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838 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:11:20 ID:vM+W356W
第三話『深紅・猛攻』

「とりあえず、ここじゃなんなのでトイレにでも」
「何をするつもりだ……」
「すぐわかりますよ」
ミクは千歳を連れて保健室を出た。ミクは下校時間の生徒の追い出しと、施錠を役割としている。
これは本来教師や用務員の仕事なのだが、ミクは自らその役がしたいと買って出た。
学級委員長、風紀委員、生徒会などなど、他人の上位に立つのが好きな人間である。
「(最初からおかしいと思うべきだった……)」
わざわざそんな役を買って出るなど、常人のすることではない。真面目な委員長と言う印象でごまかしていて分からなかったが、今なら分かる。
井上ミクは……。
「お前ここ、女子トイレ」
「つべこべ言わずに、入ってくださいよ。拒否権はありません」
――そもそも、女子トイレじゃなかったら、私が男子トイレに入らないといけないじゃないですか。私は変態じゃないんでそんなのしませんよ。
くすくすと笑いながらミクは小声で言った。
千歳は、盗撮をしている人間がなにをほざくのかと不快に思うが、今は言わないことにした。
「……わかった」
ナギの写真をばら撒かれるくらいなら、と、千歳は素直に従う。
「その個室にしましょうか」
一番奥の個室。ぐずぐずとしていたら、ミクが強引に押し込んできた。鍵をかけ、そのまま千歳を壁まで押し付ける。
「おいっ! お前一体……うぐっ」
口がふさがれる。ミクの唇によってだった。


839 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:13:07 ID:vM+W356W
「んっ……ふぅぁ……」
ミクは興奮したように口の端から吐息を漏らす。千歳には振り払えなかった。ミクの腕力が異常に高い。
ミクの身長は、ほとんど小学生のナギと比べると大きいほうだが、150センチと少しくらいで大きいとは少なくともいえない。
それが、男としては標準的な体格と運動能力を持つ千歳を完全に封じ込めている。信じがたいことだった。
「ぷはぁ……。鷹野君、『どう』ですか?」
ミクは唇を離すと、依然千歳を押さえ込み、したから覗きこむ視線で聞いた。それはもはや真面目な委員長の姿ではない。
――雌。ただの発情気の雌。
しかしこの雌は、人間なんかよりずっと性質が悪い。知恵をつけた野獣。
「黙りこくって……。この状況、わかりませんか?」
千歳はもはや状況に脳がついていっていなかった。話すことも、動くこともできない。
「簡単なお話です。鷹野君の大切な幼なじみであるナギさんがですね、ある日の放課後、教室でオナニーしてたんです」
「オナ……ナギが?」
なんとか搾り出した言葉も、ただの反射。内容は無かった。
「そうですよ。はしたないですよね。教室でオナニーだなんて……。いつも巡回している私に見つかる可能性を考えなかったのでしょうか。それとも、誰かに見つかるかもしれないという状況に興奮したのか……」
楽しそうにミクは語り続ける。
「誰かさんの机に必死でおまたをこすりつけて、その人の名前を呼ぶんです。汚いなぁって、ちょっと私も人事ながら怒りを覚えました。本人にはもっと苦痛でしょうかね。あんな臭そうなおまんこ汁をぐちゃぐちゃにして、よだれたらして、馬鹿みたいな顔して」
「な……一体、ナギはなんで……」
「さあ。その人のことが好きなのか、それともただ性欲が強いのか。――おそらくは後者ですがね。とにかく、それを気に私はナギさんという人間に興味を持ちまして、いろいろと調べてみたんですよ」
千歳の手の中にある、ナギの盗撮写真。いたるところから撮影されている。
ミクはそれを奪い返し、ぱらぱらと中身を確認する。
「簡単でした。だって、私はほとんどこの学校の部屋の支配権全てを握っているみたいなものですから。いわば、放課後の王様。カメラを仕掛ける時間なんて腐るほどありますし、回収する時間もあります。鍵を締めれば自由に作業できるんですから」
「そんな、めちゃくちゃな……」
「そうですよね。確かにこの作戦には不備があります。発見もされやすいし、不確定要素も多いですが……。なんにでも、用意周到な人間は切り札を隠し持つものです」
ミクの特徴的なくすくす笑いは加速する。


