「50氏05」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

50氏05」(2007/12/04 (火) 19:55:24) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

282 50 sage 2007/10/26(金) 01:49:47 ID:G9q5YZUX0 「……」 「けい?いとこ同士の恋愛ってダメだよね?」 「一般的には…」 このときの紀子姉はぐちゃぐちゃだった。 言っていることが支離滅裂で 「妹に幸せになって欲しい」 「オレのことが好き」 「好きな人と付き合いたい」 「いとこ同士の恋愛は認められない」 そんな気持ちが縺れた結果だと思った。 紀子姉にこんな弱いところがあるなんて。 自分で言うのもなんだが 愛されているんだな、と感じた。 283 50 sage 2007/10/26(金) 01:50:45 ID:G9q5YZUX0 近くにいくと紀子姉は身を引いた。 オレに下心があったのかも知れない。 頑なにオレから優しさを与えられることを拒んだ。 受け入れたらアキの立場が無くなる。 紀子「ダメだよ」 その一言に全部つまっていた。 ここで細い線を引いたんだ。 紀子姉は泣かなかった。 ボロボロの紀子姉の 唯一の矜持だったかも知れない。 子供時代、年上というのはそれだけで 損な役回りが多いよな。 284 50 sage 2007/10/26(金) 01:51:41 ID:G9q5YZUX0 オレは思い浮かんだことを 次から次へと口に出した。 「紀子姉は悪くない」 「アキも悪くない」 「オレが悪い」 「アキとはこれからも良い従兄妹である」 というようなことを必死に言った。 頷いたり、首を横に振ったりしながら 紀子姉は静かに聞いてくれていた。 聞き終えると 「何で私たち従姉弟なんだろうね」 と呟いた。 285 50 sage 2007/10/26(金) 01:52:48 ID:G9q5YZUX0 紀子姉が立ち上がるのをただ見ていた。 肩を落として去っていこうとする。 いつも頼れる紀子姉の そんな姿は見たくなかった。 エゴでしかないがオレのせいで元気をなくしているなら オレが元気づけるべきだと思った。 そしてオレにしかできないことだと思っていた。 オレは後ろから紀子姉を抱きしめた。 オレは本当にバカだ。 アキを傷つけたばかりなのに。 「……やめよう?」 「ごめん、でも」 「……私、けいを怒りたくない」 286 50 sage 2007/10/26(金) 01:55:10 ID:G9q5YZUX0 オレはもう引っ込みがつかなくなっていた。 『何で私たち従姉弟なんだろうね』 そんなこと言わせたくない。 従姉弟だからって何か障害があるのか。 矛盾もいいとこだがそう思った。 アキとのことの整理も全くできていないのに オレは紀子姉の気持ちが 離れていって欲しくないと願った。 心のどこかでアキのことは諦められたんだ。 でも紀子姉のことは諦められない。 アキに手を出しておいて 言える台詞じゃないが 紀子姉のことがずっと好きだった。 287 50 sage 2007/10/26(金) 01:55:50 ID:G9q5YZUX0 アキをこれ以上傷つけたくない。 それはオレも紀子姉も同じ。 紀子姉はだからこそ オレと好きあう仲になってはいけないと思い、 オレはオレで誰にも気付かれずに 紀子姉との仲を発展させる方法を考える。 紀子「けいの気持ちは分かったから」 「ちゃんと考えるから」 「今日はもう寝て」 初めて、紀子姉の口にキスをしたいと思った。 288 50 sage 2007/10/26(金) 01:56:42 ID:G9q5YZUX0 こうやって読むと最悪だな。 オレ厨房のとき何考えていたんだろ。 アキに手を出して、振った。 悔いたはずなのに、 その日に紀子姉と深い仲になりたいと思った。 鬱になりそうだぜ。 しかし、こんだけ書いてんのに まだエロさの欠片も出てないなんてwww 力量不足で申し訳ない。 289 50 sage 2007/10/26(金) 01:58:45 ID:G9q5YZUX0 オレは中三になった。 オレの進学先はもう決めてあった。 公立高校一本。 塾の先生「私立も受けろ。受かる可能性は高い。      そんなに公立にこだわる理由は何?」 「近いから」流川かw オレは面倒なことはイヤだった。 勉強を頑張るってセンスないことだと思っていた。 中二病治らずwww 中三前の春休みは全くといっていいほど 従姉妹宅には通わなかった。 290 50 sage 2007/10/26(金) 01:59:39 ID:G9q5YZUX0 オレは未だに 紀子姉のことを忘れられていなかった。 会えない間、紀子姉が 美化されてしょうがなかった。 『ちゃんと考える』 この言葉を信じるしかない。 そんな中、アキにはまた彼氏ができたと 風の便り(CV:オカン)で聞いた。 「ラブラブらしいわよ」 ラブラブってwww おかんの口から聞くと新手の妖怪みたいだわw 彼氏になった人は羨ましいなと思った。 相手の男子もタイミングよく告白したんだろうな。 291 50 sage 2007/10/26(金) 02:01:29 ID:G9q5YZUX0 それを聞いてまた従姉妹宅へ行く勇気が出た。 読みたい漫画も溜まっているはずだ。 恐る恐る従姉妹宅・居間へ侵入を試みる。 アキ「うお、けい君。いきなりだわ」 男 「あ…お邪魔してます」消え入りそうな声で言う。フツメンだ。 オレ「あ、こんにちは」 アキ「彼氏だよん」 男 「う、言うなよ」 アキ「え、違うの」 男 「…違わないけど」 アキ「ならいいじゃん♪」 オレ「オレ、アキの従兄です」正直、いきなり対面すると思ってなかった。 アキ「頑張れ未来の旦那」 男 「あ、あ、よよろしくお願いします」おおキョドってるw おまえが選んだのは荊の道だwww 292 50 sage 2007/10/26(金) 02:02:03 ID:G9q5YZUX0 ヤバイ超ヤバイ。 ラブラブパワーマジヤバイ。 