4-1

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<div class="title"> </div> <div class="header"><span class="no"><a>44</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 20:47:34.66 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes"><a href="#1">&gt;&gt;1</a>乙<br /><br /> 何か色々書かれてるけど、そもそもVIPで2スレも消費したし、VIPで再開する意味もないと思うし、これからもパー速で書く事にします。<br /><a href="#950">&gt;&gt;950</a>で次スレとか決めたけど、もし<a href="#950">&gt;&gt;950</a>でVIPにスレ立てされても書きこみません。<br /> ごめんね、でもここははっきりさせないとマズイと思ったから。<br /><br /> 結局最後のVIPスレ、私がほとんど書きこまずに落ちちゃったから、申し訳ないとは思うんだけど、wiki厨がいるんだし、なんかまとめサイトとかでも読めるみたいだし、別にいいよね<br /><br /> とりあえず、たこやきスナックをばりばり食べながら再開</div> <div class="header"><span class="no"><a>61</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします</strong></span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 20:55:44.11 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">土日中に終わるかは不明だけど頑張る<br /> いやでも終わるんじゃない?わかんないやごめんね<br /><br /><br /> 前スレ<a href="#895">&gt;&gt;895</a>の続き<br /><br /> 母ちゃんに、浅見さんが褒めてくれるどころかほとんど口も聞いてくれないとボヤいたら、母ちゃんが「じゃあ自分から話しかけたらいいじゃん」と言った。<br /> そういえば、自分から話しかけた事ないなと思ったので、話しかけてみようと思った。<br /><br /> それからすぐ、浅見さんと二人のシフトの時。浅見さんの様子をうかがいながら、それでも頑張って話しかけてみた。<br /><br /> 私「暇ですね」<br /> 浅見さん「あぁ」<br /> 私「なんで暇なんでしょうか」<br /> 浅見さん「さぁ」<br /> 私「暇で疲れちゃうなぁ」<br /> 浅見さん「(無視)」<br /><br /><br /> 浅見さんは言語障害なのでは?と思った。</div> <div class="header"><span class="no"><a>72</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 20:59:37.94 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">トレーナーに、浅見さんの無愛想さについて愚痴った。<br /> 「あの人すぐに私を無視するんですよ」と言ったら、トレーナーから「あんたも負けずに無愛想じゃん」とすぐに言い返された。<br /> 確かバイト初めて一カ月くらいで、毎回私のまかないはトレーナーが直々に作ってくれていた。<br /> イカとかタコとか安いネタは嫌いですと言ったら、イヤミのようにイカだけ10カンとか、タコだけの巻物を5本とかまかないとして渡されたと思う。</div> <div class="header"><span class="no"><a>85</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:04:13.54 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes"> もっともっと仕事ができるようになったら、高いネタをまかないで出してやると言われたので、「じゃあ店長を目指して、毎日うにを食べます」と言った。トレーナーはゲラゲラ笑っていた。<br /><br /> 休憩時間も終わろうとした時に、トレーナーが「浅見さんは、韓国映画が好きだよ」と言った。<br /> 私は韓国映画なんか見たことないし、全然興味もなかったけど、帰りにピザからツタヤに誘われたので、何の気無しに一本韓国映画を借りてみた。</div> <div class="header"><span class="no"><a>90</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:09:25.68 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes"><a href="#80">&gt;&gt;80</a><br /> もちろんタコの巻物なんか商品にはないけど、寿司屋のまかないは比較的自由ですよ<br /> 極端な話、うににいくらに数の子の豪華3ネタ巻きとかも作れる<br /> 多分売りにだせば一本400円くらいしそうな高い巻物です<br /><br /><br /> ブエノスアイレスっていう、ホモ映画だった。初めて見た韓国映画がこれだったので、今でも韓国映画=ホモという偏見が抜けない。<br /> 韓国映画好きな人ごめんね。<br /><br /> 特にホモに偏見はないというか、むしろ興味しんしんで見たブエノスアイレス。<br /> ぶっちゃけ内容が難しすぎて意味が分からなかったけど、次に浅見さんに会ったら話してみようとわくわくした。今思えば、中学生が先輩に初恋をする感覚に近いかもしれない。私は別にレズとかじゃないけど。