6スレ目(レス抽出)

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<div class="title">続四・うちの母ちゃん凄いぞ ~社員か否か迷走篇~</div> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>18</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:15:20.26 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;1</u></a><br /> いつもスレ立ててくれてる人かな?<br /> とにかく乙!<br /><br /><br /> そのあと、トレーナーと人事は二人でどこかへいなくなってしまって、会議室の外でぼーっとしながら待っていた。<br /> 企画部の人が私の前を通って、通り様に「また何か案が出たらいって下さい」と言った。ちょっと笑ってたのはなぜだろう。<br /><br /> 結局、朝一番で来た本社を出たのは夕方近くて、この後また店に戻らなくてはいけなかった私とトレーナーは、駅まで早足で戻った。<br /> 駅に向かう途中でトレーナーは「やっぱり、二人で遅刻しようか。あんたを連れて行きたい所があるから」と言って、再び本社近くまで戻り始めた。<br /> 本社近くにあったのは、本社直営の寿司屋。同じチェーン名なんだけど、「ここのお寿司は全国で同じチェーン店の中でも抜群に美味しい」と言った。どうやら、遅めの昼ごはんを御馳走してくれるらしい。<br /> 購入した寿司を近くの公園で食べたが、めちゃくちゃ美味しかった。同じ分量の酢や調味料で味付けされたシャリに、同じネタを使っているはずなのに、どうしてこんなに美味しく感じるのか不思議だった。<br /> 握り方ひとつで味は変わるというが、まさにそれを痛感した出来事だった。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>26</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:21:44.09 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p> 美味しいっすwwwwwwマジやばいっすwwwwwwと感動しっぱなしの私を見ながら、トレーナーはこれくらい美味しい寿司を、うちの店でも提供していと言っていた。<br /> もちろんチェーン店なので限度はあるけど、私のように「美味しいwwww」と感動する客を一人でも増やしたいと言っていた。<br /> 実際、ピザが辞めてから若干ではあるが売り上げは待ちがいなく落ち始めている。ピザの力は半端なかった事を数字が示していた。<br /> ピザに次ぐ接客神の浅見さんもいたが、浅見さんはあくまでも一番のベテランパートさん。浅見さんにしか出来ない仕事は山ほどあるので、レジに出ていられない。<br /> 「じゃあ私がピザの代わりに頑張ります!」と言ったら、トレーナーは「あんたは厨房の才能はあっても、接客の才能はないよ。厳しい事言って悪いけど」と言った。<br /> これだけは、悔しいけど認めるしかない。接客も才能なので、ただ笑顔でいればいいだけじゃないからな。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>33</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:26:55.10 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p> 今、うちにはピザのような専任レジがいない。みんな厨房業務とかけもち。下手すりゃ握った寿司は握った本人が会計する。つまり、毎回毎回レジがかりが変わるという事もしばしば。<br /> トレーナーが困っていたので、「じゃあレジ専用のバイト入れましょうよ」と言った。だが、そう簡単に人材は集まらないらしい。まれに面接希望がきても、条件が違うとか、土日が出られないとかそんなのばっかりなんだと。<br /> 困った困ったとトレーナーは言ってるけど、そもそも、あんな時給も連絡先の電話番号も書いてないような張り紙じゃこねーだろ、と思った。だって私も連絡先が分からず店へ飛び込んだ感じだからさ。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>37</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:30:45.62 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>その日店に戻ってから、さっそく募集張り紙の差し替えを提案した。<br /> 「時給も書いてないし、連絡先も書いてないし、待遇も書いてないんですからこれじゃ人間集まらないですよ」と言ったら、トレーナーは「えぇ?そうなの?」と言った。トレーナーは肝心な何かが抜けている。<br /> 募集の張り紙作ってきてもいいですか?と言ったら、「あんたが作ってくれるなら目立つやつ作ってくれそうだし、ぜひお願い」と言われた。<br /> 帰り道に張り紙の材料をコンビニで買いながら、材料費と張り紙作る手当もらえるか聞くのを忘れていたと気付いた。<br /> ついでにスーツのお金も返していなかった事に気付いた。<br /> 後者はまぁいいとしても、前者は絶対に明日一番で聞こうと思った。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>46</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:38:36.63 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;36</u></a><br /> ごめん、当時<br /><br /><br /> 張り紙を作っていたら、母ちゃんが帰ってきた。「スーツは買えた?」と聞かれたので、「トレーナーが買ってくれた」と言ったら、母ちゃんは目ん玉飛び出しそうな顔をした。<br /> 「なんで、だって母ちゃんあんたにお金渡したじゃない」<br /> 「うん、だけどトレーナーがいらないって(多分そう言うだろう)」<br /> 「ちょっとやだ、母ちゃんいるのに、あんな半ズボンで本社に向かわせた母親と思われたら嫌じゃない!」<br /> 見栄っ張りな母ちゃんがぷりぷり怒ってしまったので、「じゃあ明日返すよ」と言った。<br /> どうでもいいけど、なぜおばちゃん達はコナンくんの衣装の良さが分からないんだろうか。<br /><br /> 翌日張り紙をトレーナーに見せたら、「若い子が飛びつきそうだねぇ」とわくわくしていた。多分、イラスト満載で見やすくして、高校生を狙った張り紙だったからかもしれない。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>50</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:43:58.05 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>張り紙をしてから数日、いきなり効果が表れるはずもなく静かなものだった。<br /> それからどのくらいかな、多分一週間くらいで、一人電話がかかってきた。電話に出たのは私だった。「あ、○○寿司っすか?バイト募集のぉ、張り紙見たんすけどぉ」という、(恐らく)チャラ男からの電話だった。<br /> 接客神を入れる予定だったので、こいつは駄目だろうと思って「あ、あなたは駄目です」と断った。トレーナーにそれを伝えたら「何で勝手に断っちゃうのよ!」と最初は怒っていたけど、電話口でのチャラ男の口調を真似したら、「あぁ…」と言っていた。<br /> 「大体にして電話のかけ方がなってないですよ。きっと愛想も悪くて、金髪でフリーターですよ」と偏見バリバリ発言をしたら、浅見さんがけらけら笑いながら、「あんたそれ、鏡に向かって言ってんの?wwww」と言った。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>61</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:51:30.73 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;49</u></a><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;49</u></a>「クズ子すげぇwwwwwwww」<br /> 私「まぁね」<br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;49</u></a>「クズ子まじパねぇwwwwww」<br /> 私「まぁね」<br /><br /><br /> しばらくしてもう一人電話がかかってきた。「ア、○○スシサンデスカ?ワタシ、働キタイ」とお国不明な人からの電話だった。一応トレーナーに引き継いだけど、「名前聞いたらエルトン・ジョンだって言うし、いつから日本にいるの?身分証明書あるって聞いた途端に『イングリッシュでお願いシマース』って言ってすっとぼけるから怖かったのでやめた」と言った。<br /> それからまたしばらく3、4人電話がきたけど、チャラ男再来、妊娠8カ月の妊婦(事情があるにせよ立ち仕事をしようとするなww)とか、あとなんかいたけど忘れた。<br /> 「あんたの張り紙にしてから募集は増えたけど、逆に今まで普通に応募してきたおばちゃんとかが来なくなってるよww」とパートの人に言われた。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>69</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 00:58:49.67 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>結構な日数が流れたと思う。えっと、この間に他にも色々あったんだけど、ちょっとごちゃごちゃしちゃうのでそれはまたあとで書く。<br /> 私の“魔の募集張り紙”のせいで、きちんとした人材確保がいまだに出来ていなかった。<br /> 大分インクも薄れてきちゃったので作り直そうと思った時に、店に女の子がやってきた。<br /> 「アルバイト募集してますか?」と言った言葉が日本語で、ちょっと驚いた。なぜなら、名倉純や平井賢もびっくりなほどの濃い顔だったので、絶対フィリピンとかタイとか、そっちのほうの子だと思ったからだ。<br /> 高校の制服を着たままの女の子は、15歳だと言った。高校1年生だろう。<br /> とりあえず名前を書いてもらって、もっと驚いた。<br /> これ、本名書けないから伝わりにくいんだけど、この異国の血を感じさせるお顔で、THE!ジャパン!!っていう名前だったんだよ。たとえるなら、『よね』とか、『きく』とかそんな感じ。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>78</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 01:06:06.49 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>トレーナーが不在だったので、後から連絡をするから連絡先を書いてくれと言ったら、「はい!わかりました!」と、いちいち返事が元気で可愛いと思った。<br /> 「連絡先は、両親が共働きで家にいないので、携帯電話でもよろしいでしょうか!!」