840 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:18:35 ID:vM+W356W
「まあ、説明はこんなところでしょう。ナギさんの写真、私が持っていたら不安じゃないですか?」
そりゃあ、そうだ。
千歳は一瞬その物言いに。当たり前のことをわざわざぬけぬけと言ってくるミクに対し怒りをあらわにしかけたが、直前で押さえた。
「千歳君、この写真は、合計で20枚あります。ネガや元データも既に処分しました」
――そんなわけありませんけど。
「これ、全部千歳君にあげようと思っています」
「ほ、ほんとうか……!」
手を出す。ミクはさっと手を引いてかわした。
「もちろん、ただじゃありません」
「どうすればいい……?」
「これ一枚につき一回、私の言うことを聞いてください」
「わかった」
千歳は全く迷わずに答えた。その速さは若干以外だったが、ミクは動揺を表に出さない。
迷ったら負ける。犯罪を犯しているのは、こちらのほうなのだ。そんな覚悟と自覚がミクにはあった。
――それに、これで切り札をとっておいたまま計画が進行しますしね……。
どんなものにでも切り札は必要。当たり前の話だ。この『脅し』だって、千歳の冷静さとナギへの思い次第。正直不確定。
だから、必要な情報はもっとたくさんそろえた。
例えば。あくまで例だが。
――ナギが昔殺人を犯していたり、とか。
――千歳が昔、親に暴行を働いた、だとか。
そんな、過去の傷をえぐるような、そんな『甘い知識のリンゴ』。すばらしいじゃないか。
「じゃあ、今日は報酬は一枚です。よろしくお願いしますね」
「……何時までかかる?」
「そうですね、今が六時半くらいですから……。だいたい一時間くらいいただきます。七時半まで、この写真で買いますね、いいですか?」
「……交渉できるたちばじゃないみたいだな。それでいい……」
「さすが、ものわかりが良いですね」
がちゃり。ミクはどこからともなく手錠を取り出すと、千歳の両手後ろに拘束した。


841 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:26:02 ID:vM+W356W
「おまっ、なにを……」
「さっきから思ってたんですけど、鷹野君って鈍いんですか? それとも、これから起こるであろう未来のことも予測できないほどに馬鹿なんですか? おそらくは前者でしょうけど」
「鈍い……だと?」
「歴然としているでしょう。男女逆の立場だとわかりやすいですかね。そう、強姦ですよ。わかりますか?」
ミクはくすくすと笑い、手錠をされ無抵抗の千歳を押し倒した。この女子トイレ、個室がわりと広い。十分に千歳が座り込み、その上にミクが覆い被さることができるほどのスペースがあった。
「くっ……」
「あはっ、やっとくやしそうな顔になりましたね。今ごろになって状況が完全に飲み込めたようですけど、ご感想は?」
「この……」
「この、何です? 怒らないから言ってみてくださいよ」
「(……だめだ、不利になることは避けないと)」
ナギのため、ここは個人的感情は押さえる。千歳は抵抗も何もしないと、内面的に超然主義を取り入れることにした。
「だんまりですか。まあいいでしょう。こういう素直じゃない子を調教するのが、強姦の醍醐味ですから」
「――っ!」
「だから、ちょっとずつ、声ださせてあげますね」
ミクの小さく華奢な手が千歳の股間を掴んでいた。
「あれ……? 鷹野君、なんでこんなにおっきくしてるんですかぁ~?」
「……」
「答えないでいいですけど、これはちょっと面白いことだってこと、わかりますよね。さっきキスしたとき、鷹野君も興奮したんですね」
そう言うと、ミクはスカートを穿いたまま下着だけに手をかけ、脱ぎ去った。飾り気のない、真面目っぽいものだ。
そう、ミクは家族にも完全に本来の凶暴性を隠して生きてきたのだ。やましい要素など、よほどの粗探しをしないと見つかりはしない。
「ほら、鷹野君、みてください」
座り込む千歳の眼前に立ち、スカートを上げる。
「……!」