</div> <div class="header"><span class="no"><a>94</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:13:00.98 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">待望の浅見さんに会えるシフトの日、朝一番に話そうと思ったけど、浅見さんの朝一はとても忙しいので我慢した。<br /> 10時になればシャリ炊きも終わるので、10時になったら話そうと思った。<br /> だけど、10時になったもなんか邪魔が入った、なんだっけ、多分大型の注文だった気がする。<br /> また忙しくなる浅見さん。イライラしてたので、その日のレジで客相手に八つ当たりしまくっていたと思う。</div> <div class="header"><span class="no"><a>106</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:18:15.71 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">あぁ、なんで当時ブエノスアイレスを借りたのか思いだした。<br /> トレーナーから、浅見さんが好きな俳優を聞いてて、その俳優の映画を探したからだ。ちなみに、「レスリー・チャン」ね。<br /><br /><br /> いつも、14時に浅見さんは上がってしまう。<br /> トレーナーが14時頃過ぎに来て、私はトレーナーが来てから休憩に入れるので、若干浅見さんとは休憩もずれてしまう。<br /> 今日はチャンスがない!せっかく見たのに!400円も出したのに!と本気でイライラしていたら、浅見さんがとことこやってきて、突然私の髪の毛を指差した。<br /> 「あんた、それ自毛?」<br /> 一瞬きょとん、としたけど、あぁ、金髪の事かと思ったので、「違います」と答えた。<br /> そしたら浅見さんが「やっぱりね」と言った。<br /> 浅見さんから声をかけてくる事自体珍しいし、何よりもこんなに言葉数多く会話出来る嬉しさに舞い上がりながら、「な、なんでですか!?」と興奮ぎみに聞いたと思う。</div> <div class="header"><span class="no"><a>113</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:23:59.10 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes"><a href="#102">&gt;&gt;102</a><br /> 韓国も香港も、私からしたらみんな一緒なんだよ<br /> とりあえずお前はブエノスアイレスを見とけ<br /><br /><br /> 「いや、あんた眉毛は黒いのに髪の毛はあかいから、変な感じがしてたし」<br /><br /> 世の中のおばちゃんて、染めている髪の毛を全部まとめて「あかい」っていうんだろ?<br /> でも浅見さんはおばちゃんぽくないし、かっこいいから全然オッケーだよ!<br /> と、思っていたと思う。<br /><br /> 浅見さんが、「最近真面目に来てるのに、そんな頭じゃぐれてみえるからもったいない」と言った。<br /> もう一度聞きたかったので、聞こえないふりをして、浅見さんに同じ言葉を3回言わせた。<br /><br /> 最近真面目に来てるのに<br /> 最近真面目に来てるのに<br /> 最近真面目に来てるのに<br /><br /> 言語障害で褒められない病の浅見さんが、はじめて褒めてくれたと思って、有頂天だった</div> <div class="header"><span class="no"><a>124</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:28:35.95 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">聞こえないふりをしている私を、浅見さんはお見通しだったんだろう。「あんた面白いね」と言って、満足そうにしていた。<br /><br /> 勢いにのって、「あの、昨日ブエノスアイレスを見たんです!!」と言ったら、浅見さんの表情がくしゃっと崩れた。嬉しそうな顔をしてたと思う。<br /><br /> 「なに、あんた韓映画好きなの?」<br /> 「いや、全然好きじゃないけど、見ました」<br /> 「なんで好きじゃないのに見たのww」<br /> 「浅見さんが好きだって聞いたから見てみました」<br /><br /> 一瞬ぴたっと動きをとめた浅見さんは、次の瞬間握っていた寿司を静かにおいて大笑いし始めた。</div> <div class="header"><span class="no"><a>137</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:31:57.83 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">帰り際、浅見さんから名刺をもらった。<br /> レスリーチャン愛好家仲間で使用している名刺なんだと。<br /> 浅見さんの本名と、連絡先が入ってて、「メールでも電話でも、いつでもしてこい」と言ってくれた。帰り際に手をふってくれた浅見さんに胸キュン(笑)しながら、夜のシフト中もずっとその名刺を眺めていた。<br /> 結局、ほとんど毎日店で会えるのでメールも電話もした事なんかなかったけどね。</div> <div class="header"><span class="no"><a>142</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:34:48.54 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">その日帰宅してから、妹をリビングに呼びつけて正座させた。