559 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:25:01 ID:nqkGOYTP0
浴室に入るといとこはシャワーの取っ手を掴み、ジャバジャバと温水を出しながら温度調節を始めた。
同時に私も浴槽の中に手を突っ込んで温度を確かめ、
(ん~、ちょっとぬるいかな?)と思い、ボイラーに再点火のためにレバーをひねる。
数瞬の間を置いて『ボッ』と小さく火のつく音を確認すると、私は立ち上がっていとこの方を振り返った。
「……(ジャバジャバ)」
割に真剣な顔をして温度調節に余念が無いようだ。
「どう?」と、こちらから声をかけると
「あ…うん」と言ってシャワーをこちらに向けてきた。
ほどよく熱せられた水流が胸元で跳ね返る。
「熱くない?」
「うん、丁度いい」
そう答えるといとこは満足そうに微笑み、私の体をジャバジャバと首元から洗い始めてくれた。




560 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:26:34 ID:nqkGOYTP0
既に一度入浴している事もあってボディーソープは使わずにシャワーと手で軽くこするように洗っているだけだが、その分いとこの体温や手の柔らかさが不純物無しで感じられてとても心地よかった。
全身を撫でるように洗われ少しうっとりしていると、当然の事だが最後に残った陰部にも手が伸ばされた。
まだ先ほどの行為の残滓がこびりつくそれも、いとこの手によって包皮を剥かれ丹念に洗われていく。
それで放出したばかりのモノに血液が集まる事は無かったが、柔らかな手で『こしこし』と汚れを落とされるのは、思わず「ふぅ~」とため息を漏らしてしまうほど気持ちのいい事だった。
ひとしきり洗い終わるとシャワーと手が離れ、いとこは自分の体を流しにかかった。
私にしたのと同じように、首元からジャバジャバと手で洗っていく。
今流行りのスレンダーな体型ではないが、肉付きが良く凹凸の激しいまさに'女'といった体の上を透明な水流が滑り降りていくのを、私は心から美しいと思って見ていた。




561 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:27:35 ID:nqkGOYTP0
そうして見ているうちに、急激に'触れたい'という欲望が湧きあがってくる。
既に一度の放出といとこによる奉仕で気が大きく(開き直り?)なっていた私は、欲望に忠実に手を伸ばした。
両胸の巨大な果実を鷲づかみにすると「んあっ」という甘い声と共にいとこがビクッと体を震わせたが、それ以上抵抗も無かったので『むにっむにっ』と心地よい弾力を両手の平で味わう。
硬くなった乳首を手の平で転がすようにしたり、親指と人差し指でつまむようにして軽く擦ると、いとこは「んっ…ふうぅ~…」と息を吐きながら身を震わせて応じた。
次第に自らを洗う手もおろそかになり、うつむき加減で目を『とろ~ん』とさせて軽く息をつく。
言葉を発する事もやめて与えられる快楽を貪ろうとするその姿は、私にオスとしての強烈な征服感を与えてくれた。
(こいつ本当に良い反応するなぁ、勃ってもないのにむしゃぶりつきたくなる…)




563 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:28:45 ID:nqkGOYTP0
(こいつをもっとよがらせたい…)
そんな欲望の下さらに技巧を込めようとした手が『きゅっ』と掴まれた。
(ん?)と思い、うつむくいとこを見つめ返すと
「……」片手で私の手を止めたまま無言でシャワーを壁掛けに戻し…
そのまま体を滑らせるように抱きつき、私に身を預けてきた。
思わず抱きとめる格好になり、少々面食らいつつもいとこの背中を撫でる私。
そのままの形で「ん?どーした?」と優しく問い掛けるも
「…んうぅ…はぁ…」と返事は要領を得ない。
…と、思わずニヤリとする事態に気がついた。
全身を押し当てるようにしながら私の片足を挟むようにして抱きついているいとこだが、その腰が『くいっくいっ』と不可解な動きを示している。
そして太ももに当るざらついた茂みと柔らかい肉の感触…つまりは、そういう事だ。




