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*智華千流乃
|&bold(){名前}|智華 千流乃(ともはな・ちるの)|
|&bold(){危険度}|高|
|&bold(){人間友好度}|良好|
|&bold(){活動場所}|とある平行世界の日本国H県十王町|
|&bold(){種族}|人間|
|&bold(){能力}|動きを遅くする程度の能力&br()↓&br()動を静にする程度の能力&br()↓&br()あらゆる動く物を止める程度の能力|
|&bold(){二つ名}|太陽の顔をした氷の少女|
|&bold(){性格・特徴}|天真爛漫、バカ。|
|&bold(){職業}|小学生|
|&bold(){所在}|とある平行世界の日本国H県十王町|
|&bold(){年齢}|小学校低学年~中学年程度|
|&bold(){趣味}|田んぼの蛙にイタズラする事|
|&bold(){登場作品、SS}|なし|
|&bold(){特技}|?|
|&bold(){身長}|普通|
|&bold(){体重}|普通|
|&bold(){外見・服装}|ショートボブの黒髪だが、前髪に一筋の白髪があり、そこだけ水色に染めている。&br()つり目気味のつぶらな瞳で、元々よく笑う顔だが、&br()周囲から迫害されるにつれ、徐々に無表情となっていく。&br()寒色系のワンピースを好んで着る。&br()背丈は平均的な小学校低学年から中学年くらい。|
|&bold(){関係人物}|大場 妖精(無二の親友)|
&bold(){解説}
>とある平行世界の日本国H県十王町に住んでいた小学生の女の子。
>
>生まれた時から異能に目覚めており、動いているものを遅くする能力があった。
>最初は慌ただしいものを若干静める程度のものであり、そばにいるだけで心が安らぐ愛娘として、両親から愛情たっぷりに育てられたが、小学校に入って間もなく両親をドライブ中の事故で亡くし、祖母の家に預けられ、そこから同じ学校に通った。
>しかし、祖母はそれから程なく老衰による心不全で亡くなり、祖母の家に越してきた叔父叔母夫婦に育てられる事になった。
>
>経済的に困る事は無かったが、彼女の周りでペットの突然死が多発するようになり、義理の叔母から何となく気味悪がられたのを切っ掛けに、叔父からも冷たくされ、家庭内で孤立するようになった。
>それから程なくして叔母が両足に麻痺を感じるようになり、急速に悪化した末、遂には寝たきりになり、そして次の日に心不全で亡くなってしまった。
>
>相次ぐ身内の不幸に、叔父からは何らかの不幸を呼び込んでいると疑われ、叔父は彼女を置いたまま逃げるように家を飛び出し遠くに引っ越してしまう。
>ただし、叔父はその後何事も無く平穏に過ごしたものの、何時自分の身に不幸が降りかかってくるかと怯える毎日を過ごし続け、心労が祟って早死してしまった。
>
>親戚中で彼女が不幸を呼び込むと噂され、誰にも引き取ってもらえないまま、たった一人で祖母の残した家に置き去りにされ、その後、後見人を名乗る弁護士に財産を管理してもらったが、一度会ったきりでそれから一度も顔を見せず、彼女の財産は弁護士に好き勝手に流用されたばかりか、弁護士の友達を名乗る怖い人に家からつまみ出されて市内にある施設に預けられ、家を何者かに取られてしまった。
>
>そして学校では、最初は勉強ができないとバカにされたのが些細な切っ掛けで、イジメっ子グループの標的にされたが、学年が変わる頃にイジメっ子達全員が突然学校を休み、そのまま二度と登校して来なくなる事が数回あった。
>クラス替えがある度に、同じ事が繰り返され、いなくなる頻度も徐々に多くなっていったため、そのうち彼女は学年中で「太陽の振りした氷女」と噂されるようになり、一人の親友を除いて、誰も近寄って来なくなった。
>
>ただ、勘違いしないで欲しい。彼女は「何もしていない」のだ。
>
>孤立する中、ただ一人彼女を理解し守ってくれる親友がいた。
>その子とは「だいちゃん」「ちるちゃん」と呼び合う仲だったが、千流乃が施設に移り住んだ頃から、よく貧血で倒れるようになり、徐々にではあるが、両足に血液が届かなくなる病気に侵され、車椅子に乗りながら病院と学校を行き来するようになった。
>千流乃は気付かなかったが、前触れはあった。
>
>元々足が速く運動神経が良い彼女だったが、千流乃と友達になってから、徐々に体育の成績が下がり、運動をしても動きが緩慢になったり、転んだりする事が多くなっていった。
>千流乃といる時だけ、何となく全身の体温が下がるというか、テンションが遅くなり、離れた後でも元には戻らないという感覚はあったのだが、優しい彼女は嫌な顔一つせず、周囲が何と言おうと千流乃には何も言わずにいたのだ。