みたいな、伝わるかな、声を張り上げて前に前に出てくる芸人みたいに元気いっぱい。<br /> なんともかわいい顔をしてるし、元気いっぱいなその姿に好感が持てたので、ちょっと雑談をした。「日本語上手だね」と言ったら、「あ、よく間違われるんですけど、純日本人です!」と言われてびっくりした。だって、若干目の色も薄い緑がかっているし、鼻もびーんと伸びて高いし、なにより眉と目の彫りが深すぎて、目に影が落ちてるからさ。<br /> 「父は大工だし、母も寿司職人のがっつり日本家計です!!」と声を張り上げた女の子の歯だけが妙に真っ白で、酢飯の匂いに包まれる店内から、どこからともなくアジアンな匂いが漂ったのは気のせいじゃないと思う。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>85</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 01:11:31.57 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>トレーナーに電話して女の子の事を話したら、「元気いっぱいなのはいい事だね」と言って、何とも好感触だったようだ。<br /> 「あんたはどう?話してみてどうだった?」<br /> 「はぁ、パクチーの匂いがぷんぷんする子でした」<br /> 「は?」<br /> 「いや、純日本人って本人は言ってたんですけど、日本人離れした顔してました」<br /> 「あぁ、外人さんか」<br /> 「いや、なんかお母さん同業者らしいですよ。職人だって言ってました」<br /><br /> 同業者でこの地域で働いているなら顔見知りかもとか言って、その子にはその日中に面接の日程をトレーナーから連絡したみたいだった。<br /><br /> その子の面接には私と浅見さんも同席させてもらったんだけど、浅見さんもトレーナーも、そろって「本当に日本人?」と聞いていた。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>92</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 01:18:57.16 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>先に言っておくけど、私も店の人達も特に外国人差別はないぞ。<br /> ただ、身分を明かさないというか、不法侵入とかが当時話題になっていたので慎重になっていただけ。<br /><br /><br /> 女の子が「身分証明もちゃんとあるし、あと、漢字検定も持ってるし、あと…証明になるか分からないですけど、母が○○寿司で握りをしています!」と言って、真っ白な歯をきらきらさせた。<br /> ○○寿司は、近所じゃちょっと有名な高いカウンターのお寿司屋さんだ。トレーナーはそこの寿司屋へ行った事があるらしく、「え!?もしかして○○さんの娘さん!?」と食いついていた。トレーナーの予想はズバリ的中だったようで、「そうです!」と言った女の子に、トレーナーはあれこれその寿司屋の話をし始めた。あのネタが美味しかったとか、あの寿司をあの値段で出せるなんて~とか。トレーナーのうきうきした感じに、浅見さんがこっそりと「この子多分受かるね」と言った。<br /> トレーナーは最後に、「あんた、お寿司好き?」と聞いた。女の子は、「はい!大好きです!」と答えた。<br /><br /> 浅見さんの的中通り、女の子が帰ったあとに、トレーナーは「あの子を採用しよう」と言った。何が決め手でしたか?と聞いたら、「あんたを採用した時と一緒だよ」と返された。<br /> 浅見さんが、「寿司好きかどうかがうちでの一番の決め手なんだよ」と教えてくれた。</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>105</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 01:34:40.64 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>今日はここまで。<br /> 次回は、女の子のバイト開始からです。しばらく女の子の話と、母ちゃんの話が続きます。<br /> 私の話はこれが終わってから。<br /><br /><br /> ~今日のおまけ~<br /><br /> ■オヤジ伝説<br /> ・高校生で、焼き鳥屋でバイトをしていた母ちゃんに一目ぼれしたオヤジは、毎日毎日母ちゃんの焼き鳥屋へ通いつめて、バイトが終わる時間が遅い事を(勝手に)心配したオヤジは、母ちゃんがバイトを終えて家に帰るまでずっと後をつけて守っていた。(オヤジ談)<br /> ・立派なストーカーです本当にありがとうございます<br /><br /> ・母ちゃんに告白しようと思ったオヤジは、当時流行っていた“ワル”っぽくキメた告白がしたかったらしく、大きなバラの花束を持ったままバイクで母ちゃんの焼き鳥屋に乗り付け、「今日の注文は君だよ」と言おうと思ったらしい。<br /> ・そしていざ告白当日、なかなかバイト先から出てこない母ちゃんを待ちながらバイクで店前を数時間うろうろしてたら、店長に「不審者がいます」と通報される。<br /> ・バラの花束を持ちながら警察に事情聴取された。<br /> ・「バラの花が目立ったからいけないのかな?」<br /> ・「じゃあ次はなるべく目立たない花にしよう!」<br /> ・オヤジ、花屋で「1万円分のかすみ草を下さい」とかっこよく言う。<br /> ・1万円分のかすみ草、とにかくデカイ。デカイというか、1万円分も作ってもらえなかったらしい。(在庫の関係?)<br /> ・それでも頑張って抱えるが、視界悪過ぎ。<br /> ・焼き鳥屋目前で、電柱にぶつかる。<br /> ・バイク破損。<br /> ・バイク破損したくせに、オヤジは奇跡的にひざこぞう擦りむいただけ。<br /> ・全治3日。主治医バンドエ○ド。<br /><br /> 「で?結局どうしたの?」<br /> 「うん、お父さん、バイト増やして働いたよ」<br /> 「…なんで?」<br /> 「だって、バイク壊れちゃったからさ。バイクがなきゃ告白出来ないからね」<br /> HAHAHA<br /><br /><br /> 前も書いたけど、オヤジはギャグ漫画人生なので、書くと一気に漫画くさくなるから書けない。<br /> だけど、一応笑えそうなエピソードだけ書いてみた。<br /><br /><br /> それでは今日もwiki厨はじめ、遅くまで付き合ってくれた人感謝でした!</p> <p> </p> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>111</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 01:38:08.55 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>あと最後に、ちょこっと前に出ていた「ブログっでやれば?」て話。<br /> ブログを自分で作ってやった方がいいかい?それともこのままでいい?保守とか落ちとか色々あるし、こう、リアルタイムコメで荒れるくらいならいっそコメントなしのブログとかでやった方がいいのかね。<br /> ちょっと迷ったので書いてみました。<br /><br /> じゃあ明日も良いうんこを!</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>215</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 23:20:42.92 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>wiki厨のせいで腹筋割れたwwwwwwwwwwww<br /> こんな事なら釈由美子に似てるって言っときゃ良かった。<br /><br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;92</u></a>の続き<br /><br /> 女の子がバイトに来る日を目前に迎えて、トレーナーから女の子の教育係を任命された。<br /> 新人教育なんか嫌だと思っていたが、浅見さんが「先輩になったあんたを見てみたいなぁ」と言った。ちょっと心が揺らいだ。<br /> そしてトレーナーから、研修中に引かれる女の子のお給料が、引かれた分まるまる私に“研修手当”として入るよ、と聞いたので、新人教育を引きうける事にした。<br /> 母ちゃんに、「明日からバイトの子教育するんだ」と言ったら、母ちゃんは『先輩としての極意』を教えてくれた。<br /> 「しかしクズ子が先輩とはねwwあんたも成長したね」と母ちゃんが嬉しそうに言うので、「より良い人材を育成するのも店員としての勤めだからね」と返した。母ちゃんは、「あんたはこんなに立派になって!」と言って抱きついてきた。風呂からあがってきた妹が、「二人でずるい」と言って、「妹もいれて!」と母ちゃんとは別の方向から私に抱きついてきた。<br /> ちなみにこの我が家名物“母娘どんぶり”は、妹が高校に入学した今でも続いている。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>227</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 23:27:58.08 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p> 女の子は、学校が終わる夕方の時間に出勤してきた。予定時間ギリギリの時間、「遅くなりました!」と言って店に入ってきた女の子を、先輩の私は仁王立ちで迎えた。<br /> 女の子は高校の制服を着ていて、黒い前髪をヘアピンで止めてオデコが見えている。そのデコっぷりが何とも可愛い。<br /> だがしかし、顔の可愛さなど社会人には関係ない。しかも時間ギリギリに来るなんて、なんて社会を舐めているんだろうか。<br /> ふんふん鼻息荒く、私は「もう一回やり直しだね」と言った。デコは、「えっ?」って顔してすぐに、挨拶が遅れました!おはようございます!!と深々頭を下げた。<br /> 私レベルでバイト初日に20回以上やり直しさせられた挨拶を、一回で楽々クリアできるデコはただものではないと思った。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>235</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 23:32:48.29 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>デコは、世にも珍しい素直な高校生だ。<br /> 着替えはここ、休憩室はここ、厨房はここ、倉庫は…と、淡々と無愛想というより、無駄に偉そうな私を相手に、「はい!」と良い返事を繰り返す。<br /> 私の後輩でも高校生の奴は何人かいるけど、全員「クズ子さんパねぇっすwwwwww」みたいな、まぁテンプレート通りのDQNが多いからな、黒髪で、スカートさえ短めだけど、こんなリアル清純派(というか、普通の)生JKは初めてだ。<br /><br /> ちょっと買い物してくるので、待ってて。実は飯食ってないんだ。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>239</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 23:35:23.79 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>あ、<a target="_blank"><u>&gt;&gt;235</u></a>の後輩って中学の時の後輩ね。