2008 > 11 > 28 > 伊藤副知事


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女川原発火災:“おわび行脚”再び 副知事「非常に遺憾」 /宮城

 東北電力女川原発1号機の原子炉建屋で27日起きた火災を受け、同社役員らは28日、県と女川町、石巻市を回り、状況説明と謝罪を繰り返した。“ おわび行脚”は14日にも実施したばかりで、地元からは厳しい意見が相次いだ。また、県は同日、安全協定に基づき調査を実施。10月3日、今月13日の火災発生時には見送った調査に踏み切り、強い姿勢を示した。【石川忠雄、伊藤絵理子】

 県庁には午前9時、斎藤恒夫副社長らが訪れ、「心からおわびする。原点に立ち返り、再発防止策を講じる」と伊藤克彦副知事に陳謝。火災当時の状況について「監視係が煙の発生に気付き、作業中止を指示して消火活動した。マニュアル通りの行動だった」と説明した。伊藤副知事は厳しい表情のまま「再発防止に会社を挙げて取り組む中での火災で、非常に遺憾」と応じ、県として同日午後に現地調査を実施することを通知。同時に、事故原因の究明にとどまらず、マニュアルや管理体制の見直しに踏み込むよう求めた。

 原発が立地する女川町と石巻市には、渡部和則常務、佐久間洋・女川原発所長らが訪問。女川町では、対応した中郡秀吾企画課長が「(21日に)再発防止対策が取られた直後で、なぜ再び火災が発生したのか不思議だ。緊張感が欠けているのではないか。徹底した検証を行ってほしい」と不信感を示した。

 石巻市でも、三浦修三副市長が「火災の報告を受け、信じられない思いだった。なぜこういう事態が繰り返し発生するのか。つい先日、防止対策の説明を受けたばかり。信頼感が揺らいだ感じで、市民も同じだと思う」と怒りをぶつけた。

 2カ月間に3度の火災という異常事態に、県原子力安全対策室は「再発防止策と言うが、これで3回目。県としてきちんと現場を確認し、当時の状況や原因を確かめる必要がある」として同日午後、職員3人を派遣。石巻、女川両市町の担当職員も含めた計7人が、アルミ製テープに引火した際の状況や、テープが燃える可能性を認識していたかなどの聞き取りを行った。

 村井嘉浩知事は同日午後、県庁で取材に応じ「不可抗力の部分はあるかもしれないが、火災が起こったことは事実。東北電力は猛省し、万全の対策を講じてほしい」と要望。プルサーマルへの影響については「プルサーマルと今回の火災は全然違う問題。火災は作業中の人為ミスで、別次元で防止策をすべきこと」と述べ、直接的な関連性を否定した。

毎日新聞 2008年11月29日 地方版

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