>そのせいで自分までもが孤立する羽目になっても。
>
>病気になった彼女は千流乃が見舞いに来るたびに、全身の血流が遅くなる感覚に見舞われ、急速に容態が悪化していくが、決して千流乃のせいだとは思わなかった。
>そして、死期を悟った彼女は、親友が心配そうに見守る中、何事も無かったかのように笑って見せ、親友から「自分と一緒にいるせいで病気になったんじゃないか」と心に秘めていた不安を打ち明けられた時も、笑って否定し、変わらない友情を誓ったその日の夕方、心不全で亡くなった。
>
>親友の突然の訃報に、千流乃は大急ぎで病院まで駆け付けたが、動かなくなった親友が再び目を覚ます事は無く、彼女がいくら心の中で願っても、止まった心臓が再び動き始める事はなかった。
>
>唯一無二の親友を失った彼女は、病院からの帰り道、道路脇の田んぼで鳴いている蛙に目を向け、それをゆっくり手に取り、心の中で「止まれ」と念じ続けた。
>すると、蛙の鳴き声は徐々に遅くなり、ついに蛙は鳴くのを止め、動かなくなった。
>
>この瞬間、彼女は自分の能力を自覚した。
>
>今までの周囲の不幸が彼女の中で一気にフラッシュバックし、全て自分のせいであると思ってしまった彼女は、発狂したかのような顔で泣き叫びながら、全速力で親友がいるはずの病院まで走り続けた。
>病院に到着した後は、看護師の制止を振り切りながら、親友がいた病室に入ったが、蛻の殻になったベッドを見てすぐに引き返し、親友の自宅まで走って行った。
>親友宅に着いてすぐ、訝る親友の両親に対し「だいちゃんの顔を見たい」と頼み込み、有無を言わさぬ視線を送る事で沈黙させ、通夜のために純白の布団に寝かされている親友の亡骸を目の前にし、「あたいもだいちゃんと同じ所に行くからね」と呟いた。
>そして、布団に向かって縋りつくように倒れこみ、彼女はそのまま動かなくなった。
>
>彼女の急変に気付いた親友の両親が、すぐに救急車を呼び、病院へ運ばれたが、既に息を引き取った後であり、身寄りの無い彼女はそのまま無縁仏となる所だったが、親友の両親が自分たちの娘と一緒の葬式を行い、同じ墓に埋葬すると決めた事で、彼女は親友と一緒に永い眠りに就く事となった。
*智華千流乃
|&bold(){名前}|智華 千流乃(ともはな・ちるの)|
|&bold(){危険度}|高|
|&bold(){人間友好度}|良好|
|&bold(){活動場所}|とある平行世界の日本国H県十王町|
|&bold(){種族}|人間|
|&bold(){能力}|動きを遅くする程度の能力&br()↓&br()動を静にする程度の能力&br()↓&br()あらゆる動く物を止める程度の能力|
|&bold(){二つ名}|太陽の顔をした氷の少女|
|&bold(){性格・特徴}|天真爛漫、バカ。|
|&bold(){職業}|小学生|
|&bold(){所在}|とある平行世界の日本国H県十王町|
|&bold(){年齢}|小学校低学年~中学年程度|
|&bold(){趣味}|田んぼの蛙にイタズラする事|
|&bold(){登場作品、SS}|なし|
|&bold(){特技}|?|
|&bold(){身長}|普通|
|&bold(){体重}|普通|
|&bold(){外見・服装}|ショートボブの黒髪だが、前髪に一筋の白髪があり、そこだけ水色に染めている。&br()つり目気味のつぶらな瞳で、元々よく笑う顔だが、&br()周囲から迫害されるにつれ、徐々に無表情となっていく。&br()寒色系のワンピースを好んで着る。&br()背丈は平均的な小学校低学年から中学年くらい。|
|&bold(){関係人物}|[[大場 妖精(無二の親友)>http://www42.atwiki.jp/kkrkki/pages/442.html]]|
&bold(){解説}
>とある平行世界の日本国H県十王町に住んでいた小学生の女の子。
>
>生まれた時から異能に目覚めており、動いているものを遅くする能力があった。
>最初は慌ただしいものを若干静める程度のものであり、そばにいるだけで心が安らぐ愛娘として、両親から愛情たっぷりに育てられたが、小学校に入って間もなく両親をドライブ中の事故で亡くし、祖母の家に預けられ、そこから同じ学校に通った。
>しかし、祖母はそれから程なく老衰による心不全で亡くなり、祖母の家に越してきた叔父叔母夫婦に育てられる事になった。
>
>経済的に困る事は無かったが、彼女の周りでペットの突然死が多発するようになり、義理の叔母から何となく気味悪がられたのを切っ掛けに、叔父からも冷たくされ、家庭内で孤立するようになった。
>それから程なくして叔母が両足に麻痺を感じるようになり、急速に悪化した末、遂には寝たきりになり、そして次の日に心不全で亡くなってしまった。
>