<br /> 私の文章って誤字脱字と分かりにくい表現が無駄に多いので、ちょっとでも疑問に思えば聞いて下されば幸いです。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>243</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/22(水) 23:54:31.76 ID:OI7r28g0</span></div> <div class="mes"> <p>いちごコンプリートを聞きながら再開。母ちゃんのカラオケ十八番なんだ。<br /><br /><br /><br /> 時刻はちょうど夕方なので、休憩室でデコの制服のサイズ合わせをしていると、カーテンの隙間から夕日が差し込んでくる。色黒なデコのデコが、夕日でぴかぴか光っていてちょっと面白かった。<br /> 「クズ子さん!背中のリボンが縦結びになってしまいます!どうしましょう!」と言う度に、キラっと光るデコ。<br /> 「事前にトレーナーから、クズ子さんが凄い人だって聞いてます!教えて頂けて光栄です!」と言う時も、キラっと光るデコ。<br /> デコな上に、この異国な顔立ちでペラペラ日本語喋られるギャップがあまりに面白くて、思わずふいてしまった。さすがに笑ったのはまずかったかな、と。事前に浅見さんから「ああいう顔立ちが日本人離れしてる子は、その顔立ちがコンプレックスな可能性もあるからあんまり面白がったら駄目だよ。許さないからね」と言われていたので、慌てて「ごめん!別にデコが面白くて笑ったわけじゃないから!」とフォローした。<br /> デコは、「いや、いいんですよ!本当は面白いですよね?」と聞いてきた。私は人の顔を見ながら嘘がつけないので、「うん」と頷いた。もちろんごめんも言ったぞ。そしたらデコは、「両親も気を使ってあまり言わないので、クズ子さんみたいに正直に言ってもらえると嬉しいです!」と言った。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>249</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:00:59.02 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> なんか、凄く酷い事をしてしまった気分になって、半泣きになった。私なんか家の事とか派手な容姿をちょっと指摘されただけで年下年上関係なく睨みつけてしまうので、この子は何て寛大なんだろうと思った。ちょっと負けたと思って、へこんだ。<br /> 「デコはしっかりしてるね」と言ったら、デコはでっかい目をぎょろぎょろさせながら私の顔色を伺っているようだった。<br /><br /> それから、レジのキー打ちや、基本的なお金の数え方などを教える度に、デコは「クズ子さんさすがです!」と私を褒めちぎってくれた。気を使われているのはすぐに分かった。<br /> 妹と大して年齢の変わらない女の子に、私は気を使われている。変なプライドがあるらしい私は、ちょっとそれが悲しかった。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>253</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:09:12.27 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;250</u></a><br /> じゃあ、名前デコじゃなくて名倉にするわ。実はそれからすぐにデコ出しやめたので、デコというあて名に違和感を感じていたので。<br /><img alt="" src="http://www42.atwiki.jp/kaachansugoi?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=33&amp;file=%E5%90%8D%E5%80%892.jpg" /><br /><br /><br /> その日、珍しく夜まで残ってくれていた浅見さんと、トレーナー。どうやら浅見さんは、新人研修はじめての私を気にかけてくれていたので、閉店まで残っていてくれたらしい。<br /> 名倉が帰って、開口一番「もう無理です」と弱音を吐いたら、浅見さんが「早っ!」とつっこんできた。<br /> 名倉は、レジさえたどたどしいが、お客さんにも素直な態度を見せているので、客からしても好感触だったらしい。ある客なんか、何を勘違いしたのか、名倉の顔を見て「お寿司屋さんにバイトなんて親日なのね、嬉しいからちょっと奮発しちゃう」とかいって、うちの店で一番高い寿司を買っていってくれた。<br /> でも名倉は空気を読んで日本人である事を主張しない。にこにこ笑って、わざとカタコトなふりで「アリガトゴザイマス」とか言うくらいだ。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>259</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:14:25.61 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> とにかく名倉は、仕事が出来ると思った。きっとこの子は伸びるだろうという直観も働いていた。今後、この直観が“直観”だけで終わらないだろうと言う事も予測出来ていた。<br /> 店に必要な人材を育てないなんてもっともらしい事を言ったけど、それは半分本音で半分嘘だ。だって、素直な気持ち、私が誰よりも褒められる人材でいたいのに、名倉は私のそんな足元もおぼつかない床を簡単に崩しそうな気がして怖かった。<br /> 優秀な部下を持った上司なら、普段言葉に出しはしなくとも何となく気持ちは分かってくれると思う。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>263</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:21:09.91 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> 帰ってから、母ちゃんに今日の話をしたら、母ちゃんは私に「じゃあ、クズ子はどうしたい?」と聞いた。なので、よく分からないけど、新人には負けたくないと話したら、母ちゃんは、新人に負けないためにはどうすればいいと思う?と聞いてきた。<br /> 分からなかったので素直に首を傾げたら、「簡単な話だ。あんたが新人さんより頑張ればいい話」と言った。<br /> そんな事言われたら、まるで今まっでの自分は頑張ってなかったみたいじゃんと反発したら、「今まで100パーセントで頑張ってきたのに、それでも勝てないだろうって相手には200パーセントで立ち向かうしかないじゃん。限界を感じる努力は努力じゃない。もっともっと出来る!という意欲があってこその“努力”だ」と言った。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>269</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:27:33.32 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p>もうコイツには勝てないだろうという相手は、母ちゃんからしたらたくさんいたらしい。<br /> だけど、『勝てないな』じゃなく、『どうやったら勝てるだろう』と考え始めてから母ちゃんは一気に出世したと言っていた。<br /> 「負けるかも、と一瞬でも思ったら終わり。負けるかもなと思ったら、即座に次の負けない作戦が立てられる人は比較的出世しやすいと思う」と母ちゃんは言った。<br /> でも、名倉と比較できる所なんかひとつもない。だって、レジだって名倉の方が上手いし、名倉はレジ専門バイトなので他で競う訳にもいかない。それもそのまま母ちゃんに伝えたら、母ちゃんは少しだけ頭をひねって、「じゃあ、名倉よりも先に挨拶をするようにしろ」と言った。<br /> 例えば名倉と私が同じ出勤時間で、全く同じ時刻に店へ入っても、0.0001秒でも早く名倉よりも先に「おはようございます」と言えといった。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>275</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:31:44.83 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> 客に対しての「ありがとうございます」もそうだ。レジに立ってお客さんを目の前にしている名倉よりも、通常レジが見にくい厨房に立つ私の方が先に挨拶が出来ると、それだけで店の印象も違うし、 名倉が私を見る目も違ってくると言った。<br /> なので、翌日から名倉をストーキングし続けて、名倉よりも先に挨拶をして、名倉よりも先に客へ見送りの言葉をかけるようにした。<br /><br /><br /> 今日はここまで。<br /> 多分今リアルタイムでいる人は本当レアな人(と言ったら失礼だけどww)だと思うので、昨夜から話していた「今後をどうするか」について改めて意見を聞きたい。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>284</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:36:32.59 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;277</u></a><br /> VIPに戻る気は全くない。<br /> ではなく、終わりのない、しかも一日ちょっとずつしか進められないスレを存続させていていいものなのか悩んでいるだよ。<br /> ちなみにもしブログ作っても、アフィは置かないよ。だって面倒くさ(ry</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>308</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:45:48.61 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p>ありがと!昨夜のレスも全部まとめると、このまま続行でいいらしいので、このままでいきます!<br /> ただ、ちょっとgdgdだし「ここはお前の日記帳じゃねーぞ」色が今よりも濃くなってきたらその時は移動するかもしれません。<br /> 正直、最近スレが荒れがちだったので、このまま続けていいのか迷っていたのも事実。<br /><br /> ではでは、本日もwiki厨に読んでくれている人みんなお疲れ様でした。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>315</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 00:47:55.73 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p>wiki厨仕事早過ぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww<br /><br /> というわけっで今日は明日が早いので寝ます。