842 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:31:24 ID:vM+W356W
「こんなに、濡れちゃったんですよ。鷹野君とキスしたとき……。私、処女なのに。こんな……」
千歳の目の前に現れたミクのそこは既に洪水状態で、脚を伝って液が流れていた。毛が薄く、割れ目が見えている。
なんとも、艶やかな光景だった。
びくん。
「ふふっ、鷹野君が興奮してる。……じゃあ、鷹野君、舐めてください」
「うぶっ!?」
ミクがおもむろに千歳を床に叩きつけ、その顔にまたがった。千歳の鼻に甘い匂いが飛び込む。あまり良い匂いではないという印象があったのだが、ミクのものはそうでもないようだ。
むしろ、確実に千歳の性欲を刺激していた。
「舐めてください」
最初はためらっていた千歳だが、よく考えると、屈辱的ではあるがたいした被害はない。この程度でナギが救えるならと、従うことにした。
ぺろりとミクの秘所を舐め上げる。処女らしく、まったくと言って良いほどに清潔なピンク色をしているその場所は、千歳がひとなめした瞬間にびくりと跳ねた。
「んぁ!」
ミクの体全体もびくりと跳ねる。秘所からはさらに液体が流れ出、千歳の顔にだらだらとかかった。
千歳はさらに舐め上げる。ちろちろと、牛乳の皿に慣れない子犬のように、ゆっくりと優しくだ。
「んふっ……あ……あぁ……ん、いい……いいです、よぉ……」
ミクの感度は非常に高いらしい。なら、このままさっさと終わらせることができるかもしれない。
一気にスピードを上げる。刺激しまくって疲労させれば、早いうちに消耗して今日は見逃してくれるかもしれない。
くちゃくちゃと、激しく舐め上げる。割れ目を舌でこじ開けて舌を挿入する。
「ふぁ……あぁん……んんぁあ!」
ミクが身体を逸らし、痙攣した。
「(まさか……イッたのか? こんなに早く?)」
そう考えていると、頬を赤く染めたミクが息を整え、声を絞り出した。
「……はぁ……はぁ……お上手ですね、鷹野君。私、実は自慰行為というものを実行したことがなくて……今初めて、軽くイッてしまうという経験をしました」
「(ならさっさと解放してくれ。満足だろ……)」


843 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:31:58 ID:vM+W356W
そうは思えど、独裁者は下僕の要求や感情など受け入れない。「支配されている気持ちの側が気持ちが分かってない」と、弱者はいつも主張する。
しかし、違う。狡猾なまでの『弱者の感情への理解』こそが、支配者を支配者たらしめる。
労働者は、支配される側は常に冷静さを奪われ、感情に生かされる。ミクも千歳の冷静さを奪いコントロールするため、あえて強引さを保っていた。
深紅は他人の気持ちを誰よりも深く理解できる頭脳を持つ。それゆえに、千歳の要求など、聞かないのだ。
「でも、まだ軽いです。もっと……もっと気持ちよく……!」
ミクの口調が荒くなる。興奮が加速している。
ミクは乱暴に千歳の頭を掴み、自らの秘所に押し付ける。
「うぐっ……」
「鷹野君……もっと、舌……ください……」
何がなんだかわからないほどに乱暴に顔に擦り付けられている。混乱状態のまま、千歳も要求通りに舌を出すしかなかった。
「はあぁん! ……いい、いいよぉ……舌、あったかい……ぬるぬるしてて……」
大洪水どころか、もうダム決壊レベルか。わけのわからない汁やら液やらが千歳の顔をどろどろにぬらしていく。
なめあげるたびにミクの股から溢れ出す。
「奥に……舌、奥に……これ、命令……です」
言われた通り、再び差し込んだ。こんどはミクが千歳の頭に押し付けてくるため、さっきより深くまで舌が入る。
「ひぁ……」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ。リズミカルに水音を立たせ、ミクの膣内を舌でかき混ぜる。
「あっ、あああっん……んんぁ……ふぅっ、ふあ……これ! ……いいですぅ!!」
再び加速させる。これだけ感じやすければ、簡単に終わらせることが出来るだろう。
「くはっ、うん……は、ぁあああ!!! きちゃいます!!! なんか……なんかでちゃうぅう!!!!」
「っ!?」
ミクのひときわ大きな叫びと共に、秘部から液体が勢いよく噴出され、千歳の顔にかかった。
それだけではない、第二波。
「ふあぁああ……鷹野くぅん……すみません、全部……」
「……?」