オレが居るところで手繋ぐなwww 彼氏拒否権ねーのかよw でもオレが悩んだことって一体。 アキは真剣だったんだろうが まだ引きずっていると 思っていただけに拍子抜けした。 途端に紀子姉が恋しくなる。 もう何ヶ月会っていないんだろう。 アキが電話を受けているのが見える。 こういうときの勘って当たるよね。 293 50 sage 2007/10/26(金) 02:02:57 ID:G9q5YZUX0 アキ「ね、けい君オネエ駅まで傘持って    迎えに行ってあげてくんない?」 合点承知! もうキスしてもいいぞ、お前らw 駅で。 「紀子姉!」 「けい?」駆け寄ってくる紀子姉。 端からみたらカップルみたいだ。 「びっくりした。あれ?傘二つなかった?」 抜けてんな、オレ。天然策士だぜ。 「何してんのーw入りなよ、けいも」 相合傘。 この日ほど雨に感謝した日はない。ビバ雨男。 294 50 sage 2007/10/26(金) 02:03:54 ID:G9q5YZUX0 傘が大きくないから否が応にも腕が当たる。 オレは、それを意識しつつも、俯いて歩きながら 水溜りの水を軽く蹴ってる紀子姉にモエス。 紀子「返事遅くなってごめんね。まだ、答え出ないんだ」 オレ「ああ、ああいいよ」 唐突で何も聞く準備が出来てないから焦った。 紀子「久しぶりだね、何か」 オレ「うん」 雨が二人だけの世界を模った。 オレの腕を掴む紀子姉。 紀子「こうした方がけいが濡れないかなと///」 言い訳がましいw可愛いぜ。 胸が微かに当たる。 全神経をそちらに集中してしまう。これも生き物のサガか…。 295 50 sage 2007/10/26(金) 02:05:56 ID:G9q5YZUX0 「ちょっと遠回りしよう」 と言いながら、紀子姉はオレの腕を引く。 近所のお寺に入る。 入り口あたりには樹木はあまりなく、先の方まで見通せる。 並んで奥の池まで歩いた。 あまり人はいなさそうだ。 「答えって簡単そうで見つからないよね」 屈託無く笑う紀子姉。 雨が何とか凌げそうな場所に腰を下ろす。 紀子姉の髪は濡れていた。 上手く傘さした筈なのになあ。 霧のような雨が寺を幻想的にしていた。 こんな日は超展開もありだ。 そこで長いキスをした。 297 50 sage 2007/10/26(金) 02:06:32 ID:G9q5YZUX0 紀子「一つだけ聞きたいんだけど」 オレ「はい」 何故か敬語に。 紀子「アキのこと好きだったの?」 オレ「いや、そんなことは」 紀子「でも異常に仲良くなかった?」 オレ「うん」 紀子「もう煮え切らないなあ」 オレ「紀子姉の方が…好きだ」 紀子「 方 が ? 」 びくっ。 何か恐ろしいものに触れたのかなwww 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 ちょwwあんた誰ですかwww 298 50 sage 2007/10/26(金) 02:07:25 ID:G9q5YZUX0 オレ「いや、従兄妹として、アキも好きだけど」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 オレ「なあ、聞いて」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 やべバグッてるwww もし、このときアキに彼氏がいなかったら 紀子姉もこんな態度は取っていなかったと思う。 オレは紀子姉の両肩を掴んだ。 紀子「 ふ ー …ちゅ 」 頬にキスをした。 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 効果はなかったwww 299 50 sage 2007/10/26(金) 02:08:21 ID:G9q5YZUX0        |    \  __  /    _ (m) _ピコーン       |ミ|     /  `´  \      ('A`)      ノヽノヽ        くく くすぐる! 紀子「あ、ちょあははは」 効果は抜群だ。 オレは既にかける言葉のストックがなくてくすぐり続けた。 紀子「もう、や、あはははは」 二人で濡れても気にしない。若いっていいなあ。 300 50 sage 2007/10/26(金) 02:09:11 ID:G9q5YZUX0 オレ「ここか?」 紀子「あはははダメ、だってははははは」 しばらくやってたら二人でかなりびしょびしょw オレがくすぐるの止めてからも 二人でしばらく「はあはあ」言ってた。 テラバカスw 紀子「もう!服びしょびしょじゃない…大丈夫?」 オレ「あははは紀子姉も」 紀子「風邪引いたら看病しに来てね」 オレ「オレが引いたら」 紀子「 自 業 自 得 で し ょ ? 」 いや、もうそのキャラ怖いから止めてくれ。 301 50 sage 2007/10/26(金) 02:09:43 ID:G9q5YZUX0 雨が少し休んでくれたようで 紀子姉と二人で帰ることにする。 今までのことが夢だったかのように 普通に話せた。楽しかった。 二人で冗談言いながら 叩き合いながら。 紀子姉の鼻歌が心地よかった。 時間は不公平に過ぎていく。 楽しい時間はとても短い。 「ただいまー」 「あ、オネエ。今からお母さんと一緒にご飯食べに行くんだ」 「ども」フツメンが頭を下げる。まだ居たのかお前w 302 50 sage 2007/10/26(金) 02:11:01 ID:G9q5YZUX0 「オネエも一緒に行く?弘(アキの彼氏)も来るけど」 「そうなの?邪魔したら悪いし、行ってきなよ」 「そうだな。オレも服乾かしたいし」 「けい君は誘ってないよwww」 「つめてーなw」 「アキ、お父さんは?」 「留守番?かな」 結局オレと紀子姉は二人になる。 いざ二人になると話すことないんだよなあ。 「私の部屋来て」 「うん」 「けいでも入るジャージ探すからちょっと待っててね」 「あ、でも先に紀子姉着替えなよ」 「何、ちょっと紳士になった?」ニヨニヨすんなw 304 50 2007/10/26(金) 02:44:01 ID:qwpKfcZDO 「そんなとこ」 「じゃ、着替えるから覗かないでよ」 「覗かないよ!」 