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京都工繊大が教授を停職 院生へのアカハラ認定
2008.12.8 20:33
指導していた大学院生に長時間にわたり暴言を浴びせるなどアカデミックハラスメントをしたとして、京都工芸繊維大学(京都市左京区)は8日、大学院工芸科学研究科の60代の教授を、同日付で停職2カ月の懲戒処分にした。
同大学によると、教授は昨年7月~今年4月、20代の男子院生を少なくとも12回研究室に呼び出し、3~8時間にわたり、実験のやり方などを指導。その際に「バカ」「ボケ」などと暴言を繰り返したり、「友人はいるのか」といった趣旨の言葉を投げかけて学生を精神的に追いつめ、研究意欲を失わせたという。
今年5月に院生からの相談を受け、大学側が調査。その結果、平成15年に大学院に在籍していた別の男子院生も同様の被害を受けていることが分かった。被害に遭った院生はいずれもおとなしいタイプだという。
教授は「励ましの意味だったが、指導が行き過ぎた」と話し、反省しているという。同大学は「常識の範囲を逸脱した指導。極めて遺憾で、院生や社会に深くおわびする」としている。
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[[http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081208/crm0812082034048-n1.htm>http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081208/crm0812082034048-n1.htm]]