>相次ぐ身内の不幸に、叔父からは何らかの不幸を呼び込んでいると疑われ、叔父は彼女を置いたまま逃げるように家を飛び出し遠くに引っ越してしまう。
>ただし、叔父はその後何事も無く平穏に過ごしたものの、何時自分の身に不幸が降りかかってくるかと怯える毎日を過ごし続け、心労が祟って早死してしまった。
>
>親戚中で彼女が不幸を呼び込むと噂され、誰にも引き取ってもらえないまま、たった一人で祖母の残した家に置き去りにされ、その後、後見人を名乗る弁護士に財産を管理してもらったが、一度会ったきりでそれから一度も顔を見せず、彼女の財産は弁護士に好き勝手に流用されたばかりか、弁護士の友達を名乗る怖い人に家からつまみ出されて市内にある施設に預けられ、家を何者かに取られてしまった。
>
>そして学校では、最初は勉強ができないとバカにされたのが些細な切っ掛けで、イジメっ子グループの標的にされたが、学年が変わる頃にイジメっ子達全員が突然学校を休み、そのまま二度と登校して来なくなる事が数回あった。
>クラス替えがある度に、同じ事が繰り返され、いなくなる頻度も徐々に多くなっていったため、そのうち彼女は学年中で「太陽の振りした氷女」と噂されるようになり、一人の親友を除いて、誰も近寄って来なくなった。
>
>ただ、勘違いしないで欲しい。彼女は「何もしていない」のだ。
>
>孤立する中、ただ一人彼女を理解し守ってくれる親友がいた。
>その子とは「だいちゃん」「ちるちゃん」と呼び合う仲だったが、千流乃が施設に移り住んだ頃から、よく貧血で倒れるようになり、徐々にではあるが、両足に血液が届かなくなる病気に侵され、車椅子に乗りながら病院と学校を行き来するようになった。
>千流乃は気付かなかったが、前触れはあった。
>
>元々足が速く運動神経が良い彼女だったが、千流乃と友達になってから、徐々に体育の成績が下がり、運動をしても動きが緩慢になったり、転んだりする事が多くなっていった。
>千流乃といる時だけ、何となく全身の体温が下がるというか、テンションが遅くなり、離れた後でも元には戻らないという感覚はあったのだが、優しい彼女は嫌な顔一つせず、周囲が何と言おうと千流乃には何も言わずにいたのだ。
>そのせいで自分までもが孤立する羽目になっても。
>
>病気になった彼女は千流乃が見舞いに来るたびに、全身の血流が遅くなる感覚に見舞われ、急速に容態が悪化していくが、決して千流乃のせいだとは思わなかった。
>そして、死期を悟った彼女は、親友が心配そうに見守る中、何事も無かったかのように笑って見せ、親友から「自分と一緒にいるせいで病気になったんじゃないか」と心に秘めていた不安を打ち明けられた時も、笑って否定し、変わらない友情を誓ったその日の夕方、心不全で亡くなった。
>
>親友の突然の訃報に、千流乃は大急ぎで病院まで駆け付けたが、動かなくなった親友が再び目を覚ます事は無く、彼女がいくら心の中で願っても、止まった心臓が再び動き始める事はなかった。
>
>唯一無二の親友を失った彼女は、病院からの帰り道、道路脇の田んぼで鳴いている蛙に目を向け、それをゆっくり手に取り、心の中で「止まれ」と念じ続けた。
>すると、蛙の鳴き声は徐々に遅くなり、ついに蛙は鳴くのを止め、動かなくなった。
>
>この瞬間、彼女は自分の能力を自覚した。
>
>今までの周囲の不幸が彼女の中で一気にフラッシュバックし、全て自分のせいであると思ってしまった彼女は、発狂したかのような顔で泣き叫びながら、全速力で親友がいるはずの病院まで走り続けた。
>病院に到着した後は、看護師の制止を振り切りながら、親友がいた病室に入ったが、蛻の殻になったベッドを見てすぐに引き返し、親友の自宅まで走って行った。
>親友宅に着いてすぐ、訝る親友の両親に対し「だいちゃんの顔を見たい」と頼み込み、有無を言わさぬ視線を送る事で沈黙させ、通夜のために純白の布団に寝かされている親友の亡骸を目の前にし、「あたいもだいちゃんと同じ所に行くからね」と呟いた。
>そして、布団に向かって縋りつくように倒れこみ、彼女はそのまま動かなくなった。
>
>彼女の急変に気付いた親友の両親が、すぐに救急車を呼び、病院へ運ばれたが、既に息を引き取った後であり、身寄りの無い彼女はそのまま無縁仏となる所だったが、親友の両親が自分たちの娘と一緒の葬式を行い、同じ墓に埋葬すると決めた事で、彼女は親友と一緒に永い眠りに就く事となった。
&big(){親友の&bold(){大場 妖精(おおば・あやせ)}の記事は&bold(){[[コチラ>http://www42.atwiki.jp/kkrkki/pages/442.html]]}。}
&sizex(5){彼女達がこの後どうなったか知りたい人は、&bold(){[[コチラ>http://www42.atwiki.jp/kkrkki/pages/443.html]]}の記事をどうぞ。}