「言ってみたかっただけだよw」 まあ、ブレザー脱いだときに シャツから透けるブラは見てしまったから、おあいこだな。 水色ってどうなんだとかドギマギしたんだぜ。 二人してジャージ。 炊けているご飯で紀子姉は おにぎりを作ってくれた。 温かい緑茶って旨いのな。 うーん。泊まるのかな、オレ。 だめだろ、流石に。 305 50 sage 2007/10/26(金) 02:44:51 ID:G9q5YZUX0 「けい、今日は泊まるつもりだったの?」 「うーん」 「久しぶりに来たんだし、泊まったら?」 向こうからお誘いが。 「ごちそうさま。美味しかったー」 「大袈裟だよw」  帰るのが面倒 × 紀子姉ともっと話したい = 泊まらない理由がどこにあると言うのか。 朝令暮改もいいとこだなwww 「けい」 キス。 「会いたかった」 306 50 sage 2007/10/26(金) 02:54:52 ID:qwpKfcZDO オレは止まることができなかった。 紀子姉の部屋でまた身体を重ねることになるとは。 オレ自身がアキに対してつけた傷を憶えている。 忘れてはいけないことだと分かっていながら そんな罪悪感は紀子姉の前では小さくなっていった。 今の年齢になっても思うことだが 人間って理屈に合わないことをすることがある。 「私たち、従姉弟だよね」 「そうだね」 「分かってるなら、いい」 久しぶりに近くで顔をみた気がする。 紀子姉は自分で美化した以上に綺麗だった。 たった数ヶ月でこんなに大人っぽくなるなんて。 307 50 sage 2007/10/26(金) 02:56:19 ID:G9q5YZUX0 紀子姉とのキスは素直に受け入れることができた。 オレが本当に好きだったからだろう。 従姉弟であるとか関係なく。 今思えば、アキに対する感情とは また違ったものだったのだろうと思う。 オレは紀子姉に体重を預けてみたが 肌同士で触れ合いたくて 紀子姉のジャージを脱がせようとした。 「さっき着替えたばっかりなのに」 と口では言いながら紀子姉は微笑んだ。 「ずっと二人だったらいいのに」とオレが言うと 「そんなことになったら、けい、もっと変態さんになるでしょ」 と笑い、しばっていた髪をほどいた。 309 50 sage 2007/10/26(金) 03:01:56 ID:qwpKfcZDO 待ってくれた人、スマンな。 連投規制にどうも引っ掛かる。 携帯も使ってみたが効率悪すぎだw こんな時間だし、また続きは明日にします。 315 50 sage 2007/10/26(金) 20:01:42 ID:G9q5YZUX0 別にそれが合図でもなかったんだが オレは無言になり、 紀子姉の肩や手を撫で始めた。 紀子姉も何も言わなくなる。 「けい」 紀子姉はお互い向き合う形にして オレの頭を抱きながら撫でた。 オレは最初恥ずかしかったが 落ち着いてきて、また別の気持ちよさを味わった。 「けいがここに居ることがうれしいよ」 オレは紀子姉の腰に手を回した。 力を込めて抱きしめる。 316 50 sage 2007/10/26(金) 20:02:39 ID:G9q5YZUX0 お互い好きなんだ。 こうしていると何の疑いもなくそう思える。 幸せ、なんだろうなあ。 紀子姉もそう思っていてくれていると良いな。 「けい?寝ちゃった?」 面白いので、そのままにする。 「あらあら」 かぷ。耳を噛まれる。 「うひゃ」 「…寝たふりだ」 「いや何か楽しくて」 「寝てもいいんだよ」 「寝ないよ」目の前に胸があるのに眠れるかw 317 50 sage 2007/10/26(金) 20:03:47 ID:G9q5YZUX0 紀子姉の身体を思い出しながら ゆっくり自分の手に馴染ませた。 胸を触ると反応がある。 「あっ」 やはり、アキより大きい。 手で触って分かるくらいだから相当違うのかな。 「ああん、けい…久しぶりだね」 半分目を閉じたまま嬉しそうに言うからクラクラした。 紀子姉もこうしたかったんだ。 そう思うと緊張が解れていって、 自然に身体に触れることができた。 318 50 sage 2007/10/26(金) 20:04:56 ID:G9q5YZUX0 「っ、けい、何か上手でこわいよ  え、ダメだよぉ下は脱がせないで  恥ずかしいから……いやじゃないけど  うん……じっと見ないで、お願い  やぁだってば、ああ」 オレの感覚という感覚は 紀子姉から様々な刺激を受けて敏感になっていた。 耳を舐めながら胸を手のひらで撫でる。 紀子姉も敏感になっているようだった。 「あんっ、あ、ああ!」 全裸で触れ合うと、 あり得ない快感がおそってくる。 我慢できず、紀子姉の胸を舐めた。 「あああ、あっ、あ、いやあ気持ちいいよお  けい、の舌、気持ちいい」 319 50 sage 2007/10/26(金) 20:05:30 ID:G9q5YZUX0 オレは紀子姉に自分のモノを握らせた。 素直に握る。 おずおずと動かしだす。 「もう少し強く握っても大丈夫だよ」 そう言ってまた舌で乳首を弄る。 「ダメ、触れないよ、そんなこと、されたら  いいの、触れなくて?ああ、もうっ、あん  あ、いい、の?ああん」 舐めるのを止めて紀子姉の頭を撫でる。 「もうイジワル!」 「ごめんごめんw」 と言いながらも、 オレは紀子姉の足の方に手を伸ばした。 320 50 sage 2007/10/26(金) 20:06:30 ID:G9q5YZUX0 足を固く閉じる紀子姉。 目も強く閉じられる。 「力抜いて」 「恥ずかしいから」 それでも優しく太股を撫でると リラックスしたのか次第に力が抜けていった。 そして、紀子姉はオレの頭を強く抱いた。 「本当に恥ずかしいんだよ?」 「うん」 太股からアソコに指をもっていく。 豊かに濡れている。 汗とはまた異質の粘つく液体が 紀子姉の身体から出ている。 それは、気持ちよくなってくれている証でもあり。 321 50 sage 2007/10/26(金) 20:07:21 ID:G9q5YZUX0 体液の出ている場所を指で撫でる 「ああっ!ああぁ、ああんっんそ、こ、は  刺激が、強過ぎるよ」 オレは止めなかった。 