<br /> さらば</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>381</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 22:27:50.77 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;275</u></a>の続き<br /><br /><br /> ある日、名倉がレジで客に抱きつかれていた。厨房からその姿が見えてびっくりしたので、慌ててレジへ飛んでいったら、どうやらどっかのお国から来日されたばかりのお客様らしく、「オオ、ナンチャ~ラカンチャ~ラ」と言って、ひどく感動した様子で名倉とひたすら抱擁を交わしていた。<br /> 日本人の旦那さんでもいるんだろう、その外人さんは、名倉に注文したい商品の名前が書かれたメモを渡して、頭を下げた。名倉は、「センキューセンキュー」と客から距離を取りながら、今度は私にその注文メモを渡した。<br /> 「なんか、お客さんと同じ国出身だと勘違いされたみたいですww」と名倉はヘラヘラ笑っていたが、この調子じゃ今までの人生でもずっと外国人と勘違いされる人生だったんだろうなと思った。これはもう名倉の写真を見せてやりたいくらいだが、名倉を見て日本人だと思う人は絶対いないと思う。ハーフだと思う人ですら少ないかもしれない。そのくらい、名倉はパクチーの匂いが強い。<br /> きっと私なら嫌だと思った。だって、チェーン店とはいえ、やっぱりうちは寿司屋だ。頑固なおやじの常連客も多い。名倉を見て、「寿司は日本食の代表なのに、外人なんかレジに置いとくな!」と突然怒り出す頭のおかしい客だっていた。それでも名倉は弱音を吐いたり、落ち込んだりしない。いつでも笑顔で、別に名倉は悪くないのに、そんな偏見客に「ごめんなさい」と謝罪していた。私なら、きっと客を睨みつけて、寿司も乱暴にビニールへつめて、釣りの小銭を「あ、間違えました」と言いつつ投げつけると思う。思うと言うか、間違いなくしているだろう。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>386</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 22:36:31.82 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p>非のうちどころがない人間なんか、今まで見たことがないが、名倉はまさにこの“非の打ちどころ”がない人間に近い。<br /> あっというまにパートさん全員から好かれたし、トレーナーにも気に入られた。真面目で、遅刻もしない。テスト等の予定で1分でも入店が遅れたら、その場に土下座するような勢いで謝罪する。通っている高校だって、関東でも結構有名な進学高だし、顔も可愛いし、スタイルも良いし、いつでも笑顔だし、黙っていても口角が上がっているし、お客さんにも好かれている。<br /> ある日なんか、あの例のゲロガキ親子が買い物に来た時、ゲロガキが名倉を指差して「外人さんだー」と言った。名倉は、「外人さんですよーww」と言って、ゲロガキにお菓子をあげていた。名倉が休憩時に食べようと思って買っていたお菓子をあげたようだった。<br /> 「お菓子代もったいないんじゃない?トレーナーに言って、経費にしてもらったら?」と私が言ったら、「いえ!最近ダイエット始めたので(ゲロガキに食べてもらえて)ちょうど良かったくらいなんです!」と言った。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>394</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 22:43:29.82 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> ゲロガキは、来店する度に私にあんぱんまんの飴をくれる事が日課だったので、この日も飴をくれるだろうと思ってゲロガキ親子に挨拶に行った。お腹もすいてたし、早く飴が食べたかった…が、ゲロガキは、私にあげるはずだったあんぱんまんの飴を名倉にあげていた。<br /> 名倉は、「わぁー!私、あんぱんまん大好きなんだぁ!」と言って、ゲロガキとあんぱんまんの話題で盛り上がり始めた。ゲロガキの眼中に私はいなかった。<br /> 浅見さんとの嬉し恥ずかし二人っきりシフトの時。普段口数の少ない浅見さんが、名倉をベタベタに褒めていた。<br /> 「あの子は立派だ」「あんな良い子がこれからの日本を支えていくんだと思えば、まだまだこの国も捨てたもんじゃない」とか、ずーっと名倉を褒め続けていた。<br /><br /> しばらくして、名倉だけ制服が変わっていた。うちはチェーン店なんだけど、制服の種類がいくつかある。制服ランクというか、松・竹・梅のように、値段が異なる制服がいくつかあるんだけど、名倉がその制服の中でも一番値段の高い制服を着ていた。<br /> トレーナーが、「あんたはうちの期待の星なんだから、少しでも良い格好でお客さんの前に出なきゃね」と言って、一番良い制服を着た名倉の背中をぽんぽん叩いていた。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>404</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 22:52:39.79 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> 私は、名倉のアラを必死で探した。何かあるはずだと思った。これだけ良い子なんだから、きっとどこかに影はあるだろうと思った。だけど、探せば探すほど、名倉の優等生っぷりが見えてしまうだけだった。<br /> 私の姑根性はものの半日で終わってしまった。名倉には、どう頑張っても勝てない。名倉は、愛されるために生まれおちた子なんだと思った。きっと、イエスキリストの生まれ変わりだ。<br /> ピザはブッダで、名倉はキリスト。<br /> 神二人の共通点は、人を悪く言わないし、常に誰かに感謝している事だ。<br /> 客から店頭で褒められたら、それは自分の力ではなく「人を褒められるこのお客様こそ素晴らしい」。<br /> 職場の人間から褒められたら、それも自分の力ではなく「こんな後輩を認めて下さる先輩の方が立派」。<br /> こんな神意識の人間はそうそういないと思う。ピザはまだ良かった、年上だし、先輩だったから、勝てなくても言い訳が出来る。でも、名倉は後輩で年下だ。</p> <p> <img height="259" alt="" width="250" src="http://www42.atwiki.jp/kaachansugoi?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=33&amp;file=jesus1.gif" /></p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>412</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:04:06.29 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> ある祝日の日だったかな、朝からトレーナーに浅見さんに、私に名倉の4人。レギュラー勢ぞろいで開店を迎える直前、トレーナーと浅見さん二人がかりで、名倉を褒めちぎっていた。<br /> どうやら、前日に客から「あの子の対応が良かった」と褒める電話が店にかかってきたようだ。<br /> 「名倉が入る前に、ピザっていう子がいてね、そりゃもうお客さんに人気があったんだけど、名倉もピザに負けてないよ」<br /> 「今度の夕食会にピザを呼んで、ピザに名倉へ接客のコツを全部伝授してもらおうか」<br /> なんて盛り上がる二人から離れた所で、むすっとシャリをかき混ぜる私。その頃私は、名倉を心の中で“パンダ”と呼ぶようにしていた。「きっとみんな、パンダが珍しいんだ。だから今だけちやほやしてるんだ」と何度も言い聞かせては、パンダと名倉は違うじゃんwwと自ら冷静につっこむ心を消し去ろうとしていた。<br /> 名倉は、トレーナーと浅見さんに褒められて、ひとしきり謙遜していたけど、突如「でも、私はクズ子先輩みたいになりたいので、私なんかまだまだです!」と言った。<br /> 「クズ子のどこに憧れてんの?ww」と浅見さんがちょっと面白がって聞いたら、名倉はこそこそとトレーナーと浅見さんへ何か話し始めた。<br /> 気になったので、シャリ場から耳だけ出して聞いていたら(厨房とシャリ場は事実上別々の部屋なので)「クズ子先輩は、正直でいてくれるし、何より肝が座ってて、職人みたいでうんぬん」と、会話の端々だけは聞こえてきた。</p> <p><img height="188" alt="" width="250" src="http://storage.kanshin.com/free/img_22/229280/1444519156.jpg" /></p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>420</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:13:51.31 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p>「クズ子先輩は、子供やお年寄りに特別優しいんです!」<br /> ガキはお菓子くれるし、じいちゃんばあちゃんは小遣いや釣りををこっそりくれるからだよ。<br /><br /> 「クズ子先輩がレジフォローについてくれた時、お客様一人一人に“是非ご意見下さい”って言って、お客様アンケートのハガキを渡していたんです。向上心があるんだなぁと思って、あんな人になりたい!と思いました」<br /> お褒めの言葉狙いです。<br /><br /> 「お子さんの事業参観で出勤出来ないと言ったパートさんに、クズ子さんは『私が出ます』と言って嫌な顔せずシフト交換するし」<br /> 残業代と、浅見さん目当てです。<br /><br /> 「とにかく、凄い凄い人です!」<br /> と、しめくくられたらしい名倉の言葉。<br /><br /> ふん、嘘つけよ。ゴマすりすりしやがって、とぶっちゃけ思ったが、口元がにやにやしていた。</p> <p><img height="354" alt="" width="250" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51QZV8MB1TL.jpg" /></p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>428</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:19:27.46 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> トレーナーと浅見さんが、「だったらクズ子に言ってあげなよ。あの子褒められるの好きだから」と名倉へ言ったら、名倉は「クズ子先輩はそんなに単純じゃないですよ!私なんかがクズ子先輩に尊敬してますって言っても、ただのごますりにしかなりません」と答えた。<br /> 「だからもっともっと頑張って、クズ子先輩に認めてもらえる仕事ができるようになってから、告白しますww」と言った名倉の顔をちら見して、ちょっと泣きそうになった。<br /> やたら疑り深い私なので、もしかしたら私がこの話を盗み聞きしている事も計算なんじゃないかとか色々考えたけど、私の心の中の天使が、名倉は本物の良い子ですよ認定をかけたんだと思う。<br /> 計算でもなんでも、とにかく私を褒めてくれる人は、みんな好きだ。