564 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:29:34 ID:nqkGOYTP0
考えてみれば先ほどのホールでの行為で満足したのは私だけ。
いとこにしてみれば、跨って捻じ込みたいモノを目の前にしながら'おあずけ'を食らっていたのと同じ事なのだ。
そして、脱いだ下着が糸を引くほど濡らしていながら平静を装っていたのが今の胸への愛撫で均衡を崩したらしい。
尚も「ん~、ん~」と言いながら股間を押し付けてくるいとこを、私は心底可愛いと思った。
抱きとめたままいとこの耳に口を近づけ
「ねぇ、△△…我慢できなくなっちゃった?」
と、弄うように問い掛けてみる。
すると半泣きのような顔をしたいとこが顔を上げ、「ふうぅ~…」と言葉にならない訴えをしてきた。
すかさず僅かに体を捻って空間を作り、腿に押し当てられた股間に右手を忍ばせる。
『にゅるんっ』と何の抵抗も無く指が肉壷の中に滑り込んだ。




565 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:30:32 ID:nqkGOYTP0
「ああっ!…あはぁぁぁぁぁぁ…」
吐息とも弱い叫びともつかない声を漏らしながら、いとこは私にしがみついてガクガクと震える。
指を挿れてみて解ったが、内部は既に灼熱し、溜まった愛液でドロドロになっていた。
見る間に指に手に、溢れ出た愛液が伝わってくる。
(うわぁ、すごい熱いし…うねくって指ぎゅうぎゅう締め付けてくる…)
挿し入れた指は待ち構えていたかのように『ぎゅっ!』と膣口でロックされ、『ぎゅるぎゅる』とうねくる膣壁に翻弄されている。
何枚もの熱い舌で舐めまわされるような感覚は指であってもかなりの快感を覚えさせ、しばしの間私に指を動かす事を忘れさせた。
(これ…凄すぎるだろ…)
膣のうねりに圧倒されながらも指を進ませ、指の腹で入り口近くのざらつくポイントをグリグリと刺激する。
すると「ひぐっ!…ひっ!」という間歇的な声と共に、『とぷっとぷっ』とさらに大量の愛液が滴り落ちた。




566 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:31:48 ID:nqkGOYTP0
快感を得た膣内はそれを逃がさないようにするためか、さらに『ぐにゅう』と動いて私の指を締め付けてくる。
あまりのうねりに挿れているのが指ではなく自分のペニスであったら、あっという間に射精させられていただろうと確信すらできてしまう。
膣というのが精子を搾り取るための器官だという事を強烈に認識させられた。
ふと気になって
「△△、これ、凄い事になってるけど…知ってる?」と聞いてみるが
「んー、あぁー…はぁ…」
どうも答えられる状態にはないらしい。
「そかー、そんなにイイか」
一声かけて左手も尻の割れ目に滑らせる。
「ああっ ん…」
と小さく抗議の声のようなものも聞こえたが、かまわず敏感な内側に指を這わせた。




567 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:32:39 ID:nqkGOYTP0
ムズムズとした感じでもするのか、浅く内側を触るとお尻で「イヤイヤ」をする。
(ほんと可愛いなぁ…)
そう思いながら膣の中の指をぐうっと前進させ、指の先でぷりぷりとした感触の部分をくすぐる。
「はあっ!」と反応するのを確かめると同時に、左手で菊門をカリカリっと弱く掻いた。
「んいっ!」という声と共に膣が『ぎゅっ』と締まる。
「ほら、こっちも気持ちいいでしょ?」
返事を待たずに指の先で『く~りく~り』と小さく円を描くように肛門を弄る。
いとこは私にしがみついたまま、指が肛門をゆるゆるとなぞるたびに『ぶるっ』と震え
「ふうっ…んっ…ふっ…」という声を出して応じた。
(アナルの快感は入り口に集中してるからな。こう弄られちゃたまらんだろう。さっきのお返しだよ'△△ねーちゃん')
密かに底意地の悪さを発揮しながら両手の指を動かし、粘膜の感触と優越感を味わう。
このまま指で陥落するかな…と油断していた所に思わぬ反撃がきた。




568 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:33:50 ID:nqkGOYTP0
依然うなだれたままのモノが睾丸ごと『ふわっ』と包まれる感覚。
胸に顔を埋めるようによりかかっているいとこに遮られてよく見えないが、下の方に伸ばした右手がもぞもぞと動いているので偶然当ったわけでもなさそうだ。
そのまま『ぐにぐに』と乱暴に扱かれ始める。
が、射精してからさほど時間が経っていないためになかなか勃起の兆候が見られない。
もどかしいのだろう、過剰なまでに刺激を与えようと『ぐにぐに』と揉みつぶすようにすら圧迫、摩擦を繰り返してくる。
が、やはり私のモノが首をもたげる事は無く、くいっと上を向いたいとこに
「…(なんでぇ?…)」とでも言いたげな目で見つめられた。
(ん~…まだ復活しないんだけど待てる状態じゃないよな、これ。だったら…)
'我慢も限界'といった顔のいとこに『ちゅっ』と軽くキスをして
「舐めてあげるから、壁にもたれなよ」と告げる。
「あ…ん、足…あんま力入らない…」
「はいよ、わかった」
抱きかかえるような体勢のまま2歩ほど移動し、いとこの背を壁に預けさせるようにする。