「イヤ?」 「また…そんなこと聞くぅ  あっっ、続けて、ぃぃよお」 「ありがとう」 「あ、あぁ何か、おかしいの  けい、ねえどうにかしてぇ」 その言葉と同時に紀子姉の止まっていた手が オレのモノを扱き始めた。 余裕がないのか力強く、単調な動きで 逆にそれが気持ちよすぎた。 オレはただ紀子姉に気持ちよくなって欲しい一心で尽くした。 322 50 sage 2007/10/26(金) 20:08:00 ID:G9q5YZUX0 「っーーーー」 オレの限界も近い。 「あああ、ああっあんっあんっ  いやぁ、何も見ないでええ、  ああん、もうこれ以上はダメっ」 オレのモノを上下に扱きながら 紀子姉は乱れ、見たこと無いほど濡れていた。 「おっぱいも、舐めちゃ、  ダメだってばぁ、ああああヤダあ  あっあっあぁっダメっ本当に  ダメなのぉっあああん!  ああ、けいぃぁああいっちゃうっ!!!」 323 50 sage 2007/10/26(金) 20:08:54 ID:G9q5YZUX0 興奮が興奮を呼び 自分がどんな状態にあるかも 分からない状態でオレも果てた。 布団に精子が沢山かかっていた。 気付けば1時間も経っていた。 とても短い時間だったように感じたが それだけ密度が濃いものだったのだろう。 その後はお互い照れながらベッドメイキングw 結局アキ達が帰ってきたのはさらに 1時間もあとのことだった。 333 50 sage 2007/11/03(土) 01:50:35 ID:iI05YJa10 紀子姉と付き合うでもなく、 全く切れてしまうわけでもなく。 ただ、紀子姉はオレが会いたいと思うときは 体の関係も含めて拒まなかった。 高校生になり、友人たちには彼女ができはじめた。 オレは女性の身体を触ったことがあるなんて 優越感をどこかに忘れてしまった。 何故か劣等感ばかりが増した。 どうせ付き合えないんだ。 結婚もできない。 オレは何がしたいんだろう。 好きなのになあ。 334 50 sage 2007/11/03(土) 01:51:20 ID:iI05YJa10 友人たちの自慢話や惚気話を聞かされて 『もう最後までしてもいいのかな』 そう思いはじめていた。 紀子姉は看護師になりたくて勉強をしていた。 地方の4年制の看護学校に行きたいと言う。 合格しないで欲しいとも思ったが 素直に応援していた。別れる日を想像できなかった。 それなら、もう会わない方がいいんじゃまいか。 何度そう思ったことか。 それでも会いに行ってしまう。 女性の身体は魅力的だったし、紀子姉だし。 男ってダメだよなwww 335 50 sage 2007/11/03(土) 01:52:19 ID:iI05YJa10 「けい?」 何も言わず押し倒す。 紀子姉はいつもと同じように 微笑んで優しく目を閉じる。 この瞬間だけが安心できる。 「なーに?受験生は忙しいんだよ?」 キスをする。応じる紀子姉。 高3の紀子姉は誰にも渡したくないほど キレイで可愛くて、やはりまだ処女だった。 「んっ。」 白いブラウスの上から胸を触る。 「えっちーw」 笑いながら言うな。萌えるじゃないか。 336 50 sage 2007/11/03(土) 01:53:11 ID:iI05YJa10 「はぁはぁ何か…激しいね」 そう言われて、もっと激しくした。薄い唇の間から息が漏れてくる。 「あ、ヤダよお」 ブラウスのボタンをちぎらん勢いで外す。 豊かな胸の谷間が誘惑する。 「大きいな…」 他の女アキしか知らない癖に何言っちゃってんのw 「誰のせいよ」 拗ねたようにこっちを睨む。 「そんなに触ってない…」 「けい以外に触らせたことなーい」 抱きついてくる紀子姉。 甘えモードww大歓迎www この場面、回想シーンにいつも出てくるんだぜ。 337 50 sage 2007/11/03(土) 01:54:03 ID:iI05YJa10 若いなりに、紀子姉の身体の感覚を分かってきていた。 どうすれば気持ちいいか。どこがくすぐったいか。 「ああ、けいっ。あああダメっダメ  気持ちよすぎだよ///」 「紀子姉、上に乗ってみて///」 自分からリクエストするのすら勇気いる オレは未だに風俗未体験w ハダけたブラウスがふわっとなって後光のようだった。 息を飲んでブラを外した。 下から見上げた紀子姉の半裸は 正に神々しさすら感じるものだった。 「そんなに見ないで」 すぐに胸を手で覆いそのまま被さってくる。 338 50 sage 2007/11/03(土) 01:55:15 ID:iI05YJa10 胸がお互いの身体に挟まれてつぶれるのが好きだった。 当時はDだと言っていたな。 あんまり有難みは分かっていなかったが、 後々の女性関係でイヤというほど知ることになったw 「こういうのも気持ちいいよね」 「うん」 ぴったりと合わさるのは何も結合したときに限らない。 「けいのこと、身体全体で感じるよ」 「うん」 キスを求められ応じて、舌を出して絡められる。 お互いの唾液が混ざる。 口の中で蠱惑的な音がぶつかり合う。 339 50 sage 2007/11/03(土) 02:00:34 ID:iI05YJa10 そのまま紀子姉はオレの首筋を 舌で自由に撫でた。 間に耳たぶを噛んだりしながら器用に口を使う。 オレは目を閉じて快感に飲まれた。 「けい…気持ちいい?」 「すごく」 「ふふ、じゃあいいw///」 また再開する。 きっと口が疲れたりもしてるんだろうが 紀子姉もオレを気持ちよくしようと頑張る。 乳首を舐められる。 つい声が出そうになるほど、 本当に気持ちよかった。 340 50 sage 2007/11/03(土) 02:05:50 ID:iI05YJa10 紀子姉の髪に触れる。 舐められた胸部はぬめって光を僅かに反射させていた。 顔を上げてこちらを見る。 何でいつも微笑んでるんだろう。 「そのまま」 もっと気持ちよくなりたくてそう言った。 紀子姉は満足そうにまた乳首を舐めてくれた。 しかも音がするくらい激しく。 口にスッポリと含まれた乳首は いいように舌で転がされ、固くなる。 腰を擦り付ける。 上に乗っている紀子姉のスカートをめくって 両手で太股を撫でる。 紀子姉は淫らに乳首を舐め続けた。