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>431</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:25:42.53 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> 「シャリ炊けましたー」とやたら上機嫌にトレーナーに報告して厨房に顔を出したら、名倉は私がシャリ場にいると思わなかったのか、やたら驚いて目をぎょろぎょろさせていた。<br /><br /> この日から、名倉への私の態度は180度変わった。<br /> 「レジ辛くない?」<br /> 「変なお客さんに当たってない?」<br /> 「パートさんにやたら偉そうな態度取られてない?」<br /> 合間合間に、笑顔で名倉にそう問いかける私。むしろ私の方が名倉へごますりすりしてたと思う。<br /><br /> ある日の帰り際、名倉はトレーナーに店の奥で相談事を持ちかけていた。<br /> 帰ろうと思ったが、名倉の声が聞こえたのでこっそり盗み聞きしていたら、「最近、クズ子先輩が優しくしてくれるんですが、私はそんなにフォローしてもらえないと仕事が出来ない奴なんでしょうか?」とトレーナーに半泣きで聞いていた。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>441</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:32:53.63 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;429</u></a><br /> 色々あったけどこの間の私の話はまた後で、と以前書きましたが。<br /><br /><br /> この日の夜に、トレーナーから電話がかかってきた。<br /> 「あんた、理由もなく突然新人に優しくするのやめて」と言われた。<br /><br /> 「理由はあります。あの子は私の事が好きらしいので、私の事が好きな人は私も好きですからね」<br /> 「あんた本当単純だねwwwwじゃあ、あんたは新人の事認めてるんだよね?」<br /> 「私に憧れている所ですか?それは認めてるというかわかってますよ」<br /> 「そうじゃなくて、新人の仕事が出来る点は認めてるんだよね?」<br /> 「まぁ一応」<br /> 「だったら、それを新人に伝えてあげてよ。あんたの態度ひとつであの子も一喜一憂するみたいだからさ」<br /><br /> 面倒くせーな、なんで私が褒めてやらにゃいけないんだ、と本気で思ったけど、トレーナーの電話が長くなりそうで面倒だったので、とりあえず「はい」と返事しておいた。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>449</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:37:53.00 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> 次に名倉に会った時、とりあえず褒めなきゃいけないのかと思ったので、「そのオデコピカピカで綺麗だね」と褒めた。名倉は、「良いオデコってよく言われますww」と答えた。<br /> 名倉のバックに変な猫の人形がついていたので、「それ面白いね」と褒めた。名倉は、「じゃあクズ子先輩にあげます」と言って、私に変な猫を押しつけてきた。<br /> とりあえず二回褒めたし良いだろうと本気で思っていた。だけど、その日も、翌日も、また翌日も、連日トレーナーから「あんたが面倒見る約束の新人なんだから、ちゃんと心のフォローもしてあげて!」と怒られた。</p> <p><img height="127" alt="" width="250" src="http://mabijiten.wikiwiki.jp/?plugin=ref&amp;page=%CA%D1%A4%CA%A5%CD%A5%B3&amp;src=StrangeCat.jpg" /></p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>458</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:45:18.22 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;446</u></a><br /> ちょっと強く言いすぎたカナぁ?><<br /> ごめんね(はぁと)<br /><br /><br /><br /> 母ちゃんに相談したら、「容姿や持ち物じゃなくて、仕事について褒めてあげなよ」よ言われた。<br /> 「でも、後輩の仕事を褒めるなんてかっこわるい」と言ったら、「トレーナーだって、浅見さんだって、かっこわるいかもしれないけど、あんたをめちゃくちゃ褒めてくれたでしょ?」と言われたので、無言で肯定した。<br /> 「あんたは、今まで人に認められたくて必死だったかもしれないけど、これからはあんたが人を認めてあげる番に回ってきたんだよ。あんたが新人ちゃんを認めてあげる、新人ちゃんはまた次に来た新人ちゃんを認めてあげる。そうやって、社会の上下関係は成り立ってるんだ」と教えてくれた。<br /><br /> 「あんた、はじめて浅見さんに褒められてどう思った?」<br /> 「嬉しかった」<br /> 「じゃあ、今度は可愛い後輩にその嬉しさを味合わせてあげなさい」<br /> そうすれば、後輩ちゃんだけじゃなくて、あんた自身ももっともっと良い事がたくさんあるよと言った母ちゃん。母ちゃんの言葉も理解は出来るけど、それでも私の安いプライドが、名倉を認めて褒めようという意識を持たせなかった。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>468</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/23(木) 23:54:56.39 ID:q0o7.5g0</span></div> <div class="mes"> <p> ある日に、名倉はレジではなく厨房を手伝いたいと言った。お前はレジ係でしょと言ったけど、なぜか浅見さんが「今日は私がレジするから、名倉にも厨房知識をざっと今日一日で教えてあげてよ」と言った。<br /> 浅見さんが一日レジに立つなんて、そんな珍しい事はない。どういう風の吹き回しだろうと思ったけど、浅見さん直々のお願いであれば断る訳にもいかない。<br /> 「じゃあ、とりあえず手の洗い方からね」と面倒くささ全快で名倉に言ったら、名倉は「ありがとうございます!」と地面に頭がつくんじゃないかというほど、首をだらんと下げてお辞儀をした。<br /><br /> 厨房の仕事で、私が今まで壁にぶちあたったのは、イカとタコの握りだけだ。(と、思う)<br /> つまり、厨房仕事はニートでも出来た単純作業という意識が強かったが、名倉を見てそうじゃない事を改めて知った。名倉は、シャリ一つ取らせても、上手に出来ない。ただ機械から出てくるシャリの玉をケースに並べるだけなのに、シャリをぐちゃぐちゃに潰してしまう。<br /> このままじゃ今日炊いたシャリを全部潰されると思ったので、今度はガリの補充をさせて見た。<br /> 特定量のガリを出来あがった寿司の隣につめるだけなんだけど、量がまちまち過ぎて、これじゃ客からクレームになるレベルだと思った。<br /> 洗い物をさせた。きっと名倉は、洗い物をほとんどした事がないんだろうと思った。一回洗い終えた物を点検したが、全て汚れが残っている。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>477</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:01:13.19 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p>一つ一つの仕事が出来ていないと名倉も察していたんだろう。「すみません、すみません」とこの日は一日中私に頭を下げていた。<br /> 名倉が帰ったあと、トレーナーに呼ばれた。トレーナーは、「なんで名倉が今日厨房に入ったかわかる?」と言った。<br /> 「さぁ、レジに飽きたんですかね」<br /> 「馬鹿!あんたに認めてもらいたかったんだよ!あんた本当に人の気持ちが分からない子だね!」<br /> 「でも、結局名倉は全然仕事出来なかったですよ」<br /> あのレベルで私に認めてもらおうなんて100年早いっすwwwwと言ったら、トレーナーに厳しい目で睨まれた。<br /><br /> 「あんた、それ本気で言ってるんだったら、がっかりだね」<br /> そう言って、トレーナーは店じまいを私に任せて帰ってしまった。<br /> 私は、何で怒られたのかよく分からなくて、とにかく腹が立ったと思う。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>486</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:08:33.97 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p>浅見さんはレジにそう毎日立ってられない。なので、結局名倉が厨房仕事を手伝ったのはあの日が最後だった。<br /> だけど、ある日の休憩時間。休憩室で昼寝をしていて、なんかお腹がすいたので厨房につまみ食いをしに行った。そしたら、トレーナーと名倉が二人でいた。<br /> テスト休みだか夏休みだったか定かではないが、とりあえず学校はないにしても名倉の出勤時間までまだ1時間以上あるのに何してるんだと思ったら、名倉はひたすらイカを握っていた。名倉の隣には、山積みになったイカがあった。<br /> そういえば解凍期限切れのイカと、時間切れのシャリが最近やけに減ったと思ったが、ここで売り物にならない材料を使って、名倉が練習していた事を察した。<br /><br /> ある日の帰り道、名倉に、「クズ子先輩は何のネタが一番好きですか?」と聞かれた。「えんがわ」と答えたら、「えんがわかぁ…。私にはまだまだです」と言って、なんかしょんぼりしていた。<br /> 握りの練習をして、私に寿司を握って食べてもらって、そして認めてもらおうという考えか、と分かったけど、この時は名倉に何も言わなかった。</p> <p> <img height="188" alt="" width="250" src="http://www42.atwiki.jp/kaachansugoi?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=30&amp;file=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AF.jpg" /></p> <div class="header"><span class="no"><a><u>499</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:18:12.04 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;484</u></a><br /> トレーナー [trainer]<br /><br /> (1)指導者。トレーニングを行う人。<br /> (2)競技者などが着る練習着。厚手の木綿地で作ったもので、特に上半身に着るゆったりとした上着をいうことが多い。スウェット-シャツ。スウェット-スーツ。<br /> (3)厚塗りの女性。<br /><br /><br /><br /> それから休憩中、いつ厨房をのぞいても必ず名倉はいた。