570 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:35:02 ID:nqkGOYTP0
「そのままね?」
と声をかけていとこを立たせたまま、自分は下にずり下がっていく。
陰部を目の前にする位置まで下がり、膝をつくと『ぺろり』と筋に沿っていきなり一舐め。
それだけでも「ふあっ!う…」と声を漏らしてブルブル震える。
(かなりキテるみたいだし、これ以上焦らすのも可哀想だな。一気にイカせてやろう)
決意すると同時に両親指で陰唇を軽く広げ、敏感な内部を舐め上げる。
声は小さく「っっっっかっっっ」と小さく聞こえた程度だが、そのまま両手で頭を陰部に押し付けるようにロックされた。
(うわぁ、さすがにもうヌルヌルだぁ)などと思いながら陰部に下を這わせ、快感のポイントを逃さないようにゆっくりと舌を上下させる。
左右に開いた陰唇、そのヒダの一枚一枚まで愛液をこそげ取るように丁寧な舌使いを忘れない。
もちろん'こそげ取る'と言っても後から後から湧いてくる愛液のために、かえってぬるつきが増すのだが。




571 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:36:01 ID:nqkGOYTP0
(もうまともに物考えられないくらいになってるんだろうなぁ)
と、ぼんやり思いながらフィニッシュに向けて『ちゅっ』とクリトリスに吸い付く。
目一杯の吸引力で吸っても意味は無いので、ごく弱く僅かに吸い出したクリを唇で挟みながら舌先で弄るように。
「はああっ!ああっ!ああっ!」
とあられもない声が聞こえ、さらにグイグイと頭を押さえられる。
いよいよ絶頂も近いと確信し、愛撫も最終段階へ。
あくまでゆっくり、悪魔的なスローペースでクリトリスの周囲から中心へ『くる~り くる~り』と舌でなぞっていく。
すると「ふっ…くっ…」という声と共に『ビクビクッ』と痙攣が伝わり、いとこが崩れ落ちた。
タイルにぺたんとお尻をつけて、うつろな視線のまま『ぴくっ ぴくっ』と余韻に身を震わせている所を見るとどうやら絶頂に導いてやれたようだ。




572 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:37:06 ID:nqkGOYTP0
いとこの呼吸が整うのを待って、目の焦点が合ってきたところで声をかける。
「大丈夫?」
「あ? あー…うん」
「気持ちよかった?」
「…凄かっ…て言うか途中からわけわかんなくなってた」
ご満足いただけたようで、こちらも奉仕のし甲斐がある。
「そっかそっか。…えーと、立てる?」
「あー…と、手ぇ貸して」
「はいはい、こちらへどーぞ」
いとこを支えながら浴槽までたどり着き、二人してお湯に浸かる。
未だ力が入りきらない様子のいとこを後ろから抱きとめるようにして浴槽のへりに背を預ける、顔が向き合わない形での'だっこ'だ。
もたれかかるいとこの体重を感じるが、お湯の中という事もあってそう重くはない。
今更ながら(信用されてるんだなぁ)などと思って幸せに酔っていた。




573 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:38:07 ID:nqkGOYTP0
少しして「ねぇ」と声がかかる。
「ん?」
「小さい時、ず~っと昔に一緒にお風呂に入ったの覚えてる?」
「ん~…小2くらいの時?」
「そうそう、そんくらい」
「何となくはね。※※(いとこの妹)も一緒だったっけ」
「よく覚えてるじゃん」
と言ったあと、クスクス笑い始めるいとこ。
「ん?なに?」
「アンタさ、水中メガネ持って入って必死でアソコ見ようとしてたよね(笑)」
「あー…多感なお年頃だったもので…」
(って言っても、あの時はキャッキャ騒ぐのが楽しかっただけって気がするけど)
「クスクスクス(笑)…昔っからエロかったもんねぇ」
「お前なぁ、人の事ばっか言ってるけど自分はどうなんだよ?」