**282 50 sage 2007/10/26(金) 01:49:47 ID:G9q5YZUX0 「……」 「けい?いとこ同士の恋愛ってダメだよね?」 「一般的には…」 このときの紀子姉はぐちゃぐちゃだった。 言っていることが支離滅裂で 「妹に幸せになって欲しい」 「オレのことが好き」 「好きな人と付き合いたい」 「いとこ同士の恋愛は認められない」 そんな気持ちが縺れた結果だと思った。 紀子姉にこんな弱いところがあるなんて。 自分で言うのもなんだが 愛されているんだな、と感じた。 **283 50 sage 2007/10/26(金) 01:50:45 ID:G9q5YZUX0 近くにいくと紀子姉は身を引いた。 オレに下心があったのかも知れない。 頑なにオレから優しさを与えられることを拒んだ。 受け入れたらアキの立場が無くなる。 紀子「ダメだよ」 その一言に全部つまっていた。 ここで細い線を引いたんだ。 紀子姉は泣かなかった。 ボロボロの紀子姉の 唯一の矜持だったかも知れない。 子供時代、年上というのはそれだけで 損な役回りが多いよな。 **284 50 sage 2007/10/26(金) 01:51:41 ID:G9q5YZUX0 オレは思い浮かんだことを 次から次へと口に出した。 「紀子姉は悪くない」 「アキも悪くない」 「オレが悪い」 「アキとはこれからも良い従兄妹である」 というようなことを必死に言った。 頷いたり、首を横に振ったりしながら 紀子姉は静かに聞いてくれていた。 聞き終えると 「何で私たち従姉弟なんだろうね」 と呟いた。 **285 50 sage 2007/10/26(金) 01:52:48 ID:G9q5YZUX0 紀子姉が立ち上がるのをただ見ていた。 肩を落として去っていこうとする。 いつも頼れる紀子姉の そんな姿は見たくなかった。 エゴでしかないがオレのせいで元気をなくしているなら オレが元気づけるべきだと思った。 そしてオレにしかできないことだと思っていた。 オレは後ろから紀子姉を抱きしめた。 オレは本当にバカだ。 アキを傷つけたばかりなのに。 「……やめよう?」 「ごめん、でも」 「……私、けいを怒りたくない」 **286 50 sage 2007/10/26(金) 01:55:10 ID:G9q5YZUX0 オレはもう引っ込みがつかなくなっていた。 『何で私たち従姉弟なんだろうね』 そんなこと言わせたくない。 従姉弟だからって何か障害があるのか。 矛盾もいいとこだがそう思った。 アキとのことの整理も全くできていないのに オレは紀子姉の気持ちが 離れていって欲しくないと願った。 心のどこかでアキのことは諦められたんだ。 でも紀子姉のことは諦められない。 アキに手を出しておいて 言える台詞じゃないが 紀子姉のことがずっと好きだった。 **287 50 sage 2007/10/26(金) 01:55:50 ID:G9q5YZUX0 アキをこれ以上傷つけたくない。 それはオレも紀子姉も同じ。 紀子姉はだからこそ オレと好きあう仲になってはいけないと思い、 オレはオレで誰にも気付かれずに 紀子姉との仲を発展させる方法を考える。 紀子「けいの気持ちは分かったから」 「ちゃんと考えるから」 「今日はもう寝て」 初めて、紀子姉の口にキスをしたいと思った。 **288 50 sage 2007/10/26(金) 01:56:42 ID:G9q5YZUX0 こうやって読むと最悪だな。 オレ厨房のとき何考えていたんだろ。 アキに手を出して、振った。 悔いたはずなのに、 その日に紀子姉と深い仲になりたいと思った。 鬱になりそうだぜ。 しかし、こんだけ書いてんのに まだエロさの欠片も出てないなんてwww 力量不足で申し訳ない。 **289 50 sage 2007/10/26(金) 01:58:45 ID:G9q5YZUX0 オレは中三になった。 オレの進学先はもう決めてあった。 公立高校一本。 塾の先生「私立も受けろ。受かる可能性は高い。      そんなに公立にこだわる理由は何?」 「近いから」流川かw オレは面倒なことはイヤだった。 勉強を頑張るってセンスないことだと思っていた。 中二病治らずwww 中三前の春休みは全くといっていいほど 従姉妹宅には通わなかった。 **290 50 sage 2007/10/26(金) 01:59:39 ID:G9q5YZUX0 オレは未だに 紀子姉のことを忘れられていなかった。 会えない間、紀子姉が 美化されてしょうがなかった。 『ちゃんと考える』 この言葉を信じるしかない。 そんな中、アキにはまた彼氏ができたと 風の便り(CV:オカン)で聞いた。 「ラブラブらしいわよ」 ラブラブってwww おかんの口から聞くと新手の妖怪みたいだわw 彼氏になった人は羨ましいなと思った。 相手の男子もタイミングよく告白したんだろうな。 **291 50 sage 2007/10/26(金) 02:01:29 ID:G9q5YZUX0 それを聞いてまた従姉妹宅へ行く勇気が出た。 読みたい漫画も溜まっているはずだ。 恐る恐る従姉妹宅・居間へ侵入を試みる。 アキ「うお、けい君。いきなりだわ」 男 「あ…お邪魔してます」消え入りそうな声で言う。フツメンだ。 オレ「あ、こんにちは」 アキ「彼氏だよん」 男 「う、言うなよ」 アキ「え、違うの」 男 「…違わないけど」 アキ「ならいいじゃん♪」 オレ「オレ、アキの従兄です」正直、いきなり対面すると思ってなかった。 アキ「頑張れ未来の旦那」 男 「あ、あ、よよろしくお願いします」おおキョドってるw おまえが選んだのは荊の道だwww **292 50 sage 2007/10/26(金) 02:02:03 ID:G9q5YZUX0 ヤバイ超ヤバイ。 ラブラブパワーマジヤバイ。 オレが居るところで手繋ぐなwww 彼氏拒否権ねーのかよw でもオレが悩んだことって一体。 アキは真剣だったんだろうが まだ引きずっていると 思っていただけに拍子抜けした。 途端に紀子姉が恋しくなる。 もう何ヶ月会っていないんだろう。 