<br /> そうそう期限切れの食品も出ないので、文字通りネタがつきたのか、いつのまにか練習用のネタ(プラスチック製の、本物の感触にきわめて近い疑似寿司ネタ)を使って、ひたすら握りの練習をしていた。<br /> 正直、えらいなぁとも思ったけど、それよりも、名倉が握りも出来てしまっては追い打ちをかけて私の立場がなくなるとも思った。<br /><br /> ある日、名倉が「クズ子先輩!食べて下さい!」と言って、マグロ、イカ、サーモンの3カンだけの寿司を持ってきた。この時すでにはじめて名倉のこっそり練習を見てからかなりの日数が経っていたが、やっとイカを克服したか、とちょっとだけ嬉しくなる気持ちもあった。<br /> お腹もすいていたので、ありがたく頂いた。美味しかった。まだ手につける水量が多いのか、べちゃっとする気はするけど、ほぼ気にならないレベルだ。<br /> 私はこの日、美味しかったけど名倉に「美味しかったよ」とは言えなかった。というか、言わなかったが正解だな。ついに追いつかれた気がして、焦りの気持ちがMAXでそれどころではなかった。</p> <p><img height="250" alt="" width="250" src="http://create.upsold.com/ssk/atelier.php/gadget/getImage/?image=item%2F1007-205.jpg" /></p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>510</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:25:36.67 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p>ある日にトレーナーと一緒に昼ごはんを食べていたら、トレーナーが「あんた、ちょくちょく休憩中に厨房のぞいてるでしょ?」と聞いてきた。<br /> 「あぁ、なんか頑張ってるなぁと思って見てました」<br /> 「残念だけど、あの子には握りの才能はないね。才能はないけど、努力の虫だし若いから、あっというまに人並みには握れるようになったよ」<br /> 握りの才能はないという言葉に正直ほっとしながら、「じゃあ、これからは忙しい時レジ兼用で握ってもらえるから楽になりますね」と言った。<br /> トレーナーは、「まぁそうだけど、あの子のゴールは店の役に立つことじゃなくて、えんがわを握れるようになる事だからね」と私の顔をじーっと見ながら言った。<br /> 「悪いですけど、私えんがわにはうるさいですよ」<br /> 「そんなのみんな知ってるよwwwwだからあの子も死に物狂いなんだろwwww」<br /> あんたから寿司の才能を除いたら本当、ただの馬鹿でしかないねwwww人の気持ちが分からないただの馬鹿だねwwwwとトレーナーがけらけら笑うので、トレーナーの醤油皿にチューブわさびを10センチほど入れてやった。</p> <p><img height="250" alt="" width="250" src="http://www.e-kanekoya.com/photo-spice/namaoroshi-wasabi300.jpg" /></p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>519</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:34:02.59 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p> それからまたある日、変なハゲ客に名倉が絡まれていた。絡まれていたというか、怒鳴り散らされていた。何事かと思ってレジへ向かったら、ハゲは「寿司屋に外人をレジに置くなんて、お前の店はおかしいんじゃないのか!?」と私に怒鳴ってきた。<br /><br /> 「失礼ですけど、彼女は日本人です。海外出身ではありません」<br /> 「じゃあ証拠見せろよ!証拠!名札の名前だって、明らかに偽名じゃねーか!!」<br /> (前も書いたけど、名倉の本名はなかなか珍しいTHE!日本!という名前)<br /> 今までに何回か、こうして名倉の容姿に突然怒り出す客もいたが、怒りだすというか、ちょっときつめにイヤミをいっておしまいな客ばかりだったのに、この客はやたらしつこい。<br /> なんでこんなに話が飛躍したのか聞いた所、客が言い捨てるように言った注文が名倉は聞きとれず、「もう一度お願いします」と言ったら、「お前日本語も分からないくせにレジに立ってじゃねーよ!お前外人だろコラ、俺に偉そうな口聞きやがって(略 」という流れだったようだ。<br /> まぁ一言でいえばただのクレーマーなので、こういう客は相手するだけ時間の無駄。「とにかく、うちのレジは日本人ですから」と言い捨てて、さっさと注文しろよ、光の速さで握ってやるからさっさと持って帰って二度と来るな、という言葉をオブラート1枚に包んで伝えた。</p> <p> <img height="244" alt="" width="250" src="http://image.blog.livedoor.jp/lasalledeconcert/imgs/1/4/144bbac7.gif" /></p> <div class="header"><span class="no"><a><u>526</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:42:24.88 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p>私の対応にもカチンときたらしい客。<br /> 「一流店ではなぁ、こういう時土下座するもんなんだよ!なんだお前のその態度! 正 社 員 のバッチつけてんだからお前が責任者だろーが、今すぐ土下座しろ!!」<br /><br /> お前みたいなやつがやってる店だからろくでもない店なんだろ、こんな店俺なら電話一本で潰せるぞ、お前は人間のクズだな、こんな外人もどきのバイトなんかどうせ他に働き口がなくて仕方なくこんな店で働いてるんだろう<br /><br /> ハゲクレーマーは、ねちねちねちねち詰め寄ってくる。だが残念な事に全くそんなねちねちは性格上気にしないので、「はいはい」「あぁ、そうですね」と全て受け流していた。<br /> クレーム対応としては0点なんだろうけど、あとからトレーナーに怒られるかもしれないけど、別にいいやと思った。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>533</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:49:36.88 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p> ハゲには合わなかったかもしれないけど、うちの名倉はこの地域で一番のレジ打ちです。それは間違いありません。ただし、今日は注文が聞きとれなかったようなので、帰りに責任持って耳鼻科に連れていくのでそれで許して下さい。と言った。<br /> ハゲは、「耳鼻科の前に頭の病院行けよ!」と怒鳴って、結局何も買わずに帰っていった。<br /> めんどくせーオヤジだったね、と名倉に言ったら、名倉がぼろぼろ泣き始めてしまった。レジ前で誰が見てるか分からないので、厨房のすみに連れていって、「気にしたら負けだよ、きっと髪の毛が抜けて機嫌悪かっただけだよ」と言ったら、名倉は「そうじゃなくて、クズ子先輩に一番のレジ打ちだって言ってもらえて嬉しかったので、これは嬉し泣きです」と言った。<br /> 言葉のあやというか、気にしてないとはいいつつ若干自分を馬鹿にされて腹が立ったので思わず言っただけなのに、名倉は真っ白な歯をむき出しにしてびーびー泣いている。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>546</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 00:55:46.38 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p> なんか、急に恥ずかしくなってきた。人を褒めた事なんかほとんどないし、そもそも褒めたつもりもないのに、現に名倉は目の前で「クズ子先輩が褒めてくれたーーー!!!」とガッツポーズを取りながら泣いているし。<br /> シャリ炊き場からパートさんが「なんの騒ぎだ」と覗きにきて、ビービー泣いてる名倉と私を見て。「クズ子ちゃん、何も泣かせる事ないでしょ!!」と意味不明にいきなり怒られた。<br /> 違うと弁明する前に、名倉はパートさんへ駆け寄って、「クズ子先輩が~~」といきさつを話し始めた。この日、夜に来たトレーナーにも、翌日朝から出勤してきたパートさんにも、浅見さんにも、名倉は私との話を自慢し続けたようだった。<br /> 話が飛躍し過ぎて、ある日久しぶりに会ったパートさんから「名倉ちゃんを守って、痴漢もどきのお客さんを殴り倒したらしいじゃない。暴力は駄目よ、トレーナーは知ってるの?店の信用問題に~~」と説教される日もあった。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>555</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 01:00:59.75 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p>確かに私は無愛想だけど、このパート連中の決めつけにはさすがに腹が立った。<br /> 連日連日なので、イライラしながらきゅうりを叩き切っていたら、浅見さんが「あんたのまかない、今日は私が作ってあげる」と言った。<br /> 「あんたが先輩になれたお祝いだから、特別にウニも入れてあげる」と言って、浅見さんは私の肩をぽこぽこ叩いてくれた。<br /> 「偉いじゃん」と言われて、有頂天になった私は、「まぁ、新人を褒めて伸ばすのも先輩の仕事っすからねwwwwww当然の事をしたまでっすよwwww」と誇らしく言った。浅見さんは、「今日だけは調子に乗らせてあげるかww」と言って、えんがわとウニ入りのまかないを作ってくれた。<br /><br /> これで名倉との話はほぼおしまい。<br /> キリがいいので今日はここまででさようなら。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>566</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><font color="#0000FF"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</font></u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/24(金) 01:04:14.29 ID:CDrL52Q0</span></div> <div class="mes"> <p>うんこなんてはしたない。<br /> 釈由美子似の私はそんなはしたない物はしませんよ。<br /><br /> 今日もwiki厨、そして遅くまで付き合って下さった人ありがとうございました!<br /> うんこして寝ます!</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>655</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 01:39:39.58 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>私の第一夫人は何を隠そうwiki厨だからな。