<br /> 「ほら、これ見て!」と言って、浅見さんからもらった名刺を妹かにに見せびらかした。<br /> とりあえず褒めようと思ったのか、妹は首をかしげながら「す、すごーい」と言ってた。<br /><br /> 意味が通じなくてもいいので、誰かに自慢したかった。<br /> ずっと勉強して、やっと試験に受かった時の達成感に似てるかもしれない。私は試験なんぞ受けたことがないが。</div> <div class="header"><span class="no"><a>150</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:38:57.61 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes"> トレーナーに浅見さんに、いざ二人から構われてしまえば、パートのおばちゃんも私に優しくなってくる。なんか、母親に媚びている社員たちを思いだして嫌な気分になった。<br /><br /> パートのおばちゃん達の話は、どこの職場でも一緒。上司の愚痴だ。<br /> ひたすらトレーナーや ベテランパートの浅見さんの悪口を言って、でも本人たちを前にすればへこへこし始める。それを見ているだけでも嫌だったし、トレーナーや浅見さんの悪口を聞くだけでイライラしていた。</div> <div class="header"><span class="no"><a>160</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:45:15.91 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes"> ある日に、客から私の髪の毛の事をグダグダ指摘された。多分髪の毛の事というか、私の無愛想加減にイライラした客が、私の身なりにいいがかりをつけてきたんだろうけど。その時一緒に入っていたパートさんが出てきて、客にぺこぺこ頭を下げていた。<br /><br /> そのパートが、トレーナーに「挨拶とかそんなのはどうでもいいから、クズ子のあかい頭をなんとかしてくれ」と言っていた。</div> <div class="header"><span class="no"><a>166</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:52:48.79 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes"> お前こそ、そのたわしみたいな頭をどうにかしろよと思ったけど、なんか面倒くさかったので聞こえないふりをして勝手に休憩に上がった。<br /> 休憩に上がったら浅見さんがいた。なんでいるんだろう、今日は休みなはずなのにと思ったら、「今日は昼から大型注文があるから、トレーナーと二人で注文商品だけ作りにきた」と言っていた。<br /> 着替えている浅見さんに、さっきの話をした。<br /><br /> 「確かに、あんた真面目な子なのに、その頭じゃふりかもね」と浅見さんは言った。<br /> 人は見かけじゃないけど、それが通じるのは知人からで、客なんかにしたらあんたが真面目に働いてる事なんかわからないし、金髪=不真面目と思われても仕方ないと言われた。<br /><br /> 「あんたもトレーナーに仕込まれてやっとバイトらしくなってきたのに、たかが髪の毛の色で評判が落ちちゃもったいない」<br /> とも言われた。<br /><br /> なので、帰り道に髪の毛を黒くするやつを買おうと思った。よく分からなかったので、とりあえず「ビゲンの白髪染め~黒々つやつやな髪に~」とかいうのを買ってみた。</div> <div class="header"><span class="no"><a>179</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 21:58:16.39 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">別に白髪じゃないのに、白髪染めで髪の毛を黒くした事がある人は分かると思う。<br /> とにかく、びっくりするほど漆黒になる。風呂場で染めて鏡を見て、一瞬誰だか分らなかった。<br /><br /> 母ちゃんは、風呂に行って出てきたら髪の毛が真っ黒になった娘をみて、「何それ、カツラ?」と言った。<br /> 妹も、「お姉ちゃん、それカツラ?」と言った。<br /> あまりにも違和感がありすぎて、顔から黒髪が浮いていたらしい。</div> <div class="header"><span class="no"><a>185</a></span><span class="name_label">名前:</span><span class="name"><strong>クズ子</strong>◆6ClmPIZy/M</span><span class="date_label">投稿日:</span><span class="date">2009/04/18(土) 22:02:41.94 ID:L5z77960</span></div> <div class="mes">翌日出勤したら、久しぶりに朝からトレーナーがいて、私を見るなり「それカツラ?」と聞いた。<br /> 常連のお客さんも、「姉ちゃん、カツラ?」と聞いた。<br /> 午後からのパートさんも、「あらやだ、クズ子ちゃんカツラみたいwwww」と言った。<br /><br /> 今すぐバリカンで頭丸めようかと思ったけど、突然店に浅見さんが来たのっで緊張した。<br /> どうやら、トレーナーが「クズ子が頭黒くした!」と電話をかけたらしい。<br /> でも浅見さんにも、「あんた、何それwwwwwwwwか、かつらじゃんwwwwww」と笑われた。<br /> もう二度と髪の毛は黒くしないと思った。</div>

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