第3回Next議事録
◆日時
2007年11月11日
◆参加者(順不同、敬称略)
からい、NATRON、chihaya、tatuya、だご、(はた)×弐
◆議題
tatuya、からい、はたはた、の3者からのアイデアの提案
具体的な内容に関しては、「◆ランダムメモ」にて後述
◆決定事項
(順不同・敬称略)
しゅぎょー、つねひら、闇司、yagami、hide
toveta、なげやり人偏、哉桜ゆえ
- 11/23~25の合宿時に、現状報告の意味も込めて簡単なプレゼンを行う。雑談の延長程度に意見をもらえれば良い。
◆連絡事項
- 次回会議は2007年12月2日(日曜)、15日(土曜)、16日(日曜) のいずれかを予定しています。
候補日の中で、参加者の予定が一番良い日にて決行しようと思います。
まだまだアイデア出しの段階ですので、世界観作成班に限らず、参加できる方はどんどん参加してください。
◆残作業と締切
- 主題と方向性の決定(2007年12月末迄)
- 世界観の作成(未定)
- システムの作成(未定)
- システム本の作成(未定だが、夏コミに出したい)
◆次回会議 (候補日)
・2007年12月2日(日曜)、15日(土曜)、16日(日曜)
※皆さんの参加を、どしどし募集しています!
◆残作業と締切
- 主題と方向性の決定(2007年12月末迄)
- 世界観の作成(未定)
- システムの作成(未定)
- システム本の作成(未定だが、夏コミに出したい)
◆メモ
~tatuyaアイデア~
①英雄物
【コンセプト】
- 『無双シリーズ』や『Fate』世界のサーヴァント、そしてハリウッドの大作映画などで描かれる合戦シーンの再現が基本コンセプト。
- あらゆるリソースのアイテム化。城壁や図書館といった住居や軍勢、それに女神の加護など、あらゆるリソースをアイテム化し、それを使用するのに特に条件を設けない。たとえば、「アレクサンドリア大図書館」を持つ魔術師は、アレクサンドリア大図書館への入館許可証を持つほどの英知を備えているのかもしれないし、実際にアレクサンドリア大図書館を背後に召喚し、その英知を利用する術に長けているのかもしれない。
- アイテムの装備状態を示すシートとして、PCの周りにアイテムを配置するMAPのようなものを提案。イメージは、UPされている写真を参考のこと。
【世界設定】
- 神の世界が終わりを告げ、人の世界へと橋渡しされる英雄の時代(ギリシャ神話を想像のこと)。さまざまなコズムを持った神話世界が、世界の覇権を掛け、激しく衝突する世界である(『エイジオブエンパイア』シリーズのような合戦シーンを想像のこと)。
- 古代中国がギリシャ世界に戦争を仕掛け、モンゴルがギリシャ世界を支援するために軍の派兵を決定。欧羅巴十字軍が静観を決め込む一方、サイバーパンクの日系企業が動向を探るべくスパイを放つような世界である。そんな、文明の衝突を想定している。
【ライブRPGへの取り込み】
PCたちは各国を担う英雄となり、陣取りゲームを演じる。
【問題点】
- 「英雄物」といわれて、どれぐらいの人が興味を抱くのか。
- クライマックスの合戦シーンは想像つくが、そこまでもっていくシナリオのパターンが少ないのではないか。
- 魅力的な合戦シーンを、どうやってシナリオとして作り上げるか。そのノウハウが足りないのではないか。
②街モノ
【コンセプト】
- 池袋なら池袋という実在の街を題材に、そこで生きる人々を描いたストリート物。ストリートで生きる人々が怪異に巻き込まれ、それら怪異を対峙する拝み屋たちが主人公の物語。現代を舞台にした異能物として、できる限り想像しやすい世界観を提供する。
- さまざまな細かいガジェット(食事やアクセサリーなど)や生活態度(大学に通っていたりサラリーマンをしていること)をデータ的に意味があるデータとし、それらをじゃらじゃら備え付けることで街で生きている雰囲気を出す。仕事をしている間、使い魔やアルバイトの学生を使役して情報を収集するサラリーマンの拝み屋などが、プレイできることになる。
- 池袋だけでなく、新宿や渋谷、上野など、街ごとの対抗なども描く。
【世界設定】
- NOHAやパセラといったカラオケ屋を拠点に、さまざまな退魔組織が編成されている世界。
- なぜ怪異があるのかは、特に理由は設けない(さまざまな伝記物・怪異小説・ラノベのファン層を取り込むために)