844 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:32:31 ID:vM+W356W
「全部、飲んでくださいぃ……これ、命令……ですぅ!!!」
言葉と共に、ミクの尿道から暖かい液体が流出する。独特なアンモニア臭に、千歳は明らかな嫌悪感を覚えた。
が、飲み干さなければ。千歳はあくまで冷静だった。これもミクが千歳を屈服させるための示威行為だが、千歳は図らずも無効化していた。
「うぷっ……ごくっ、こくっ……」
のどを鳴らし飲み込む。その献身的な姿は、その献身の対象が例えナギであれ、ミクを喜ばせた。
「鷹野君、かわいい……♪ 必死に私のおしっこ飲んじゃって。そんなにおいしかったんですか?」
「うぐっ……」
言葉に詰まる。興奮してなど居ない、ミクに対して好意を抱くなどありえない。そう千歳は自分に言い聞かせた。
だが――
「ここ、おっきくなってますよ?」
――身体は嘘をつかない。どうしようもなく自己主張して、ズボンの上からでもはっきりと形状が分かるほどである。
さっきからすでにそうだったのだが、もはや言い逃れはできないレベルにまで成長していた。
「このままじゃ苦しいでしょうから、脱がしますね」
「や、やめっ……!」
「あ、そうですか。じゃあやめます」
「……!?」
正直、苦しい。脱がして欲しいという本音があったことを千歳は自覚した。
どうしようもなくくやしい。ミクはことごとく千歳を上回っていた。
「上から、ちょっとだけ触りますね」
ミクは下着を履いて立ち上がると、今度は靴下を脱ぎ始めた。
「おま、何を……」
「そんなこと言っちゃって、びくびくさせて、本当は期待しているんですよね。素直じゃないんですから」
くすくすと笑い、ミクは足を千歳の股間に乗せた。
そして、自己主張しているモノを足の指で挟み、上下に扱き始める。
「うくっ! ……委員長、おまっ……」
「ミクって呼んでくださいね。これも命令です♪」
「そんなの今関係な……う、うああ!!!」
「関係ないことなんてありません。それを決めるのは私であって、鷹野くんじゃないんですから……いや、千歳君って呼びますね。これから。これでおあいこじゃないですか?」
ミクの足は器用だった。自分の手で慰めるよりはるかに大きな快感を与えてくる。
それは千歳の心を少しずつ削っていった。蝕んでいった。



845 :ワイヤード 第三話  ◆.DrVLAlxBI [sage] :2008/10/11(土) 00:33:11 ID:vM+W356W
「くぁ……が……」
「声をだすほど気持ちいいんですか……。足でされてこんなに喜んじゃって、千歳君、とんだ変態さんです」
「(だめだ……もう……)」
限界が近い。
「……ふふっ」
ミクが足を止めた。
「今日はここまでにしましょうか」
「な……」
「あれぇ~? 千歳君、やっぱり名残おしいんですかぁ?」
「そんなこと……!」
「大丈夫ですよ。明日もありますから」
さらりと明日も同じことをするのだと告げ、ミクは千歳を起こし、手錠を鮮やかにはずして見せた。
「『おあずけ』というやつです。明日までに自分で慰めてきたら……わかってますよ、ね?」
「……!」
下方から覗き込むミクの形相はすさまじかった。ナギにも劣らない威圧感。
しかも、ナギのように純粋な敵意などではない。その感情はあらゆる悪意――善意までもが入り混じった複雑で、不可解なものだ。
それに底知れぬ恐怖を覚え、千歳の足が硬直した。直立不動して動けない。
それを見たミクはふっと優しく微笑んで、千歳の手をつかんでトイレを出た。
「あと十九回、短い付き合いですが、よろしくお願いしますね。千歳君」
そんなミクの声も、まともに脳に入らないほどに千歳は放心していた。