」
「今まで自分がやってきたことがわかりましたか?
 毎日再三同じことをやらされたからすっかりパターン化しちゃいましたよ。
 部長になったらこれやってみたかったんですよねー。」
「・・・・・・。」
「先輩は、ぐうの音も出ないようだ。」
「考えてることを喋るな!
 ・・・まあ、いいや。さっさと映画見に行こうぜ。」

そう言って先輩は左手を差し伸べる。私はその手を握って先輩の左隣に寄り添う。

「でも先輩。今日はいつもより着替えるのが遅かったですね。
 どうかしたんですか?」
「ああ、まあ、ちょっとノスタルジックな気分になったというか。
 ここでは本当にいろいろあったなと思ってな。」
「ふふ。違いますよ。『これからも』もっといろいろなことが起こるんですよ。」
「・・・言われてみれば、そうだな。お前が恋人である時点ですでにいろいろやっかいなことがおk」
「そうだ先輩。映画は中止にしてうちの道場でワイヤーなしのワイヤーアクションしましょう。
 ちょうどお父さんが漫画に影響されて『竜巻』って技を編み出してましたから。」
「ごめん嘘。前言撤回。頭から落ちるのは勘弁だ。」

こうやって冗談を言い合える関係でいられることが、とてもうれしい。



73 :あなたと握手を ◆Z.OmhTbrSo [sage] :2007/01/25(木) 01:06:28 ID:VgLGiMfZ
あの冬、練心館で私が気絶させた三人は、あの事件のしばらく後に退学した。
正直言って、学校に報告されたらどうしようかと不安に思っていたのだが、
校内で私とすれ違うたびに目をそらす彼らは、あの時の光景がトラウマになってしまい、
何のアクションも起こせなかったようだ。

私の足裏は後遺症を残すことなく完治した。
靴下と、剣道の踏み込みで厚くなっている皮が細かい破片を通さなかったからだ。
これは運がよかった、と言うべきだろう。

先輩の左手がほぼ元通りに直ったのは運ではなく、努力の賜物だ。
四月に先輩の手から包帯がとれたときには、握力はかなり低下していた。
しかし、先輩は握力を取り戻すためのリハビリを欠かすことなく、
七月の頭には怪我をする前以上の実力を見につけ――夏の全国大会の個人戦で、優勝した。

上手く行き過ぎだと思った。
ここまで上手くいくと何らかの力が働いているとしか思えない。


そしてその通り、ある力が先輩と私の間には働いていた。
それは私達の間に、確かな『つながり』があったから。

この『つながり』があるかぎり、私達の心が離れることはない。
もう、あの寒さを味わうことはない。
今では、いつでも春の暖かさが私の心を包んでいる。

「じゃあさっそく行きましょう!ほら!手を繋いで!」

二人の『つながり』を消さないために。
二人の心が離れることのないように。


あなたと、握手を。