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*稗田 和求 |&bold(){名前}|稗田 和求(ひえだのわきゅう)| |&bold(){種族}|人間| |&bold(){能力}|一度見た物を忘れない程度の能力| |二つ名|妄想郷の記憶| 愚問史紀の著者である少女、稗田分家の一つに生まれた存在。 本来ならば愚問持の能力を持つ彼女が阿求となるはずだったが、 一切の記憶を受け継いでいないために生まれていない存在として扱われることに。 そこで彼女は存在し得ない、語ることを禁じられた存在たちを記録し、 妄想郷縁起『愚問史紀』という書物を編纂し、自分なりの生きた証を残そうとしている。 隠し子という扱いゆえか他人に心を許すことはなく、言葉は辛辣で剣呑な雰囲気を持つ。 人当たりも悪く、誰とも仲良くしようとはしないが本当は人との関わりを欲している。 御阿礼の子でないはずの彼女だが30を数えることなく病によって命を落とす。 彼女が書き残した愚問史紀は分家の蔵に保管され、誰の目にもつくことはない。 しかし、ある侍女がその蔵を掃除している時に、愚問史紀の記述が増えていることに気づく。 誰も触れない、知らないはずの書物に一枚、また一枚と頁が加わっていく。 阿求という真の御阿礼の子が生まれても尚、その記述は増え続けている。 同じ筆跡で、されどまったく違う文面で、いくつもいくつも愚かしき記憶は紡がれ続けている。 稗田の者は誰もがこの忌まわしき存在を必死に隠した。 そんな者はいなかったと、そんな物は存在しないと。 だが、その少女は知っていた、たまに思い出したように開くと、 見知らぬ記憶がまた一頁、また一頁と紡がれていくその不可思議な本を。 そしてその少女は待っていた、いつの日かこの本の少女が独白を綴るその時を。 >愚問史紀の著者である。

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