574 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:38:58 ID:nqkGOYTP0
「は?アタシ?」
「そうだよ、しっかり覚えてるぞ。
 お前、その頃3階の物置に俺連れこんでマ○コ弄らせてたろうが」
「うわ、覚えてたんだ?」
「今の今まで忘れてたけど、ハッキリ思い出したよ。
 性に目覚めてもいない子供に何やらせてんだ」
「はぁ?アンタ嬉しそうに触ってたでしょうがぁ」
「阿呆、ありゃシブシブだ。お前が'触れ'って言うから意味も解らんと弄くってただけ」
「えー、うっそだぁ」
「ホントだって。俺が目覚めたのって小3だし」
「えぇ?…って'アレ'小4くらいまではやってたよね?やっぱエロガキじゃん(笑)」
「それは…まぁ、そうかも」
(しかし、よくよく考えてみると昔からけっこうヘビーな事してたんだなぁ…)




575 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:40:00 ID:nqkGOYTP0
「てか'アレ'さ、※※がうちのお母さん(私の叔母)達にチクってなかったっけ?」
「あ、言われてみれば…確か'ほっときなさい'って言われて戻ってきたんだっけ?」
「あぁ、うん。なんで止められなかったんだろ?」
「現場見てなかったし、子供同士だから大した事してないと思ったんじゃない?
 それか、最初から※※のチクリを信じてなかったか」
「うん、そうかも…」
「にしても、スレスレな状況だけどね…今思うと冷や汗出るな。
(時代が時代なら隔離されててもおかしくない事だよな、これ…)」
「そだね。でさ…コレどういう事?」
湯船の中でお尻が『ぐりんっ』と動かされた。
「あっいや…」尻の下で半勃ちになっていたモノがムクムクと膨張していく。
「やっぱり、大きくなってきてる」
復活に要する休憩が十分に取れていた事と、昔のエロネタ、さらには柔らかいお尻に当っている事の相乗効果なのか、膨張しはじめたモノは一気に限界まで張り詰めた。




576 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:40:55 ID:nqkGOYTP0
「硬い…」
いとこは、後ろ向きのままお尻を『うにうに』と動かして感触を確かめるようにしている。
「思い出して勃っちゃったの?」
「それも、あるかも」
「ふーん」
そこまで言うと『ざばっ』と湯を滴らせて立ち上がり、こちらに向き直る。
そして、壁を背に向かい側のへりに腰掛けるようにすると『どんっ』と片足を横のへりに乗せて股間を見せつけるように開いた。
そのまま薄笑いを浮かべて
「スケベ」
と、一言。
あからさまな挑発を不快に感じる事も無く、誘われるように湯船を膝立ちで移動して陰部に舌を伸ばしてしまった。
先ほどのように淫裂に沿って舌を這わせ『ちゅっ ちゅっ』と音を立てて啜る。




578 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:41:48 ID:nqkGOYTP0
舌と唇に当るぷにぷにとした感触が気持ちよく、思わず鼻先まで埋めるように密着する。
そうしてピッタリくっついた状態でより深く割れ目の内側を舐め上げると、ふっと頭に手が置かれた。
(頭固定して逃がさないようにしたいのかな?)
と思っていると、すうっと手櫛を通すような感じがした。
(…?)と思いつつも『ぴちゃぴちゃ』舐め続けていると、また二度…三度…と手櫛が通され、時おり髪を撫で付けるようにもされる。
(頭…撫でてくれてるのか)
理解できると妙に嬉しくなり、調子に乗って舌を挿し入れてみた。
先ほどの余韻か新たに分泌したのか、『とろっ』と暖かい愛液が舌に乗る。
とにかく感じてくれている事がまた嬉しく、それをクリトリスや大陰唇にべろべろと塗り広げて見せた。
さらに、テラテラに濡れ光らせると大きく口を開け、陰唇全体をカバーするように吸い付き開いた口の中で『べろべろ』と舐め上げたり『ぐりゅっ』と中に挿し入れたりして遊ぶ。
そうやって膣のうねりを舌で感じて愉しんでいた。




579 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:42:55 ID:nqkGOYTP0
やがて、私の口元もいとこの性器もベトベトになった頃『ポンポンッ』と頭を叩かれた。
つられて見上げる視線の先には、上気したいとこの顔。
その口元がゆっくり動いて、ほとんど声は出さずに
「お・い・で」
の形をする。
'許可'と'おねだり'が半々くらいに混ざり合った表情を見つめ返しながら、私もゆっくり立ち上がった。
そのまま勃起物がいとこのお腹に当るのもかまわず、抱きつくようにして唇を奪う。
最初は唇を軽く触れ合わせるだけのバードキス。
それを2~3度繰り返して見つめあい、互いの視線が絡み合ったところでディープキスに移る。
キスとは言うもののその実態は、互いに舌を絡め、口蓋を舐め、唾液を飲ませあうという酷く野蛮なもの。
互いの口を舌と唾液で汚しあいながら、私はいとこの胸に触れ、いとこは私の陰茎に指を絡ませ、情欲を高めあっていった。