アキが電話を受けているのが見える。 こういうときの勘って当たるよね。 **293 50 sage 2007/10/26(金) 02:02:57 ID:G9q5YZUX0 アキ「ね、けい君オネエ駅まで傘持って    迎えに行ってあげてくんない?」 合点承知! もうキスしてもいいぞ、お前らw 駅で。 「紀子姉!」 「けい?」駆け寄ってくる紀子姉。 端からみたらカップルみたいだ。 「びっくりした。あれ?傘二つなかった?」 抜けてんな、オレ。天然策士だぜ。 「何してんのーw入りなよ、けいも」 相合傘。 この日ほど雨に感謝した日はない。ビバ雨男。 **294 50 sage 2007/10/26(金) 02:03:54 ID:G9q5YZUX0 傘が大きくないから否が応にも腕が当たる。 オレは、それを意識しつつも、俯いて歩きながら 水溜りの水を軽く蹴ってる紀子姉にモエス。 紀子「返事遅くなってごめんね。まだ、答え出ないんだ」 オレ「ああ、ああいいよ」 唐突で何も聞く準備が出来てないから焦った。 紀子「久しぶりだね、何か」 オレ「うん」 雨が二人だけの世界を模った。 オレの腕を掴む紀子姉。 紀子「こうした方がけいが濡れないかなと///」 言い訳がましいw可愛いぜ。 胸が微かに当たる。 全神経をそちらに集中してしまう。これも生き物のサガか…。 **295 50 sage 2007/10/26(金) 02:05:56 ID:G9q5YZUX0 「ちょっと遠回りしよう」 と言いながら、紀子姉はオレの腕を引く。 近所のお寺に入る。 入り口あたりには樹木はあまりなく、先の方まで見通せる。 並んで奥の池まで歩いた。 あまり人はいなさそうだ。 「答えって簡単そうで見つからないよね」 屈託無く笑う紀子姉。 雨が何とか凌げそうな場所に腰を下ろす。 紀子姉の髪は濡れていた。 上手く傘さした筈なのになあ。 霧のような雨が寺を幻想的にしていた。 こんな日は超展開もありだ。 そこで長いキスをした。 **297 50 sage 2007/10/26(金) 02:06:32 ID:G9q5YZUX0 紀子「一つだけ聞きたいんだけど」 オレ「はい」 何故か敬語に。 紀子「アキのこと好きだったの?」 オレ「いや、そんなことは」 紀子「でも異常に仲良くなかった?」 オレ「うん」 紀子「もう煮え切らないなあ」 オレ「紀子姉の方が…好きだ」 紀子「 方 が ? 」 びくっ。 何か恐ろしいものに触れたのかなwww 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 ちょwwあんた誰ですかwww **298 50 sage 2007/10/26(金) 02:07:25 ID:G9q5YZUX0 オレ「いや、従兄妹として、アキも好きだけど」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 オレ「なあ、聞いて」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 やべバグッてるwww もし、このときアキに彼氏がいなかったら 紀子姉もこんな態度は取っていなかったと思う。 オレは紀子姉の両肩を掴んだ。 紀子「 ふ ー …ちゅ 」 頬にキスをした。 紀子「 ふ ー ー ー ん 」 効果はなかったwww **299 50 sage 2007/10/26(金) 02:08:21 ID:G9q5YZUX0        |    \  __  /    _ (m) _ピコーン       |ミ|     /  `´  \      ('A`)      ノヽノヽ        くく くすぐる! 紀子「あ、ちょあははは」 効果は抜群だ。 オレは既にかける言葉のストックがなくてくすぐり続けた。 紀子「もう、や、あはははは」 二人で濡れても気にしない。若いっていいなあ。 **300 50 sage 2007/10/26(金) 02:09:11 ID:G9q5YZUX0 オレ「ここか?」 紀子「あはははダメ、だってははははは」 しばらくやってたら二人でかなりびしょびしょw オレがくすぐるの止めてからも 二人でしばらく「はあはあ」言ってた。 テラバカスw 紀子「もう!服びしょびしょじゃない…大丈夫?」 オレ「あははは紀子姉も」 紀子「風邪引いたら看病しに来てね」 オレ「オレが引いたら」 紀子「 自 業 自 得 で し ょ ? 」 いや、もうそのキャラ怖いから止めてくれ。 **301 50 sage 2007/10/26(金) 02:09:43 ID:G9q5YZUX0 雨が少し休んでくれたようで 紀子姉と二人で帰ることにする。 今までのことが夢だったかのように 普通に話せた。楽しかった。 二人で冗談言いながら 叩き合いながら。 紀子姉の鼻歌が心地よかった。 時間は不公平に過ぎていく。 楽しい時間はとても短い。 「ただいまー」 「あ、オネエ。今からお母さんと一緒にご飯食べに行くんだ」 「ども」フツメンが頭を下げる。まだ居たのかお前w **302 50 sage 2007/10/26(金) 02:11:01 ID:G9q5YZUX0 「オネエも一緒に行く?弘(アキの彼氏)も来るけど」 「そうなの?邪魔したら悪いし、行ってきなよ」 「そうだな。オレも服乾かしたいし」 「けい君は誘ってないよwww」 「つめてーなw」 「アキ、お父さんは?」 「留守番?かな」 結局オレと紀子姉は二人になる。 いざ二人になると話すことないんだよなあ。 「私の部屋来て」 「うん」 「けいでも入るジャージ探すからちょっと待っててね」 「あ、でも先に紀子姉着替えなよ」 「何、ちょっと紳士になった?」ニヨニヨすんなw **304 50 2007/10/26(金) 02:44:01 ID:qwpKfcZDO 「そんなとこ」 「じゃ、着替えるから覗かないでよ」 「覗かないよ!」 「言ってみたかっただけだよw」 まあ、ブレザー脱いだときに シャツから透けるブラは見てしまったから、おあいこだな。 水色ってどうなんだとかドギマギしたんだぜ。 二人してジャージ。 炊けているご飯で紀子姉は おにぎりを作ってくれた。 