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515 :もう何も信じない 第8話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/27(土) 22:18:05 ID:YnfkDxZ1
「相談があるんだ。」

そう、右京に言われた。
思えば、これが全ての元凶だったんだ。

「なんだ?」
「ここじゃちょっと…放課後、図書室に来てくれ。あそこならその時間人はいな
い。」
「構わないが…光も一緒でいいか?」

そう、光を独りにするわけにはいかない。あんなことがあったんだし。

「それは…まずい。お前にだけ話したいそうな…いや、なんでもない。」
「?気になるだろうが。」
「気にしないでくれ。」

まあ…仕方ないか。右京は以前俺の悩み相談にも乗ってくれたんだし………
光は…どうしようか?

「てわけで光。終わるまでどっかで待っててくれないか?」
「……なに、僕がいちゃまずいの?」

頼むからそんな風に笑わないでくれ。怖い。

「右京がそう言ってるんだ。男同士でしか話せないこととかあるんだろ。」
「…………よくわかんないよ。」

放課後―――――

ガラッ

「おい右京。話って―――あれ?」
おかしい。なんで右京がいない。そして―――

「こんにちは。佐橋くん。」
なんで左京先輩が??
「ごめんなさいね。右京の友達の貴方と、どうしてもお話がしたかったの。」
「は、はあ。」

―――まずい。非常にまずい。光には「右京と会う」って言ってあるんだ。
しかも、「左京先輩とは会わない」って約束もある。
とにかく、早く終わらせよう。

「で、用ってなんです。」
「実は、私ね…………」


516 :もう何も信じない 第8話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/27(土) 22:19:13 ID:YnfkDxZ1
がちゃり


「ふう。ただいま~。」
「ただいま。」

俺は、なんとか自宅にたどり着いた。はっきり言って今の俺の精神はかなりすり減ってる。
光のこともさることながら…
左京先輩のお悩み相談もかなりぶっ飛んだものだった。
まさか、「実の弟を愛してる」なんて言われるとは思わなかった。
今世紀最大のびっくりだな。まだ100分の9世紀?しか経ってないが。
つまり俺は、右京の情報を聞き出すために呼び出されたんだ。
あのバカ野郎……明日会ったらただじゃおかねえ…

「はあ。なんか今日は疲れた。もう寝ないか?」
「そうだね、寝よっか♪」
飯は二人で外で済ませてしまった。風呂も明日の朝でいいだろう。

「ふぁ…おやすみ…光。」
「……おやすみ、歩…。」

なぜ俺はこのとき気付かなかったんだろう。この時の光の表情に。

「ふ…ふふ……歩…許さないよ………明日、たっぷり"おしおき"してあげるからね…?」

ほんと、後悔してるよ。



「……ん、朝か。おはよう、こ……う……?」

なんだ?手が上がらない。あれ、なにかが手首についてる。
あれは…極限まで実用性を重視した、無骨だがシンプルな美しさをも醸し出す、銀の……………

「おはよう、歩。ごはんできたよ?」

――人はそれを、手錠と呼ぶ――
じゃなくて!なんだこの状況!なぜ俺は四肢を手錠で固定されている!?

「おい光!なんのつもりだ!」
「それは僕の台詞だよ…?言ったよね、歩。右京くんと会うって。」
「あ…ああ…」
「じゃあなんで、他の女の匂いが歩からするのかなぁ!?」
「違うんだ光!左京先輩は「ふ―――ん。あの女と会ってたんだ。…嘘つき。」
「俺の話を聞いてくれ!昨日は――」
「歩……君はわかってないね。僕は、悲しいんだよ……。言ったよね………嘘ついたら、許さないって………。」
「……光っ!」
「ふ……ふふ………。たっぷり"お仕置き"してあげる………」



お仕置き!?お仕置きってなんだよ?俺死ぬのか!?
―――いやそれはない。それなら、回避可能なギリのタイミングで"視える"はず――
って冷静に分析してる場合じゃない!誰か、なんとかしてくれぇぇぇぇぇ!!



517 :もう何も信じない 第8話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/27(土) 22:20:15 ID:YnfkDxZ1
「はい歩。あ―んして。あ―――ん。」

歩は今、僕の愛情たっぷりの手料理を食べている。

「ほら、こぼしちゃだめだよ。」
「…っ光、もうやめろよ…」
「なにいってるの?これはお仕置きなんだよ?歩は今日1日、このままで過ごすんだ
よ?」
「そんな…。」

か、かわいぃぃぃ
ちょっと涙目な歩って、こんなにかわいいんだぁぁぁ
そんな目されたら僕…もっと虐めたくなっちゃう。

―――こほん。危ない危ない。本来の目的を忘れるところだったよ。

「さあ歩?ちゃんと残さず食べようね?ああ大丈夫。ちゃんと全部口移しであげる
から。あははっ…」

くちゃ………もぐ………ごくん……


――――情けない。こんな目に逢うなんて。泣きたくなる。
俺は今朝の食事をすべて光に"食べさせて"もらった。あいつは、
「おいしい?」
なんて聞いてくるが、正直、味なんか分かるか。おいしいけど。

それより、体が熱い。どうやら、食事に一服盛られたようだ。まさか光にそれをやられるなんてな…。
まあ、命には関わらなそうだ。今回は多目に見よう。

数時間後――――

前言撤回。俺死ぬかも。
くそぅ、一体何盛ったんだ!?なんで俺の―――
その―――
………頼む。どうか察してくれ。このままだと、幼稚園児すらお菓子金ないんだよ。
だめだ、思考が働かない――――



ふふ…おくすりはよく効いてるみたいだね。
シテほしいんだよね?苦しそうだもん。
でも、まだだめだよ。まだお昼ご飯があるんだから。もちろん晩ごはんもあるよ?