580 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:48:18 ID:nqkGOYTP0
口での陵辱合戦が一段落し、息を整える。
が、その間もいとこによる陰茎への愛撫は止まず、今やはちきれんばかりに膨張したモノが『ぞくんっ ぞくんっ』と脈打つような感覚すらある。
そんな私の状態を見抜いたかペニスを扱く動作が止み、スッと両手で支えられたかと思うと先端が柔らかくぬるんだ場所にあてがわれた。
先端から伝わる温かさとぬるつきに身震いし「ふうっ」と息をついていると、こちらを真っ直ぐに見つめるいとこと目が合った。
'お膳立てはしたから、望みを叶えてくれ'という事らしい。
私はゆるく微笑み返すと目を合わせたまま両手でいとこの脚をひろげつつ腰を捕まえ
『ごりゅっ!』と一気に挿入した。
突き入れた瞬間
「ああっ!はあっ!」と声が上がり、いとこがビクビクと痙攣する。
そして内部に侵入したモノが『ぎゅっ!』と掴まれたように締めつけられた。
「んぐっ!」と声を漏らして耐えたが、かなり危ない。
一歩間違えば声だけでなく種まで漏らしてしまいかねない状況だった。




581 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:49:54 ID:nqkGOYTP0
動かないようにして波が引くのを待ち、暴発を回避する。
落ち着いてきたところでいとこに目をやると、「ふぅー、ふぅー」と目を閉じて細い息を吐き、時おり『ぴくっぴくっ』と小さな動きが混じる。
(…あれ?もしかして…)
そう思った私は上半身を傾けていとこの耳元に口を寄せた。
「ね、もしかして挿れただけでイッっちゃった?」
「ふぅー、んっ、ふっ、ふー…い、言わなくていい…」
一瞬、感激のあまり気が遠くなった。
(イッてくれた!俺のモノで、挿れただけでイッってくれた!)
嬉しさが自信に変わり、挿入したままのモノがさらにグッと張り詰める感じさえする。
「んんっ…んうぅ~…」と声が漏れるところを見ると、あながち気のせいでもないらしい。
再び上半身を起こして元の体勢に戻ると、私は自信と欲望をみなぎらせて抽送を開始した。




582 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:51:18 ID:nqkGOYTP0
『ぐっぐっ』と突き入れるたびに、凄まじい負荷がペニスにかかる。
挿入した直後から感じていた事だが、今回はいつにも増して締めつけがきつい。
愛液の量も多いので痛みを感じる事は無いが、内部でも手で掴まれたように締め上げられ、入り口に至ってはリングでも嵌められたかのように『きゅっ!』と根元が締めつけられている。
(こいつも久しぶりで狭くなってるのかな?
 いや、それにしては濡れ方がいつも通り凄いし…)
などとくだらない事を煩悶している間にも、膣壁の締め上げは容赦無く襲ってくる。
ローションたっぷりで手コキされているような、それでいて温度は口の中よりもずっと高い、ある意味'快楽地獄'とも言える膣内で、突き入れたペニスが蹂躙されていく。
次第に高まる射精感を意識しながらも『ぐっぐっぐっぐっ…』と一突きごとに
「あがっ!はっ!あっ!イクッ!くふっイクッ!」と甘い声に応じられ
さらに『ぐりゅぐりゅ』と膣壁に絡みつかれる快楽に腰を止める事ができない。
『ずぶっずぶっ』と愛液を掻き出しながらピストンを続け、吸い付く膣の感触に
(ずっとこうしてたいなぁ)と本気で思ったりしていた。