<br /><a href="http://imepita.jp/20090425/050680" target="_blank"><u>http://imepita.jp/20090425/050680</u></a><br /><br /> そんな嫁を思ってうんこ漏らしながら描いた。<br /> きっとこんな可愛い女の子が「クズ子さん素敵…!」と思いながら日々更新しているんだろうと思っている。いや、間違いなくそうだ。 絶 対 そ う だ 。<br /> まぁ、クズ子の才能に感動のあまり全員うんこ漏らした所で再開<br /><br /><br /> 名倉が入店する少し前、母ちゃんと私は、何度も何度も“就職”について話し合っていた。<br /> ぶっちゃけ、母ちゃんは反対だったんだと思う。外食産業という物はここ何日かで目を通した資料で少しずつ理解はしたようだけど、それでも不安は残るらしい。<br /> まだ私は若いし、いくらでも学校へ行き直して、新卒として入れる職種があるんじゃないか、と本気で悩んでいたようだ。<br /> 私は正直言って、どちらでもよかった。就職しなきゃ生きていけない訳じゃないし、とりあえず食っていけるだけのお金が稼げれば良かった。<br /><br /> ある日、かなり大きな注文が入った。懇談会だか何かで出すための寿司、30人前の注文だったと思う。<br /> 30人前はかなりでかい。うちとしても利益が大きいし、何よりもこういう大型注文は、みんなで一丸となって作るので、人間関係の向上にもつながる。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>659</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 01:43:27.62 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p> 決まったネタではなく、あくまでも予算を提示してきた客の、その予算内に収めて寿司をあ握る。つまり、何もない所から自分のセンスで一枚の皿を完成出来るわけだよ。<br /> 私はそういう作業が大好きなので、打ち合わせの段階からわくわくしていた。<br /><br /> ここにウニを入れてしまうと原価が割れてしまうから、ここは半分きゅうりの半分ウニ軍艦を入れようとか、そんな打ち合わせを連日遅くまでみんなで残って話し合う。<br /> 修学旅行の打ち合わせみたいで楽しいと思った。何より、私が入社してから、こんなにも大きな大型注文は初めてだったので、はじめてこなす物に、やる気でいっぱいだったと思う。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>664</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 01:47:53.88 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>当日詰めるネタも決まり、前日の大型仕込みも終了した。<br /> 翌日は、出勤出来るパートさん全員と、私、浅見さん、トレーナーのレギュラーメンバーが朝一番で出勤する事になっていた。<br /> トレーナーが打ち合わせの最後に、「明日の指揮は、クズ子でいきます」とパートさんに向けて言った。<br /><br /> ここで説明しよう!うちの店でいう“指揮”とは、その名の通り全体のバランスを考えながら、この人にはこれだけの仕事、この人にはこの仕事…と割り振っていく立場だ!<br /><br /> いつもはトレーナーが取る指揮を取らせてもらえるらしい。<br /> 「私でいいんですか」と聞いたら、「あんた以外誰がやるの」と返された。<br /> ですよねwwwwww私しかいないっすよねwwwwwwとちゃらけて返したら、トレーナーは、ただ「期待してる」とだけ言って、もう上がっていいと私に言った。</p> <p> </p> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> <div class="header"><span class="no"><a><u>670</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 01:52:36.83 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>期待されると答えたくなる性分らしいので、何だか妙に気合いが入った。<br /> 帰ってから早々、PCの電源も入れずに、即風呂へ入って、即寝た。明日のためにと思った。<br /><br /> 翌日、目ざましよりも早く目が覚めて出勤したら、すでにトレーナーが来ていた。さっそくシャリを炊いていた。<br /> 店が開店してしまうと、通常客の注文を優先的に作らなくてはいけないので、朝のうちに注文分の寿司をどれだけ握れるかがポイント。<br /> だけど、生ものは時間制限があるので、あまり早くに握っても駄目。<br /> 用意された6人前のパーティー皿が5枚。そこへ、時間制限のない巻物やネタから握られは詰められていき、大きいパズルを組み立てているようだと思った。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>675</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 01:56:03.76 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>人数が多いし、この大人数で全員取りかかっている仕事は同じ。そうなると、特にみんなの気合いが違う。<br /> ただ、もちろん私は嫌われ者なので、私の指揮を無視して勝手に作業を進めるパートさんもいた。だけど、そんなパートさんですら、同じパート同士で注意しあってくれる。「指揮の言う事聞きなさいよ!」と言って、私が指示した持ち場に戻るように注意してくれる。<br /> 同じ目標をもって取りかかるのは、良い事だと思った。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>678</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:01:25.77 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>5枚のうち、一皿だけは子供用にサビ抜きで注文のはずになっていた。<br /> なので、それ通りに指示を進めていたんだけど、ここで注文票を見直して、大きな事に気付いた。子供の人数が、10人以上いる。絶対一皿じゃ足らない。ていうか、昨日まで子供の人数はここまで多くなかった。なんで人数が変わっているんだと思ってみんなに聞いたら、一人影の薄いパートさんが、「さっき電話で追加注文頂いたので、注文票直しました」と言った。<br /> 直したなら直したでちゃんと報告してよ!と言ったら、「声かけましたよ」とムスっとした顔で、パートさんは私を睨んできた。多分、作業に夢中でパートさんの声を聞いていなかったんだと思う。<br /> もう一枚5人前のさび抜き寿司を作るには時間もぎりぎり過ぎるし、何よりまた予算が変わってしまう。人数は増えたのに予算は変わらないらしいので、下手したら一からやり直しになるかもしれない。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>684</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:07:49.86 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p> 困ったのでトレーナーに助けを求めたら、トレーナーは「今日の指揮はあんたでしょ」と言った。あれだけ本社で企画案提出したんだから、その頭をひねりなさいと言われた。<br /> あまりの無茶ぶりに、イライラしたのでこっそりウニを大量につまみ食いしてやったけど、でも、トレーナーの言う通り、ここで私が何とかしないと、どうにもならない。<br /> でも、また一から電卓をたたき直す時間もない。<br /> 奥で一人頭を抱えていたら、トレーナーが、「うちで一番安い寿司は何?」と聞いてきた。<br /> 「イカとタコですね」<br /> 「じゃあ、イカとタコよりも安いものは何?」<br /> 「ないですね」<br /> 「なくないでしょ、“握り”のイカとタコよりも安いもの、あるでしょ」<br /> 少ない脳味噌をフルに使えと言われたて、考えた。だけどやっぱり何も思い浮かばない。<br /> というか、イカとタコと戦友関係をつくりあげすぎて、今更イカとタコよりも下の存在が思いつかなかった。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>696</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:15:07.80 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>云々うなっていた私の頭から煙が噴き出ていたんだろう。トレーナーは、コップに水をついで差し出してくれて、メニュー表を持ってきてくれた。<br /> 「6人前の皿を埋めるには何カン必要?」<br /> 「55カンっすね、握りだけで」<br /> 「55カンも握れないなら、どうすればいいのよ」<br /> 「…あぁ、」<br /> 「うちで一番安い一人前寿司は、どうやって皿を埋めてるの?」<br /> 「巻物ですね」<br /> なら、さっさと巻いてこいと言われて、尻を叩かれた。<br /> 巻物の材料、特に子供が好きな卵やかっぱ巻きや納豆は、原価がほとんどかからない。原価高めの鉄火巻きをいれるにしても、巻物にしてしまえば、握りを5カン並べる所が1本の巻物で埋まるんだよ。<br /> 慌てて巻物作り始めた私は、もくもくととにかく安くて、ガキが好きそうなネタを選んだ。<br /> たまご、きゅうり、鉄火、納豆。あと、おしんこ。<br /> 一番安いイカ握りで皿を埋めるより、その半分の値段で一枚皿が埋まった。かなりすかすかだったけど、巻物の良い所は、すかすかでも並べ方一つでたくさん入っているように見える所だね。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>701</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:20:46.10 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>出来あがった合計6皿の寿司値段を計算したら、やっぱり無理に増やした巻物のせいで若干予算はオーバーしていた。だけど、まだまだ黒字が出るレベルだ。<br /> 6皿目最後の皿にガリを詰めて、ふたをしてから、厨房の人間の間でどっと拍手が沸いた。<br /> お疲れ様、と言い合っているパートさんをしり目に、とりあえず終わった事にほっとして、座り込んだ。<br /> 浅見さんが、「あんたの巻物提案、凄く良かったよ。お疲れ様」と言って、ジュースを買ってくれた。あの提案はトレーナー発案なのにと思って言おうとしたら、トレーナーが「黙っておけ」という顔をした。<br /><br /> 帰り際に、トレーナーは「職場って良いでしょ」と聞いてきた。<br /> 「みんなで何かやり遂げるのは良いですね」と返したら、「あんたにもそれを分かってほしかった」良かった、あんたの小さい頭でも理解できたかwwwwと笑っていた。<br /><br /> この一件で、ただ漠然と、この店にずっといたいなと思った。