温かい緑茶って旨いのな。 うーん。泊まるのかな、オレ。 だめだろ、流石に。 **305 50 sage 2007/10/26(金) 02:44:51 ID:G9q5YZUX0 「けい、今日は泊まるつもりだったの?」 「うーん」 「久しぶりに来たんだし、泊まったら?」 向こうからお誘いが。 「ごちそうさま。美味しかったー」 「大袈裟だよw」  帰るのが面倒 × 紀子姉ともっと話したい = 泊まらない理由がどこにあると言うのか。 朝令暮改もいいとこだなwww 「けい」 キス。 「会いたかった」 **306 50 sage 2007/10/26(金) 02:54:52 ID:qwpKfcZDO オレは止まることができなかった。 紀子姉の部屋でまた身体を重ねることになるとは。 オレ自身がアキに対してつけた傷を憶えている。 忘れてはいけないことだと分かっていながら そんな罪悪感は紀子姉の前では小さくなっていった。 今の年齢になっても思うことだが 人間って理屈に合わないことをすることがある。 「私たち、従姉弟だよね」 「そうだね」 「分かってるなら、いい」 久しぶりに近くで顔をみた気がする。 紀子姉は自分で美化した以上に綺麗だった。 たった数ヶ月でこんなに大人っぽくなるなんて。 **307 50 sage 2007/10/26(金) 02:56:19 ID:G9q5YZUX0 紀子姉とのキスは素直に受け入れることができた。 オレが本当に好きだったからだろう。 従姉弟であるとか関係なく。 今思えば、アキに対する感情とは また違ったものだったのだろうと思う。 オレは紀子姉に体重を預けてみたが 肌同士で触れ合いたくて 紀子姉のジャージを脱がせようとした。 「さっき着替えたばっかりなのに」 と口では言いながら紀子姉は微笑んだ。 「ずっと二人だったらいいのに」とオレが言うと 「そんなことになったら、けい、もっと変態さんになるでしょ」 と笑い、しばっていた髪をほどいた。 **309 50 sage 2007/10/26(金) 03:01:56 ID:qwpKfcZDO 待ってくれた人、スマンな。 連投規制にどうも引っ掛かる。 携帯も使ってみたが効率悪すぎだw こんな時間だし、また続きは明日にします。 **315 50 sage 2007/10/26(金) 20:01:42 ID:G9q5YZUX0 別にそれが合図でもなかったんだが オレは無言になり、 紀子姉の肩や手を撫で始めた。 紀子姉も何も言わなくなる。 「けい」 紀子姉はお互い向き合う形にして オレの頭を抱きながら撫でた。 オレは最初恥ずかしかったが 落ち着いてきて、また別の気持ちよさを味わった。 「けいがここに居ることがうれしいよ」 オレは紀子姉の腰に手を回した。 力を込めて抱きしめる。 **316 50 sage 2007/10/26(金) 20:02:39 ID:G9q5YZUX0 お互い好きなんだ。 こうしていると何の疑いもなくそう思える。 幸せ、なんだろうなあ。 紀子姉もそう思っていてくれていると良いな。 「けい?寝ちゃった?」 面白いので、そのままにする。 「あらあら」 かぷ。耳を噛まれる。 「うひゃ」 「…寝たふりだ」 「いや何か楽しくて」 「寝てもいいんだよ」 「寝ないよ」目の前に胸があるのに眠れるかw **317 50 sage 2007/10/26(金) 20:03:47 ID:G9q5YZUX0 紀子姉の身体を思い出しながら ゆっくり自分の手に馴染ませた。 胸を触ると反応がある。 「あっ」 やはり、アキより大きい。 手で触って分かるくらいだから相当違うのかな。 「ああん、けい…久しぶりだね」 半分目を閉じたまま嬉しそうに言うからクラクラした。 紀子姉もこうしたかったんだ。 そう思うと緊張が解れていって、 自然に身体に触れることができた。 **318 50 sage 2007/10/26(金) 20:04:56 ID:G9q5YZUX0 「っ、けい、何か上手でこわいよ  え、ダメだよぉ下は脱がせないで  恥ずかしいから……いやじゃないけど  うん……じっと見ないで、お願い  やぁだってば、ああ」 オレの感覚という感覚は 紀子姉から様々な刺激を受けて敏感になっていた。 耳を舐めながら胸を手のひらで撫でる。 紀子姉も敏感になっているようだった。 「あんっ、あ、ああ!」 全裸で触れ合うと、 あり得ない快感がおそってくる。 我慢できず、紀子姉の胸を舐めた。 「あああ、あっ、あ、いやあ気持ちいいよお  けい、の舌、気持ちいい」 **319 50 sage 2007/10/26(金) 20:05:30 ID:G9q5YZUX0 オレは紀子姉に自分のモノを握らせた。 素直に握る。 おずおずと動かしだす。 「もう少し強く握っても大丈夫だよ」 そう言ってまた舌で乳首を弄る。 「ダメ、触れないよ、そんなこと、されたら  いいの、触れなくて?ああ、もうっ、あん  あ、いい、の?ああん」 舐めるのを止めて紀子姉の頭を撫でる。 「もうイジワル!」 「ごめんごめんw」 と言いながらも、 オレは紀子姉の足の方に手を伸ばした。 **320 50 sage 2007/10/26(金) 20:06:30 ID:G9q5YZUX0 足を固く閉じる紀子姉。 目も強く閉じられる。 「力抜いて」 「恥ずかしいから」 それでも優しく太股を撫でると リラックスしたのか次第に力が抜けていった。 そして、紀子姉はオレの頭を強く抱いた。 「本当に恥ずかしいんだよ?」 「うん」 太股からアソコに指をもっていく。 豊かに濡れている。 汗とはまた異質の粘つく液体が 紀子姉の身体から出ている。 それは、気持ちよくなってくれている証でもあり。 **321 50 sage 2007/10/26(金) 20:07:21 ID:G9q5YZUX0 体液の出ている場所を指で撫でる 「ああっ!ああぁ、ああんっんそ、こ、は  刺激が、強過ぎるよ」 オレは止めなかった。 「イヤ?」 「また…そんなこと聞くぅ  あっっ、続けて、ぃぃよお」 「ありがとう」 「あ、あぁ何か、おかしいの  けい、ねえどうにかしてぇ」 その言葉と同時に紀子姉の止まっていた手が オレのモノを扱き始めた。 