「さあ…お昼の時間だよ?」
「っあ…こう…もうやめてくれ……おれ…もう…」
「ふふ。どうしちゃったのかな歩。そんなに僕の裸えぷろんが気に入ったのかな?

「こ…ぉっ…!」

ぬちゃ…ちゅ…ちゅぱっ…
「ぷはぁ…そんなに舌絡ませちゃって…そんなに僕のおくちおいしいのかい?」
「…あ……ぅ……こぉ…」
「…仕方ないなあ。晩ごはん食べたら、ご褒美あげるから、ね?」
「うっ…あぁぁっ…まっ……まってくれぇぇ…もぉっ…がまん……」


518 :もう何も信じない 第8話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/27(土) 22:21:26 ID:YnfkDxZ1
―――最悪だ。
どのくらい最悪かって?
例えば、とあるエロゲでヒロインを換金…じゃなくて監禁して媚薬を与えたあと
何時間も放置してじらされた表情におっきしたことないか?ない?それはすまん。
だがまさにそれだ。おれは今、薬でじらされ放置されてる。だが不思議だ。頭は
こうクリアなままなのに、あいつの事を思うと……うあぁぁぁぁぁぁぁ!!

…はぁはぁ。もう…我慢できない…。
光とシタイ。おれの頭の中はそれだけだ。
こうなったら………



「歩?晩ごはんだよ?」
最後は、おくすりをたっぷり使ったごはん。ふふ…いっぱいじらしてじらして…何度も寸止めして……
涙目で屈服させて………僕の事以外考えられなくしてあげるよ…?
そうしたら、二度と僕から離れなくなるよね?ふふ……あははははははははははははっ!!

「ほぉら、おくち開けて?」
「光…光っ!」

どったんっ

「そんな!なんで手錠から抜け出て……」
「こお…もうがまん…できないっ……」
「ちょっ、あゆ、あぁぁっ!」


おれは今光と…その…シテる。
もう何回だろうか?部屋中、光の匂いでいっぱいだ。
だめだ。この匂いをかいでると、もう何も考えられなくなる―――


「はあ……はあ…こ…う……す…きだ…」
「あゆむっ!もお、むりだよお!はやく、いってよおっ!あたま、やけちゃうよおぉ!
っああぁ!また、いくっ!」

光のからだか小刻みに震える。手は頭を必死に抱えて、よだれと涙を流し、嬌声
をあげている。もう3回も…その…ご粗相…してる。

さっきから「もうやめて」と懇願している。それでも、止められない。
おれだって、頭が焼き切れそうだ。でも体が勝手に光を求めている。

「…っ!まだっ…いっ…たばかりなの、にっ!ああっ!あたまが!おかしくなっちゃ
うぅぅ!!あゆむぅ!ぼく……しんじゃうよぉぉ……!」
「こぉっ!すきだ…っ!!おれ、もっ!」

俺は、光のなかで、ようやく果てることができた。
―――やっと、やっと解放された―――


519 :もう何も信じない 第8話 ◆KG67S9WNlw [sage] :2008/09/27(土) 22:22:54 ID:YnfkDxZ1
「歩ってば…ひどいよ…こんなになるまでするなんて…ぼく、腰抜けちゃって、立てないんだよ!?」
「すまん。」
「それに…僕が何十回もいったってのに、歩ったら、まったくいく気配なかったよね!?
いったいどういう体の構造してるんだい!!?」
「…それは、その…たまたま、だ。でも、よかったろ?」
「よかったけど…本当に頭おかしくなりそうだったんだよ!?
もし僕がぷっつんしたらどうする気だったんだい!?」
「そしたら、光が俺にしたことを、そのままやってやるさ。」
「僕を殺す気!!?それと……どうやって手錠から抜けたんだい?」
「それは、だな…」
「(ごくり…)」

「企業秘密、だ。」
「むき―――――っ!!」



言えるわけない。まさか、光とシタくて……手首の間接はずしたなんて。
ああ。俺も、相当の馬鹿だ。
でも、光といつまでもこうしていられたら…きっと幸せなんだろうな。もちろん薬抜きでだが。

だからこそ…俺は光を守らなくちゃいけない。
もう怖い思いなんかさせないさ。だから―――
ずっと俺のそばで、笑っていてくれ。



もう…歩ったら信じられない。本気でお花畑が見えたんだからね!?しゃれにならないよ!
でも…ああして歩に愛されるのって…好き。
だって、そうしてれば怖い思いしないもの。
あのひとときだけは、歩の愛をはっきりと感じられるんだから。

お願い、歩…もっと僕を愛して…歩にだったらどんなに狂わされてもいいから…
ううん、君のためならいくらでも狂ってあげるから。
もういっそ、一生…君のもとで縛りつけてほしいくらいだよ…