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>707</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:25:36.62 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p> パートのおばちゃんはむかつくし、レジに出ても客から怒られるし、ただ寿司が好きなだけの人だけど、でも寿司が好きというか、この店が好きなんだと改めて思った。<br /> だから勤めたいし、これからもいたいと思ったので、母ちゃんにそれを伝えた。「社員になろうと思う」と言ったら、母ちゃんは「それは、自分の意思で決めた事?」と聞いてきた。なので、「私の意思だ」と言ったら、「よし!ならやりなさい」と母ちゃんは言った。<br /> 勤めるからには、やめるなとは言わないが、全力をつくせと言われた。<br /> 「あんたの人生のフィールドが、○○寿司になれるように母ちゃんは応援する」とも言ってくれた。そんなに重大な事を決めた意識がなくて、母ちゃんの言葉がピンとこなかったけど、それでも何か「偉い偉い」と褒めてもらえたので、嬉しいからまぁいいかと思った。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>713</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:27:59.89 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>これが私が社員になるまでのいきさつ。<br /> そして、実はこんな中途半端で申し訳ないが、もう他にネタがない。<br /> なので、尻切れトンボのようで申し訳ないけど、事実上これで話はおしまいです。<br /> 何か聞きたい事とか、これはどうなったんだよ?的な事があれば言ってくれれば書きます。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>719</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:29:03.79 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>もっと小説のような感動的ラストを想像してた人すみません。<br /> 私の話のピークは、母ちゃんが部長昇進した所です。ほんとすみません。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>722</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:30:06.06 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;717</u></a></p> <p>してます。寿司屋で働きながら、衣装作りをしてます。<br /> 前に営業電話をかけていましたが、あれは衣装をオーダーしてくれた人との打ち合わせ電話です。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>727</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:31:09.57 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;720</u></a></p> <p><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;721</u></a><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;722</u></a>参照</p> <p><br /></p> <div class="header"><span class="no"><a><u>742</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:35:30.99 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;723</u></a><br /> 食べてない。名倉は数年たって、大学生になった今でも握りはへたくそなので高いネタは与えられない。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;724</u></a><br /> うーん、今は常連客オンリーの衣装オーダーしかしてない。新規客の申し込み受付もしてない。ので、答えとしてはNO。<br /> 創作欲求は、あるっちゃあるけど、文字も絵も書けないので、形にする術がないのが本音かね<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;728</u></a><br /> 習ってる。あ、ちなみに母ちゃんとオヤジ再婚が決まったんだった。それで興奮してVIPにスレ立てした事を今思いだした。<br /> まぁ、再婚といってもまだ口約束で、一緒に住んだりもしてないけどね。</p> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a><u>764</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:40:54.20 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;731</u></a><br /> ううん、今も部長止まり。むしろ部長までの道のりがトントン拍子過ぎたんだと思うと母ちゃんが言ってた。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;732</u></a><br /> カバと一緒にうんこしてよって話?<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;735</u></a><br /> してます。今でもキリストオーラ全快です。ついでに最近あいつはおほめの言葉をもらっていました。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;736</u></a><br /> 寿司が食べれればいいかな、という気持ちのままだな。<br /> 仕事がきついとは思わないけど、やっぱそれでもたまにフラっと休みたくなる時もある。そういう時はVIPでスレ立ててストレス発散してる。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;737</u></a><br /> 兄は結婚したし、妹は立派に進学高校へ入学。父母の再婚も決まって、円満なのではないでしょうか。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;738</u></a><br /> ないので今も現在進行形で戦っている。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;739</u></a><br /> 書いてないな。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;740</u></a><br /> ^^</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>768</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:44:37.51 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p><a target="_blank"><u>&gt;&gt;744</u></a><br /> 衣装にもよるけど、大体平均して一着の取り分1万~だな。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;746</u></a><br /> どうなったとは?<br /> オヤジはもうとっくに自己破産して、弁護士に債務整理頼んでて、弁護士費用の分割もすでに終わってる<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;747</u></a><br /> 妹JK<br /> 兄は結婚<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;751</u></a><br /> 分からない。正直、全然変わっていないとは思うけど、周りいわく変わったらしい。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>771</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:46:07.31 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>じゃあまぁこんな所で。<br /> またきっと、VIPにスレ立てすると思うから、クズ子だって事はあかさないけど、またどこかで会えたらいいなと。</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>786</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:48:46.17 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>質問には最後まで答える<br /><br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;770</u></a><br /> 貯金はしてる。今はひらめ貯金してるところ。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;773</u></a><br /> あるっちゃあるけど、ないっちゃない。<br /><br /><a target="_blank"><u>&gt;&gt;774</u></a><br /> 来てどうするんだよwwww</p> <div class="header"><span class="no"><a><u>795</u></a></span><span class="name_label">名前:</span><a class="name_mail" href="mailto:sage"><u><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</u></a><span class="mail"><strong><font color="#5500FF">[sage]</font></strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/25(土) 02:53:42.15 ID:lZbdYvQ0</span></div> <div class="mes"> <p>wiki厨最後までありがとうございました。<br /> みんなもありがとうございました。<br /> 一人でも多くの人が、うんこモリモリしますように。<br /><br /><br /><br /> うちの母ちゃん凄いぞ 完</p> <p> </p> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div> </div>

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