余裕がないのか力強く、単調な動きで 逆にそれが気持ちよすぎた。 オレはただ紀子姉に気持ちよくなって欲しい一心で尽くした。 **322 50 sage 2007/10/26(金) 20:08:00 ID:G9q5YZUX0 「っーーーー」 オレの限界も近い。 「あああ、ああっあんっあんっ  いやぁ、何も見ないでええ、  ああん、もうこれ以上はダメっ」 オレのモノを上下に扱きながら 紀子姉は乱れ、見たこと無いほど濡れていた。 「おっぱいも、舐めちゃ、  ダメだってばぁ、ああああヤダあ  あっあっあぁっダメっ本当に  ダメなのぉっあああん!  ああ、けいぃぁああいっちゃうっ!!!」 **323 50 sage 2007/10/26(金) 20:08:54 ID:G9q5YZUX0 興奮が興奮を呼び 自分がどんな状態にあるかも 分からない状態でオレも果てた。 布団に精子が沢山かかっていた。 気付けば1時間も経っていた。 とても短い時間だったように感じたが それだけ密度が濃いものだったのだろう。 その後はお互い照れながらベッドメイキングw 結局アキ達が帰ってきたのはさらに 1時間もあとのことだった。 **333 50 sage 2007/11/03(土) 01:50:35 ID:iI05YJa10 紀子姉と付き合うでもなく、 全く切れてしまうわけでもなく。 ただ、紀子姉はオレが会いたいと思うときは 体の関係も含めて拒まなかった。 高校生になり、友人たちには彼女ができはじめた。 オレは女性の身体を触ったことがあるなんて 優越感をどこかに忘れてしまった。 何故か劣等感ばかりが増した。 どうせ付き合えないんだ。 結婚もできない。 オレは何がしたいんだろう。 好きなのになあ。 **334 50 sage 2007/11/03(土) 01:51:20 ID:iI05YJa10 友人たちの自慢話や惚気話を聞かされて 『もう最後までしてもいいのかな』 そう思いはじめていた。 紀子姉は看護師になりたくて勉強をしていた。 地方の4年制の看護学校に行きたいと言う。 合格しないで欲しいとも思ったが 素直に応援していた。別れる日を想像できなかった。 それなら、もう会わない方がいいんじゃまいか。 何度そう思ったことか。 それでも会いに行ってしまう。 女性の身体は魅力的だったし、紀子姉だし。 男ってダメだよなwww **335 50 sage 2007/11/03(土) 01:52:19 ID:iI05YJa10 「けい?」 何も言わず押し倒す。 紀子姉はいつもと同じように 微笑んで優しく目を閉じる。 この瞬間だけが安心できる。 「なーに?受験生は忙しいんだよ?」 キスをする。応じる紀子姉。 高3の紀子姉は誰にも渡したくないほど キレイで可愛くて、やはりまだ処女だった。 「んっ。」 白いブラウスの上から胸を触る。 「えっちーw」 笑いながら言うな。萌えるじゃないか。 **336 50 sage 2007/11/03(土) 01:53:11 ID:iI05YJa10 「はぁはぁ何か…激しいね」 そう言われて、もっと激しくした。薄い唇の間から息が漏れてくる。 「あ、ヤダよお」 ブラウスのボタンをちぎらん勢いで外す。 豊かな胸の谷間が誘惑する。 「大きいな…」 他の女アキしか知らない癖に何言っちゃってんのw 「誰のせいよ」 拗ねたようにこっちを睨む。 「そんなに触ってない…」 「けい以外に触らせたことなーい」 抱きついてくる紀子姉。 甘えモードww大歓迎www この場面、回想シーンにいつも出てくるんだぜ。 **337 50 sage 2007/11/03(土) 01:54:03 ID:iI05YJa10 若いなりに、紀子姉の身体の感覚を分かってきていた。 どうすれば気持ちいいか。どこがくすぐったいか。 「ああ、けいっ。あああダメっダメ  気持ちよすぎだよ///」 「紀子姉、上に乗ってみて///」 自分からリクエストするのすら勇気いる オレは未だに風俗未体験w ハダけたブラウスがふわっとなって後光のようだった。 息を飲んでブラを外した。 下から見上げた紀子姉の半裸は 正に神々しさすら感じるものだった。 「そんなに見ないで」 すぐに胸を手で覆いそのまま被さってくる。 **338 50 sage 2007/11/03(土) 01:55:15 ID:iI05YJa10 胸がお互いの身体に挟まれてつぶれるのが好きだった。 当時はDだと言っていたな。 あんまり有難みは分かっていなかったが、 後々の女性関係でイヤというほど知ることになったw 「こういうのも気持ちいいよね」 「うん」 ぴったりと合わさるのは何も結合したときに限らない。 「けいのこと、身体全体で感じるよ」 「うん」 キスを求められ応じて、舌を出して絡められる。 お互いの唾液が混ざる。 口の中で蠱惑的な音がぶつかり合う。 **339 50 sage 2007/11/03(土) 02:00:34 ID:iI05YJa10 そのまま紀子姉はオレの首筋を 舌で自由に撫でた。 間に耳たぶを噛んだりしながら器用に口を使う。 オレは目を閉じて快感に飲まれた。 「けい…気持ちいい?」 「すごく」 「ふふ、じゃあいいw///」 また再開する。 きっと口が疲れたりもしてるんだろうが 紀子姉もオレを気持ちよくしようと頑張る。 乳首を舐められる。 つい声が出そうになるほど、 本当に気持ちよかった。 **340 50 sage 2007/11/03(土) 02:05:50 ID:iI05YJa10 紀子姉の髪に触れる。 舐められた胸部はぬめって光を僅かに反射させていた。 顔を上げてこちらを見る。 何でいつも微笑んでるんだろう。 「そのまま」 もっと気持ちよくなりたくてそう言った。 紀子姉は満足そうにまた乳首を舐めてくれた。 しかも音がするくらい激しく。 口にスッポリと含まれた乳首は いいように舌で転がされ、固くなる。 腰を擦り付ける。 上に乗っている紀子姉のスカートをめくって 両手で太股を撫でる。 紀子姉は淫らに乳首を舐め続けた。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: