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*二本木 狂花 #image(Nihongi_kamon11r_th.png) |&bold(){名前}|二本木 狂花(にほんぎ・きょうか)| |&bold(){危険度}|極めて高い| |&bold(){人間友好度}|低い| |&bold(){活動場所}|離れの開かずの間| |&bold(){種族}|人間| |&bold(){能力}|発狂する程度の能力| |&bold(){二つ名}|開けてはならぬ扉向こう| |&bold(){性格・特徴}|元来素直で人懐こい性格だったが、今は孤独で自棄な生き方をしている。| |&bold(){外見・特徴}|やや桃色がかった灰色のセミロングヘアで、目は大きく優しく垂れており、&br()細い眉、幼い鼻や口、柔らかい輪郭と相まって、ほんわかした雰囲気を漂わせる。&br()肌は雪のように白く、体の線は細く、物腰は柔らかく、外見は名家の令嬢そのも&br()の。ただ、それとは裏腹に、見るからに粗末な白装束を身に纏っており、&br()腕には痛々しいまでの包帯が巻かれている。| &bold(){解説} >幻想郷の人里の由緒ある屋敷の奥の開かずの間で、長い間幽閉生活を送っている。 > >外界で生まれた普通の人間だったが、知らない間に目覚めていた能力を発動した結果、 >取り返しのつかない事をしでかしてしまい、気が付くと、長い長い年月が過ぎ、 >彼女は人間の「敵」となっていた。 >正気に戻るも、知らない間にしでかした事の大きさに茫然自失となり、ただただ >被害者やその関係者に謝り続けるしか、為す術が無かった。 >その後、自身の能力のせいで周りから相手にされなくなり、存在自体を拒絶され、 >人里離れた山の中で力尽きて死ぬのを待つだけとなったが、冥い眠りに就く直前、 >つい能力をまた発動してしまい、正気に戻った時には、彼女の周りには数名の巫女と >思われる少女達の死体が転がっていた。彼女は自分のしでかした事の重大さをすぐに >理解し、ちょうど目の前にいる、かなりのダメージを負った大妖怪に対し土下座し、 >全身全霊で謝罪をした後、助命と衣食住の世話を懇願した。 >それは、彼女がこれ以上周りを傷つけないための配慮から来る、善意の願いだったが、 >された相手にとっては脅迫以外の何物でもなかった。 >大妖怪は、これ以上は彼女自身が苦しむだけだと考え、懇願を聞き入れる振りをしながら、 >背後から空間の綻びの中へ引きずり込み、心臓を杭で一突きした上に、全身をバラバラに >引き裂いた。 >…しかし、その直後、自身が作った亜空間の中で、自身よりはるかに恐ろしい物を見る >という不幸に見舞われてしまう。後に大妖怪は語る。彼女の「生首が怖かった」と。 >その時の模様は、記録に一切残らず、歴史からも消されており、今は知るよしも無いが、 >結論を言うと、「彼女は生きていた」。 >しかし、大妖怪の生涯最大の恐怖や危機と引き換えに、得るものは限りなく大きかった。 >彼女を消滅させる事は失敗したが、彼女を永久にこの世界から消し去るのには成功した。 >そう、彼女を幻想郷の中へ閉じ込めたのだ。 > >しかし、それで彼女の問題が解決するわけでもなく、幻想郷の人里でも以前と同様に >発狂からとんでもない事件を起こす事が何度かあり、妖怪と同様に恐怖の対象となる。 >紆余曲折を重ね、彼女には世界一不幸な男性が最初の婿としてあてがわれ、傍目からは >子沢山で栄えゆく幸せそうな家を築く事となり、その家の「代々の」当主が、彼女の >面倒を見る事となる。そう、幻想郷では珍しくも無い事だが、彼女は死ななかった。 >それどころか、老いる事すらなく、人妖か魔女の類ではないかと囁かれる事になる。 >世間から「化け物の棲む家」と白い目で見られ、これ以上肩身が狭くなるのを恐れた >家人は、次第に彼女を人目に付かない場所へ追いやるようになり、ついに幽閉される。 >子沢山で稼ぎも多く、裕福な家だったので、敷地を買い増し、家屋を広げ、元の家は >「離れ」として中庭に鎮座する事になり、その周りを広大な中庭で囲み、さらに周りを >ドーナツ状の広大な「母屋」が囲む事で、彼女の棲む部屋は、どの方角から見ても、 >屋敷の一番奥にある離れの中でも一番奥の「開かずの間」となる。 >家族からも拒絶され、唯一自分を拒絶しない世話係ですら、内心彼女を怖がっている >ような「ふし」があり、それを彼女自身が感じ取ってしまうため、もう誰にも心を許して >貰えないと諦めていた。正気でいる間はずっと後悔と自責の念に苛まれ、孤独に震え、 >もはや彼女の精神はボロボロだった。 > >そして、もう何時死んでもいい、発狂しても構うものかと、半ば投げやりとも言える >境地にまで落ちぶれ、自発的に能力を発動こそしないものの、何かあったらいつでも >狂ってやると、まるでそれを心待ちにしているかのような態度を露にする事も多くなった。 >何度か暴れ、何度も離れの屋敷を破壊したため、いつ汚損したり破れてもいいように、 >彼女の服は替えの効く粗末な白装束があてがわれるようになり、それが一張羅となる。 >彼女の腕に巻かれている包帯は、怪我を隠すためのものだが、彼女自身によるものでは >なく、家人が彼女の寝ている間に、こっそりと目が覚めないよう優しく手首を切りつけ、 >そのまま出血多量で二度と目覚めないよう「暗殺」を試みた傷痕を隠すためのものである。 >その家人の中に、世話係も含まれている可能性はあるが、彼女には知るよしもない。 >そして確実に言えるのは、護衛を兼ねている世話係の手引きが無ければそれすら到底 >不可能だったという事だ。 > >だが、そんな関係が長続きするはずも無く、子沢山で長生きな家系の中、世話係だけは >心労による自殺が多い短命が代々続いた。そのうち、家の中でも鼻つまみ者などが >世話係を押し付けられるようになり、一時は彼女の目の前にあまりにも奇人変人や屑の >類が集まるので、それが元で彼女が発狂してしまう事が多くなり、それではまずいと、 >彼女の機嫌を損ねない程度の礼節と、快く意思を疎通できる素直さを備えた人格者で、 >なおかつ冷遇しやすい立場の弱い人間が世話係にあてがわれるようになる。 >その最初の生贄となったのは、当主が外で作った愛人の子として冷や飯を食わされていた >まだ幼さの残る十代の少女である。その少女とは今でも表向き良好な関係が続いている。 > >彼女が幽閉されてから長い年月が経ち、いつしか世間は彼女の事を忘れ、彼女の棲む家は >人里の中でも由緒ある名家としての格を築くに至る。 >そんな中、人里に「名家の離れに棲む幽霊」の噂が広まるようになり、山の妖怪や、 >博麗の巫女、森の魔法少女の耳にも入る。しかし、その噂は、屋敷の人間による圧力で、 >あっという間に立ち消えとなる。当主に雇われた火消し部隊が色々な噂を流し始め、 >人々の興味が分散したためである。ちなみに彼らは幻想郷初の「火消し」となる。 >これら一連の動きにキナ臭さを感じ取った烏天狗の新聞記者は、この件を追うために、 >博麗の巫女と森の魔法少女をけしかける事になる。 > >それと時を同じくし、外の騒がしさを気配で感じ取った彼女は、にわかに外の世界が >恋しくなり、今一度、外で伸び伸びと生きたいと願うようになる。 >人生というにはあまりに長く生き過ぎ、もはや未練も無ければ体裁などどうでもよかった。 >彼女は世話係に、外で自分の事が噂になっているのでは?と鎌を掛けた後、自分が >千里眼や地獄耳も持っており、外の事など「まるっとお見通し」であると吹かしをこき、 >見事に術中に嵌めた後、近いうちに外から屋敷に乗り込んで来るであろう好事家からの >護衛を、世話係を通じ、屋敷の人間全員に命じた。 >これにより、本気で身の危険を感じた屋敷の当主は、全財産の大半をつぎ込み、 >慌てて幻想郷各地から集めた人妖で傭兵部隊を作り、彼女(から)の護衛軍にする有様。 >事情をあまり知らされていない傭兵達は、噂の真偽について話し合いながら、広い中庭で、 >離れをぐるりと囲むようにただ突っ立って、来るかどうかも分からない侵入者に備える。 > >傭兵部隊の中に潜り込ませた白狼天狗のスパイから情報を得た烏天狗の新聞記者は、 >屋敷の離れに秘密があると確信し、パンドラの箱を開けるため、そして面白そうな騒動を >さらに面白く広げるため、「屋敷の奥には監禁されている少女がいる」という噂を流し、 >博麗の巫女と森の魔法少女が出動するための、最後の一押しをした。 > >一方、守矢の風祝少女は、人助けのため無償で護衛を買って出ていたが、侵入者が来る >直前になり、洩矢の土着神から「何か屋敷のほうが悪者っぽいから協力をやめろだってさ」 >という伝令を受けたため、慌てて帰ろうとするも、途中で博麗の巫女や森の魔法使いと >バッタリ会ってしまい、護衛と間違われて襲われる羽目になる。 > >屋敷の中で、並み居る護衛を片っ端からふっ飛ばし、離れの開かずの間の入り口前を死守 >する世話係を激闘の末打ち倒した博麗の巫女と森の魔法少女は、遂に彼女の眼前に現れる。 >久々に、彼女の発狂を真正面から受け止められそうな、あの大妖怪以来の「サンドバッグ」 >を目の前にする事ができたという喜びで感極まった彼女は、もう思い残すことも、 >申し開きをする必要も無いとばかりに、言葉を交わす間もなく、「発狂した」。 &bold(){スペルカード} ・憤怒「鍵盤破壊の独逸少女」(Easy)&br()激昂「待ち切れない殺戮衝動」(Normal)&br()少女発狂中「ほわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」(Hard)&br()少女絶狂中「天皇陛下ばんざぁい!!!!!」(Lunatic) ・修羅「消された遊戯記録」(Easy)&br()暴走「半裸の錐揉み回転少女」(Normal)&br()滅我「黒靴叩頭百万回」(Hard)&br()芸術「リモコン一輪刺し」(Lunatic) ・忖度他心「ヴォイス・オブ・ユア・マインド」(Easy)&br()友愛精神「命を守るレーザーバリア」(Normal)&br()神の視座「百三十七億歳の宇宙」(Hard)&br()超越真理「万物は全て宇宙の揺らぎ」(Lunatic) ・超人伝説「フリードリヒ・ニーチェ」(Easy)&br()アフォリズム「神の死」(Normal)&br()超人発狂「カルロ・アルベルト広場にて」(Hard)&br()狂人伝説「人間ではないディオニュソス」(Lunatic) ・奇妙難題「ズンドコベロンチョって何?」(Easy)&br()危色凶色「アンラッキーカラーは黄色」(Normal)&br()危題難題「恐竜はどこへ行ったのか?」(Hard)&br()偽憶世界「蔭洲升に帰ろう」(Lunatic) ・暗黒天使「掘っても足りない一千万の墓穴」(Easy)&br()暗黒天使「掘っても足りない一億の墓穴」(Normal)&br()暗黒天使「掘っても足りない十億の墓穴」(Hard)&br()暗黒天使「掘っても足りない無限の墓穴」(Lunatic) ・木印少女「二本木狂花」(Easy)&br()木印少女「木違い狂花」(Normal)&br()危印少女「季違い花の狂い咲き」(Hard)&br()鬼印少女「季違い花の狂い咲き-満開-」(Lunatic)
*二本木 狂花 #image(Nihongi_kamon11r_th.png) |&bold(){名前}|二本木 狂花(にほんぎ・きょうか)| |&bold(){危険度}|極めて高い| |&bold(){人間友好度}|低い| |&bold(){活動場所}|離れの開かずの間| |&bold(){種族}|人間| |&bold(){能力}|発狂する程度の能力| |&bold(){二つ名}|開けてはならぬ扉向こう| |&bold(){性格・特徴}|元来素直で人懐こい性格だったが、今は孤独で自棄な生き方をしている。| |&bold(){外見・特徴}|やや桃色がかった灰色のセミロングヘアで、目は大きく優しく垂れており、&br()細い眉、幼い鼻や口、柔らかい輪郭と相まって、ほんわかした雰囲気を漂わせる。&br()肌は雪のように白く、体の線は細く、物腰は柔らかく、外見は名家の令嬢そのも&br()の。ただ、それとは裏腹に、見るからに粗末な白装束を身に纏っており、&br()腕には痛々しいまでの包帯が巻かれている。| &bold(){解説} >幻想郷の人里の由緒ある屋敷の奥の開かずの間で、長い間幽閉生活を送っている。 > >外界で生まれた普通の人間だったが、知らない間に目覚めていた能力を発動した結果、 >取り返しのつかない事をしでかしてしまい、気が付くと、長い長い年月が過ぎ、 >彼女は人間の「敵」となっていた。 >正気に戻るも、知らない間にしでかした事の大きさに茫然自失となり、ただただ >被害者やその関係者に謝り続けるしか、為す術が無かった。 >その後、自身の能力のせいで周りから相手にされなくなり、存在自体を拒絶され、 >人里離れた山の中で力尽きて死ぬのを待つだけとなったが、冥い眠りに就く直前、 >つい能力をまた発動してしまい、正気に戻った時には、彼女の周りには数名の巫女と >思われる少女達の死体が転がっていた。彼女は自分のしでかした事の重大さをすぐに >理解し、ちょうど目の前にいる、かなりのダメージを負った大妖怪に対し土下座し、 >全身全霊で謝罪をした後、助命と衣食住の世話を懇願した。 >それは、彼女がこれ以上周りを傷つけないための配慮から来る、善意の願いだったが、 >された相手にとっては脅迫以外の何物でもなかった。 >大妖怪は、これ以上は彼女自身が苦しむだけだと考え、懇願を聞き入れる振りをしながら、 >背後から空間の綻びの中へ引きずり込み、心臓を杭で一突きした上に、全身をバラバラに >引き裂いた。 >…しかし、その直後、自身が作った亜空間の中で、自身よりはるかに恐ろしい物を見る >という不幸に見舞われてしまう。後に大妖怪は語る。彼女の「生首が怖かった」と。 >その時の模様は、記録に一切残らず、歴史からも消されており、今は知るよしも無いが、 >結論を言うと、「彼女は生きていた」。 >しかし、大妖怪の生涯最大の恐怖や危機と引き換えに、得るものは限りなく大きかった。 >彼女を消滅させる事は失敗したが、彼女を永久にこの世界から消し去るのには成功した。 >そう、彼女を幻想郷の中へ閉じ込めたのだ。 > >しかし、それで彼女の問題が解決するわけでもなく、幻想郷の人里でも以前と同様に >発狂からとんでもない事件を起こす事が何度かあり、妖怪と同様に恐怖の対象となる。 >紆余曲折を重ね、彼女には世界一不幸な男性が最初の婿としてあてがわれ、傍目からは >子沢山で栄えゆく幸せそうな家を築く事となり、その家の「代々の」当主が、彼女の >面倒を見る事となる。そう、幻想郷では珍しくも無い事だが、彼女は死ななかった。 >それどころか、老いる事すらなく、人妖か魔女の類ではないかと囁かれる事になる。 >世間から「化け物の棲む家」と白い目で見られ、これ以上肩身が狭くなるのを恐れた >家人は、次第に彼女を人目に付かない場所へ追いやるようになり、ついに幽閉される。 >子沢山で稼ぎも多く、裕福な家だったので、敷地を買い増し、家屋を広げ、元の家は >「離れ」として中庭に鎮座する事になり、その周りを広大な中庭で囲み、さらに周りを >ドーナツ状の広大な「母屋」が囲む事で、彼女の棲む部屋は、どの方角から見ても、 >屋敷の一番奥にある離れの中でも一番奥の「開かずの間」となる。 >家族からも拒絶され、唯一自分を拒絶しない世話係ですら、内心彼女を怖がっている >ような「ふし」があり、それを彼女自身が感じ取ってしまうため、もう誰にも心を許して >貰えないと諦めていた。正気でいる間はずっと後悔と自責の念に苛まれ、孤独に震え、 >もはや彼女の精神はボロボロだった。 > >そして、もう何時死んでもいい、発狂しても構うものかと、半ば投げやりとも言える >境地にまで落ちぶれ、自発的に能力を発動こそしないものの、何かあったらいつでも >狂ってやると、まるでそれを心待ちにしているかのような態度を露にする事も多くなった。 >何度か暴れ、何度も離れの屋敷を破壊したため、いつ汚損したり破れてもいいように、 >彼女の服は替えの効く粗末な白装束があてがわれるようになり、それが一張羅となる。 >彼女の腕に巻かれている包帯は、怪我を隠すためのものだが、彼女自身によるものでは >なく、家人が彼女の寝ている間に、こっそりと目が覚めないよう優しく手首を切りつけ、 >そのまま出血多量で二度と目覚めないよう「暗殺」を試みた傷痕を隠すためのものである。 >その家人の中に、世話係も含まれている可能性はあるが、彼女には知るよしもない。 >そして確実に言えるのは、護衛を兼ねている世話係の手引きが無ければそれすら到底 >不可能だったという事だ。 > >だが、そんな関係が長続きするはずも無く、子沢山で長生きな家系の中、世話係だけは >心労による自殺が多い短命が代々続いた。そのうち、家の中でも鼻つまみ者などが >世話係を押し付けられるようになり、一時は彼女の目の前にあまりにも奇人変人や屑の >類が集まるので、それが元で彼女が発狂してしまう事が多くなり、それではまずいと、 >彼女の機嫌を損ねない程度の礼節と、快く意思を疎通できる素直さを備えた人格者で、 >なおかつ冷遇しやすい立場の弱い人間が世話係にあてがわれるようになる。 >その最初の生贄となったのは、当主が外で作った愛人の子として冷や飯を食わされていた >まだ幼さの残る十代の少女である。その少女とは今でも表向き良好な関係が続いている。 > >彼女が幽閉されてから長い年月が経ち、いつしか世間は彼女の事を忘れ、彼女の棲む家は >人里の中でも由緒ある名家としての格を築くに至る。 >そんな中、人里に「名家の離れに棲む幽霊」の噂が広まるようになり、山の妖怪や、 >博麗の巫女、森の魔法少女の耳にも入る。しかし、その噂は、屋敷の人間による圧力で、 >あっという間に立ち消えとなる。当主に雇われた火消し部隊が色々な噂を流し始め、 >人々の興味が分散したためである。ちなみに彼らは幻想郷初の「火消し」となる。 >これら一連の動きにキナ臭さを感じ取った烏天狗の新聞記者は、この件を追うために、 >博麗の巫女と森の魔法少女をけしかける事になる。 > >それと時を同じくし、外の騒がしさを気配で感じ取った彼女は、にわかに外の世界が >恋しくなり、今一度、外で伸び伸びと生きたいと願うようになる。 >人生というにはあまりに長く生き過ぎ、もはや未練も無ければ体裁などどうでもよかった。 >彼女は世話係に、外で自分の事が噂になっているのでは?と鎌を掛けた後、自分が >千里眼や地獄耳も持っており、外の事など「まるっとお見通し」であると吹かしをこき、 >見事に術中に嵌めた後、近いうちに外から屋敷に乗り込んで来るであろう好事家からの >護衛を、世話係を通じ、屋敷の人間全員に命じた。 >これにより、本気で身の危険を感じた屋敷の当主は、全財産の大半をつぎ込み、 >慌てて幻想郷各地から集めた人妖で傭兵部隊を作り、彼女(から)の護衛軍にする有様。 >事情をあまり知らされていない傭兵達は、噂の真偽について話し合いながら、広い中庭で、 >離れをぐるりと囲むようにただ突っ立って、来るかどうかも分からない侵入者に備える。 > >傭兵部隊の中に潜り込ませた白狼天狗のスパイから情報を得た烏天狗の新聞記者は、 >屋敷の離れに秘密があると確信し、パンドラの箱を開けるため、そして面白そうな騒動を >さらに面白く広げるため、「屋敷の奥には監禁されている少女がいる」という噂を流し、 >博麗の巫女と森の魔法少女が出動するための、最後の一押しをした。 > >一方、守矢の風祝少女は、人助けのため無償で護衛を買って出ていたが、侵入者が来る >直前になり、洩矢の土着神から「何か屋敷のほうが悪者っぽいから協力をやめろだってさ」 >という伝令を受けたため、慌てて帰ろうとするも、途中で博麗の巫女や森の魔法使いと >バッタリ会ってしまい、護衛と間違われて襲われる羽目になる。 > >屋敷の中で、並み居る護衛を片っ端からふっ飛ばし、離れの開かずの間の入り口前を死守 >する世話係を激闘の末打ち倒した博麗の巫女と森の魔法少女は、遂に彼女の眼前に現れる。 >久々に、彼女の発狂を真正面から受け止められそうな、あの大妖怪以来の「サンドバッグ」 >を目の前にする事ができたという喜びで感極まった彼女は、もう思い残すことも、 >申し開きをする必要も無いとばかりに、言葉を交わす間もなく、「発狂した」。 &bold(){スペルカード} ・憤怒「鍵盤破壊の独逸少女」(Easy)&br()激昂「待ち切れない殺戮衝動」(Normal)&br()少女発狂中「ほわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」(Hard)&br()少女絶狂中「天皇陛下ばんざぁい!!!!!」(Lunatic) ・修羅「消された遊戯記録」(Easy)&br()暴走「半裸の錐揉み回転少女」(Normal)&br()滅我「黒靴叩頭百万回」(Hard)&br()芸術「リモコン一輪刺し」(Lunatic) ・忖度他心「ヴォイス・オブ・ユア・マインド」(Easy)&br()友愛精神「命を守るレーザーバリア」(Normal)&br()神の視座「百三十七億歳の宇宙」(Hard)&br()超越真理「万物は全て宇宙の揺らぎ」(Lunatic) ・超人伝説「フリードリヒ・ニーチェ」(Easy)&br()アフォリズム「神の死」(Normal)&br()超人発狂「カルロ・アルベルト広場にて」(Hard)&br()狂人伝説「人間ではないディオニュソス」(Lunatic) ・奇妙難題「ズンドコベロンチョって何?」(Easy)&br()危色凶色「アンラッキーカラーは黄色」(Normal)&br()危題難題「恐竜はどこへ行ったのか?」(Hard)&br()偽憶世界「蔭洲升に帰ろう」(Lunatic) ・暗黒天使「掘っても足りない一千万の墓穴」(Easy)&br()暗黒天使「掘っても足りない一億の墓穴」(Normal)&br()暗黒天使「掘っても足りない十億の墓穴」(Hard)&br()暗黒天使「掘っても足りない無限の墓穴」(Lunatic) ・木印少女「二本木狂花」(Easy)&br()木印少女「木違い狂花」(Normal)&br()危印少女「季違い花の狂い咲き」(Hard)&br()鬼印少女「季違い花の狂い咲き-満開-」(Lunatic) &bold(){二本木家の家紋「木違い(きたがい)紋」} #center(){{{ ・正式版&br()&image(Nihongi_kamon11r_th.png) ・簡略版&br()&image(Nihongi_kamon10r_th.png) }}}

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