【ライブRPGへの取り込み】
- PCたちは、各組織に所属する拝み屋となり、陣取りゲームを演じることになる。
【問題点】
- 現代伝奇モノは数多く、何番煎じかに思われてしまう。
- TRPGコミュニティとしての池袋は、今後なくなるかもしれないので、池袋を舞台にする必要性は薄れてしまう。
③キャンペーンテンプレート(世界観ではないですが、アイデアの一つとして)
- キャンペーンを促進するツールとして、ハンドアウトテンプレートのようにPCに付加する。
- いくつかの段階があり、セッションをこなすことで各段階をクリアしていき、最終的に大きな力を得る(=キャンペーンの終了)ことができる。
- テンプレートには、最終的に倒すべき敵(神、悪魔、ドラゴンなど)を必ず設定する。
- 同様の敵を持つ他PCと協力して、最終の敵を倒してもよい。
~はたはたアイデア~
SFモノ
【コンセプト】
【世界設定】
- 月資源をめぐる紛争。そして「AL」、アーティフィシャルライフと呼ばれる人工生命の反乱。2つの世界大戦の結果、生活圏を失い、疲弊した人類。
- 生活圏の限られた人類は、閉鎖都市を作成し、別々の共同体として暮らし始める。
- ALは世界大戦の結果、月を中心として独立を果たす。
- 二度の世界大戦の結果、世界人類の9割がコールドスリープを行っている世界。コールドスリープの中で人類は、「パラダイム」と呼ばれる電子上の仮想空間に接続している。
- PCは「エクリプス」と呼ばれ、機械を介さずに「パラダイム」に干渉を行う力を有する存在。PC達は、荒廃した世界で生き抜くためにその特異な力を振るうことになる。
【問題点】
- パラノイアなど、内省的な世界観に感じられてしまう。
【世界設定】
- アレスとジュピター。2つの惑星の間での戦争終了後の、荒廃した世界が舞台。
アレス=FSS(ファイブスター)
ジュピター=オービタルフレーム
- 「世界が本物であること」を証明するのがPCの目的。
- 過去の記憶、「地球」に所属する科学者、などを手がかりに、世界の謎を解明していく。
②街モノ
【コンセプト】
- TRPGにおける、「キャラクターの死亡」という概念を明確化させる。
- 例えば、N◎VAにおける死亡とは一体何なのか?神業で死者の復活も可能であるが、一方でシナリオの都合で死ぬNPCも存在する。死亡してしまうとはどういうことなのかを、定義する。
【世界観】
- 地上にある大きな街(生者の世界)と、その地下にある死者の街の二つの世界。二つの街は、良く似た形をしている。
- 地下の一番下には天国に至る扉があり、そこをくぐると人は完全に消滅してしまう。
- 天国に至るには7つの階層があり、最初の階層は地上と見分けがつきにくいため、知らずに迷い込む場合もある。
- 7つの階層ではなく、川によって7つに分割された街というというアイデアもあり。
- 地上から地下へ死者を導くのは、ネクロマンサーという先導者。ハンドベルを持ち、死者を導く。
- 「怪異」という言葉はなく、怪奇現象などは現実に存在するモノである。「都市伝説」と呼称すべきか?
【問題点】
- PCの立ち位置や目的が分かりずらい。
- 話が地味になりがちではないか。
~会議のまとめ(箇条書きに)~
- 街モノというアイデアは面白いのではないか
- 対立構造を作りやすい形式は、ライブイベントで使いやすそう
- あまたの勢力が争いあうごちゃ混ぜ感が欲しい
- アイテムMAPのアイデアは、何かに使えそう
- 様々なアイテムをデータ化することによりキャラクターを彩る方法は、取り込みたい。
- 死者の世界という考え方は、近未来のSFにも応用できそう
- SFには限らないが、派手さが欲しい。例えばシーン攻撃を繰り出すような
- 死者の世界は想像しやすく、SFだと容量が多すぎて焦点がぼけてしまう
- 基本を現代におくととっつきやすく、それでいて異世界で遊んでいる感が味わえるのではないか
- 「街モノ+現代」だけでは、アイデアとしてまだ弱い。明確な目的が必要である。
◆結論として
結論としては、今回の会議では「主題と方向性」は、まだ決定いたしませんでした。
色んなアイデアは出たのでそれらを集約しつつ、もう少し時間をかけてさらなる意見を盛り込んでいきたい所。
最終更新:2007年11月20日 04:05