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511 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/03/25(火) 09:35:17 ID:/TBxY3iy
ドラゴンが王女を浚って幽閉するシチュを逆に(別に王子じゃなくても可)してみれば、
監禁モノの人外ヤンデレのできあがりかと・ω・`


512 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/03/25(火) 09:52:46 ID:G+SCwoq0
>>511
憧れの人間様と結ばれたいと、
いつも心に思ってたドラゴンの少女が、
ちょっとしたきっかけで、とある小国の王子に恋をして、
日に日に想いを募らせていき、とうとう爆発。
王子を自分の根城に拉致監禁してしまう。
脱出を試みようとする王子だが、いつも失敗に終り、
その度にドラゴン娘は涙混じりに自分の王子への愛の深さを語る。
そんな日々に次第に王子の心もやられていく・・・。


・・・・・・うん、俺にできるのはここまでだ。


515 :名無しさん@ピンキー [sage] :2008/03/25(火) 12:27:33 ID:Zhz1gjv9
>>512
ところがドラゴンの棲む洞窟の環境は、人間の身体にはあまりにも過酷だった。
ドラゴン娘に惹かれつつある王子だったが、遂には病に倒れてしまう
半狂乱になったヤンデレドラゴン娘は、根城の洞窟を飛び出した。
七の昼と七つの夜を駆け、はるか遠い東の島にある、神々の住む霊峰の頂へ。
そこに生える「仙草」――不老長寿を与える神秘の霊薬を手に入れるために。
しかし神々は悪しきドラゴンの飛来に槍を向ける。
こうして千の神々と一匹の女ドラゴンとの、激しい戦争が始まった。

一方、王子救出の命を受けた女勇者がいた。
しかしドラゴンは留守中で、ベッドでは王子様が苦しそうにうなされているだけだった。
美少年の苦しみ臥せる様は、ある意味エロティックだ。女勇者もコロッと参ってしまう。
そのままお姫さまだっこでお持ち帰りする。

やがてドラゴン娘がボロボロになって帰ってきた。
角は折れ、翼はもがれ、身に何十本もの神の矢が突き刺さっている。
けれども王子がいない。自分の留守中に何が起こったのかを悟ったドラゴンは、怒りの雄叫びを上げた。
流した血の涙は、竜の心を真っ赤に染め上げる。愛らしい少女の姿が、灼熱のドラゴンの身体へと変貌していく。
『ドラゴンは正体をあらわした!』
愛と狂気の竜は、荒れ狂う炎の嵐となって、王子が連れ去られた王城の方へと飛んでいく。

一方、女勇者は王子様をお城へ帰す気にはならず、町の宿屋にお泊りしようとしていた。
はぁはぁ苦しそうな王子さまにハァハァしながら、「昨夜はお楽しみでしたね」するためだ。
しかし王子のベルトに手をかけたところで、巨大なドラゴンが町を襲ってきた。
ドラゴンは女勇者から王子の匂いがすることに気が付いた。ラスボス戦である。

傍迷惑な女同士の最終決戦であった。多くの住民が巻き添えになって死んだ。
ピンチになるとベホマ唱えやがるせこい女勇者だったが、嫉妬に狂った竜の前にはMPもゼロになった。
渾身のドラゴンブレスが、不貞な女勇者を焼き尽くす。だがドラゴン娘の腹にも、ロト6の剣が突き刺さっていた。
神々との戦いの傷で、彼女は既に限界だったのだ。女勇者と戦える身体ではなかったのである。

ひゅうひゅうとか細い息を吐きながら、ドラゴンは王子の元へ這っていった。もう少女に化ける魔力もなく、醜い竜の本性のままだ。
ドラゴンは霊峰から取ってきた仙草を咥えている。これさえ飲み下せば、どんな致命傷もたちどころに治るだろう。
でも、目の前には苦しそうな王子の姿がある。だから、彼女はそっと王子の口に仙草を押し込んだ。
だって、ヤンデレだもん。愛してるんだもん。
もうドラゴン娘の目はかすみ、何も見えない。最後に王子の元気そうな笑顔を見たかったが、それが残念だった。
ふと頬に冷たい感触があった。ひょっとしたら王子が泣いてくれているのかもしれないし、ただの雨なのかもしれない。
それでもドラゴン娘は、幸せそうに、最期の息を吐いた。 ――Fin――

スタッフロールの後は、王城のテラスからドラゴンの死体を見下ろす女王(王子のキモ姉)のニヤリ笑いで〆
何が言いたいかというと、ヤンデレの魅力は依存心でも攻撃性でもない、「(見境なしの)愛」なんだということだ。