583 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:52:20 ID:nqkGOYTP0
少しでも長持ちさせるため、大きなストロークはせずに『ぐうっ』と置くまで突っ込んで小さく『ぐりぐり』動かす。
しかしこの快感を抑えるための動きすら、いとこには強烈な刺激になるらしく
「ううううぅぅぅぅっ…あぁはっ!ひぐっ!ぃぃぐっ!」
と、首をのけぞらせて甘い声を放ち続けていた。
(もしかしたら、もうイクの通り越して辛いのかな?
 でもゴメン。気持ちよすぎて止められない…)
心の中で妙な述懐をしつつも、再び『ずうっ…ぐっ ずうっ…ぐっ』と大き目のストロークに切り替える。
「んぐうっ!ふううぅぅっ!くぁっ!いっっ!あああっ!」
と腰を突き入れるたびに上げられるあられもない歓喜の声が一層私の嗜虐心を掻き立て
(もっと…もっと鳴かせたい!もっと狂わせたい!)
そんな欲望のままに『ずんっずんっ』と抽送を繰り返させた。




584 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:53:24 ID:nqkGOYTP0
「いいいっ!ひぃっ!きぃ…ぁっ!」
途絶える事の無い嬌声を最高の報酬のように、腰を打ち据え快楽を貪る。
(もっと…ずっと…)
ぼんやりとした頭でそんな風に思いながら乱暴にいとこの体にペニスを突き立てていたが、ついに限界が見えてくる。
『ぞくぞく』と疼く塊がペニスの根元で沸き立ち、先端に向けて駆け上ろうとしている感覚…射精が近く、もうこらえきれない。
「ああっ!くそっ!ダメだっ!…もうイッちまう!」
この快楽が終わってしまう事へのたまらない悔しさをそのまま声に乗せて吐き出し、最後のスパートに入る。
『ずりゅっ!ずりゅっ!ずりゅっ!ずりゅっ!』と歯を食いしばりながら突き上げ
「あぎっ!あっ!いぐっ!いくっ!いくっ!」という声を耳に最後の快楽を味わおうとペニスを膣から抜きにかかる。
が、いとこの行動によってそれは阻止された。




586 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:55:01 ID:nqkGOYTP0
あと僅かでペニスを抜き去り最大の放出感を味わうという瞬間、いとこの両手が私の首に回され、腕を伸ばして抱きつくような形をとった。
自然と体も引き寄せられ、ペニスを抜くほどの距離も取れなくなる。
(えっ!? なんだ!?)
と思って下を向くと、快楽に震えながらも真剣な眼差しでこちらを見つめるいとこと目が合った。
(理由は解らない。私の勝手な解釈かもしれない。
 しかし、私はこれを'中でイケ'といういとこの意思表示だと取った)
覚悟を決めた私は、いとこの視線に負けぬ強い眼差しで見つめ返しながら再びペニスをうねくる膣深く埋没させていく。
そして何度目かの抽送の後、「んくっ!」というくぐもった叫びと共に
『どびゅうっ!びゅるっ!びゅっ!びゅっ!』
と大量の精液を、見つめ合ったままいとこの中に撃ち出していった。




587 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:56:05 ID:nqkGOYTP0
射精の律動が続く中、私からは目を逸らさず、いとこからも目を逸らさない。
最後の一滴を出し終え、受けきるまでお互いの状態をつぶさに観察できてしまう。
放出の瞬間私の表情がだらしなく緩む事も
撃ち出された精液を受けきるいとこが「ぉぉぁ…ぁぅぅ…」
と、こらえきれない声を漏らす事も
全てがお互いに筒抜けになり、それがたまらない快楽にもなった。
一滴残らず吸い取られてしまうような射精、私が味わったのはそんな感覚だった。
そして、どちらからともなく顔を近づけ『ちゅっちゅっ』と優しいキスを交わす。
やがて萎えきったペニスが抜け落ち、膣から子種がこぼれ出してもそれは続いていた。




588 130 sage New! 2007/03/03(土) 22:57:26 ID:nqkGOYTP0
翌日、軽い疲労感を覚えながらコーヒーを啜る私といとこ。
「腰、大丈夫?」
「ん?ん~…腰はもう治ってるから大丈夫だけどちょっとだるいかな。
 てか、腰心配するなら昨日しなさいよ」
「ごもっとも…」
「△△、いつまで居るの?」
「ん、○○が帰る時一緒に出るよ」
いとこが薄く微笑んだように見える。
「始めの頃は先に帰ったりしてたのに、甘えん坊になったね」
「世間の冷たさと○○の暖かさがよく解ったからね。
よく味わっておきたいんだよ、こういうの。今みたいな言われようも好きだし」
「マザコン(笑)」 「どっちかって言うとシスコンじゃない?(笑)」
気の置けない間柄の人間ととりとめも無く話す。
しばらくの間そんな贅沢を満喫し、午後二人してそれぞれの帰路についた。

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最終更新:2007年10月01日 22:06