1-6

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<div class="header"><span class="no"><a>604</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:16:23.82 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>次の日から、昼食を作ってみた。<br /> 自分一人だからごく簡単な物だったと思うけど、(何作ったか覚えてない)でも、作ってみた。<br /> あぁ、出来た。と思った。<br /><br /> 帰ってきた母ちゃんに、昼飯作ってみた、と言ったら、呼吸困難に陥るくらいめちゃくちゃに抱きしめられた。<br /> たかが昼食を作っただけなのに、大げさな、と思ったけど、単純に嬉しかったと思う。</p> <p> </p> </div> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a>608</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:21:08.53 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>兄と妹にも褒められた。<br /> 「やれば出来るじゃん!」<br /> 「お姉ちゃんすごーい」<br /> とかいって、ぱちぱち手を叩かれたと思う。<br /> 何だか気分が良くなったので、明日も作ろうと思った。<br /><br /> 昼食を自分で作り始めて数週間。<br /> 妹の合唱祭の日が近づいてきたので、弁当を作ってやろうと思った。<br /> その頃は朝起きれたら朝食も作るようになってたし、ついでだからと思って。<br /><br /> 「お姉ちゃんがお弁当作ってあげるよ」<br /> と言ったら、妹は100点の笑顔で、おかずのリクエストをくれた。<br /> からあげが食べたいと言われたが、実は揚げ物が苦手だった私は、妹のリクエストのために毎晩ひそかに練習をしていた。<br /> 練習したからあげを食べる役目は兄だった。<br /> 毎晩毎晩からあげを与えたせいで、この時ばかりは兄の体重が3キロ増えたらしい。</p> <p> </p> </div> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a>614</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:24:05.10 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>合唱祭当日、朝6時に起きようと思ったが、何だか興奮して眠れなかったので結局4時に起きて弁当を作り始めた。<br /> 朝6時。ばっちりからあげも美味しそうに揚がり、ちゃんとりんごもうさぎに出来た私は、なんか緊張して、リビングで弁当を前に正座してみんなが起きるのを待った。<br /><br /> 弁当と一緒に正座してる私を見て、母ちゃんは「何してんの?」と笑ってたけど、なんか、ひとつの作品を作り終えた芸術家みたいな気分で、誇らしかった。</p> <p> </p> </div> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a>617</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:25:34.23 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>つーか私も眠い<br /> ほんと限界だ<br /> しかし今日中に何とか終わらせたい<br /><br /><br /> ので、数時間寝ます<br /> 落ちたらまた勝手に立てます</p> <p> </p> </div> <p><a target="_self" href="http://www42.atwiki.jp/kaachansugoi/pages/42.html">www42.atwiki.jp/kaachansugoi/pages/42.html</a></p>
<div class="header"><span class="no"><a>604</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:16:23.82 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>次の日から、昼食を作ってみた。<br /> 自分一人だからごく簡単な物だったと思うけど、(何作ったか覚えてない)でも、作ってみた。<br /> あぁ、出来た。と思った。<br /><br /> 帰ってきた母ちゃんに、昼飯作ってみた、と言ったら、呼吸困難に陥るくらいめちゃくちゃに抱きしめられた。<br /> たかが昼食を作っただけなのに、大げさな、と思ったけど、単純に嬉しかったと思う。</p> <p> </p> </div> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a>608</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:21:08.53 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>兄と妹にも褒められた。<br /> 「やれば出来るじゃん!」<br /> 「お姉ちゃんすごーい」<br /> とかいって、ぱちぱち手を叩かれたと思う。<br /> 何だか気分が良くなったので、明日も作ろうと思った。<br /><br /> 昼食を自分で作り始めて数週間。<br /> 妹の合唱祭の日が近づいてきたので、弁当を作ってやろうと思った。<br /> その頃は朝起きれたら朝食も作るようになってたし、ついでだからと思って。<br /><br /> 「お姉ちゃんがお弁当作ってあげるよ」<br /> と言ったら、妹は100点の笑顔で、おかずのリクエストをくれた。<br /> からあげが食べたいと言われたが、実は揚げ物が苦手だった私は、妹のリクエストのために毎晩ひそかに練習をしていた。<br /> 練習したからあげを食べる役目は兄だった。<br /> 毎晩毎晩からあげを与えたせいで、この時ばかりは兄の体重が3キロ増えたらしい。</p> <p> </p> </div> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a>614</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:24:05.10 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>合唱祭当日、朝6時に起きようと思ったが、何だか興奮して眠れなかったので結局4時に起きて弁当を作り始めた。<br /> 朝6時。ばっちりからあげも美味しそうに揚がり、ちゃんとりんごもうさぎに出来た私は、なんか緊張して、リビングで弁当を前に正座してみんなが起きるのを待った。<br /><br /> 弁当と一緒に正座してる私を見て、母ちゃんは「何してんの?」と笑ってたけど、なんか、ひとつの作品を作り終えた芸術家みたいな気分で、誇らしかった。</p> <p> </p> </div> <p> </p> <div class="header"><span class="no"><a>617</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/16(木) 08:25:34.23 ID:Ax0QvrS80</span></div> <div class="mes"> <p>つーか私も眠い<br /> ほんと限界だ<br /> しかし今日中に何とか終わらせたい<br /><br /><br /> ので、数時間寝ます<br /> 落ちたらまた勝手に立てます</p> <p> </p> </div> <p><a target="_self" href="http://www42.atwiki.jp/kaachansugoi/pages/42.html">1-7へ</a></p>

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